山県市
| やまがたし 山県市 | |
|---|---|
|
伊自良湖 | |
| 国 |
|
| 地方 | 中部地方、東海地方 |
| 都道府県 | 岐阜県 |
| 団体コード | 21215-6 |
| 法人番号 | 6000020212156 |
| 面積 |
221.98km2 |
| 総人口 |
26,171人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) |
| 人口密度 | 118人/km2 |
| 隣接自治体 | 岐阜市、関市、本巣市 |
| 市の木 | 栗 |
| 市の花 | ききょう |
| 山県市役所 | |
| 市長 | 林宏優 |
| 所在地 |
〒501-2192 岐阜県山県市高木1000番地1 北緯35度30分22秒東経136度46分52.9秒 |
| 外部リンク | 山県市 |
| ウィキプロジェクト | |
山県市(やまがたし)は、岐阜県にある市。旧美濃国(岐阜県南部)の中央よりやや西寄りで、岐阜市の北側にあり、岐阜地区に位置づけられる。
目次
地理[編集]
山[編集]
- 舟伏山
- 釜ヶ谷山
- 相戸岳
- 如来ヶ岳
- 岸見山
- 竜興寺山
- 古城山
- 天狗城
- 源太峰
- 大黒山
河川[編集]
湖[編集]
隣接する自治体[編集]
歴史・沿革[編集]
- 山県市の名は市制施行前の山県郡から採られたものである。この山県(山縣)の地名は古くは山方と表記され、山方とは読んで字の通り山の方(やまのかた、山の方面)を意味し、昔から当地が山の方にある集落であったためにこの名がついたと考えられている。「ヤマガタ」の名は奈良時代以前に既に存在していたことが、現存する日本最古の戸籍の一つである大宝2年(702年)の「御野国山方郡三井田里戸籍」(正倉院文書)より分かっている。律令制において御野国(みののくに)は現在の岐阜県美濃地方を中心とする地域、山方郡(やまかたのこおり)とは現在の山県市の一帯を指していた。
- 平安時代中期から室町時代中期まで、美濃源氏の一派として山県郡から発祥した美濃山県氏が存続した。この一族は清和源氏多田頼綱の三男、源国直がこの地を地盤として山県氏を号したことに始まる。美濃山県氏は甲斐山県氏、安芸山県氏それぞれの源氏系の山県氏の祖となり、後にこれらの庶流から出た甲斐武田家の譜代家老の山県昌景(甲斐源氏)、山縣有朋(安芸源氏)等が名乗った山県(縣)姓は、当地の地名が由来となっている。尚、山県氏の発祥と同時期に土岐郡においては同じ摂津源氏から源国直の叔父である源国房が土岐氏を興した。山県氏や土岐氏の主な家紋である桔梗紋は、山県市の市花の桔梗であり、両氏族の山県郡との繋がりを物語っている。
- 同名の山県郡 (広島県)は同地に流罪にされた源国直がそのまま山県姓を名乗ったことを発祥とする地名である。
- 2003年4月1日、岐阜県山県郡の高富町、伊自良村、美山町が合併し、人口3万1千人の市として発足した。この合併で山県郡の名は消えたが、郡域はそのまま山県市として継承された。市役所は、旧高富町役場に置かれた。美山、伊自良の町村役場は、市役所の支所として引き続き運営されている。
人口[編集]
| 山県市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 山県市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 山県市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
山県市(に相当する地域)の人口の推移![]() ► | |
| 総務省統計局 国勢調査より | |
市政[編集]
歴代市長[編集]
