国道57号

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一般国道

国道57号標識

国道57号
地図
Route57 ja.png
総延長 313.2 km
実延長 221.1 km
現道 206.9 km
海上区間 40.2 km
制定年 1963年
(二級国道として1953年
起点 大分県大分市
大道入口交差点(地図
主な
経由都市
大分県豊後大野市竹田市
熊本県阿蘇市熊本市宇土市宇城市
長崎県島原市雲仙市諫早市
終点 長崎県長崎市
県庁前交差点(地図
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0010.svg国道10号
Japanese National Route Sign 0210.svg国道210号
Japanese National Route Sign 0326.svg国道326号
Japanese National Route Sign 0442.svg国道442号
Japanese National Route Sign 0502.svg国道502号
Japanese National Route Sign 0265.svg国道265号
Japanese National Route Sign 0212.svg国道212号
Japanese National Route Sign 0325.svg国道325号
Japanese National Route Sign 0443.svg国道443号
Japanese National Route Sign 0003.svg国道3号
Japanese National Route Sign 0266.svg国道266号
Japanese National Route Sign 0501.svg国道501号
Japanese National Route Sign 0251.svg国道251号
Japanese National Route Sign 0389.svg国道389号
Japanese National Route Sign 0207.svg国道207号
Japanese National Route Sign 0034.svg国道34号
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
島原湾に沿って走る区間の国道57号(三角線赤瀬駅付近より)
熊本東バイパス
諫早市内(長崎市・大村市方面)

国道57号(こくどう57ごう)は、大分県大分市から竹田市熊本県阿蘇市熊本市長崎県島原市諫早市を経由して長崎市へ通じる一般国道である[1]

概要[編集]

九州の中部を東西に横断し、県庁所在地である大分市、熊本市、長崎市を連絡する一般国道の路線である。旧・二級国道214号・215号・216号の3路線が統合されて指定された国道という経緯を持つ[2]。大分県豊後大野市犬飼町から単独区間となり、熊本市まではJR豊肥本線とほぼ並走しながら九州中央部を東西に横断し、国道3号へ合流する。宇土市から宇城市までは宇土半島の北側を走る。三角港(宇城市三角町)から島原港(長崎県島原市)の区間は、島原湾を渡る海上区間で、かつては三角島原フェリーが運行されていたが、業績悪化により2006年に廃止され、これにより三角港 - 島原港間を直接結ぶ航路はなくなっている[3]。島原市からは島原半島を横断し、諫早市で国道34号に合流して長崎市に至る。

大分市から豊後大野市犬飼町の間および諫早市から長崎市の間はそれぞれ国道10号、国道34号との重複区間となる。

路線データ[編集]

  • 起点 : 大分県大分市(大道入口交差点=国道10号重複、国道197号国道210号終点、国道217号国道442号起点)
  • 終点 : 長崎県長崎市(県庁前交差点=国道34号国道202号終点)
  • 総延長 : 313.2 km(長崎県 97.1 km、熊本県 107.5 km、熊本市 22.8 km、大分県 85.8 km)重用延長、海上区間を含む。[4][注釈 1]
  • 重用延長 : 51.9 km(長崎県 22.0 km、熊本県 1.3 km、熊本市 7.1 km、大分県 21.5 km)[4][注釈 1]
  • 未供用延長 : 40.2 km(長崎県 14.0 km、熊本県 26.2 km、熊本市 - km、大分県 - km)[4][注釈 1]
    • 未供用延長のうち海上区間 : 40.2 km(長崎県 14.0 km、熊本県 26.2 km、熊本市 - km、大分県 - km)[4][注釈 1]
  • 実延長 : 221.1 km(長崎県 61.2 km、熊本県 80.0 km、熊本市 15.7 km、大分県 64.2 km)[4][注釈 1]
    • 現道 : 206.9 km(長崎県 61.2 km、熊本県 80.0 km、熊本市 15.7 km、大分県 64.2 km)[4][注釈 1]
    • 旧道 : なし[4][注釈 1]
    • 新道 : 14.1 km(長崎県 - km、熊本県 - km、熊本市 - km、大分県 14.1 km)[4][注釈 1]
  • 指定区間 : 大分市中央町4丁目10番 - 宇城市三角町三角浦字首入1159番43、島原市湊町4番 - 長崎市江戸町2番2(陸上区間の全線)
  • 海上区間 : 熊本県宇城市三角町三角浦(三角駅前) - 長崎県島原市湊町(島原外港交差点)
    ※概要にある通り、この区間にはかつて三角島原フェリーが運航されていた。

歴史[編集]

1953年(昭和28年)5月18日に二級国道として、国道214号(島原 - 諫早)、国道215号(島原 - 宇土)、国道216号(熊本 - 大分)が指定されたが、1962年(昭和37年)5月1日より以上の3路線を併せ、一級国道57号とした[2]。この経緯から現在も国道214号・215号・216号は欠番となっている[3]

