国道122号

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一般国道

国道122号標識

国道122号
地図
Route122 ja.png
総延長 164.1 km
実延長 151.2 km
現道 143.0 km
制定年 1963年指定
起点 栃木県日光市
神橋交差点(地図
主な
経由都市
群馬県桐生市館林市
埼玉県蓮田市川口市
終点 東京都豊島区
西巣鴨交差点(地図
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0120.svg国道120号
Japanese National Route Sign 0050.svg国道50号
Japanese National Route Sign 0354.svg国道354号
Japanese National Route Sign 0125.svg国道125号
Japanese National Route Sign 0016.svg国道16号
Japanese National Route Sign 0298.svg国道298号
Japanese National Route Sign 0017.svg国道17号
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
栃木県日光市、起点の神橋交差点。写真中央下が0kmポスト、国立公園サイン下に日光町道路元標がある(2005年4月)
さいたま市岩槻区中心部、旧道下り方面(2011年1月)
さいたま市岩槻区、下り方面(右手は東北自動車道、2009年2月)
埼玉県川口市、上り方面(右手は東北自動車道)
埼玉県川口市、上り方面
東京都北区王子駅前(左後が国道122号、2005年10月)

国道122号(こくどう122ごう)は、栃木県日光市から群馬県桐生市埼玉県中央地域を経由して東京都豊島区に至る一般国道である。

概要[編集]

栃木県日光市から旧足尾町を経由して東京都豊島区を結ぶ幹線道路で、群馬県桐生市、館林市、埼玉県蓮田市川口市を経由する。日光中心市街地から、いろは坂のある奥日光方面へ国道120号と重複し、日光市細尾大谷橋交差点の国道120号分岐から実延長区間が始まる。かつて日本最大規模の銅鉱山として栄えた足尾銅山跡へと続く道路は、「銅街道(あかがね かいどう)」の名がある[1]。群馬県から埼玉県内の平地部の市街地内において、バイパス道路東北自動車道(東北道)と並走する区間があり、さいたま市内で浦和インターチェンジ(IC)で東北道と連絡する。東京都心に入って明治通りと合流すると、国道17号と交差する西巣鴨交差点で終わる。

群馬県太田市内の太田桐生IC北関東自動車道と、埼玉県久喜市の白岡菖蒲IC首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と相互接続する。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

現行の道路法(昭和27年法律第180号)に基づく二級国道として初回指定された1953年昭和28年)際は、122号は前橋水戸線として指定されていた[5]1963年(昭和38年)に一級国道50号への昇格[6]に伴って欠番となり、同日新たに指定された日光東京線に採番された。

群馬県と埼玉県を結ぶ昭和橋は、上り線(東京方面)が2006年平成18年3月25日に、下り線(日光方面)が2014年平成26年12月20日に、それぞれ開通している。

埼玉県加須市から白岡市にかけて、騎西菖蒲バイパスが建設され、2008年平成20年)6月7日に開通した。一方、蓮田市内の蓮田岩槻バイパス建設は、JR宇都宮線との立体交差工事に時間を要し、旧道の踏切付近を始め、渋滞や、歩行者および自転車等との接触事故が多発し、地域環境悪化の要因となっていたが、2006年(平成18年)6月11日に全通した。騎西菖蒲バイパスおよび蓮田岩槻バイパスの旧道は、それぞれ市道や県道に格下げされている。

銅街道[編集]

江戸時代の後期に発見された足尾銅山で採掘された銅を、利根川水系まで運ぶために開通した街道である。群馬県みどり市大間々地区から栃木県日光市足尾地区にかけては渡良瀬川に沿う形で道が開かれ、所々に銅倉が設置された。現道が開通してからは、本来の街道は使われなくなり荒廃してしまった。そのため、現道を銅街道とした。

国道を銅街道にした後も、平成に入るまでは道路事情が悪く、特にわたらせ渓谷鐵道と立体交差する部分では、大型車同士のすれ違いが困難であった。現在は、新しく立体交差化され拡張されている。降雨量が160mmを超すと通行止めになり、平行するわたらせ渓谷鐵道も運転見合わせになり、街道沿いの地区が孤立することもある。

年表[編集]

  • 1963年昭和38年)4月1日 - 二級国道122号日光東京線(日光市 - 東京都豊島区)として指定施行[7]
  • 1963年(昭和38年)10月 - かつての武州鉄道跡地を利用して岩槻鳩ヶ谷バイパスが着工。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道122号として指定施行[8]
  • 1970年(昭和45年)3月 - 岩槻鳩ヶ谷バイパス開通。
  • 1980年(昭和55年)3月 - 岩槻鳩ヶ谷バイパスに沿って東北自動車道が開通。

路線状況[編集]

日光市の細尾峠日足トンネルで貫通しており、国道指定を解除された旧道である、かつての峠道も残されている[1]

桐生市広沢町4丁目 - 太田市只上まで、国道50号桐生バイパスとの重複区間である。館林市街地は片側1車線につき混雑が常態化しているため、市街地を迂回する明和館林バイパスの計画もある。[要出典]

群馬県と埼玉県を結ぶ昭和橋は完成4車線。埼玉県加須市 - 白岡市間の騎西菖蒲バイパスは片側2車線のバイパスである。そのほか栃木県の一部、群馬県太田市、羽生市から加須市まで4車線化されている。

蓮田市とさいたま市岩槻区の境から川口JCT首都高速川口線東北自動車道および東京外環自動車道)まで、東北自動車道の側道として片側2車線のバイパス(蓮田岩槻バイパス・岩槻鳩ヶ谷バイパス)が建設された。ただし、蓮田岩槻バイパスの一部の区間は現在でも片側2車線化されておらず、岩槻区内の旧道において住宅街や市街地を一部歩道のない狭い片側1車線で通っており、途中東武アーバンパークラインの踏切がある等、歩行者や自転車との接触事故に注意を要する。さいたま市岩槻区から埼玉県と東京都の境で荒川をまたぐ新荒川大橋までは、岩槻街道と呼ばれる。

