周南市

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しゅうなんし
周南市
Tokuyamazoo.jpg
Flag of Shunan, Yamaguchi.svg
周南市旗
日本の旗 日本
地方 中国地方
山陽地方山陰地方
中国・四国地方
都道府県 山口県
団体コード 35215-2
法人番号 4000020352152
面積 656.29km2
総人口 143,959
推計人口、2016年10月1日)
人口密度 219人/km2
隣接自治体 山口市下松市光市
防府市岩国市
島根県鹿足郡吉賀町
市の木 クスノキ
市の花 サルビア
周南市役所
所在地 745-8655
山口県周南市岐山通一丁目1番地
北緯34度3分18.2秒東経131度48分22.4秒座標: 北緯34度3分18.2秒 東経131度48分22.4秒
Shunan City Hall.jpg
外部リンク 周南市

周南市位置図

― 市 / ― 町

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周南市(しゅうなんし)は、山口県の東南部に位置する

地理[編集]

徳山駅北口駅前広場

南部は瀬戸内海に面し、国際拠点港湾である徳山下松港とともに、主要産業である重化学工業企業が多数立地しており、これに接する形で市街地が形成されている。また、港は複数の島に囲まれており、一部は定期航路が設定されている。一方北部は中国山地の一部にあたり、農村地域が点々と存在している。

隣接する下松市光市とは、産業・経済・交流面での結びつきが強く、3市は「周南地区」と呼称される(3市の市名から「周南・下松・光地区」と呼称されることもある)。山口県は、都市計画基本方針[1]において、3市を人口約25万人の「周南広域都市圏」と定義している。

面積は約656.29km2[2]で、県内19市町中、萩市に次ぐ第5位。

気候[編集]

北部は、錦川の上流にあたる鹿野盆地などでは冬季には積雪がある。一方、瀬戸内海に面した南部には平野が広がり、気候も比較的温暖で、年に数えるほどしか積雪することはない。

なお、気象庁の一次細分区域は、山口市防府市と同じ中部にあたる [3]

隣接している自治体[編集]

山口県
島根県

歴史[編集]

市名の由来[編集]

  • 周南市は、2003年(平成15年)4月、当時の2市2町(徳山市新南陽市熊毛町鹿野町)が新設合併したことにより新たに誕生した市である。市名は、2001年(平成13年)、当時の3市2町(徳山市、下松市、新南陽市、熊毛町、鹿野町)合併協議会において決定した[4]ものを、下松市が合併協議から離脱した後に設立された、2市2町合併協議会が引き継いだものである[5]
    • 新市名の案は、当時の3市2町の住民からの公募で選ばれた。「周南」とは周防国の南部という意味で(方角地名)、山口県の瀬戸内海沿岸の広い地域を指す名称(広域地名)として使用されてきた[6]昭和後期以降、当時の4市4町(徳山市、下松市、光市、新南陽市、熊毛町、鹿野町、大和町田布施町)において広域合併の議論が高まるにつれ、この合併構想が「周南合併」と呼称されるようになり、主に4市4町を指す呼称として浸透していった[4]。なお、2000年代以降は、主に現在の周南市、下松市、光市の3市(周南地区)か、単に周南市1市を指す呼称として用いられるようになっている。
    • 公募で選ばれた案の中には、周南市のほかに「徳山市」「とくやま市」「のぞみ市」「東山口市」「毛利市」といったものもあった。

年表[編集]

古代[編集]

中世〜近世[編集]

近代[編集]

