夢の中へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

夢の中へ」(ゆめのなかへ)は、フォークシンガー井上陽水1973年にリリースしたシングルである。

オリジナル・シングル[編集]

夢の中へ
井上陽水シングル
B面 いつのまにか少女は
リリース
ジャンル フォーク
レーベル ポリドール
作詞・作曲 井上陽水
チャート最高順位
井上陽水 シングル 年表
傘がない
(1972年)
夢の中へ
(1973年)
心もよう
(1973年)
テンプレートを表示

井上陽水のシングルとしてはオリコンチャートで初めて20位以内にランクインし、20万枚近いセールスを記録。井上にとって代表曲の一つとなった。東宝映画『放課後』の主題歌であった。多くのテレビ番組やCMソングに使用されている他、多くの歌手によってたびたびカバーされている。

収録曲2曲は、ともにオリジナルアルバムには未収録である(ただし1988年リリースのボックスセット『YOSUI 4 ORIGINAL ALBUMS』には、『氷の世界』の1曲目にボーナスとして収録)。

井上陽水バージョンの収録曲[編集]

  1. 夢の中へ
    • 作詞・作曲:井上陽水/編曲:星勝
  2. いつのまにか少女は
    • 作詞・作曲:井上陽水/編曲:星勝
    Every Little Thing持田香織により2004年にカバーされている。KDDI沖縄セルラー電話au CDMA 1X WIN (「EZチャンネルとは」篇)」CMソング。さらに、キリンビバレッジ「温キリン 生茶(HOT用) (「菜々子さんの冬」篇)」CMソング。

斉藤由貴バージョン[編集]

夢の中へ
斉藤由貴シングル
B面 あなたの存在
リリース
ジャンル J-POP
レーベル ポニーキャニオン
プロデュース 崎谷健次郎
チャート最高順位
斉藤由貴 シングル 年表
Christmas Night
(1988年)
夢の中へ
(1989年)
Ave Maria〜Who
(1989年)
テンプレートを表示

崎谷健次郎によるプロデュースで、斉藤由貴が「夢の中へ」をカバーし、1989年4月に13枚目のシングルとしてリリースした。ハウス・ミュージックを採り入れ、往年の日本人シンガーソングライター歌唱曲を、ポップス歌手がカバーする流行の先駆けとなった。

バックコーラスには、女性デュオのBaBeが参加した。また、デビュー以来ずっとロングだった髪をバッサリと切り、セミロングにしたCDジャケットのヴィジュアル・プロデュースも崎谷が手がけた。さらに斉藤は歌唱時に自身が考案した、手足を前後に動かしながら歌唱する振り付けを披露した。本人も出演した日本テレビ系ドラマ『湘南物語』の主題歌であった。NECパーソナルコンピューターのCMソングとしても起用された。

CDシングルとアナログ盤とカセットの3媒体が発売された。シングル売り上げ枚数が初めて40万枚を突破し、現時点では同曲が斉藤由貴の最大のセールスを記録している。

また、2007年11月28日にはリテイクされ、「悲しみよこんにちは (21st century ver.)」のカップリングとして「夢の中へ (21st century ver.)」がリリースされた。

斉藤由貴バージョンの収録曲[編集]

  1. 夢の中へ
  2. あなたの存在
    • 作詞:斉藤由貴/作曲:崎谷健次郎/編曲:崎谷健次郎

メディアでの使用[編集]

土曜グランド劇場『湘南物語』主題歌。

映画『ゴジラvsビオランテ』の劇中、ゴジラが大阪に上陸する直前に、斉藤由貴本人が大阪城ホールで歌おうとして中断し、観客へ避難を呼びかけるシーンがある。さらに峰岸徹演じる権藤吾郎が歌を口遊むシーンがある。

2007年のテレビ朝日スペシャルドラマ『生きる』で挿入歌として使用された。

『彼氏彼女の事情』バージョン[編集]

夢の中へ
榎本温子鈴木千尋シングル
B面 S・O・S
リリース
レーベル スターチャイルドキングレコード
榎本温子鈴木千尋 シングル 年表
夢の中へ
(1998年)
-
テンプレートを表示

テレビ東京系アニメ『彼氏彼女の事情』のエンディング主題歌として、主演声優の榎本温子鈴木千尋のデュエットによりカバーされた。2004年12月15日には「天使のゆびきり」と共にまとめられたマキシシングルが再発売されている。なお、オリジナル盤でのC/W曲(再発売盤にも収録)はピンクレディーの「S・O・S」のカバーである。

彼氏彼女の事情バージョンの収録曲[編集]

  • 1998年版
  1. 夢の中へ
    • 作詞・作曲:井上陽水/編曲:光宗信吉/歌:榎本温子・鈴木千尋
  2. S・O・S
  • 2004年再発売版(天使のゆびきり/夢の中へ)
  1. 天使のゆびきり
  2. 夢の中へ
    • 作詞・作曲:井上陽水/編曲:光宗信吉/歌:榎本温子・鈴木千尋
  3. FUN^2
    • 作詞:藤井フミヤ/作曲・編曲:有賀啓雄/歌:福田舞
  4. S・O・S
    • 作詞:阿久悠/作曲:都倉俊一/編曲:光宗信吉/歌:渡邉由紀・山本麻里安

その他のカバー[編集]

収録作品は初出のもののみ記載する。

脚注[編集]

  1. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.39.
  2. ^ “依布サラサが父・井上陽水の「夢の中へ」をボサノバカバー”. 音楽ナタリー. (2016年9月9日). http://natalie.mu/music/news/201262 2016年9月9日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]