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みなと銀行

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株式会社みなと銀行
The Minato Bank, Ltd.
Minato Bank Logo.svg
Minato-bank.jpg
本店
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8543
本社所在地 兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目1-1
設立 1949年(昭和24年)9月6日
(七福相互無尽株式会社)
業種 銀行業
金融機関コード 0562
SWIFTコード HSINJPJK
事業内容 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
代表者 代表取締役会長 尾野俊二
代表取締役頭取 服部博明
資本金 274億84百万円
(2016年3月31日現在)
発行済株式総数 4億1,095万1千株
(2016年3月31日現在)
純利益 連結:73億60百万円
単体:70億19百万円
(2016年3月期)
純資産 連結:1,360億19百万円
単体:1,294億8百万円
(2016年3月31日現在)
総資産 連結:3兆4,846億62百万円
単体:3兆4,785億85百万円
(2016年3月31日現在)
従業員数 連結:2,421人
単体:2,170人
(2016年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 三井住友銀行 44.97%
みなと銀行共栄会 7.84%
日本生命保険 2.75%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 2.40%
みなと銀行従業員持株会 2.19%
(2016年3月31日現在)
主要子会社 #関係会社参照
外部リンク みなと銀行 公式サイト
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みなと銀行のデータ
店舗数 106
貸出金残高 2兆5,099億70百万円
預金残高 3兆1,030億3百万円
特記事項:
(2016年3月31日現在)
『株式会社みなと銀行 有価証券報告書 ‐ 第17期』に拠る。
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株式会社みなと銀行(みなとぎんこう、英称The Minato Bank, Ltd.)は、兵庫県神戸市に本店を置く第二地方銀行。兵庫県下で最大規模の店舗網を有する地域金融機関である。三井住友銀行の傘下にある。

歴史

1999年4月1日、前身の阪神銀行(旧:阪神相互銀行)が、みどり銀行(銀行コードは0561)を吸収合併。商号をみなと銀行に変更して発足した。

みどり銀は、1995年8月、経営破綻した兵庫銀行から業務を譲り受けて引き継ぐ「受皿銀行」として、地元経済界を中心に設立されたが、当時は破綻した銀行の受皿銀行における負担軽減を図るスキームが整備されておらず、兵庫銀の不良債権を引き継がざるを得なかったため、譲受当初から経営は厳しく、1998年3月期決算では2000億円を超える債務超過となり、事実上の経営破綻状態に陥った[1]。このため、健全経営であった阪神銀がみどり銀を救済合併した[2]。この合併の際には破綻処理におけるスキームが整備され、みどり銀の不良債権はみなと銀には引き継がれず、整理回収機構に譲渡された[2]。阪神銀・みどり銀とも、主に兵庫県南部を営業基盤とする第二地銀であったことから、合併によって「県民銀行」として、旧行とは違った新たな雰囲気を創り上げていった。

2000年当時筆頭株主であったさくら銀行(現:三井住友銀行)は、1997年6月に頭取に就任した岡田明重の下で策定した第4次中期経営計画に基づき[3]、1998年度から2000年度にかけ抜本的なチャネル改革と大胆な店舗統廃合を実施する方針を定めたが[4]、その中では歴史的に繋がりの強い兵庫県内における店舗政策の見直しも俎上にのぼった。そこで検討が重ねられ、顧客に対する利便性を確保した上でリテール事業における兵庫県内マーケットを毀損せず継続させるには、みなと銀を連結子会社化することが最良との判断に至った。またそれによって、阪神・淡路大震災からの早期復興と地域経済の発展のため強固で安定した地域金融機関を必要としていた地元のニーズにも応えることが出来るとし、みなと銀からの合意を経て、株式公開買い付け(TOB)によって同行株式の41.13%を取得。同年7月傘下子会社とした[1]。これに続いて、兵庫県内のさくら銀20店舗(旧神戸銀行店舗)が、2期(2000年11月2001年1月)に分けてみなと銀に譲渡された[1]。また同時にさくら銀が旧神戸銀時代から受託してきた播磨地方における自治体の指定金融機関もみなと銀へ移行した[注釈 1]。さらに、同年12月には、乱脈経営で破綻した「北兵庫信用組合」から9店舗を譲り受け、兵庫県北部に本格的に進出。また、2001年10月には、理髪店経営者らが組合員の多くを占める「神戸商業信用組合」を合併し、同時に、同信組の店舗を近隣のみなと銀行店舗に統合した[注釈 2]

さくら銀の内部人事では、旧太陽神戸(とくに神戸)の三井を嫌う人たちが、なじみ深い地元兵庫の、みなと銀に流れたとされる。

県外支店は大阪心斎橋)・梅田千里山東京日本橋室町)のみとなっている。 2007年4月16日にはネット支店である「海岸通支店」を開業した。また、移動店舗であるみなとキャビン出張所も導入している[5][6]

ATMについて

不祥事

  • 2007年(平成19年)9月5日 - 大阪府枚方市内の医療法人に対し、神戸市内の社会福祉法人を迂回する形で融資し、3億3,000万円を同行に還流させていたことが発覚。
    • これを受け同行は、同年9月7日に2006年4月5日当時の明石支店長(同日時点では大阪支店長)を解任。さらに2009年(平成21年)7月8日には業務上横領容疑で兵庫県警によって逮捕。
  • 2008年(平成20年)2月4日 - 千里山支店に勤務していた元課長が、ATM内の現金約3,700万円を着服していたことが発覚。

関係会社

  • みなとビジネスサービス株式会社
  • みなとアセットリサーチ株式会社
  • みなと保証株式会社
  • みなとリース株式会社
  • 株式会社みなとカード
  • みなとシステム株式会社
  • みなとキャピタル株式会社
  • みなとコンサルティング株式会社
  • その他6社

脚注

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注釈

  1. ^ 小野市加西市赤穂市など。
  2. ^ これにあわせて、同信組本店の統合先となった同行布引支店は、店舗移転は伴わず店名のみを「北野坂支店」に改称した。

出典

  1. ^ a b c 『三井住友銀行十年史』P 193
  2. ^ a b 『銀行の墓碑銘』P 277
  3. ^ 『三井住友銀行十年史』P 92
  4. ^ 『三井住友銀行十年史』P 104
  5. ^ “みなと銀行、ポートアイランドに移動店舗”. 日本経済新聞. (2013年5月19日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC1600S_W3A510C1NN7000/ 2016年9月4日閲覧。 
  6. ^ “みなと銀 マイクロバスで移動店舗 ポーアイ・神戸学院大”. 神戸新聞. (2015年7月1日). http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201507/0008170365.shtml 2016年9月4日閲覧。 

参考文献

  • 有森隆 『銀行の墓碑銘』 講談社、2009年。ISBN 4062152703
  • 三井住友銀行総務部行史編纂室編 『三井住友銀行十年史』 三井住友銀行、2013年。

関連項目

外部リンク