鳴門海峡

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空中写真(2007年)
海面近くから見る(2000年5月)

鳴門海峡(なると かいきょう、国際名称・英語: Naruto Strait)とは、日本淡路島四国にある大毛島および島田島との間に形成されている海峡播磨灘紀伊水道を結ぶ海峡。現在行政区画上では、兵庫県南あわじ市徳島県鳴門市の間に所在する。「大鳴門(おおなると)」ともいう。

日本百景に選定されている。

概要[編集]

淡路島側の門崎(とさき)と四国側の孫崎とを結ぶ海峡最狭部の幅は約1.4 kmで、「中瀬」と呼ぶ浅瀬と裸島(ともに大鳴門橋の橋脚が立つ)の間の深さは約90 mである。この最狭部の北側には深さ200 m、南側には深さ140 mの海釜(かいふ)と呼ばれる深みがある。海峡を挟む播磨灘と紀伊水道の間の潮時差がほぼ正反対で、両水域の潮位差は大潮の時で1.5 mにも及ぶことから、最大流速は11ノット(約 20 km/h)に達する。これは日本国内で最も速い潮流である。有名な鳴門の渦潮はこの最狭部の下流側に現れ、大きいものでは直径15mにもなる[1][2]

ランドサット7号 (Landsat 7) が撮影した鳴門海峡。
※表示環境によっては文字がずれることがあります。

渦潮を間近で見るための観潮船が淡路島側と鳴門側から運航されている。この最狭部に架けられている大鳴門橋にも遊歩道「渦の道」が設けられていて、真上から渦潮を観察できるようになっている。

鳴門海峡(大鳴門)の西側には小鳴門海峡(小鳴門・撫養の瀬戸 - 四国本島と大毛島・島田島の間の延長8km、最狭部の幅110mの水路状)がある。

自動車専用道路である大鳴門橋の架橋から10年後の1995年平成7年)、唯一残っていた淡路フェリーボートの阿那賀~亀浦航路が休止され、その後廃止されたため、原動機付自転車等は渡海できなくなった。

海の難所[編集]

阿波の鳴門は利根川河口や伊良湖渡合とともに日本の海の三大難所とされた[3]

海峡は主要航路ではあるが可航幅が約500mと狭く、強流時などには通峡を見合わせて潮止まりを待つように、徳島海上保安部が船舶に注意を促している[4]。2002年(平成14年)から2006年(平成18年)の5年間で裁決のあった海難事故は15件で、そのうち8件は大鳴門橋直下で、うち5件は強潮流による圧流や操船不能などが原因となっている[2]

関連作品[編集]

論文[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ 鳴門:渦潮の複雑な因果”. 大地を眺める. 北海道地図株式会社 (2010年8月15日). 2010年11月30日閲覧。
  2. ^ a b 挟水道の海難・海域別海難の状況 (PDF)”. 運輸安全委員会 (JTSB) (2008年). 2010年11月30日閲覧。
  3. ^ 銚子ジオパーク推進協議会. “千人塚 < みどころの紹介”. 銚子ジオパーク. 2020年7月26日閲覧。
  4. ^ 流況解説・鳴門海峡”. 第五管区海上保安本部 (2002年). 2010年11月30日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ 鳴門海峡 < ディスコグラフィー”. 伍代夏子(公式ウェブサイト). 株式会社ボイスミュージック. 2021年5月26日閲覧。
  6. ^ 「鳴門海峡」歌碑除幕、伍代夏子が熱唱 南あわじ神戸新聞社、2010年10月27日 11:13 [リンク切れ]
  7. ^ 伍代夏子さんの歌う 『鳴門海峡』 の歌碑が建立されました♪♪”. 一般社団法人 鳴門市うずしお観光協会. 2021年5月26日閲覧。
  8. ^ 2014年11月29日(土) 伍代夏子「鳴門海峡」歌碑除幕式・昼食会”. 黒崎あきら. 黒崎あきら鳴門事務所 (2014年11月). 2021年5月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯34度14分30.56秒 東経134度39分4.57秒 / 北緯34.2418222度 東経134.6512694度 / 34.2418222; 134.6512694