1964年(昭和39年)の法令改正により一級、二級の別はなくなり、1965年(昭和40年)から「一般国道」としている。

  • 1953年(昭和28年)5月18日 :二級国道214号島原諌早線(長崎県島原市 - 長崎県諫早市)、二級国道215号島原宇土線(長崎県島原市 - 熊本県宇土郡宇土町(現: 宇土市))、二級国道216号熊本大分線(熊本県熊本市 - 大分県大分市)が指定された。
  • 1957年(昭和32年)6月5日 :214号、長崎県南高来郡小浜町小浜温泉 - 小浜町雲仙温泉(現: 雲仙市)間、日本道路公団運営の雲仙道路(有料道路)として開通。
  • 1960年(昭和35年)8月31日 :14号、島原市 - 小浜町雲仙温泉(現: 雲仙市)、日本道路公団運営の島原道路(有料道路)として開通。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 :214号・215号・216号、一級国道57号(大分県大分市 - 長崎県長崎市)に統合・昇格。214号・215号・216号は欠番に。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 :一級国道57号、一般国道に指定替え。
  • 1973年(昭和48年)4月1日 :雲仙道路・島原道路、日本道路公団から国に移管、無料化。
  • 2006年(平成18年)8月29日:島原湾海上航路の三角島原フェリー(三角港 - 島原港)が、業績悪化により廃止[3]
  • 2016年(平成28年)
    • 4月1日:国道57号のうち、中九州横断道路開通後の平行する旧道を大分県道57号竹田犬飼線に指定替え[5]
    • 4月16日:未明に熊本地方を震源とするマグニチュード7.3の熊本地震の本震が発生し、熊本県南阿蘇村阿蘇大橋地区で土砂崩れにより通行止め[6]
    • 6月14日:通行止めとなっている阿蘇大橋地区の復旧を現在位置の北側で復旧することを決定[7]
    • 7月6日:北側復旧ルートを決定[8]
    • 11月2日:北側復旧ルートの工事に着手[9]

路線状況[編集]

別名[編集]

  • 豊後街道
  • 天草街道
  • 島原街道
  • 雲仙道路・島原道路 (長崎県雲仙市-島原市)- 1957年から1973年3月31日まで、この区間は有料道路だった。島原半島北部を走る島原道路(がまだすロード)とは異なる。

バイパス[編集]

重複区間[編集]

国道57号と国道251号の重複区間(長崎県島原市、島原外港交差点付近)。両者の標識が併設されている。
  • 大分県
    • 国道10号 : 大分市(大道入口交差点) - 豊後大野市(犬飼バイパス分岐)
    • 国道210号 : 大分市(府内大橋北交差点 - 宮崎交差点)
    • 国道442号 : 豊後大野市(朝地交差点) - 竹田市(会々平交差点)
  • 熊本県
    • 国道265号 : 阿蘇市一の宮町坂梨(坂梨交差点) - 阿蘇市黒川(内牧温泉入口交差点)
    • 国道325号 : 阿蘇郡南阿蘇村(阿蘇大橋交差点) - 菊池郡大津町(室交差点)
    • 国道3号国道218号国道219号重複) : 熊本市南区(近見町交差点) - 宇土市(松原交差点)
    • 国道266号 : 宇城市三角町三角浦(五橋入口交差点 - 三角港)
  • 長崎県
    • 国道251号 : 島原市湊町(島原外港交差点) - 島原市親和町(雲仙東登山口交差点)
    • 国道389号 : 雲仙市小浜町雲仙 - 雲仙市小浜町南木指
    • 国道251号 : 雲仙市小浜町マリーナ(雲仙西登山口交差点) - 雲仙市愛野町乙(愛野展望台前交差点)
    • 国道251号 : 雲仙市愛野町(愛野交差点) - 諫早市
    • 国道207号 : 諫早市小船越町(小船越町交差点) - 諫早市多良見町化屋(喜々津駅東口交差点)
    • 国道34号 : 諫早市小船越町(小船越トンネル交差点) - 長崎市(県庁前交差点)
    • 国道251号 : 長崎市矢上町(矢上町交差点) - 長崎市江戸町(県庁前交差点)

事前通行規制区間[編集]

  • 熊本県阿蘇市波野小地野 - 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨 L=4.6km 連続雨量が140mmに達した場合通行止
  • 長崎県南島原市深江町甲字硲 - 長崎県雲仙市小浜町雲仙字宝原 L=8.2km 連続雨量が250mmに達した場合通行止
  • 長崎県雲仙市小浜町雲仙字札原 - 長崎県雲仙市小浜町南木指字流合 L=4.0km 連続雨量が250mに達した場合通行止

道の駅[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

国道57号上の熊本市と菊陽町の境界

交差する道路[編集]

(右の表示を押す)

主な峠[編集]

周辺の施設[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 2014年4月1日現在

出典[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する法令
  2. ^ a b 佐藤健太郎 『ふしぎな国道』 講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日、99-100頁。ISBN 978-4-06-288282-8
  3. ^ a b c 松波成行「国道57号」、『酷道をゆく』、イカロス出版2008年3月20日、 86頁、 ISBN 978-4-86320-025-8
  4. ^ a b c d e f g h 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2015. 国土交通省道路局. p. 5. 2016年11月26日閲覧。
  5. ^ “国道57号一部区間の道路管理者の変更について(記者発表資料)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省 九州地方整備局 佐伯河川国道事務所, (2016年3月30日), http://www.qsr.mlit.go.jp/saiki/press/h28-3-31/h28-3-31.pdf 2016年4月11日閲覧。 
  6. ^ “平成28年熊本地震に関する九州地方整備局の取り組み(第15報)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省 九州地方整備局, (2016年4月16日), http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h28/data_file/1460812196.pdf 2016年11月11日閲覧。 
  7. ^ “国道57号阿蘇大橋地区の北側復旧ルートを整備〜道路災害復旧事業として必要な調査を実施〜” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省 九州地方整備局, (2016年6月14日), http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h28/data_file/1465872416.pdf 2016年11月11日閲覧。 
  8. ^ “国道57号北側復旧ルートの決定” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省 九州地方整備局, (2016年7月6日), http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h28/data_file/1467780895.pdf 2016年11月11日閲覧。 
  9. ^ “国道57号北側復旧ルートの工事着手について〜工事用道路等の工事に着手します〜” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省 九州地方整備局 熊本河川国道事務所, (2016年11月1日), http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h28/data_file/1478058908.pdf 2016年11月11日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]