国道291号

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一般国道

国道291号標識

国道291号
総延長 186.3 km
実延長 140.7 km
現道 140.7 km
制定年 1970年
起点 群馬県前橋市
本町一丁目交差点(地図
主な
経由都市
群馬県渋川市沼田市
利根郡みなかみ町
新潟県南魚沼市魚沼市
小千谷市長岡市
終点 新潟県柏崎市
日吉町交差点(地図
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0017.svg国道17号
Japanese National Route Sign 0050.svg国道50号
Japanese National Route Sign 0353.svg国道353号
Japanese National Route Sign 0120.svg国道120号
Japanese National Route Sign 0145.svg国道145号
Japanese National Route Sign 0401.svg国道401号
Japanese National Route Sign 0252.svg国道252号
Japanese National Route Sign 0352.svg国道352号
Japanese National Route Sign 0351.svg国道351号
Japanese National Route Sign 0117.svg国道117号
Japanese National Route Sign 0403.svg国道403号
Japanese National Route Sign 0404.svg国道404号
Japanese National Route Sign 0008.svg国道8号
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
群馬県前橋市・本町一丁目交差点
(起点、2015年8月)
起点から国道17号と重複している。
群馬県みなかみ町・道の駅みなかみ水紀行館
群馬県みなかみ町・湯檜曽温泉
群馬県みなかみ町・谷川岳山岳資料館(これより一の倉沢方面はマイカー規制中)
新潟県中越地震により生じた天然ダムによる被災箇所の復旧状況(長岡市山古志東竹沢)

国道291号(こくどう291ごう)は、群馬県前橋市から新潟県柏崎市に至る一般国道である。

概要[編集]

群馬・新潟両県をまたぐ谷川連峰の清水峠を越える延長約186 kmの国道で、歴史的にも明治時代から国道として成立した路線である[1]。群馬県内は、前橋市から渋川市みなかみ町まで国道17号と大部分が重複・並行しながら、利根川源流域の谷川岳へ向かう。清水峠は険しい山岳地帯であることから車両通行不能な登山道の区間(点線国道)が約15 km続いており、豪雪地帯でもある新潟県側の同山岳区間は荒れ果ててしまい、すでに廃道と化している[1]。新潟県内では、国道17号と再び並行しながら南魚沼市魚沼市小千谷市を経て西進し、日本海側の柏崎市に達して国道252号と合流し国道8号と接続する。

高速道路である関越自動車道とも経路がほぼ並行しており、水上インターチェンジ (IC) や小出IC小千谷ICで相互接続するほか、柏崎市内では柏崎IC北陸自動車道と接続する。

路線データ[編集]

歴史[編集]

  • 1970年4月1日 : 群馬県前橋市 - 新潟県北魚沼郡小出町の区間が、一般国道291号となる。
  • 1982年4月1日 : 群馬県前橋市 - 新潟県柏崎市の区間が、一般国道291号となる。
  • 1998年12月 : 中山トンネルの供用開始により日本最長の手掘り隧道中山隧道の狭小区間が解消される。
  • 1999年 : 国道17号沼田バイパスの供用開始に伴い、国道17号旧道が国道291号に変更される。
  • 2004年10月23日 : 新潟県中越地震による災害に伴い、長岡市古志東竹沢 - 小千谷市小栗山間(約10km)が通行不可となる。
  • 2006年9月3日 : 災害により通行不可だった区間が復旧する。
  • 2015年4月1日 : 国道17号鯉沢バイパスが完成したことによって国道17号旧道となった渋川市渋川の吾妻新橋南交差点から渋川市中郷までの旧道区間が群馬県へと管理が移管され、国道291号へと指定された。[3]

路線状況[編集]

実延長 140.7 km のうち、車道幅員 5.5 m 以上の改良済延長は 99.2 km で改良率は 70.5% である(2014年4月現在)[2]

通称[編集]

  • 清水街道(群馬県側)
  • 越後闘牛街道(長岡市、小千谷市)

バイパス[編集]

  • 坂戸バイパス(さかとバイパス、南魚沼市)[4]
新潟県南魚沼市東泉田から同市二日町までを結ぶ計画総延長3.5kmのバイパス道路である。
魚野川左岸に位置するJR六日町駅付近は市の中心部であることに加え狭隘区間があることから渋滞箇所となっている。この区間を迂回することを目的として計画され、魚野川の右岸側にある坂戸地区を経由するルートが採用された。二日町から中間の坂戸橋までの延長2.8kmの区間は1998年に供用を開始し、これに伴い旧道の区間は国道指定から外された。残る坂戸橋から東泉田までの区間は坂戸城祉の保存などを巡って工事が遅れ、2013年9月18日に供用を開始した。
  • 大崎改良(南魚沼市)
南魚沼市大崎から黒土までの区間。大崎地区内は狭隘区間であり、特に八海山から坊谷山までの尾根を越える峠道には見通し不良区間を有している。この区間を高架橋や大崎トンネルを含めた新道によって迂回するものをいう。
  • 湯谷越バイパス(南魚沼市 - 魚沼市)
南魚沼市芋赤から関越自動車道小出ICを経由し、魚沼市古新田までを結ぶ総延長5.43kmのバイパス道路である。旧道は芋赤から虫野へ至り、国道17号と合流するルートをとっていた。2003年に供用を開始[5]
  • 桜町トンネル(小千谷市 - 長岡市)
小千谷市から新潟県長岡市小国(旧小国町)までの区間。2001年11月30日[6]に供用を開始。旧道の桜町隧道は通行不能となっている。