  • 1889年明治22年)4月 - 町村制施行に伴い、都濃郡佐波郡熊毛郡に22の村が成立。
  • 1897年(明治30年)9月 - 山陽鉄道広島駅〜徳山駅間が延伸開業(現在の山陽本線)。
  • 1898年(明治31年)3月 - 山陽鉄道徳山駅〜三田尻駅間が開業。
  • 1900年(明治33年)10月15日 - 都濃郡徳山村が町制施行し都濃郡徳山町となる。
  • 1904年(明治37年) - 海軍煉炭製造所(後の海軍燃料廠)が設けられる。
  • 1912年(明治45年)1月 - 都濃郡福川村が町制施行し都濃郡福川町となる。
  • 1915年大正4年)11月10日 - 都濃郡富田村が町制施行し都濃郡富田町となる。
  • 1918年(大正7年)2月 - 日本曹達工業(現在のトクヤマ)が設立。
  • 1922年(大正11年) - 児玉神社が創建。徳山港(後の徳山下松港)開港。
  • 1930年昭和5年)11月17日 - 徳山無尽共益株式会社(西京銀行の前身)設立。
  • 1932年(昭和7年)5月 - 岩徳西線として櫛ケ浜駅 - 周防花岡駅間が開業(現在の岩徳線)。
  • 1935年(昭和10年)10月15日 - 都濃郡徳山町が市制施行し、徳山市(初代)が発足
  • 1936年(昭和11年) - 東洋曹達工業(現在の東ソー)南陽工場が操業開始。
  • 1940年(昭和15年)
    • 4月29日 - 都濃郡太華村が町制施行・改称し都濃郡櫛浜町となる。
    • 10月 - 向道ダムが竣工。
    • 11月3日 - 都濃郡鹿野村が町制施行し都濃郡鹿野町となる。
  • 1941年(昭和16年)11月3日 - 都濃郡富岡村が都濃郡富田町に編入。
  • 1942年(昭和17年)4月 - 都濃郡加見村・久米村が徳山市に編入。
  • 1944年(昭和19年)4月 - 徳山市と都濃郡櫛浜町・富田町・福川町・大津島村・夜市村・戸田村・湯野村が合併し、徳山市(2代)が発足。
  • 1945年(昭和20年)

現代[編集]

  • 1949年(昭和24年)
    • 8月 - 都濃郡富田町が徳山市から再分立。
    • 9月 - 都濃郡福川町が徳山市から再分立。
  • 1953年(昭和28年)
    • 8月 - 徳山競艇場が開場。
    • 10月 - 都濃郡富田町・福川町が合併し、都濃郡南陽町が発足。
  • 1954年(昭和29年)12月 - 都濃郡須々万村・中須村・長穂村が合併し、都濃郡都濃町(初代)が発足。
  • 1955年(昭和30年)
    • 7月20日 - 都濃郡都濃町、須金村の一部が合併し、都濃町(2代)が発足。須金村の残部は都濃郡鹿野町に編入。
    • 10月 - 都濃郡向道村が徳山市に編入。
    • 11月 - 都濃郡南陽町が佐波郡和田村を編入。
  • 1956年(昭和31年)
    • 4月 - ラジオ山口(現在の山口放送)が開局。
    • 9月30日 - 熊毛郡三丘村・高水村・勝間村・八代村が合併し、熊毛町が発足。
  • 1957年(昭和32年)3月 - 旧海軍燃料廠跡地に出光興産徳山製油所が操業開始。
  • 1960年(昭和35年)3月 - 徳山市立動物園(現在の周南市徳山動物園)が開園。
  • 1962年(昭和37年) - 川上ダムが竣工。
  • 1965年(昭和40年) - 菅野ダムが竣工。
  • 1966年(昭和41年)1月1日 - 都濃郡都濃町が徳山市に編入。
  • 1970年(昭和45年)11月1日 - 都濃郡南陽町が改称・市制施行し、新南陽市が発足。
  • 1971年(昭和46年)4月 - 徳山大学が開学。
  • 1973年(昭和48年)7月7日 - 出光石油化学徳山工場で爆発火災事故。
  • 1975年(昭和50年)6月 - 周南バイパスが全通。
  • 1980年(昭和55年)10月17日 - 中国自動車道鹿野IC - 山口IC間が開通。
  • 1982年(昭和57年)11月 - 徳山市文化会館(現在の周南市文化会館)が開館。
  • 1986年(昭和61年)3月27日 - 山陽自動車道徳山西IC-防府東ICが開通。
  • 1990年平成2年)
    • 3月30日 - 山陽自動車道・徳山東IC-徳山西ICが開通。
    • 12月20日 - 山陽自動車道・熊毛IC-徳山東ICが開通。
  • 1992年(平成4年)7月 - 徳山市総合スポーツセンター(現在の周南市総合スポーツセンター)が竣工。
  • 1995年(平成7年)8月 - 永源山公園にゆめ風車が竣工。
  • 1995年(平成7年)9月4日 - 徳山市美術博物館(現在の周南市美術博物館)が開館。
  • 2003年(平成15年)4月21日 - 徳山市・新南陽市、熊毛郡熊毛町・都濃郡鹿野町が合併し、周南市が発足。
  • 2011年(平成23年)11月13日 - 東ソー南陽事業所で爆発火災事故。
  • 2014年(平成26年)3月14日 - 出光興産徳山製油所が原油の精製を終了(製油所の名称廃止は31日)[注釈 1]

