石川セリ

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石川 セリ(いしかわ せり、1952年12月27日 - )は、日本歌手。本名、井上 セイディ(いのうえ セイディ(Seidy))。神奈川県相模原市出身。夫は歌手の井上陽水である。

人物・来歴[編集]

  • ダンスはうまく踊れない」は井上陽水が妻となる石川セリと付き合い始めの頃、気を引くために目の前で30分ほどで作ってプレゼントした曲。当初、井上も前田一郎ディレクターも「気まぐれ」のB面のつもりだったが、最終的には「ダンスはうまく踊れない」をA面として発売され、ヒットした[1]。後年、高樹澪がカバーしリバイバル・ヒット。ほかにも日野美歌中森明菜徳永英明らがカバーしている。
  • 1985年以降は歌手活動を一時休止していたが、1995年に10年ぶりのアルバムとして現代音楽の作曲家武満徹が最晩年に手がけたポップソングのCDを発表し、純音楽とは全く異なるもう一つの武満徹の世界を紹介した。2002年には約19年ぶりに東京赤坂ACセンターでコンサートを開催した。2004年に大動脈解離を発症。2008年4月に8年ぶりオリジナル曲を発表。5月には3箇所にてコンサートを開催。
  • テレビなどへの出演は少なく、TBS系の「悪友親友」に出演した際には小室等から「もっとテレビに出て下さい」と言われた。雑誌『HERS』(光文社)2008年5月号にロングインタビュー掲載。
  • 陽水との間に3人の子供がおり(NHKのSONGSで発言)、うちひとりが依布サラサ。妹はROMY(石川ひろみ)。
  • 2012年12月にフィリップス・レコード時代(現ユニバーサルミュージック)に発売された10タイトル中、ライブ盤2枚を除く8タイトル(「ときどき私は…」('76)〜「楽園」('85))がタワーレコード限定(ユニバーサルミュージックとタワーレコードの共同企画)で再発売された。音源はリマスタリングされず旧CD化時のものを使用(8タイトルのCD化された時期がそれぞれ違うためマスタリングにバラつきがあるがそのまま再発売されている)、ジャケット・歌詞カードは1994年のCD選書盤(スリムケース仕様)のものをスキャンしてジュエルケース仕様に編集したもの。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

  1. パセリと野の花 (1972年11月5日)
  2. ときどき私は...... (1976年1月25日)
  3. 気まぐれ (1977年6月5日)
  4. FIRST LIVE (1977年11月5日、ライブアルバム)
  5. NEVER LETTING GO (1978年6月5日)
  6. 星くずの街で (1981年12月10日)
    • A面 : 真珠星(Pearl Star)/手のひらの東京タワー/風のない白い夏/SNOW CANDLE/不思議アラビアンナイト
    • B面 : 大じゅもん - ひとつ ひとつ あなたに - /バイ・バイ・オートバイ/OFF TO THE OUTER LAND/ROSE BUD/星くずの街で抱きしめて
  7. MÖBIUS (1982年10月5日)
  8. BOY (1983年6月10日)
  9. SERICEOUS NIGHT (1983年11月5日、ライブアルバム)
    • A面 : Introduction~睫毛の先の21世紀/地下室のヴィーナス/とぎれた記憶/風のない白い夏/マクロコスモス
    • B面 : 朝焼けが消える前に/手のひらの東京タワー/虹のひと部屋/Moonlight Surfer/ダンスはうまく踊れない
  10. FEMME FATALE (1984年12月1日)
  11. 楽園 (1985年9月5日)
  12. 翼〜武満徹ポップ・ソングス(1995年11月20日)
  13. MI・YO・TA (1997年2月20日)
  14. Re:SEXY 〜Seri's Selection OLD & NEW〜 (2008年4月23日)

シングル[編集]

