じぶん銀行

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株式会社じぶん銀行
Jibun Bank Corporation
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
103-0027
東京都中央区日本橋1丁目19番1号
(日本橋ダイヤビルディング)
設立 2008年6月17日
業種 銀行業
金融機関コード 0039
SWIFTコード JICRJPJ1
代表者 鶴我 明憲(代表取締役社長)
資本金 350億円
(2015年3月31日現在)
純利益 72億23百万円
(2015年3月期)
純資産 289億19百万円
(2015年3月31日現在)
総資産 7,062億27百万円
(2015年3月31日現在)
従業員数 187人
(2015年12月31日現在)
主要株主 三菱東京UFJ銀行 50%
KDDI 50%
外部リンク http://www.jibunbank.co.jp
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じぶん銀行のデータ
統一金融機関コード 0039
SWIFTコード JICRJPJ1
貸出金残高 907億20百万円
預金残高 6,614億77百万円
特記事項:
(2015年3月31日現在)
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株式会社じぶん銀行(じぶんぎんこう、英語: Jibun Bank Corporation)は、三菱東京UFJ銀行KDDIと共同出資する、日本のインターネット銀行である。パソコン携帯電話およびスマートフォンタブレットから利用できる。

概要[編集]

出資比率は三菱東京UFJ銀行とKDDIの折半となっている。

旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行が2004年の経営統合発表時から進めていたプロジェクトであり、三菱東京UFJ銀行のリテールネット戦略の一環として位置づけられる。三菱東京UFJ銀行の中井雅人の指揮の下、構想に3年、準備に2年をかけて実現した。

2006年5月25日付けで、「モバイルネットバンク設立調査株式会社Mobile Net Bank Establishment Investigation Corporation)」を準備会社として設立。代表取締役社長に三菱東京UFJ銀行の宮島隆生(旧三菱銀行出身)、同副社長にKDDIから寺崎賢一(旧三和銀行出身)が就任した。

2008年6月9日に銀行業免許予備審査が終了し、商号を「株式会社じぶん銀行」に変更。同6月17日に銀行業免許を取得(新たな形態の銀行に分類)し、同6月26日から営業を開始した。さらに同7月17日から顧客向けサービスをスタートとした[1]。商号の由来は、「携帯電話の中にある自分の銀行」というコンセプトのもと、「わたし銀行」「マイ銀行」といった候補の中から中井雅人社長(当時)が決定した。

じぶん銀行の普通預金口座を開設するためには、携帯電話番号と携帯Eメールアドレスが必要となる。対応するキャリア・機種については、じぶん銀行のウェブサイトに最新の情報が掲載されている[2]

2008年11月にKDDIの提携カード「KDDI THE CARD」の提携関係を譲受し「auじぶんcard」に転換。また、2012年にはMUFG傘下のアコムが吸収していた消費者金融 キャッシュワン事業を会社分割により譲受し「じぶんローン」として新規展開するなど、出資母体が提供していた一部の金融サービスが移譲されている。

2014年5月12日に、KDDIと沖縄セルラー電話と連携し、au利用者に向けた口座特典プログラム「プレミアムバンク for au」をプレスリリースした。2014年5月21日から、順次サービス提供を開始している。

2015年6月14日より、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において、インターネットバンキングによる不正送金被害を防止するための新しい認証サービス、「スマホ認証サービス」の提供を開始している[3]

沿革[編集]

サービスの概要[編集]

2008年秋冬モデル以降のau携帯電話には一部の機種を除き、口座管理用のEZアプリである「じぶん通帳(アプリ)」がプリインストールされている。「じぶん通帳(アプリ)」では、基本的なモバイルバンキング取引の他、電子マネーEdy」をチャージすることが可能。プリインストールされていないau機種や他キャリア機種(iアプリS!アプリ)ではじぶん銀行のモバイルサイトからアプリをダウンロードすることで利用できる。

ケータイバンキング、パソコンバンキングによるじぶん銀行宛および三菱東京UFJ銀行宛と他行の銀行宛の振込手数料はすべて無料。また、携帯電話番号だけで振込ができる「ケータイ番号振込」サービスがある。ケータイバンキングが利用可能な端末であれば可能。ただし、スマートフォン向けじぶん通帳経由を含むスマートフォンアプリではパソコンバンキングの扱いとされるため利用不可。

