国道286号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
一般国道
国道286号標識
国道286号
地図
総延長 68.8 km
実延長 68.3 km
現道 59.9 km
制定年 1970年
起点 宮城県仙台市青葉区
勾当台公園前交差点(地図
主な
経由都市
宮城県名取市
川崎町
終点 山形県山形市地図
接続する
主な道路
記法
国道45号標識国道45号
国道457号標識国道457号
国道13号標識国道13号
国道48号標識国道48号
国道112号標識国道112号
国道348号標識国道348号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

国道286号(こくどう286ごう)は、宮城県仙台市青葉区から山形県山形市に至る一般国道である。

概要[編集]

古くから仙台と山形を結ぶ主要道だった笹谷街道に沿う国道である。県庁所在地間を結ぶ国道の一つである事から仙台 - 山形間のアクセスとして用いられる道路の一つである。

路線データ[編集]

歴史[編集]

国道286号(秋保通)鹿野2丁目交差点。交差点から手前が経路変更により2008年4月から国道となった区間。斜めに交差しているのが旧道(仙台市太白区、2005年6月撮影)
  • 1954年昭和29年)12月27日 - 宮城県仙台市長町字大道西8番地先(現・太白区長町3丁目)の一級国道4号(現・仙台市道太白2309号・原町広岡(その2)線)分岐より、名取郡生出村(現・同区生出地区)、柴田郡川崎村(現・川崎町)を通り、山形県山形市の一級国道13号線分岐に至る区間を、「主要地方道仙台川崎山形線」に指定。
  • 1970年(昭和45年)4月1日 - 「主要地方道仙台川崎山形線」を「一般国道286号」(宮城県仙台市 - 山形県山形市)として指定
  • 1986年(昭和61年)12月 - 宮城県川崎町の川崎バイバス・小野バイパス(宮城川崎インターチェンジ前 - 国営みちのく杜の湖畔公園)・碁石バイパスが完成。[2]
  • 1989年平成元年)4月1日 - 仙台市の政令指定都市移行に伴い仙台市内の管理が宮城県から仙台市に移行。
  • 1992年(平成4年)12月24日 - 鹿野2丁目 - 西多賀 - 人来田間の旧道が仙台市道1842号鹿野人来田線として認定(供用開始は1993年(平成5年)3月31日付)され、国道から仙台市道に降格。
  • 2008年(平成20年)4月1日 - 長町地区の国道4号経路変更に伴い、起点・経路が変更され、長町5丁目交差点(旧起点) - 鹿野2丁目の区間(1.2 km)が仙台市道へ降格、長町バイパスの宮沢橋交差点(新起点) - 鹿野2丁目の区間(1.9 km)が仙台市道から国道286号に昇格[3]
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 勾当台公園 - 東二番丁通 - 愛宕大橋 - 宮沢橋交差点の区間3.3 kmが国道4号から286号に切り替え[4][5]。これによって仙台市都心部を通過する国道4号が消滅するとともに、国道286号が仙台市都心部まで乗り入れる形となる。仙台市民にとっては長らく国道4号として親しまれてきた東二番丁通りも、国道286号となった。
  • 2017年(平成29年) - 宮城県および仙台市が、仙台市と宮城県川崎町の境界付近のバイパス化に事業着手、2028年令和10年)頃の完成を目指していることが報道された[6]。現道は急勾配、急カーブが連続するため、北側に2つのトンネルと3つの橋を含むバイパスを予定している。同年中には橋梁の設計業務等が発注された[7]

かつて指定されていた道路[編集]

宮城交通が運行する路線 川崎 - 仙台駅前川崎宮城川崎IC近く)- 長町駅たいはっくる前(旧始点・旧長町ターミナル)間でおおよそバイパス開通前の旧道を走行している。ただし 砂押町 - たいはっくる間 は現在旧道ではなく、長町南駅/太白区役所前 など道幅が広い市道を通るように路線が変更されている。

路線状況[編集]

国道286号起点(2012年5月、撮影当時は国道4号支線の末端であった)。仙台・青葉まつりのパレード中。

別名[編集]