| 代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
|---|---|---|---|
| 初-2代 | 平野元 | 2003年4月27日 | 2011年4月26日 |
| 3-4代 | 林宏優 | 2011年4月27日 | 現職 |
出来事・事件等[編集]
- 2003年の初代市長の選挙には立候補者が一人のみで、4月20日に平野元(前高富町長)の無投票当選が決まった。次の市長選も平野元(現職)の無投票当選が決まった。市議会の議員定数は22人だが、2004年4月まで旧町村の議員(定数42)が引き続き議員を務めた。
- 2004年の山県市議会議員選挙において、山県市議ら数名が、条例で公費負担が認められていないはがき代や定められた枚数を超えるポスター代を市に請求していたことが2007年に発覚した。市議とその関係者ら計12名が詐欺容疑で書類送検されたが、不起訴処分となっている。ポスター代を水増しした市議のうち5名は辞職した(1名の市議と1名の県議は辞職しなかった)。この事件をきっかけに、他自治体でも同様の事件が発覚することになった。
公共施設[編集]
警察[編集]
- 本部
- 交番
- 署所在地交番(山県市高富)
- 駐在所
- 美山駐在所(山県市谷合)
- 伊自良警察官駐在所(山県市大門)
- 西武芸警察官駐在所(山県市岩佐)
- 乾警察官駐在所(山県市出戸)
消防[編集]
- 本部
- 消防署
- 南消防署(山県市高木)
- 北消防署(山県市笹賀)
医療[編集]
郵便局[編集]
運動施設[編集]
文化施設[編集]
- 岐阜県県政資料館(2009年閉館)
経済[編集]
山県市南方に位置する岐阜市や愛知県一宮市などでは繊維業が盛んであった。その関連産業として、木材の調達が容易な山県市では木管(織機に入れる糸巻きの芯)の製作を担う工場が多くあった。これが旋盤加工を得意とする職人を多く輩出し、太平洋戦争後の水栓バルブ産業につながる。現在でも美山地区には水栓バルブ関連企業が多数集積しており、水栓バルブ市場における全国シェアも非常に高い。
戦後しばらくするまでは松茸の産地として有名であった。しかし、山間部における燃料が薪や木炭からガスへと移行すると、山へ入る人が少なくなり、落枝や落ち葉が多く残り、土壌の富栄養化と高湿度化が進んだ。結果、松茸の生育には適さなくなり、現在では数軒の松茸問屋を残すのみである。
主な企業[編集]
姉妹都市・提携都市[編集]
海外[編集]
- 姉妹都市
教育[編集]
高等学校[編集]
- 県立
中学校[編集]
- 市立
小学校[編集]
- 市立
- 山県市立伊自良北小学校
- 山県市立伊自良南小学校
- 山県市立美山小学校(2010年、山県市立西武芸小学校、山県市立乾小学校、山県市立富波小学校を統合)
- 山県市立いわ桜小学校
- 山県市立梅原小学校
- 山県市立大桑小学校
- 山県市立桜尾小学校
- 山県市立高富小学校
- 山県市立富岡小学校
保育園・幼稚園[編集]
- 高富保育園
- 富岡保育園
- 梅原保育園
- 大桜保育園
- 伊自良保育園
- みやま保育園
- 富波保育園
- いわ桜保育園
- 私立はなぞの北幼稚園
交通[編集]
鉄道[編集]
市内に鉄道路線はない。最寄り駅は名鉄岐阜駅またはJR岐阜駅。昔は、岐阜市北端の山県市(当時は高富町)に隣接する名鉄高富線高富駅が頻繁に利用されていた。乗客数は多かったが、輸送力不足で路線バスに転換され、廃線となった。美山地区からは樽見鉄道の樽見駅(本巣市根尾)にも近いが、そこへ向かうバス路線はない。
バス路線[編集]
また、岐阜駅・名鉄岐阜駅方面から高富以北へ向かうバスは山県市内では山県市自主運行バスとして運行されるため、岐北病院以南の岐阜バスの路線バスとしての運行区間とは料金体系が異なる。