周南合併[編集]

周南地区の市町合併は周南合併と呼ばれ、 2003年(平成15年)4月の周南市の誕生は、いわゆる「平成の大合併」の、山口県内における初の事例となった。1980年代後半ごろから周南地域における市町の合併機運が高まり、4市4町(徳山市、下松市、光市、新南陽市、熊毛町、田布施町大和町、鹿野町)を中心とした合併が模索されてきた[8]

  • 1991年(平成2年)5月 - 徳山市、下松市、光市による周南都市合併調査研究会が発足。
  • 1992年(平成3年) - 周南都市合併調査研究会に新南陽市、大和町、田布施町、鹿野町、熊毛町が参加。
  • 1999年(平成11年)
    • 1月 - 徳山市、下松市、新南陽市による3市合併協議会が設立。
    • 7月 - 合併協議会に熊毛町、鹿野町が加入。3市2町合併協議会となる。
  • 2001年(平成13年)
    • 11月 - 3市2町合併協議会において、新市名が「周南市」に決定。
    • 12月 - 3市2町合併協議会において、合併の期日が 2003年(平成15年)4月21日に決定。
      • 期日の決定を巡り対立した井川成正下松市長が抗議のため途中退席。
  • 2002年(平成14年)
    • 1月 - 下松市が3市2町合併協議会を欠席、事実上の離脱。
    • 5月 - 3市2町合併協議会が休止。
    • 6月 - 徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町による2市2町合併協議会が設立。
  • 2003年(平成15年)4月 - 周南市の発足に伴い、2市2町合併協議会、3市2町合併協議会が解散。

2市2町合併協議会の設立の際、2市2町の合併は「先行合併」と位置付けられたが、2003年の合併以後、周南市、下松市、光市において合併を求める機運は薄くなっており、更なる合併に向けた目立った動きはみられない。

旧熊毛町においては、市外局番や、消防・警察の所轄が市内の他の地区と異なるほか、市役所本庁(旧徳山市中心部)へ最短で移動する場合に下松市を経由する必要がある状況となっている。

市域の変遷[編集]

町村制施行(1889年) 1889年 - 1926年 1926年 - 1954年 1955年 - 1989年 1989年 - 現在 現在
鹿野村 1940年11月3日
鹿野町
鹿野町 2003年4月21日
周南市
須金村 1955年7月20日
鹿野町に編入
1955年7月20日
都濃町
1966年1月1日
德山市に編入
須々万村 1954年12月1日
都濃町
中須村
長穂村
向道村 1955年10月1日
德山市に編入
德山市
德山村 1900年10月15日
德山町
1935年10月15日
德山市
1944年4月1日
德山市
德山市
加見村 1942年4月1日
德山市に編入
久米村
太華村 1940年4月29日
櫛浜町
大津島村
夜市村
戸田村
湯野村
富田村 1915年11月10日
富田町
1949年8月1日
富田町
1953年10月1日
南陽町
1970年11月1日
新南陽市
富岡村 1941年11月3日
富田町に編入
福川村 1912年1月1日
福川町
1949年9月1日
福川町
佐波郡
和田村
1955年11月1日
南陽町に編入
三丘村 1956年9月30日
熊毛町
高水村
勝間村
八代村

地域[編集]

人口[編集]

Demography35215.svg
周南市と全国の年齢別人口分布(2005年) 周南市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 周南市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
周南市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 146,312人
1975年 158,208人
1980年 166,318人
1985年 167,302人
1990年 164,594人
1995年 161,562人
2000年 157,383人
2005年 152,387人
2010年 149,508人
総務省統計局 国勢調査より

地域・地区[編集]

都心部地域

徳山小学校区、遠石地区、今宿地区、岐山地区、周陽地区、秋月地区、桜木地区、久米地区、櫛浜地区、富田東地区、富田西地区、福川地区

西部地域

湯野地区、戸田地区、夜市地区

北西部地域

菊川地区

東部地域

三丘地区、高水地区、勝間地区、大河内地区

島しょ部地域

鼓南地区、大津島地区

北部地域

須々万地区、長穂地区、中須地区、須金地区、大道理地区、大向地区、和田地区、八代地区

中山間部地域[注釈 2]

鹿野地区

上記の7地域は、周南市都市計画マスタープランによる。31地区は、周南市公共施設再配置計画を参考としている。

行政[編集]