  • 東二番丁通
  • 笹谷街道
  • 愛宕上杉通
  • 広瀬河畔通(愛宕大橋南詰 - 宮沢橋)
  • 秋保通(宮沢橋 - 鹿野二丁目の区間も含まれる)
    • 2008年(平成20年)4月1日までは、秋保通(長町バイパス)は宮沢橋交差点を起点としているが、国道286号となるのは鹿野二丁目交差点(写真)から西の区間であった。そのため一部の地図などでは宮沢橋 - 鹿野二丁目の区間も国道286号バイパスと誤植される誤りがしばしばあった(実際には、同区間は仙台市道373号南小泉茂庭線であった)。2008年(平成20年)4月1日に起点・経路が変更されたため、秋保通(長町バイパス)は全線が国道286号となった。
  • ニーパーロク[9]286号という名前をモジった呼び名)
    • 旧笹谷街道の起点である旧長町宿にあるエフエムたいはく(仙台市太白区)では、2008年(平成20年)10月4日から「ニー・パー・ロク!」という番組を放送していた(当初は毎週土曜21:30より、後に毎週金曜22:30-23:00)。

バイパス[編集]

  • 生出バイパス(仙台市太白区茂庭中ノ瀬東 - 仙台市太白区茂庭字原山)
  • 赤石バイパス(仙台市太白区坪沼内城 - 仙台市太白区茂庭川添東)
  • 支倉道路(仙台市太白区坪沼山田 - 川崎町支倉字中山)[10]
  • 碁石バイパス(川崎町支倉字碁石)
  • 小野バイパス(川崎町小野字根岸 - 川崎町小野字弁天)
  • 川崎バイパス(川崎町小野字弁天 - 川崎町前川字北原)
  • (川崎町今宿字神林 - 川崎町今宿字笹谷町)

重複区間[編集]

  • 国道48号(宮城県仙台市青葉区本町(起点) - 仙台市青葉区一番町)
  • 国道457号(川崎町川内 - 川崎町今宿)

冬期閉鎖区間[編集]

  • 笹谷峠
    • 笹谷IC - 関沢IC(11月上旬 - 4月下旬)。台風による土砂崩れのため通年峠越えが出来なかった時期があったが、2002年(平成14年)から通れるようになった。

地理[編集]

SS30から見た国道286号(2013年3月、撮影当時は国道4号)

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ a b c d e f 2018年4月1日現在

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 Page white excel.png (XLS)”. 道路統計年報2019. 国土交通省道路局. 2020年7月13日閲覧。
  2. ^ 川崎町60周年記念誌「緑と人をはぐくむ里-川崎町」”. 宮城県川崎町. p. 9. 2020年8月10日閲覧。
  3. ^ 仙台市内の国道4号、国道286号の経路が変ります(国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所 2008年1月8日)
  4. ^ 東二番丁通、国道286号線に切り替え河北新報 2016年1月1日)
  5. ^ 国道4号仙台バイパスに並行する現道区間及び国道48号仙台西道路に並行する現道区間が、国の管理から仙台市の管理になります。 (PDF) (国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所、仙台市 2016年3月30日)
  6. ^ “<国道286号>冬期難所バイパス化 完成28年”. 河北新報. (2017年1月23日). オリジナルの2017年2月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170202031834/https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170123_13001.html 
  7. ^ “2橋の予備設計を入札 国道286号 川崎町支倉でBP整備(県大河原土木)”. 日本建設新聞社. (2017年9月15日). http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=19172 2020年5月5日閲覧。 
  8. ^ 浅井建爾 2015, p. 92.
  9. ^ 第11回 名取川水系河川整備学識者懇談会 (PDF) (国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所 2015年11月24日)
  10. ^ 平成31年度事業概要 (PDF)”. 宮城県大河原土木事務所. 2020年5月6日閲覧。

参考文献[編集]

  • 浅井建爾『日本の道路がわかる辞典』日本実業出版社、2015年10月10日、初版。ISBN 978-4-534-05318-3

関連項目[編集]

外部リンク[編集]