国道28号

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一般国道
国道28号標識
国道28号
地図
総延長 200.9 km
実延長 157.8 km
現道 156.7 km
制定年 1952年昭和27年)指定
起点 兵庫県神戸市中央区
神戸駅北側ガード(北緯34度40分54.77秒 東経135度10分42.54秒 / 北緯34.6818806度 東経135.1784833度 / 34.6818806; 135.1784833 (神戸駅北側ガード)
主な
経由都市
兵庫県明石市洲本市
徳島県鳴門市
終点 徳島県徳島市
かちどき橋南詰(北緯34度3分59.61秒 東経134度33分25.56秒 / 北緯34.0665583度 東経134.5571000度 / 34.0665583; 134.5571000 (かちどき橋南詰)
接続する
主な道路
記法
国道2号標識 国道2号
国道250号標識 国道250号
国道11号標識 国道11号
国道192号標識 国道192号
国道55号標識 国道55号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
国道28号 終点にある
徳島市 道路元標
徳島県徳島市 かちどき橋南詰

国道28号(こくどう28ごう)は、兵庫県神戸市から淡路島を経由して、徳島県徳島市に至る一般国道である。

概要[編集]

神戸淡路鳴門自動車道部分

本州神戸市四国徳島市淡路島経由して南北に結ぶ一般国道の路線で、明石海峡鳴門海峡の2か所の海上を渡る[1]。淡路島では生活道路の一部にもなっている島内を縦貫する重要な幹線道路である[2][3]。国道28号の自動車専用道路部である神戸淡路鳴門自動車道は、明石海峡の明石海峡大橋と鳴門海峡の大鳴門橋で淡路島と本州・四国を結ぶ[1]。また、大鳴門橋開通の影響により、淡路島から四国へ渡る航路が廃止となっている。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[4][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

当国道は四国街道を継承した路線である[2]

  • 神戸市内の単独区間は国道2号の旧道である(新開地交差点東側 - 二番町1交差点西側、長田交差点 - 東尻池交差点を除く)。
  • 国道2号からの指定変更当初の新開地交差点東側 - 長田交差点の経路は現在の神戸高速鉄道東西線新開地駅付近で西から南西へ折れ、兵庫駅付近で西国街道と合流して北西へ向きを変え、長田交差点まで山陽電気鉄道本線との併用軌道区間となっていたが、大開通を東西に直進する現在の経路に付け替えられた。
  • 国道2号の経路変更については国道174号も参照。

年表[編集]

  • 1878年明治11年)4月 - 東京から淡路島を経由して高知に至る道路が国道三等に指定された。
  • 1885年(明治18年) - 内務省告示第6号「國道表」では、徳島市までが国道30号「東京より徳島県に達する路線」に指定された。
  • 1920年大正9年) - 施行の旧道路法に基づく路線認定では旧国道30号が国道21号「東京市より徳島県庁所在地に達する路線(甲)」となった。
  • 1952年昭和27年)12月4日 - 新道路法に基づく路線指定で、旧国道21号は一級国道28号(神戸市 - 徳島市)として指定された。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道28号となった。
  • 1982年(昭和57年)4月1日 - 神戸市起点を長田区東尻池交点から中央区神戸駅北側ガードまで延長される[注釈 5]

路線状況[編集]

兵庫県(本州 - 淡路島)の区間
旧・たこフェリー前(明石市)
2010年11月15日をもって、神戸と淡路島を結ぶ航路(明石港 - 岩屋港)である明石淡路フェリー(愛称:たこフェリー)が休止となったため、ミニカー原動機付自転車小型自動二輪車軽車両では淡路島に渡航出来なくなり、2012年6月29日にその航路が廃止となったが、2015年9月23日より、淡路ジェノバラインが原動機付自転車・小型自動二輪車・軽車両を淡路島に航送するようになった[8][9][10]
兵庫県(淡路島)の区間
兵庫県淡路市・洲本市境(事前通行規制区間)
(2020年7月撮影)
神戸淡路鳴門自動車道兵庫県道31号福良江井岩屋線と並んで重要な路線であり、高速バス路線バスなどの公共交通機関などが通過し、トラックなどの物流拠点となっている主要道路である[2][11][12]。島内では兵庫県道31号福良江井岩屋線と、対の関係にある。国道28号が東回りであるのに対し、兵庫県道31号福良江井岩屋線は、西回りとなっている[11]。また、島内を通る国道は28号のみであり、現地で単に「国道」といえば国道28号を指す。淡路市塩尾 - 洲本市安乎町平安浦の1.8 kmと洲本市中川原町厚浜 - 洲本市炬口の2.9 kmは事前通行規制区間となっている[7][13]
淡路市の中心部付近は明石海峡大橋が開通したことによって交通量が増加し、特に夕方の通勤・通学ラッシュの時間帯の交通渋滞が慢性化している。その代替ルートとして中心部を回避するためにバイパスの整備が検討されている[14]
神戸淡路鳴門自動車道を利用して淡路島を通過する貨物トラックはその自動車道の通行料金が割高であり、その出費を抑えるために、西淡三原IC - 淡路IC間は国道28号に降りるのが見受けられる[15]。そのことによって、渋滞や交通事故が発生し、さらに車重による路面状態の悪化や排気ガスによる汚染が顕著である。この現象は、兵庫県道31号福良江井岩屋線(淡路サンセットライン)においても同様である[15]。これを防ぐため、橋だけを利用するより、通しで走るほうが通行料金が安くなる社会実験が実施されていた。
洲本市内では、洲本バイパスの洲本市納から青雲橋北詰交差点までの3.6 kmの区間が部分開通し[16]、青雲橋北詰交差点から炬口間の2.4 kmが未開通である[16]
淡路島 - 徳島県の区間
淡路島 - 徳島間を結ぶ航路(福良港 - 鳴門港)は廃止されているため、事実上は原付バイク、自転車などでは鳴門海峡を渡ることは出来ない[1]
もともとは全区間が国道11号との重複であったが、吉野川バイパスの開通に伴い現在は広島交差点までは当国道の単独区間となっている。広島交差点から終点までは国道11号との重複区間である。