市長[編集]

歴代市長
氏名 就任 離任 任期数 市長就任前の主な経歴
1 河村和登 2003年5月25日 2007年5月24日 1 徳山市長、徳山市議会議長、徳山市議会議員
2 島津幸男 2007年5月25日 2011年5月24日 1 会社社長
3 木村健一郎 2011年5月25日 - 山口県議会議員、司法書士

市議会[編集]

  • 定数:30名
  • 任期:2016年(平成28年)6月20日 - 2020年(平成32年)6月19日
  • 議長:兼重元(新誠会)
  • 副議長:長嶺敏昭(参輝会)
会派名 議席数 議員名(◎は代表者、○は副代表者)
アクティブ 5 ◎清水芳将、○岩田淳司、井本義朗、土屋晴巳、山本真吾
公明党 4 ◎金井光男、○相本政利、遠藤伸一、金子優子
刷新クラブ 4 ◎小林雄二、○田村隆嘉、田中和末、得重謙二
新誠会 4 ◎田村勇一、○坂本心次、兼重元、米沢痴達
嚆矢会 3 ◎古谷幸男、○尾﨑隆則、友田秀明
参輝会 3 ◎青木義雄、○福田文治、長嶺敏昭
静林会 3 ◎福田健吾、○佐々木照彦、藤井康弘
日本共産党 2 ◎魚永智行、○中村富美子
会派に属さない議員 2 島津幸男、福田吏江子
30
※2016年(平成28年)6月22日現在。

市役所・総合支所・支所[編集]

市役所

2016年(平成28年)10月より、本庁舎敷地内にて新庁舎建設工事が進められている。2018年(平成30年)5月までに第1期工事が、2019年(平成31年)3月までに第2期工事が完了する予定。[9]現在、本庁舎機能は仮庁舎など6箇所に分散配置されている。

  • 本庁舎
    • 本館
    • 西本館
  • 仮庁舎(旧近鉄松下百貨店本館)
  • 仮庁舎別館(旧周南市勤労福祉センター)
  • 徳山港町庁舎
  • 近鉄徳山ビル2階
  • 新南陽庁舎
総合支所
  • 新南陽総合支所
  • 熊毛総合支所
  • 鹿野総合支所
支所
  • 櫛浜支所
  • 鼓南支所
  • 大津島支所
  • 久米支所
  • 菊川支所
  • 夜市支所
  • 戸田支所
  • 湯野支所
  • 和田支所
  • 向道支所
  • 長穂支所
  • 須々万支所
  • 中須支所
  • 須金支所
  • 八代支所

公共施設[編集]

図書館(周南市立図書館)
  • 中央図書館
  • 新南陽図書館(周南市学び・交流プラザ内)
  • 福川図書館
  • 熊毛図書館
  • 鹿野図書館
文化施設・ホール
体育施設
  • 周南市大道理地区体育館
  • 周南市新南陽プール
  • 周南市新南陽球場
  • 周南市福川武道館
  • 周南市新南陽体育センター
  • 周南市高瀬サン・スポーツランド
  • 周南市熊毛武道館
  • 周南市熊毛体育センター
  • 周南市鹿野プール
  • 周南市鹿野庭球場
  • 周南市鹿野総合体育館
公民館
  • 大津公民館
  • 馬島公民館
  • 戸田公民館
  • 菊川公民館
    • 富岡分館
    • 加見分館
  • 夜市公民館
  • 湯野公民館
  • 大島公民館
  • 櫛浜公民館
  • 大向公民館
  • 久米公民館
  • 戸田四郎谷公民館
  • 今宿公民館
  • 西松原分館
  • 小畑公民館
  • 四熊公民館
  • 戸田津木公民館
  • 粭島公民館
  • 須金公民館
  • 中須公民館
  • 須々万公民館
  • 長穂公民館
  • 岐山公民館
  • 遠石公民館
  • 中央地区公民館
  • 周陽公民館
  • 秋月公民館
  • 桜木公民館
  • 福川公民館
  • 和田公民館
  • 熊毛公民館
  • 高水公民館
  • 大河内公民館
  • 鹿野公民館
厚生施設
  • ゆめプラザ熊毛
  • コアプラザかの
  • 周南市子育て交流センター
商工施設
  • 周南市地方卸売市場
観光施設
都市施設

地方公営企業[編集]

上下水道事業
モーターボート競走事業

消防[編集]

