コンテンツにスキップ

国道287号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道
国道287号標識
国道287号
地図
地図
総延長 79.6 km
実延長 79.5 km
現道 79.0 km
制定年 1970年昭和45年)
起点 山形県米沢市
成島町交差点(北緯37度55分20.40秒 東経140度5分21.43秒 / 北緯37.9223333度 東経140.0892861度 / 37.9223333; 140.0892861 (成島町交差点)
主な
経由都市
山形県長井市寒河江市
終点 山形県東根市
蟹沢交差点(北緯38度25分36.10秒 東経140度22分35.66秒 / 北緯38.4266944度 東経140.3765722度 / 38.4266944; 140.3765722 (蟹沢交差点)
接続する
主な道路
記法
国道121号標識 国道121号
国道113号標識 国道113号
国道348号標識 国道348号
国道458号標識 国道458号
国道112号標識 国道112号
国道347号標識 国道347号
国道13号標識 国道13号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
山形県白鷹町荒砥付近

国道287号(こくどう287ごう)は、山形県米沢市から東根市に至る一般国道である。

概要

[編集]

福島県と接する山形県置賜地方最南端に位置する米沢市国道121号分岐から、最上川の流れに沿うようにして北上し、村山地方で佐藤錦などサクランボの有数の産地でも知られる東根市の国道13号に接続する延長約80 km一般国道の路線で、山形県内で完結する国道でもある。主な通過地は、東置賜郡川西町長井市西置賜郡白鷹町西村山郡朝日町大江町寒河江市河北町である。山形県を南北に縦貫する国道13号の西側で平行する位置にあり、米沢市 - 長井市の別名が長井街道、長井市 - 寒河江市が西部街道ともよばれる。終点付近で、東根市内を走る東北中央自動車道東根ICで接続するアクセス道路にもなっている。

路線データ

[編集]

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

[編集]
  • 1970年昭和45年)4月1日 - 一般国道287号(山形県米沢市 - 山形県東根市)として指定。
  • 2002年平成14年)
    • 長井南バイパスの川西町大塚 - 西大塚間(1.5 km)開通。
    • 畔藤バイパスの長井市五十川 - 白鷹町荒砥間(6.5 km)の全区間が開通する[4]。これに伴い、並行する西部街道の区間が国道指定から外れる。
  • 2005年(平成17年)11月 - 和合バイパスの新しい明鏡橋を含む西村山郡朝日町和合から玉ノ井までの区間(900 m)が開通[5]
  • 2007年(平成19年)12月28日 - 和合バイパスの岩坂橋の掛け替えが完了し、3.4 kmの全区間が開通する。
  • 2010年(平成22年)3月26日 - 長井南バイパスの川西町西大塚 - 長井市河井間(3.5 km)開通[6]。併せて、接続する東置賜郡川西町大塚の起点から東置賜郡川西町中小松の長井街道交点までの区間が、県道248号と県道7号に重複して新たに国道に指定され、並行する川西町中小松の県道7号交点から長井市今泉の国道113号交点までの長井街道に当たる区間がこれ以降に国道指定を外れる[7]
  • 2013年(平成25年)
    • 9月27日 - 米沢市内米沢北バイパス・国道121号舘山バイパス整備進行に伴い、起点が大門北交差点から成島町交差点に変更される。
    • 12月11日 - 米沢市窪田町地内の米沢北バイパスの一部(0.5 km)を暫定2車線で供用開始[8]
    • 12月27日 - 長井市森 - 五十川間の森バイパス(1.2 km)が開通[8]
  • 2014年(平成26年)3月31日 - 白鷹町大瀬で道路隆起が発生して、同地内で全面通行止めとなる。その後地滑り対策工事が行われ、片側交互通行を経て翌年8月10日に規制が解除される[9]
  • 2016年(平成28年)3月30日 - 長井南バイパスの長井市河井 - 泉間(1.3 km)の供用開始、6.3 kmの全区間が開通する[10]。また、これに並行する長井街道の区間のうち、2020年令和2年)頃に、泉交差点から時庭交差点までの区間が山形県道257号に、時庭交差点から国道113号の今泉交差点までの区間が市道に変更され、国道指定を外れる。
  • 2023年(令和5年)12月2日米沢北バイパスの米沢市窪田町 - 米沢市六郷町桐原間(2.9km)の供用開始、全線開通する[11]
  • 2024年(令和6年)3月9日川西バイパスの西大塚 - 中小松間(2.9 km)の供用開始。

[12]

路線状況

[編集]

別名

[編集]
  • 長井街道(米沢市 - 川西町中小松、長井市今泉 - 舟場)
  • 西部街道(長井市舟場 - 五十川、白鷹町荒砥乙 - 大江町藤田)

バイパス

[編集]

重複区間

[編集]
  • 国道348号(川西町西大塚 - 白鷹町荒砥甲)
  • 国道347号(寒河江市・高松交差点 - 河北町・要害交差点)

道路施設

[編集]

橋梁

[編集]

道の駅

[編集]

地理

[編集]

通過する自治体

[編集]

交差する道路

[編集]

沿線

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在

出典

[編集]
  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2022年10月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月16日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
  4. ^ 諏訪堰 - 疎水名鑑
  5. ^ やまがた橋物語-最上川第3部【明鏡橋(朝日)】”. 山形新聞 (2007年5月29日). 2019年3月13日閲覧。
  6. ^ 【国道287号長井南バイパス~本日開通!】 - ながいファン倶楽部(2010年3月26日)
  7. ^ 町報かわにし 2010年10月15日号
  8. ^ a b 山形県県土整備部道路整備課 (2015年2月27日). “山形県道路開通情報”. 山形県. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月25日閲覧。
  9. ^ 国道287号(白鷹町大瀬地内)で発生した地すべり災害の対応”. 山形県. 2014年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月20日閲覧。
  10. ^ 国道287号 長井南バイパス 全線開通”. 山形県. 2016年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月20日閲覧。
  11. ^ 一般国道287号米沢長井道路「米沢北バイパス工区」の供用開始について” (PDF). 山形県置賜総合支庁建設部道路計画課 (2023年11月1日). 2023年12月2日閲覧。
  12. ^ 一般国道287号米沢長井道路「川西バイパス工区(Ⅰ期区間)」の供用開始について” (PDF). 山形県置賜総合支庁建設部道路計画課 (2024年2月15日). 2024年3月9日閲覧。
  13. ^ 【道路改築事業】一般国道287号米沢長井道路(米沢北バイパス)”. 山形県. 2020年10月20日閲覧。
  14. ^ 道路事業(改築)一般国道287号(米沢川西バイパス) 山形県公式HP (PDF)
  15. ^ 【道路事業(改築)】 一般国道287号 米沢長井道路(川西バイパス)”. 山形県. 2020年10月20日閲覧。
  16. ^ 「道の駅」の第43回登録について - 2015年4月15日 国土交通省道路局

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]