バイパス[編集]

重複区間[編集]

国道11号(重複区間)との分岐
徳島県板野郡松茂町・広島交差点

以前は徳島県内区間の全区間が国道11号との重複区間だったが、1988年吉野川バイパスが開通したのに伴い、松茂町広島までは国道28号の単独区間となった。

道路施設[編集]

トンネル[編集]

  • 城山トンネル(淡路市、126 m)
  • 宇原トンネル(洲本市、284 m)

橋梁[編集]

道の駅[編集]

地理[編集]

兵庫県淡路市佐野
(2020年7月撮影)

淡路市洲本市南あわじ市の中心部を通過する国道であり、観光施設などが集中している。淡路島の北側は大阪湾沿岸沿いを縦断し、洲本市街地から南側は三原平野を縦断する[15][18]。 洲本市と南あわじ市の境目付近は南あわじ市が賑わいを目的とした都市計画によりロードサイド店舗が立地している[11]鳴門市の北側は鳴門市中心部を縦断するので沿線に公共公益施設・商業施設などの建物が密集し[19]、南側は市街化調整区域であるために農業地帯を縦断する[20]板野郡松茂町側は公共公益施設と工業地帯や住宅地が密集している[21]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

起点側より、接続する高速道路・国道・主要地方道を、路線名・交点の順で記す。

並行する神戸淡路鳴門道のインターチェンジなどは「神戸淡路鳴門自動車道」を参照。

沿線[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年4月1日に5町が合併して淡路市発足。
  3. ^ 2005年1月11日に4町が合併して南あわじ市発足。
  4. ^ a b c d e f g 2019年4月1日現在
  5. ^ 1969年の時点ですでに国道28号として表示されている地図も存在する。
  6. ^ a b 東尻池交差点から狩口交差点まで、国道2号と国道250号が重複している。
  7. ^ 交点付近にあるJR神戸線の踏切は車両通行止め。
  8. ^ a b 広島交差点からかちどき橋交差点まで、国道11号が重複している。

出典[編集]

  1. ^ a b c 松波成行「国道28号」『酷道をゆく』、イカロス出版、2008年3月20日、 86頁、 ISBN 978-4-86320-025-8
  2. ^ a b c 兵庫国道事業概要 (PDF)”. 国土交通省近畿地方整備局. 2013年5月29日閲覧。
  3. ^ 一般国道28号洲本バイパス【再評価】 (PDF)”. 国土交通省近畿地方整備局. 2013年1月22日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月29日閲覧。
  4. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月15日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 Page white excel.png (Microsoft Excelの.xls)”. 道路統計年報2020. 国土交通省道路局. 2021年4月30日閲覧。
  6. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月15日閲覧。
  7. ^ a b 道路防災情報WEBマップ(道路に関するハザードマップ)
  8. ^ “淡路島に小型二輪運べる船就航 喜びの中、改善求める声も”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2015年9月23日). オリジナルの2015年9月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150923232137/http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201509/0008423344.shtml 2016年3月31日閲覧。 
  9. ^ 淡路ジェノバライン<時刻表・料金表>”. 淡路ジェノバライン. 2016年3月31日閲覧。
  10. ^ 明石海峡航路の新高速船「まりん・あわじ」が就航します!”. 広報あわじ. 淡路市. pp. 2-3 (2015年7月5日). 2016年3月31日閲覧。
  11. ^ a b c 淡路地域都市計画プラン (PDF)”. 兵庫県. 2014年12月5日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月30日閲覧。
  12. ^ 都市計画区域マスタープラン (PDF)”. 兵庫県. 2014年12月5日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月30日閲覧。
  13. ^ 兵庫国道事務所/防災情報/通行規制区間について
  14. ^ 都市再生整備計画(第5回変更)大谷・生穂新島地区 (PDF)”. 淡路市. 2013年5月30日閲覧。
  15. ^ a b c 洲本市都市計画マスタープラン都市施設の状況 (PDF)”. 洲本市. 2013年5月30日閲覧。
  16. ^ a b 洲本バイパス”. 国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所. 2017年9月27日閲覧。
  17. ^ 佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年、33頁。ISBN 978-4-06-288282-8
  18. ^ “淡路島沿岸部に海抜表示シート 津波災害に備え”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2013年3月26日). オリジナルの2013年5月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130511154403/http://www.kobe-np.co.jp/news/bousai/201303/0005846972.shtml 2013年5月29日閲覧。 
  19. ^ 国道28号沿道地区(木津野・吉永)地区計画 (PDF)”. 鳴門市. 2014年12月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月29日閲覧。
  20. ^ 将来都市構造 (PDF)”. 鳴門市. 2014年12月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月29日閲覧。
  21. ^ 国道28号沿道地区計画 (PDF)”. 松茂町. 2011年7月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]