国道279号

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一般国道

Japanese National Route Sign 0279.svg

国道279号
総延長 159.7 km
実延長 140.6 km
現道 105.0 km
海上区間 19.0 km (津軽海峡
制定年 1970年
起点 北海道函館市
函館駅前交差点(地図
主な
経由都市
青森県むつ市
終点 青森県上北郡野辺地町
松ノ木平交差点(地図
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0004.svg国道4号
Japanese National Route Sign 0005.svg国道5号
Japanese National Route Sign 0278.svg国道278号
Japanese National Route Sign 0338.svg国道338号
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
接続路線
STR
国道5号
TEEl
函館駅前交差点 国道278号
TRAJEKT
海上区間
TEEr
国道338号
TEEl STRlg
STR STR
左:大畑バイパス
TEEl STRrf
STRrg TEEr
STR STR
右:むつバイパス
KRZ TEEr
国道338号むつバイパス
KRZ KRZ
国道338号
TEEl STRrf
xABZlf STRlg
exSTR STR
右:横浜バイパス
xABZrg STRrf
STR tSTR
TEEl TBHF
六ヶ所IC
STR STR
右:下北半島縦貫道路
TEEl TBHF
野辺地北IC
TEEl TBHF
野辺地木明IC
TEEl TBHF
野辺地ハーフIC
ABZlg STR
松ノ木平交差点 国道4号
STRrg TEEr STR
野辺地IC
STRlf KRZu STRrf
STR
国道4号

国道279号(こくどう279ごう)は、北海道函館市から青森県上北郡野辺地町に至る一般国道である。函館市から大間町海上国道区間になっている。別名はまなすライン(青森県内)、海峡通(函館市内)。

概要[編集]

本道路は北海道と本州を結ぶ海上国道・3路線[注釈 1]のうちの1つ。海上区間(函館 - 大間間)はフェリー航路で結ばれ、国道338号とも重複する[1]

むつ市 - 野辺地町間は大湊線、また、野辺地町内では下北半島縦貫道路と並走している。青森県内では下北半島を縦貫するメインルートとなっており、同じ下北半島を走る国道338号にあるような狭路、急なカーブ・アップダウンは少ない。交通量は国道338号線三沢 - 平沼間が3.3千台/日、平沼 - むつ市間が1.8千台/日に対し、国道297号線(横浜 - むつ市)が5.1千台/日あり、下北半島内の移動は本路線に比重があることが分かる[2]。 ただし、当路線は西側に陸奥湾があるため、冬には陸奥湾からの強い西風により猛吹雪になることがある。

本路線のうち、野辺地町から横浜町の区間は、国土交通省の日本風景街道『黄花紅(おうかくれない)の東むつ湾ルート』として登録され、道路管理者およびその他組織が「訪れる人を感動させる景観づくりを推進する」としている[3][4]

路線データ[編集]

歴史[編集]

かつては田名部街道と呼ばれ、盛岡藩の巡察路、函館へ渡る経路、また恐山の参詣路として利用された。 明治4年に貸金の取立のため神田から函館まで旅行した旅行記『陸奥紀行』[6]があり、野辺地有戸の出はずれより横浜まで海辺を通りメノウを拾いながら歩いたと書かれている。当時は車馬を通す街道といっても、実際には砂浜の上を歩いていたのであって、実体としての道路は無かったのである。

  • 1970年(昭和45年)4月1日 - 一般国道279号(北海道函館市 - 青森県上北郡野辺地町)として指定。
  • 2012年(平成24年)2月1日 - 夕方から降り始めた雪は例年にない猛吹雪となり、野辺地町有戸 - むつ市近川間(約30km)が全面通行止めとなった。自動車約200台が翌朝まで立ち往生した[7]

路線状況[編集]

函館市内は街中を走る路面電車(函館市電)の軌道に沿って道が始まる[1]。北海道の函館市と本州側の大間町を結ぶ津軽海峡の海上区間は、津軽海峡フェリーの航路(函館港 - 大間港)で結ばれる[注釈 3]。函館港のフェリー乗り場は、函館市末広町にある海上区間の端点ではなく、国道227号沿いにある同市港町の津軽海峡フェリー函館ターミナルからになる[1]

別名[編集]

  • 海峡通(函館市内)
  • はまなすライン(青森県内)

重複区間[編集]

  • 北海道函館市若松町(函館駅前起点) - 青森県下北郡大間町大間細間:国道338号
  • 青森県むつ市本町 - 青森県むつ市小川町2丁目(小川町交点):国道338号

バイパス[編集]

道の駅[編集]

所管[編集]

  • 北海道開発局 函館開発建設部
    • 函館道路事務所
  • 青森県 県土整備部
    • 下北地域県民局地域整備部
    • 上北地域県民局地域整備部

地理[編集]

むつ市金曲付近(2015年9月

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

現道[編集]

北海道

渡島総合振興局
函館市
(この間海上国道)

青森県

下北郡大間町
  • 国道338号 : 大間細間
  • 国道338号 : 大間奥戸下道
むつ市
上北郡横浜町
上北郡野辺地町

大畑バイパス[編集]

青森県

むつ市

むつバイパス[編集]

  • 国道279号(現道) : 田名部槌川目(起点)
  • 国道338号(むつバイパス) : 田名部前田
  • 青森県道6号むつ尻屋崎線 : 上川町(上川町交点)
  • 国道338号(現道) : 横迎町2丁目(横迎二交点)
  • 国道279号(現道) : 金曲1丁目(終点)

出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 津軽海峡を国道279号・280号338号の3路線が渡る。
  2. ^ a b c d e f g h i 2014年4月1日現在
  3. ^ 当初は東日本フェリーが就航していたが、同社の事業不振により航路継承されている。

出典[編集]

  1. ^ a b c 松波成行「国道279号/国道338号」、『酷道をゆく』、イカロス出版2008年3月20日、 87頁、 ISBN 978-4-86320-025-8
  2. ^ 建設省東北地方建設局青森工事事務所『七十年史』平成元年p.658
  3. ^ 国土交通省 日本風景街道公式ウェブサイト
  4. ^ 黄花紅(おうかくれない)の東むつ湾ルート”. 2014年8月24日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2015. 国土交通省道路局. p. 15. 2016年10月22日閲覧。
  6. ^ 上原和兵衛著 山崎栄作発行『陸奥紀行』昭和55年3月20日
  7. ^ 東奥日報2012年2月2日

関連項目[編集]