石川セリ
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石川 セリ(いしかわ せり、1952年12月27日 - )は、日本の歌手。本名、井上 セイディ(いのうえ セイディ(Seidy))。神奈川県相模原市出身。夫は歌手の井上陽水である。
目次
人物・来歴[編集]
- 父親がアメリカ人で母親が日本人。玉川学園高等部に在学中、コーラスグループ「シング・アウト」に在籍、モデル経験もある。1971年、映画『八月の濡れた砂』の同名主題歌を担当し、1972年にシングル「小さな日曜日」でレコードデビュー。松任谷由実とは、林美雄のラジオ番組「パックインミュージック」でも、ともに熱狂的にとりあげられたこともあり[1]、デビュー当時からの旧友でもあり、2015年3月6日放送の「爆報! THE フライデー」出演時に爆笑問題から『石川さんのライバルは誰ですか?』の質問に『松任谷』と答えている。
- 「ダンスはうまく踊れない」は井上陽水が妻となる石川セリと付き合い始めの頃、気を引くために目の前で30分ほどで作ってプレゼントした曲。当初、井上もディレクターの前田一郎も「気まぐれ」のB面のつもりだったが、最終的には「ダンスはうまく踊れない」をA面として発売され、ヒットした[2]。後年、高樹澪がカバーしリバイバル・ヒット。ほかにも日野美歌、中森明菜、徳永英明らがカバーしている。
- 1985年以降は歌手活動を休止していたが、1995年に10年ぶりのアルバムとして現代音楽の作曲家武満徹が最晩年に手がけたポップソングのCDを発表し、純音楽とは全く異なるもう一つの武満徹の世界を紹介した。2002年には約19年ぶりに東京赤坂ACセンターでコンサートを開催した。2004年に大動脈解離を発症。2008年4月に8年ぶりオリジナル曲を発表。5月には3か所にてコンサートを開催。
- 2012年12月にフィリップス・レコード時代(現ユニバーサルミュージック)に発売された10タイトル中、ライブ盤2枚を除く8タイトル(「ときどき私は…」('76)〜「楽園」('85))がタワーレコード限定(ユニバーサルミュージックとタワーレコードの共同企画)で再発売された。音源はリマスタリングされず旧CD化時のものを使用(8タイトルのCD化された時期がそれぞれ違うためマスタリングにバラつきがあるがそのまま再発売されている)、ジャケット・歌詞カードは1994年のCD選書盤(スリムケース仕様)のものをスキャンしてジュエルケース仕様に編集したもの。
ディスコグラフィー[編集]
アルバム[編集]
- パセリと野の花 (1972年11月5日)
- ときどき私は...... (1976年1月25日)- オリコンチャート最高34位[4]
- 気まぐれ (1977年6月5日)- オリコンチャート最高33位[4]
- FIRST LIVE (1977年11月5日、ライブアルバム)- オリコンチャート最高66位[4]
- NEVER LETTING GO(素顔のままで) (1978年6月5日)- オリコンチャート最高66位[4]
- 星くずの街で (1981年12月20日)- オリコンチャート最高46位[4]
- A面 : 真珠星(Pearl Star)/手のひらの東京タワー/風のない白い夏/SNOW CANDLE/不思議アラビアンナイト
- B面 : 大じゅもん - ひとつ ひとつ あなたに - /バイ・バイ・オートバイ/OFF TO THE OUTER LAND/ROSE BUD/星くずの街で抱きしめて
- MÖBIUS(メビウス) (1982年10月5日)- オリコンチャート最高21位[4]
- BOY (1983年6月10日)- オリコンチャート最高27位[4]
- SERICEOUS NIGHT (1983年11月5日、ライブアルバム)- オリコンチャート最高63位[4]
- A面 : Introduction~睫毛の先の21世紀/地下室のヴィーナス/とぎれた記憶/風のない白い夏/マクロコスモス
- B面 : 朝焼けが消える前に/手のひらの東京タワー/虹のひと部屋/Moonlight Surfer/ダンスはうまく踊れない
- FEMME FATALE(ファム・ファタル) (1984年12月1日)- オリコンチャート最高57位[4]
- 楽園 (1985年9月5日)- オリコンチャート最高57位[4]
- 翼〜武満徹ポップ・ソングス(1995年11月20日)
- MI・YO・TA (1997年2月20日)
- Re:SEXY 〜Seri's Selection OLD & NEW〜 (2008年4月23日)
シングル[編集]
- 小さな日曜日/八月の濡れた砂 (1972年3月5日)
- デイ・ドリーム/村の娘でいたかった (1972年6月5日)
- 鳥が逃げたわ/GOOD MUSIC (1972年12月10日)
- 遠い海の記憶/海は女の涙 (1974年8月25日)
- ひとり芝居/さよならの季節 (1976年1月)
- フワフワ・WOW・WOW/Sexy (1976年4月)
- ダンスはうまく踊れない/気まぐれ (1977年4月21日)- オリコンチャート最高57位[5]
- ガラスの女/うしろ姿 (1978年5月)
- ムーンライト・サーファー/ミッドナイト・ラブコール (1979年7月)
- スノー・キャンドル/大じゅもん (1981年)