  1. 小さな日曜日/八月の濡れた砂 (1972年3月5日)
  2. デイ・ドリーム/村の娘でいたかった (1972年6月5日)
  3. 鳥が逃げたわ/GOOD MUSIC (1972年12月10日)
  4. 遠い海の記憶/海は女の涙 (1974年8月25日)
  5. ひとり芝居/さよならの季節 (1976年1月)
  6. フワフワ・WOW・WOW/Sexy (1976年4月)
  7. ダンスはうまく踊れない/気まぐれ (1977年4月21日)
  8. ガラスの女/うしろ姿 (1978年5月)
  9. ムーンライト・サーファー/ミッドナイト・ラブコール (1979年7月)
  10. スノー・キャンドル/大じゅもん (1981年)
  11. パール・スター(真珠星)/不思議アラビアンナイト (1981年11月)
  12. ヘルミーネ/水晶の壁 (1982年9月)
  13. BOY/夏の海岸 (1983年6月10日)
  14. キ・サ・ラ恋人/MARTINET(雨燕) (1984年6月1日)
  15. 恋愛飼育論/ジャングル (1984年11月)
  16. いろ、なつ、ゆめ〜彩・夏・夢/オリンポス (1985年4月1日)

ベストアルバム[編集]

  1. WAVE SERI 72/76 (1976年)
  2. SERI BEST (1977年12月20日)
  3. デラックスパッケージ'82 (1982年)
  4. ベスト・セレクション (1983年)
  5. 石川セリ NEW BEST ポップス編 (1993年4月25日)
  6. 石川セリ NEW BEST (1993年5月26日)
  7. スペシャル 1800 (1996年11月21日)
  8. スーパー・バリュー (2001年12月19日)
  9. GOLDEN☆BEST 石川セリ シングルス・アンド・モア (2003年11月26日)
  10. CD & DVD THE BEST 石川セリ (2005年9月28日)
  11. プライムセレクション 石川セリ (2006年1月18日)
  12. 石川セリ ベスト10 (2007年1月17日)
  13. エッセンシャル・ベスト 石川セリ (2007年08月22日)

その他アルバム[編集]

  1. UNDER THE SUN (1993年9月15日)
    井上陽水のオリジナルアルバム。「水瓶座の夜」にコーラス参加。
  2. はなびら (2000年3月8日)
    松任谷正隆プロデュースのサウンドトラック。「はなびら」を歌唱。
  3. Angel's Tears (2000年12月6日)
    山本容子プロデュースのコンピレーション。「流れよ わが涙」「愛の小径」「浜千鳥」「秋の野」を歌唱。
  4. グッドフェローズ (2004年8月25日)
    甲斐バンド&甲斐よしひろグレイト・トリビュート・コレクション。「かりそめのスウィング」を歌唱。
  5. 谷川俊太郎 SONG BOOK (2005年10月19日)
    谷川俊太郎の朗読と谷川賢作の音楽によるコラボレーション。「ころころ」「あやつり人形劇場」を歌唱。
  6. 私の旅 (2006年11月15日)
    平野レミのオリジナルアルバム。「誰でも誰かが」にコーラス参加。

DVD[編集]

  1. Re:Sexy live 2008 Cabaret Night (2008年11月12日)

タイアップ[編集]

コンサート[編集]

  • 1977年 西武劇場
  • 1983年7月11日 新宿厚生年金会館
  • 2002年11月22日 歐林洞ギャラリーサロン
  • 2002年12月02日 赤坂ACTシアター
  • 2008年5月16日・17日 Billboard Live 大阪
  • 2008年5月19日・20日 Billboard Live 福岡
  • 2008年5月27日・28日 Billboard Live 東京
  • 2009年9月11日 丸の内ハウス

出演[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

  • Transit Radio ~Music Bar ララルー~ (2014年4月3日~、LOVE FM
  • 土曜の夜はSEXY (2015年10月3日~、KBCラジオ

脚注[編集]

  1. ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、412-413頁。ISBN 978-4-636-82548-0

外部リンク[編集]