国道315号
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一般国道 | |
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国道315号 | |
地図 | |
総延長 | 88.7 km |
実延長 | 88.7 km |
現道 | 88.7 km |
制定年 | 1970年(昭和45年) |
起点 | 山口県周南市 三田川交差点(北緯34度3分31.83秒 東経131度48分54.44秒 / 北緯34.0588417度 東経131.8151222度座標: 北緯34度3分31.83秒 東経131度48分54.44秒 / 北緯34.0588417度 東経131.8151222度) |
主な 経由都市 |
山口県山口市 |
終点 | 山口県萩市 須佐ホルンフェルス入口交差点[1](北緯34度37分22.17秒 東経131度36分32.14秒 / 北緯34.6228250度 東経131.6089278度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道2号 国道434号 国道376号 E2A 中国自動車道 国道9号 国道191号 |
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国道315号(こくどう315ごう)は、山口県周南市から萩市に至る一般国道である。
概要
[編集]山口県の東部を、周南市から萩市にかけて縦断する路線である。中国山地を越えるためカーブと勾配が多いものの、全線が2車線での整備が完了している。
周南市三田川交差点から周南市内を北上しながら登り、分水嶺となる杉ヶ峠を越えて旧徳山市北部の須々万・長穂地区を通過、向道ダム(向道湖)から錦川に沿って北上し、旧鹿野町内へ。ここからさらに山越えの後ループ線(北緯34度20分28.4秒 東経131度44分39.9秒 / 北緯34.341222度 東経131.744417度)を通過、山口市徳地柚木地区をかすめて山口市阿東地区の中心地の一つである徳佐地区へ。ここで国道9号と直交してさらに北上、萩市片俣地区(旧むつみ村)・阿武町福田地区を経て萩市須佐地区に至る。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:徳山市[注釈 2](三田川交差点 = 国道2号交点、国道434号起点、山口県道52号徳山港線終点)
- 終点:山口県阿武郡須佐町[注釈 3](須佐ホルンフェルス入口交差点[1] = 国道191号交点、山口県道10号山口福栄須佐線終点)
- 重要な経過地:山口県阿武郡阿東町[注釈 4]
- 総延長 : 88.7 km[3][注釈 5]
- 重用延長 : なし[3][注釈 5]
- 未供用延長 : なし[3][注釈 5]
- 実延長 : 88.7 km[3][注釈 5]
- 指定区間:なし[4]
歴史
[編集]- 1970年(昭和45年)4月1日 - 一般国道315号(山口県徳山市(現 周南市) - 山口県阿武郡須佐町(現 萩市))として指定。
- 1971年(昭和46年)8月5日 - 昭和46年台風第19号の豪雨により、徳地町鹿野地地内で30 mにわたり路面が流出[5]。
- 1978年(昭和53年)4月1日 - 国道2号周南バイパス全通に伴う路線再編により、周南市の二番町交差点 - 三田川交差点間を国道188号に編入[注釈 6]。
路線状況
[編集]重複区間
[編集]道路施設
[編集]橋梁
[編集]- 栄橋(東川、周南市)
- 栄谷大橋(東川、周南市)
- 狩人橋(東川、周南市)
- 垂門橋(錦川、周南市)
- 神津此橋(才祭川、周南市)
トンネル
[編集]- 栄谷隧道:延長262 m、1976年(昭和51年)竣工、周南市
- 杉ヶ峠隧道:343 m、1967年(昭和42年)竣工、周南市
- 向道第一隧道:延長195 m、1984年(昭和59年)竣工、周南市
- 向道第二隧道:延長356 m、1982年(昭和57年)竣工、周南市
- 大潮トンネル:延長190 m、1991年(平成3年)竣工、周南市
- 平岩隧道:延長47 m、1969年(昭和44年)竣工、周南市
- 栃山隧道:延長810 m、1976年(昭和51年)竣工、山口市
- 二の瀬隧道:延長78 m、1982年(昭和57年)竣工、山口市
- 割ヶ嶽隧道:延長537 m、1982年(昭和57年)竣工、山口市 - 萩市
- 多覚山隧道:延長100 m、1985年(昭和60年)竣工、萩市
- 金山谷トンネル:延長760 m、1985年(昭和60年)竣工、萩市
- 桐ヶ浴トンネル:延長235 m、1989年(平成元年)竣工、萩市
- 平田トンネル:延長99 m、1988年(昭和63年)竣工、萩市
道の駅
[編集]- うり坊の郷 katamata(萩市)
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 市町村名 | 交差する場所 | ||
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国道2号 国道434号 重複区間起点 山口県道52号徳山港線 |
周南市 | 辻町 | 三田川交差点 / 起点 | |
国道376号 重複区間起点 国道434号 重複区間終点 |
大字須々万本郷(すすまほんごう) | |||
国道376号 重複区間終点 | 大字長穂 | |||
山口県道・島根県道3号新南陽津和野線 重複区間起点 | 大字大道理 | |||
山口県道179号金峰徳山線 | 大字大向 | |||
山口県道9号徳山徳地線 | 大字鹿野中 | 田原交差点 | ||
E2A 中国自動車道 | 大字鹿野上 | 30 鹿野IC | ||
山口県道・島根県道3号新南陽津和野線 重複区間終点 | 大字大潮 | |||
山口県道26号山口鹿野線 | 大字大潮 | |||
島根県道・山口県道123号柿木山口線 重複区間起点 | 山口市 | 徳地柚木 | ||
島根県道・山口県道123号柿木山口線 重複区間終点 | 徳地柚木 | |||
国道9号 | 阿東徳佐下 | 長沢交差点 | ||
山口県道311号篠目徳佐下線 | 阿東徳佐下 | |||
山口県道310号迫田篠目停車場線 | 阿東嘉年下(かねしも) | |||
山口県道332号十種ヶ峰線 | 阿東嘉年下 | |||
山口県道・島根県道13号萩津和野線 重複区間起点 | 阿東嘉年上 | |||
山口県道・島根県道13号萩津和野線 重複区間終点 | 萩市 | 大字片俣 | ||
山口県道10号山口福栄須佐線 重複区間起点 島根県道・山口県道14号益田阿武線 重複区間起点 |
阿武郡 | 阿武町 | 大字福田下 | |
島根県道・山口県道14号益田阿武線 重複区間終点 | 萩市 | 大字弥富上 | ||
島根県道・山口県道124号津和野須佐線 | 大字弥富上 | |||
山口県道337号田万川須佐線 | 大字須佐 | |||
国道191号 山口県道10号山口福栄須佐線 重複区間終点 |
大字須佐 | 須佐ホルンフェルス入口交差点[1] / 終点 |
交差する鉄道
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内の実現に向けて ~中国地方の道路案内標識の改善~”. 2021年8月14日閲覧。
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2022年1月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月18日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
- ^ 「死者六年ぶりに出る 鉄道・道路網ずたずた」『中國新聞』昭和46年8月7日 山口版 8面