この他、ハーバスと呼ばれる市内各所を結ぶバスも運行されている(全便休日運休、一部便は平日の月・水・金曜日のみ運行)。詳細は山県市自主運行バスの項を参照。
なお、旧伊自良村の公共交通機関はハーバスのみのため、日曜・祝日に公共交通機関で旧伊自良村を訪れることはできないので注意。
道路[編集]
メディア[編集]
観光[編集]
名所・旧跡[編集]
- 主な城郭
- 大桑城跡
- 谷合城跡
- 主な寺院
- 主な神社
- その他
観光スポット[編集]
- 河川景観
- 円原川の伏流水
- 瀬見峡
- 弥十郎の滝
- ごろごろの滝
- 金鶏の滝
- 武儀川
美山地区を流れる清流。鮎釣りや川遊びで知られ、地元の小中高生が橋から飛び込みをすることがある。美山観光やなや、マルキ美山店前の橋から飛び込みが有名。
- 地形景観
- 九合の洞窟
- 動物
- 植物
観光キャラクター「山県さくら」[編集]
観光客誘致のために、「山県さくら」という架空の美少女キャラクターを設定している[1]。市内の運送業者などの協力を得て、山県さくらを荷台に描いた痛車トラック41台を走らせて市を宣伝する取り組みも行っている[2]。
祭事・催事[編集]
- 山県市ふるさと栗まつり
毎年10月第一日曜日に開催される。山県市最大の祭り。四国山香りの森公園で開催されている。利平栗発祥の地として利平栗をPRするために盛大に開催されている。100近いバザーが開かれており、栗おこわや焼き栗、栗きんとんなど栗の美味しさを生かした様々な食べ物が販売されている。また、1日に3回程度、栗のつかみ取りがタダで行われている。ステージでは、ラジオの公開録音や、市に関するクイズ大会、ビンゴ大会や、伝統芸能披露、高富中学校生徒によるソーラン節、レクリエーション、キャラクターショー、和太鼓演奏、大物歌手(美川憲一や氷川きよし、八代亜紀など)が登場し歌ったり、有名な芸能人(えなりかずきなど)によるトークもあったりする。また、この祭りの前日夜には前夜祭も盛大に行われ、和太鼓演奏や、伝統芸能披露、少年少女によるダンス、花火も打ち上げられる。
- みやま川祭り
毎年8月最終土曜に西武芸橋近辺で開催される。みやま保育園の園児・美山地区の全小中学校・山県高校の生徒の作品と一般のサークル・個人の作品、合わせて約1, 000個の燈籠が武儀川の川面や西武芸橋とその周辺に飾られ、幽玄な雰囲気をかもし出す。また、周辺には夜店も並び、踊り、太鼓演奏等のイベントも行われる。前日夜には前夜祭も行われ、静かな雰囲気の中で燈籠を楽しむことができる。
- いじら湖桜まつり
- 柿野まつり
毎年4月第二日曜に柿野地内の垣野、清瀬両神社(ヤマトタケルノミコト兄弟)が御旅所で再会することを祝い、神事が執り行われる。柿野神楽、山車も催され素朴な且つ、神妙な祭りが催される。
- いじら湖もみじ・野菜祭り
名産品・特産品[編集]
- 美山バルバリー(鴨)
- 美山観光やな(鮎)
- 利平栗
- ハヤシライス
- 松茸
- 雉料理
- 美濃よめなすび(ナス)
- 奥美濃古地鶏味噌漬
- きのこ太鼓
- いじら手づくり味噌
- 柿
- 桑の木豆
- 鴨のくんせい
- 手延べうどん
- 美山こんにゃく
- アマゴ、マスの甘露煮
- 和菓子「みやまの香り」
出身有名人[編集]
- 明智光秀(出生地は現在の可児市など諸説ある)
- 早矢仕有的(実業家、丸善創業者)
- 臼井甕男(「臼井靈氣療法」創始者)
- 大野伴睦(政治家、元衆議院議長、自由民主党副総裁)
- 古田紹欽(仏教学者)
- 大野明(政治家 労働大臣、運輸大臣 大野伴睦四男)
- 大野つや子(元参議院議員、大野明夫人)
脚注・出典[編集]
外部リンク[編集]
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