重複区間[編集]

  • 国道17号(前橋市・本町一丁目交差点 - 渋川市渋川・吾妻新橋南交差点)
  • 国道353号(渋川市渋川・下郷交差点 - 渋川市渋川・吾妻新橋南交差点)
  • 国道17号(渋川市中郷・長坂交差点 - 沼田市・下川田町交差点)
  • 国道120号国道401号(沼田市・下川田町交差点 - 沼田市・戸鹿野町交差点)
  • 国道17号(みなかみ町・政所川原交差点 - みなかみ町・上津大原交差点)
  • 国道17号(魚沼市中原・古新田交差点 - 魚沼市・四日町交差点)
  • 国道252号国道352号(魚沼市・四日町交差点 - 魚沼市・並柳東交差点)
  • 国道252号(柏崎市安田・鳥越交差点 - 柏崎市・日吉町交差点)

道路施設[編集]

道の駅[編集]

道の駅は1箇所所在している。

トンネル[編集]

  • 城山トンネル(新潟県南魚沼市湯谷 - 新潟県魚沼市干溝)
  • 中山トンネル(新潟県魚沼市水沢 - 新潟県長岡市山古志東竹沢)
  • 山古志トンネル(新潟県長岡市)
  • 桜町トンネル(新潟県小千谷市桜町 - 新潟県長岡市小国町七日町)
  • 武石トンネル(新潟県長岡市小国町武石 - 新潟県柏崎市東条)

車両通行ができない区間[編集]

1885年(明治18年)9月に明治政府指定の旧国道8号[注釈 2]として開通した当時は馬車の通行が可能な規格で整備されており、馬車同士がすれ違うこともできたほどの幅員の広い車道で、新潟県側の最奥部付近には短いながらもトンネルが設けられるなど、当時としては破格な高規格の山岳道路だった。しかし開通から程なくして各所で土砂崩れや雪崩などによる路盤決壊や橋の流失が相次ぎ、前述のトンネルも崩壊埋没してしまい、ついには車両通行そのものが完全に不可能となってしまった。その後現在に至るまで車道として再開通させる具体的な計画は立てられていない[1]
群馬県側の一の倉沢 - 芝倉沢 - 清水峠 - 居坪坂(井坪坂)分岐の区間は徒歩で通行可能[7]。ただし、峠上にある掘割の部分は現在では登山道として活用されていない。
新潟県側の居坪坂[注釈 3]によりバイパスされた区間は、法令上はれっきとした現役の国道であり続けていながら、すでに自然に還っている[7]。ここは事実上の廃道状態となって100年以上が経過しており、徒歩通行どころか立ち入ることさえも困難なほど壊滅的に荒廃している[1]。代替ルートとして、登山者は清水峠から居坪坂もしくは明治期以前の古道である十五里尾根(謙信尾根)の登山道を経由して清水へ向かうことになる[7]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

  • 群馬県
    • 前橋市 - 渋川市 - 沼田市 - 利根郡みなかみ町
  • 新潟県
    • 南魚沼市 - 魚沼市 - 長岡市 - 小千谷市 - 長岡市 - 柏崎市

交差する道路[編集]

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脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c d e f g 2014年4月1日現在
  2. ^ いわゆる「明治国道」の一路線で、現在の国道8号は全く別の路線。
  3. ^ 明治新道こと国道8号が通行不能になった後の1890年に整備された登山道。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 松波成行 2008, p. 78.
  2. ^ a b c d e f g h 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2015. 国土交通省道路局. p. 16. 2016年10月24日閲覧。
  3. ^ 国土交通省 関東地方整備局報道資料 国道17号鯉沢バイパス旧道区間を移管 〜 国管理から県管理へ〜
  4. ^ 坂戸バイパス(一般国道291号) (PDF) - (新潟県)
  5. ^ 土木部所管事業 -新潟県
  6. ^ 新潟県 小千谷市 ホームページ 行政情報 -小千谷市のあゆみ:平成13年
  7. ^ a b c 松波成行 2008, p. 79.

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]