- パール・スター(真珠星)/不思議アラビアンナイト (1981年11月)
- ヘルミーネ/水晶の壁 (1982年9月)
- BOY/夏の海岸 (1983年6月10日)- オリコンチャート最高77位[5]
- キ・サ・ラ恋人/MARTINET(雨燕) (1984年6月1日)- オリコンチャート最高40位[5]
- 恋愛飼育論/ジャングル (1984年11月)
- いろ、なつ、ゆめ〜彩・夏・夢/オリンポス (1985年4月1日)- オリコンチャート最高62位[5]
ベストアルバム[編集]
- WAVE SERI 72/76 (1976年)
- SERI BEST (1977年12月20日)- オリコンチャート最高64位[4]
- デラックスパッケージ'82 (1982年)
- ベスト・セレクション (1983年)
- 石川セリ NEW BEST ポップス編 (1993年4月25日)
- 石川セリ NEW BEST (1993年5月26日)
- スペシャル 1800 (1996年11月21日)
- スーパー・バリュー (2001年12月19日)
- GOLDEN☆BEST 石川セリ シングルス・アンド・モア (2003年11月26日)
- CD & DVD THE BEST 石川セリ (2005年9月28日)
- プライムセレクション 石川セリ (2006年1月18日)
- 石川セリ ベスト10 (2007年1月17日)
- エッセンシャル・ベスト 石川セリ (2007年08月22日)
その他アルバム[編集]
- UNDER THE SUN (1993年9月15日)
- 井上陽水のオリジナルアルバム。「水瓶座の夜」にコーラス参加。
- はなびら (2000年3月8日)
- 松任谷正隆プロデュースのサウンドトラック。「はなびら」を歌唱。
- Angel's Tears (2000年12月6日)
- 山本容子プロデュースのコンピレーション。「流れよ わが涙」「愛の小径」「浜千鳥」「秋の野」を歌唱。
- グッドフェローズ (2004年8月25日)
- 甲斐バンド&甲斐よしひろグレイト・トリビュート・コレクション。「かりそめのスウィング」を歌唱。
- 谷川俊太郎 SONG BOOK (2005年10月19日)
- 私の旅 (2006年11月15日)
- 平野レミのオリジナルアルバム。「誰でも誰かが」にコーラス参加。
DVD[編集]
- Re:Sexy live 2008 Cabaret Night (2008年11月12日)
タイアップ[編集]
- 八月の濡れた砂 (映画『八月の濡れた砂』主題歌)
- 海は女の涙 (映画『哀愁のサーキット』主題歌)
- 遠い海の記憶 (NHK総合 少年ドラマシリーズ『つぶやき岩の秘密』主題歌、NHK総合『みんなのうた』)
- ガラスの女 (NHK総合 銀河テレビ小説『ガラスの女』主題歌)
- キ・サ・ラ恋人 (サントリーCMソング)
- いろ、なつ、ゆめ〜彩・夏・夢 (資生堂CMソング)
- 翼 (TBS系列『筑紫哲也 NEWS23』エンディング・テーマ。作詞作曲:武満徹)
- 三月のうた (TBS系列『3年B組金八先生 第五シリーズ』挿入歌)
- はなびら (NHK Hi-Vision『山下清の見た東海道五十三次〜童心スケッチ〜』主題歌)
- 夢で逢いましょう (アサヒビール『ブラックニッカ』CMソング)
コンサート[編集]
- 1977年 西武劇場
- 1983年7月11日 新宿厚生年金会館
- 2002年11月22日 歐林洞ギャラリーサロン
- 2002年12月02日 赤坂ACTシアター
- 2008年5月16日・17日 Billboard Live 大阪
- 2008年5月19日・20日 Billboard Live 福岡
- 2008年5月27日・28日 Billboard Live 東京
- 2009年9月11日 丸の内ハウス
出演[編集]
映画[編集]
- 哀愁のサーキット (1972年) - 本人役
テレビ[編集]
- 夜更かしライブ缶 石川セリコンサート (2003年3月26日、NHK衛星第2)
- ゲスト出演:爆報! THE フライデー、ダウンタウンDX、行列のできる法律相談所、SONGS、夢・音楽館、知るを楽しむ、スタジオパークからこんにちは、フォークの達人、僕らの音楽、踊る!さんま御殿、ソロモン流、徹子の部屋、料理バンザイ!、笑っていいとも、夜のヒットスタジオ、悪友親友 etc.
ラジオ[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ 柳澤健『1974年のサマークリスマス』(集英社)
- ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、412-413頁。ISBN 978-4-636-82548-0
- ^ 加来由子 (2013年9月22日). “長い猫と不思議な家族 依布サラサさん”. BOOK.asahi.com. 2016年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 1970-1989 オリコンチャートブック LP編 オリコン 1990年 ISBN 9784871310253 75頁
- ^ a b c d 1968-1997 オリコンチャートブック オリコン 1997年 ISBN 9784871310413 28頁