国道300号

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一般国道
国道300号標識
国道300号
総延長 25.0 km
実延長 25.0 km
現道 24.9 km
制定年 1970年
起点 山梨県富士吉田市
上宿交差点(地図
主な
経由都市
山梨県南都留郡富士河口湖町
終点 山梨県南巨摩郡身延町
上沢交差点(地図
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0138.svg国道138号Japanese National Route Sign 0413.svg国道413号重複)
Japanese National Route Sign 0139.svg国道139号大月市方面)
中央自動車道中央自動車道
Japanese National Route Sign 0358.svg国道358号
Japanese National Route Sign 0139.svg国道139号(富士市方面)
Japanese National Route Sign 0052.svg国道52号
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

国道300号(こくどう300ごう)は、山梨県富士吉田市から山梨県南巨摩郡身延町に至る一般国道である。愛称本栖みち[1]

概要[編集]

山梨県内で完結する一般国道の路線で、富士山の北東麓に位置する富士吉田市の国道138号起点(上宿交差点)から北麓の山裾に沿って西へ進み、富士五湖のひとつである本栖湖を経て、南西部に位置する南巨摩郡身延町の国道52号(上沢交差点)に至る。主な通過地は、南都留郡富士河口湖町船津、鳴沢村、富士河口湖町本栖、身延町常葉である。富士吉田 - 本栖湖間は国道139号と重複する区間で、本栖湖の東側に位置する国道139号分岐点(本栖交差点)から身延町までの延長26キロメートル (km) 区間が本路線の単独区間である。

道路概況[編集]

ここでは単独区間のみ、本栖起点で記載する。

本栖交差点を西側へ進むと本栖湖の北岸を走行する。しばらくすると現道と旧道の分岐があり、旧道は山梨県道709号となっている。かつては旧道をやや進んだところに中之倉隧道(1936年竣工、延長370メートル)があったが、幅員が4.5メートル (m) と大型車がすれ違うのが困難であったことから1986年に中之倉トンネル(延長558 m、幅員6.5 m)が貫通したことで本道はそちらを通ることになり、中之倉隧道はその後閉鎖された。中之倉トンネルを過ぎると富士河口湖町から身延町に入り、距離にして5 km弱のヘアピンカーブが続く。両側2車線であるが道幅は広くなく、大型車がすれ違うのが困難な地点も存在する。ヘアピンカーブが終わると身延町の中屋敷集落に達するが、集落を過ぎると再びヘアピンカーブが続き、中之倉集落に達する。

中之倉集落から先はかつては沿道を流れる常葉川に沿って道が設けられており、古関の集落を抜けながらヘアピンカーブが続く区間であったが、昭和60年頃よりトンネルが相次いで貫通し、現在は線形がよくなっている。常葉トンネルを抜けると常葉川を挟んだ右岸に常葉地区が見え、川を渡り身延線の踏切を抜けると左岸に下部温泉が見える。波高島トンネルを抜け富山橋富士川を渡河すると国道52号との交点かつ当国道の終点である上沢交差点に達する。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令および一般国道の指定区間を指定する政令に基づく一般国道300号の概要は以下の通り。

歴史[編集]

  • 1970年4月1日 : 一般国道300号(富士吉田市-山梨県南巨摩郡身延町)として指定。

路線状況[編集]

バイパス[編集]

供用中
  • 波高島バイパス
富山橋西岸から波高島集落東側に至る全長約2 kmのバイパス[3]。富山橋の老朽化による橋梁取替および波高島集落の線形改良、建設中の中部横断自動車道下部温泉早川インターチェンジの工事車両対応のため工事が進められ、2008年(平成20年)11月に供用が開始された[3]。区間内には富士川を渡る富山橋と全長742 mの波高島トンネルがある[3]。開通後旧道は町道になっている。
  • 常葉バイパス
下部町の市街地であった常葉地区の混雑対策に常葉建設が進められ、1981年(昭和56年)に開通した。区間内には常葉トンネルがある。バイパス東端で後述の古関バイパスに続く。常葉バイパス開通後、旧道は甲斐常葉駅以南は国道300号別道、以北は山梨県道419号になっている。
  • 古関バイパス
常葉地区東側から中之倉地区に存在したヘアピンカーブ解消と道路拡幅を目的に建設が進められ、2002年(平成14年)に開通した[4]。全長約2.1 kmで、5つのトンネル(釜額、古関、聖、木喰、長塩)が続く。バイパス西端で上述の常葉バイパスに続く。開通後旧道は一部(バイパスから古関地区へ繋がる道路)が山梨県道404号に編入され、残りは町道または廃道になっている。
建設中
  • 中之倉バイパス
2018年(平成30年)時点で建設中のバイパス[5]。総延長約5 kmで、うち第一期工事として中之倉集落西側から常葉川を渡り2つのトンネル(灯第1トンネル、灯第2トンネル)を抜け中屋敷集落東側へ抜けるルート(1.8 km)で工事が行われている。第一期工事が開通するとから中之倉集落から中屋敷集落のヘアピンカーブが解消され、両集落の交通量減少による安全性が向上する[5]。さらに本栖方面への第二期・第三期工事が行われる予定で、開通すると中之倉トンネルから中屋敷集落まで続くヘアピンカーブが大幅に解消される[5]

重複区間[編集]

  • 国道139号(富士吉田市上宿交差点-富士河口湖町本栖交差点)

道の駅[編集]

交通量[編集]

平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

  • 南巨摩郡身延町市之瀬97 : 3,153

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

別名[編集]

  • 本栖みち - 単独区間のうち、波高島トンネルおよび常葉バイパスを除く区間が指定されている。波高島トンネルおよび常葉バイパスは旧道側のほうが指定されたままで、当該区間は除外される。

その他[編集]

中之倉トンネルの旧道沿いの本栖湖からの風景を撮った岡田紅陽氏の作品千円紙幣E号券五千円紙幣D号券の図柄のモデル。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c d e f g 2015年4月1日現在
  2. ^ a b 道路統計年報2015以降では、国道139号と重複する区間は重用延長として扱われていないため、延長データに同区間のデータは反映されていない。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]