岐阜県第1区

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日本の旗岐阜県第1区
衆議院小選挙区 岐阜県2.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 岐阜市(旧柳津町域を除く)
(2017年7月16日現在)
比例区 東海ブロック
設置年 1994年
選出議員 野田聖子
有権者数 (2017年7月区割変更前)
329,774人
1.41 倍(一票の格差福島4区との比較)
総務省・2016年9月2日)
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岐阜県第1区(ぎふけんだい1く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域[編集]

歴史[編集]

1996年の第41回衆議院議員総選挙では、当時自民党では唯一の女性衆議院議員として注目された野田聖子社会党出身で、自社連立政権では内閣官房副長官を務めた後旧民主党に転じた渡辺嘉蔵、そして通産省官僚出身で、自民党から新生党を経て新進党公認となった松田岩夫の3人の前職が対決する激しい選挙戦を繰り広げた。自民党を離党した松田への反発や自民党岐阜県連に大きな影響力を持っている自民党岐阜市連が結束して全面支援したこともあり、野田が当選した。松田はこの落選後第18回参議院議員通常選挙に立候補し、当選している(後に民主党に入党し、さらに自民党へ復党)。この選挙以来、野田が3回連続で当選していた。

2005年の第44回衆議院議員総選挙では、野田が郵政民営化法案に反対票を投じたことから自民党の公認を得られず、自民党が新たに公認した落下傘候補(選挙当時は「女性刺客」とも呼ばれた)の佐藤ゆかりとの激しい戦いとなったが、野田が制し5選。小選挙区で負けた佐藤は、重複立候補していた比例東海ブロックでは名簿登載順位が1位と優遇されていたこともあり、復活当選した。

選挙当時はマドンナ対決とマスメディアに大々的に報道され、大物政治家らが応援に来るなど全国的な注目区となった。この選挙では、自民党岐阜県連が党本部公認の佐藤を応援せずに対立候補の野田を支援したため、選挙後処分が行われた(岐阜1区騒動)。

その後、野田が自民党に復党し、佐藤とともにどちらが自民党の公認を得るかが焦点となったが、野田の公認が決定、佐藤は2008年2月に東京5区に転出することが決定した。

しかし、佐藤が転出した後の立命館高校誘致(市岐阜商廃止)問題で岐阜市の自民党会派は分裂し、野田派11人と佐藤派13人の市議達の対立が起こった[1]。8月に行われた野田の事務所開きでも佐藤派の県議市議達は欠席しており[2]、ここでも岐阜1区分裂騒動でのしこりが未だに残っていることを露呈した。

2009年7月21日衆議院解散後、自民党への不信感から岐阜市自民党の白山支部が対立候補である民主党柴橋正直の支援に動き[3]、解散していた佐藤の後援会連合会の元役員20人も柴橋支援を決定した。さらに参議院議員であった笠原潤一(故人)の次女多見子も、自民党と野田への不信から離党届を提出し、県議を辞職[4]、柴橋の支援を表明した。第45回衆議院議員総選挙では、全国的な民主党への追い風に乗る形で、柴橋が野田を抑え当選、岐阜1区で民主党が初めて議席を得た。小選挙区で敗れた野田は重複立候補していた比例東海ブロックで復活当選した。また、柴橋の応援に回った笠原も民主党から比例東海ブロックに単独立候補し、名簿登載順位が34位と下位であったが、民主党の大勝を受けて当選した。

2012年第46回衆議院議員総選挙では、民主党公認を得た柴橋と、民主党を除籍され日本未来の党に移籍した笠原がそれぞれ立候補し分裂したこともあり、野田が小選挙区で勝利。柴橋、笠原はいずれも比例復活できず、議席を失った。

2014年第47回衆議院議員総選挙でも、野田が大差をつけて快勝している。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 野田聖子 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 野田聖子 自由民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年 野田聖子 自由民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 野田聖子 無所属
第45回衆議院議員総選挙 2009年 柴橋正直 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 野田聖子 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 野田聖子 自由民主党

選挙結果[編集]

第47回衆議院議員総選挙 岐阜県第1区

当日有権者数:322,480人 最終投票率:46.04%(前回比:-11.86ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
野田聖子 54 自由民主党 82,434票 57.5% 公明党
吉田里江 49 民主党 38,402票 26.8%
大須賀志津香 55 日本共産党 22,647票 15.8%
第46回衆議院議員総選挙 岐阜県第1区

当日有権者数:323,652人 最終投票率:57.90%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
野田聖子 52 自由民主党 90,164票 49.9% 公明党
柴橋正直 33 民主党 54,254票 30.0%
笠原多見子 47 日本未来の党 21,294票 11.8% 新党大地
鈴木正典 49 日本共産党 12,687票 7.0%
野原典子 56 幸福実現党 2,179票 1.2%
第45回衆議院議員総選挙 岐阜県第1区

当日有権者数:325,039人 最終投票率:69.99%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
柴橋正直 30 民主党 111,987票 50.0%
比当 野田聖子 48 自由民主党 99,500票 44.5%
鈴木正典 45 日本共産党 9,832票 4.4%
小沢和恵 25 幸福実現党 2,508票 1.1%
第44回衆議院議員総選挙 岐阜県第1区

当日有権者数:325,014人 最終投票率:70.45%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
野田聖子 45 無所属 96,985票 42.8% ×
比当 佐藤ゆかり 44 自由民主党 81,189票 35.8%
柴橋正直 26 民主党 38,349票 16.9%
小川理 52 日本共産党 9,970票 4.4%
第43回衆議院議員総選挙 岐阜県第1区

当日有権者数:人 最終投票率:56.90%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
野田聖子 43 自由民主党 92,717票 51.4%
浅野真 34 民主党 71,649票 39.7%
木下律子 56 日本共産党 15,951票 8.8%
  • 自由党出身の浅野は次期総選挙の公認も得ていたが、選挙違反事件により逮捕起訴され、公認取り消しと合わせて重複していた比例東海ブロックの民主党比例名簿から抹消された。これにより都築譲が議員辞職した際に、浅野は繰り上げ当選の資格を失っていたため、次順位の田村謙治が繰り上げ当選となっている。
第42回衆議院議員総選挙 岐阜県第1区

当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
野田聖子 39 自由民主党 100,425票 52.3%
渡辺嘉蔵 74 民主党 56,751票 29.6%
木下律子 53 日本共産党 21,523票 11.2%
戸田二郎 49 社会民主党 11,171票 5.8%
間宮清介 43 自由連合 1,975票 1.0%
第41回衆議院議員総選挙 岐阜県第1区

当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
野田聖子 36 自由民主党 70,799票 37.1%
松田岩夫 59 新進党 66,892票 35.1%
渡辺嘉蔵 70 民主党 33,640票 17.6%
木下律子 49 日本共産党 19,509票 10.2%

脚注[編集]

関連項目[編集]