出資母体の三菱東京UFJ銀行およびKDDI株式会社それぞれが、じぶん銀行を所属とする銀行代理店業者になり、じぶん銀行の新規口座開設の募集を行っている。KDDIでの新規口座開設は「じぶん通帳(アプリ)」を用いて本人確認書類をカメラ付き携帯電話で撮影・送信することで口座開設手続きが行える。

外貨預金[編集]

外貨預金に対応している通貨は以下のとおり。特に、中国元による外貨預金サービスは、邦銀としてはじぶん銀行が初のサービス事業となっている。(2013年3月9日時点)

  • アメリカ合衆国・ドル
  • ユーロ
  • オーストラリア連邦・ドル
  • 中華人民共和国・元
  • 韓国・ウォン
  • ブラジル・レアル
  • 南アフリカ・ランド
  • ニュージーランド・NZドル

auじぶんcard[編集]

じぶん銀行とKDDI提携カードとしてauじぶんcard(以下、じぶんcard)が2008年11月より募集・発行されている。提携カード会社は三菱UFJニコスUFJカードMUFGカード)・クレディセゾンセゾンカード)・トヨタファイナンスTS CUBICカード)・ジェーシービーの4ブランドがある。先のクレジットカード会社とKDDIの提携カードで2006年に発行開始した「KDDI THE CARD」の後継にあたり、既存会員はじぶんcardへ移行された。一般カードの年会費はセゾンは無条件で無料であるが、それ以外はKDDI利用代金の決済など条件付きで年会費無料となる。

KDDI THE CARDから引き続きポストペイ電子マネー(MUFGカードはSmartplus/Visa Touch、セゾン/TS3/JCBはQUICPay)が任意で申し込める。セゾンカードはiD陣営であるが例外的にQUICPayを取り扱っている。発表当時はジェーシービーも新規募集を行うとプレスリリースに記述されているが、実際には新規募集は行われずKDDI THE CARD移行会員のみ発行となり、TS3は2009年中に新規募集を終了、UFJカードも2010年の一時期に募集を停止していた。

通常100円決済につき1auじぶんcardポイントが積算され(1円相当=1%還元)、auじぶんcardポイントはauポイントへ移行・KDDI利用料金に充当もしくはじぶん銀行口座へキャッシュバックで換金できるなど、NTTドコモのDCMXに対抗したサービスが提供されている。

auショップおよび携帯電話販売代理店での申込書用紙による新規会員の募集は2014年3月31日で終了している。

プレミアムバンク for au[編集]

au利用者に向けて、2014年5月12日にプレスリリースされた新サービス。 au IDを登録したユーザーに対し、①ATM利用手数料の無料化(回数制限なし)、②他行宛振込手数料の無料化(回数制限なし)、③プレミアムチャージ(「au WALLET」へのチャージ5%増額)などの口座特典を提供する。回数制限を設けない他行宛手数料の無料化は、邦銀初の試み。特典内容は、今後も拡充予定とされている。 プレミアムチャージは、2014年5月21日から2014年12月31日まで提供。ATM利用手数料・他行宛振込み手数料の無料化は2014年10月12日より実施。

店舗[編集]

ネット銀行のため、有人店舗は存在しない。

支店名[編集]

の7色にちなんだ支店名となっている。支店は口座開設時に自動的に割り当てられる。2010年1月9日以前は、申込時に選択が可能であった。 ( )内は本支店番号

  • 本店 (001)
  • あか支店 (101)
  • だいだい支店 (102)
  • きいろ支店 (103)
  • みどり支店 (104)
  • あお支店 (105)
  • あいいろ支店 (106)
  • むらさき支店 (107)
  • じぶんローン支店 (130)

提携ATM[編集]

電子マネーチャージ[編集]

Edyチャージはauのじぶん通帳(アプリ)からのみ可能となっており、他のキャリアでは不可。下限はアプリのバージョンによって異なり、ver1.1が5,000円、ver2.0からは3,000円となっている。上限は25,000円であり、その範囲内で1円単位でチャージが可能。手数料は無料である。

モバイルSuicaは3キャリアで使用可能。1,000円単位でのチャージとなる。手数料は無料。

スマートフォンの「じぶん銀行アプリ」では、「モバイルSuica」と「Edyチャージ」のチャージに対応している。いずれもおサイフケータイが搭載されているAndroid端末のみでauの他にドコモとソフトバンクのAndroid端末にも対応している。

脚注・出典[編集]

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参考資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]