新荒川大橋からは北本通り(きたほんどおり)と呼ばれ、北区王子駅前交差点で北東側から明治通りが合流し、終点の西巣鴨交差点まで明治通りとなる。途中飛鳥山交差点から終点までの一部は首都高速道路中央環状線との2層構造となっている。終点の西巣鴨交差点では国道17号(白山通り・中山道)と交差し、明治通り(東京都道305号芝新宿王子線)は直進していく。

道路交通情報では、終点である東京方面を上りと表現している[9]

バイパス[編集]

  • 足尾バイパス(日光市足尾地区)
  • 太田バイパス(東今泉道路)(太田市内)
  • 八重笠道路(太田市〜大泉町)
    2014年平成26年)4月12日午後3時(JST)に開通。
  • 明和館林バイパス(館林市〜明和町)
    2016年現在建設中。
  • 羽生バイパス(羽生市内)
  • 騎西菖蒲バイパス(加須市〜白岡市)
    2008年(平成20年)6月7日午後3時(JST)に開通。
  • 蓮田岩槻バイパス(蓮田市〜さいたま市岩槻区)
    2006年(平成18年)6月11日午後3時(JST)に全通。
  • 岩槻鳩ヶ谷バイパス(さいたま市岩槻区〜川口市)※蓮田岩槻バイパスと一本で結ばれている為、実質これの延長と思われる。

また、八重笠道路と明和館林バイパスがそれぞれ接続される、国道354号東毛広域幹線道路は、本国道と並行して走っている為ドライバー視点で見れば、実質バイパス路線の一つでもある。

通称[編集]

道路の愛称は一部区間を除いて特になく、これを利用するドライバーの多くが「122」を英語読みした「ワンツーツー」という呼称を用いている。

  • 銅街道(あかがねかいどう)または銅山街道(栃木県日光市 - 群馬県みどり市)
  • 東国文化歴史街道(群馬県館林市〜太田市)
  • 岩槻街道(埼玉県さいたま市岩槻区 - 川口市 新荒川大橋東京都境)
  • 北本通り(きたほんどおり、東京都北区 新荒川大橋埼玉県境 - 王子駅前交差点)[10][11]
  • 明治通り(王子駅前交差点 - 豊島区 西巣鴨交差点)[10][11]

重複区間[編集]

埼玉県羽生市須影付近、国道125号重複区間(2007年11月)

またこの他、バイパス道路である八重笠道路が、太田市龍舞東交差点から大泉町上小泉交差点の国道354号のバイパスである東毛広域幹線道路に接続された為、2016年現在正式な指定はされていないが、案内看板を見る限りでは上記交差点から館林市小桑原交差点の現道との区間が、実質重複区間であるように見受けられなくはない。(厳密に言えば八重笠道路自体は、行き先表示が「伊勢崎」となっている点から国道354号への連絡路という扱いである。)[12]

道路施設[編集]

トンネル[編集]

日足トンネル
  • 日足トンネル細尾峠、栃木県日光市細尾町 - 同市足尾町)
  • 足尾トンネル(日光市足尾町)
  • 沢入トンネル(栃木県日光市 - 群馬県みどり市)

主な橋梁[編集]

道の駅[編集]

地理[編集]

起点の神橋交差点から南下すると日足トンネルをくぐり、足尾の谷沿いの区間がしばらく続く。この区間は渡良瀬川わたらせ渓谷鐵道と並行しているほか、途中には草木ダムが存在している。みどり市大間々地区の市街地付近で関東平野に入る。 群馬県桐生市の上桐原交差点で道路が90度曲がり、ここを境に山岳地帯の風景から、東京まで続く市街地の風景へと大きく変化する[1]。埼玉県北部の郊外を走るバイパス道路周辺は、田園地帯となっている[13]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

栃木県
群馬県
埼玉県
東京都

主な峠[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2006年3月20日に日光市ほか1市2町1村が合併して日光市発足。
  3. ^ 2006年3月27日に2町1村が合併してみどり市発足。
  4. ^ 2010年3月23日に久喜市ほか3町が合併して久喜市発足。
  5. ^ 2005年4月1日にさいたま市に編入合併し、さいたま市岩槻区となる。
  6. ^ 2001年5月1日に3市が合併してさいたま市発足。
  7. ^ 2011年10月11日に川口市へ編入。
  8. ^ a b c d e f 2014年4月1日現在

出典[編集]

  1. ^ a b c 佐藤健太郎 2014, p. 118.
  2. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年9月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2015. 国土交通省道路局. p. 6. 2016年10月9日閲覧。
  4. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年9月21日閲覧。
  5. ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
  6. ^ ウィキソースには、一級国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和37年5月1日政令第184号)の原文があります。
  7. ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和37年5月1日政令第184号)の原文があります。
  8. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
  9. ^ 旅行時間一覧(埼玉県東部)”. 日本道路交通情報センター. 2013年1月20日閲覧。
  10. ^ a b 東京都通称道路名一覧表東京都建設局
  11. ^ a b 東京都通称道路名地図(区部拡大版)東京都建設局
  12. ^ この区間では後に、昭和橋方面から4車線で館林市苗木町付近へ接続される、明和館林バイパスを2016年現在建設中であり、これが完成すると正式に重複区間に指定される可能性があるとみられる。(ただし優先道路が現354から番号の若い本道に変更されるかは不明)
  13. ^ 佐藤健太郎 2014, p. 119.

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]