  • 周南市消防本部:旧徳山市・旧新南陽市・旧鹿野町の範囲を管轄
    • 中央消防署
    • 東消防署
    • 西消防署
    • 北消防署
  • 周南市消防団:全域

一部事務組合[編集]

  • 光地区消防組合:旧熊毛町の範囲を管轄
    • 北消防署
  • 周南地区福祉施設組合
  • 周南地区衛生施設組合

第三セクター[編集]

県・国の機関[編集]

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姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

提携都市

海外[編集]

姉妹都市

産業[編集]

工業[編集]

徳山の工場群

周南市の主要産業は重化学工業であり、旧徳山海軍燃料廠から発展した石油コンビナート周南コンビナート)が形成されている。製造品出荷額等は山口県内第1位[2]で、県内の宇部・小野田地区、岩国地区と並び瀬戸内工業地域の重要な位置を占めている。

市内に主力拠点を置く主な化学メーカー
その他の主な産業
  • 御影石
    • 通称「徳山みかげ」。黒髪島で採石される。国会議事堂の建設石材の一部としても採用されている。

商業[編集]

徳山銀座商店街

徳山駅の北東に広がる中心市街地は、1960年代以降、松下百貨店(のちの近鉄松下百貨店)、ダイエー徳山店(のちのトポス徳山店)、ニチイ徳山店(のちの徳山サティ)といった百貨店総合スーパーの出店が相次ぎ、周南地区を代表する商業地として発展した。

1990年代以降は、モータリゼーションの進行に伴い、周辺部で郊外型ショッピングセンター(SC)やロードサイド店舗が発展した。旧新南陽市域でゆめタウン新南陽イオンタウン周南が、隣接する下松市ザ・モール周南サンリブ下松などが開業した。一方、中心市街地の商業地は衰退が進み、それまで発展を支えた総合スーパーや百貨店はすべて姿を消した。

2012年(平成24年)に山口県が行った調査[10]では、旧熊毛町域は下松市の第1次商圏、旧徳山市域・旧鹿野町域は下松市の第2次商圏となっており、市内から下松市への購買力の流出が顕著である実態が明らかとなった。一方、市内においても郊外型SCの立地する旧新南陽市域では、高い地元購買率を維持している。

2010年代に入り、中心市街地ではかねてより計画されていた徳山駅周辺整備事業がようやく着工される運びとなった。2010年代後半には、旧徳山市域においても、ゆめタウン徳山イオンタウン周南久米など、郊外型SCの出店が相次いだ。

主な商業施設

店舗面積が5,000m2以上の大規模小売店鋪は次の通り。

その他の主な産業
  • おみくじ
    • 国内で流通するおみくじの7割は、鹿野の女子道社にて奉製されている。

農林水産業[編集]

南部は瀬戸内海に面しており、漁業が行われている。ふぐ下関市の特産品として有名であるが、周南市の粭島(すくもじま)は、ふぐの延縄漁法発祥地であることから、隠れたふぐの本場としても知られる。北部では農業が中心で、ぶどうが栽培されている。

主な名産・特産品

主な企業[編集]

市内に本社・本店を置く主な企業[編集]

金融機関[編集]

第二地銀である西京銀行の本店のほか、県内外の銀行や、みずほ銀行三菱東京UFJ銀行の2つの都市銀行が支店を構える。三菱東京UFJ銀行徳山支店は旧三菱銀行東京三菱銀行の店舗で、東京三菱銀行時代は県内唯一の店舗だった[注釈 3]

教育[編集]

高等教育機関として徳山高専徳山大学がある。徳山高専で力を入れているロボコンが縁で周南市は2003年に公開された映画『ロボコン』のロケ地となった。

大学[編集]

高等専門学校[編集]

高等学校[編集]

県立
私立

中学校[編集]

市立
  • 太華中学校
  • 富田中学校
  • 中須中学校
  • 福川中学校
  • 和田中学校
私立

小学校[編集]

市立
  • 秋月小学校
  • 今宿小学校
  • 大河内小学校
  • 大津島小学校(休校)
  • 大向小学校(休校)
  • 小畑小学校(休校)
  • 勝間小学校
  • 鹿野小学校
  • 菊川小学校
  • 岐山小学校
  • 櫛浜小学校
  • 久米小学校
  • 久米小学校譲羽分校(休校)
  • 鼓南小学校
  • 桜木小学校
  • 四熊小学校(休校)
  • 周陽小学校
  • 須磨小学校
  • 須磨小学校峰畑分校(休校)
  • 高水小学校
  • 遠石小学校
  • 徳山小学校
  • 富田西小学校
  • 富田東小学校
  • 長穂小学校(休校)
  • 中須小学校(休校)
  • 沼城小学校
  • 福川小学校
  • 福川南小学校
  • 戸田小学校
  • 三丘小学校
  • 夜市小学校
  • 八代小学校
  • 湯野小学校
  • 和田小学校

