小林鷹之
小林 鷹之 こばやし たかゆき | |
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生年月日 | 1974年11月29日(43歳) |
出生地 |
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出身校 |
東京大学法学部 ハーバード大学ケネディ行政大学院 |
前職 | 国家公務員(大蔵省・財務省) |
所属政党 | 自由民主党(二階派) |
称号 |
学士(法学) 公共政策学修士 |
公式サイト | 衆議院議員 小林鷹之 - 自由民主党千葉県第二選挙区支部長(千葉市花見川区・習志野市・八千代市) - 小林鷹之オフィシャルサイト |
選挙区 | 千葉2区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2012年12月16日 - 現職 |
小林 鷹之(こばやし たかゆき、1974年11月29日 - )は、日本の政治家、大蔵・財務官僚。自由民主党所属の衆議院議員(3期)。元防衛大臣政務官(第3次安倍第2次改造内閣)。
来歴[編集]
千葉県市川市生まれ[1]。浦安市立美浜南小学校、開成中学校・高等学校、東京大学法学部卒業[2]。1年留年して1999年に大学を卒業し、大蔵省に入省[2]。理財局資金第一課に配属される[2]。2001年、ハーバード大学ケネディ行政大学院に留学し、公共政策学修士を取得した[2]。帰国後は理財局総務課課長補佐を経て、2007年より在アメリカ合衆国日本国大使館二等書記官(後に一等書記官)。2010年4月、在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官を最後に退官[2]。
2010年4月、自由民主党が実施した候補者公募に合格し、6月に千葉2区支部長に就任[2]。2012年の第46回衆議院議員総選挙に自民党公認で千葉2区から出馬し、民主党から日本未来の党に鞍替えした前職の黒田雄らを破り、初当選した[3]。2014年の第47回衆議院議員総選挙では、千葉2区で前回を上回る票を獲得し、維新の党の新人らを破り再選[4]。
2016年、第3次安倍第2次改造内閣で防衛大臣政務官に任命された[5][6][7]。2017年8月25日、自民党の有志議員による勉強会「日本の明日を創る会」の立ち上げにあたっては、同会の呼びかけ人を務めたものの、同日開かれた初回会合には欠席した[8]。なお同会には、8月3日に発足した第3次安倍第3次改造内閣において、当選回数は入閣適齢期ながら処遇されなかった竹本直一や山本拓、平沢勝栄や、安倍晋三首相への批判を強める石破茂や古賀誠の側近議員らが多く参加した[8](小林自身も、内閣改造で再任されず、防衛大臣政務官を退任)。同年の第48回衆議院議員総選挙において、千葉2区では前職の小林の他、立憲民主党、希望の党、日本共産党、日本維新の会が候補を擁立したが[9]、誰にも比例復活を許さず、3選[10]。
政策・主張[編集]
- 第9条を含む日本国憲法の改正に賛成[11]。
- 憲法への緊急事態条項の創設に賛成[11]。
- 参議院議員通常選挙で隣接する県を一つの選挙区にする「合区」をなくすための憲法改正に賛成[11]。
- 原子力発電について、日本に「必要だ」としている[11]。
- 日本の核武装について「今後の国際情勢によっては検討すべき」としており、非核三原則の「持ち込ませず」の部分についても「議論すべきだ」としている[11]。
- 女性宮家の創設に反対[11]。
人物[編集]
- 家族は妻、1女。妻は19歳の時から21年間付き合った女性であり、2006年11月に結婚した[2]。
- 座右の銘は「有志有途」[12]。
- 東京大学在学中はボート部に所属。埼玉県戸田市の合宿所で4年間、午前4時50分に起床して1日約10時間の練習を繰り返す生活を送り、4年次にはボート部主将を務めた[2]。ボート部を引退した後、石炭運び、引越し、ホテル掃除等のアルバイトで費用を稼ぎ、海外への貧乏旅行に出かけた[2]。
- ハーバード大学ケネディ行政大学院在学中、エチオピアのNGOでインターンシップを経験した[2]。
所属団体・議員連盟[編集]
- 日本会議国会議員懇談会
- 神道政治連盟国会議員懇談会
- 日本の明日を創る会
脚注[編集]
- ^ “小林鷹之(小選挙区・千葉県)【衆議院選挙2017】”. 読売新聞 2018年3月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j プロフィール - 衆議院議員 小林鷹之 - 自由民主党千葉県第二選挙区支部長(千葉市花見川区・習志野市・八千代市) - 小林鷹之オフィシャルサイト
- ^ “2012衆院選 千葉2区”. 毎日新聞 2018年3月21日閲覧。
- ^ “2014衆院選 千葉”. 毎日新聞 2018年3月21日閲覧。
- ^ “【内閣改造】副大臣・政務官は派閥バランス重視 外務副大臣には岸信夫氏を再起用”. 産経新聞 2018年3月21日閲覧。
- ^ “副大臣 20人交代 閣議決定”. 毎日新聞. (2016年8月5日) 2016年8月5日閲覧。
- ^ 防衛大臣政務官 小林 鷹之 - 第3次安倍第2次改造内閣 大臣政務官名簿
- ^ a b “漂う「安倍降ろし」ムード 自民党「明日を創る会」初会合 首相に耳の痛いことを言った方が閣僚になれる!?”. 産経新聞. (2017年8月25日) 2018年3月21日閲覧。
- ^ “風の行方:2017衆院選ちば/下 2区・4区 野党乱立で「票分散」 民進再結集論にも「無の境地」/千葉”. 毎日新聞. (2017年10月20日) 2018年3月21日閲覧。
- ^ “第48回衆院選 千葉”. 毎日新聞 2018年3月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “第48回衆院選 自民 千葉2区 小林 鷹之”. 毎日新聞 2018年3月21日閲覧。
- ^ “【衆院選候補者の横顔】千葉2区”. 産経新聞. (2017年10月18日) 2018年3月21日閲覧。
外部リンク[編集]
- 衆議院議員 小林鷹之 - 自由民主党千葉県第二選挙区支部長(千葉市花見川区・習志野市・八千代市) - 小林鷹之オフィシャルサイト
- 小林 鷹之 - Facebook
- 小林鷹之 (@kobahawk) - Twitter
- 小林鷹之 (kobayashi_takayuki2017) - Instagram
公職 | ||
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先代: 熊田裕通・藤丸敏 |
![]() 宮澤博行と共同 2016年 - 2017年 |
次代: 大野敬太郎・福田達夫 |