特別支援学校[編集]

専修学校・各種学校[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

徳山駅新幹線口(南口)
  • 中心となる駅:徳山駅

路線バス[編集]

道路[編集]

高速道路[編集]

国道[編集]

港湾[編集]

定期旅客航路[編集]

観光[編集]

永源山公園

大津島には、旧海軍の人間魚雷回天」の特攻基地があり、今もその記念館がある。

八代盆地は特別天然記念物ナベヅル渡来地として有名。なお、最近では飛来数が減少傾向であることから、渡来数増加に向けた様々な取り組みが行われている。

徳山駅周辺の中心市街地では、銀座新宿原宿晴海有楽町代々木千代田など、東京の地名が多く住居表示に使われている。第二次世界大戦直後に施工された戦災復興土地区画整理事業で生まれた地名である。

主な名所・観光地[編集]

都心部・島しょ部
西部
東部
  • 三丘温泉
  • 呼鶴温泉
  • 勝栄寺 - 県指定文化財
  • 徳修館 - 県指定文化財
北部・中山間部
  • 八代のツルおよびその渡来地 - 国指定文化財
    • 鶴いこいの里交流センター・野鶴監視所
  • 須金フルーツランド
  • 漢陽寺
  • 石船温泉
  • 長野山緑地公園
  • 二所山田神社
  • 鹿野ファミリーランド
  • 潮音洞 - 県指定文化財
  • 氷見神社社叢 - 県指定文化財

イベント[編集]

  • 永源山公園つつじ祭り(5月)
  • 花☆ワイン周南まんま市場(5月)
  • 徳山夏まつり(7月)
  • サンフェスタしんなんよう(8月)
  • 徳山大学ポプラ祭(11月)
  • 冬花火・銀嶺の舞(12月)
  • 周南冬のツリーまつり(12月)
  • 周南萌えサミット(時期不定)
  • 周南「絆」映画祭(時期不定)

メディア[編集]

新聞
ラジオ・テレビ兼営
テレビ
ラジオ
地方紙
ケーブルテレビ

出身有名人[編集]

政治[編集]

司法[編集]

経済[編集]

学術[編集]

文化[編集]

芸能[編集]

俳優・芸人・タレント・声優
歌手・ミュージシャン
アナウンサー

スポーツ[編集]

その他[編集]

周南市を舞台にした作品[編集]

映画

その他[編集]

電話番号[編集]

市外局番は、旧熊毛町が0833(40~79,90~99)、その他が0834(20 - 69, 80 - 89)となっている。

  • 0834(20 - 69, 80 - 89)エリア
    • 周南市(旧熊毛町を除く)
  • 0833(40 - 79, 90 - 99)エリア
    • 下松市光市(旧大和町を除く)・周南市(旧熊毛町)

郵便[編集]

郵便番号は、以下の通りとなっている。

  • 徳山郵便局:745-00xx、745-08xx、745-85xx、745-86xx、745-87xx
  • 須々万郵便局:745-01xx、745-04xx、745-05xx
  • 鹿野郵便局:745-03xx、745-02xx
  • 熊毛郵便局:745-06xx
  • 串郵便局(所在地は山口市徳地町):747-06xx
  • 新南陽郵便局:746-00xx、746-85xx、746-86xx、746-87xx、746-01xx、745-11xx

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 伊予灘を震源とする地震で常圧蒸留装置などが緊急停止したが、再稼働に時間が必要なため、予定の31日より早く精製を終えた[7]。そのため、精製終了と製油所という名称の終了時期が結果としてずれることになった[7]
  2. ^ 市の地域振興部 地域づくり推進課 中山間地域振興室が定める中山間地域とは異なる。中山間地域振興室では、鹿野に加え三丘、高水、大津島、須々万、長穂、中須、須金、大道理、大向、和田、八代の12地区を中山間地域と定めている。
  3. ^ 三菱銀行時代は下関市にも店舗があったが、東京三菱銀行発足後に無人化されたため。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光