ガラスの鼓動

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ガラスの鼓動
斉藤由貴スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル キャニオン・レコード
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン)
  • 1986年度年間26位(オリコン)
斉藤由貴 アルバム 年表
The Special Series 斉藤由貴
1985年
ガラスの鼓動
(1986年)
チャイム
(1986年)
『ガラスの鼓動』収録のシングル
  1. 初戀
    リリース: 1985年8月21日
  2. 情熱
    リリース: 1985年11月15日
  3. 土曜日のタマネギ
    リリース: 1986年5月21日
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ガラスの鼓動』(ガラスのこどう)は、斉藤由貴通算2枚目のスタジオ・アルバム。1986年3月21日発売。発売元はキャニオン・レコード(現:ポニーキャニオン)。規格品番:C28A0479(LP)。

解説[編集]

1986年盤[編集]

前オリジナル作品『AXIA[1]』より約10ヶ月ぶりの作品。その間に企画アルバム『The Special Series 斉藤由貴[2]』が発売されたが、本アルバム収録曲でもある「初戀[3]」とそのB面「海の絵葉書」、「情熱[4]」は『The Special Series 斉藤由貴』にも収録されている。

LP帯のコピー:そっと、胸に手をあてて聴いてごらん?

収録曲のうち、「千の風音」はイントロダクション的なインストゥルメンタルであるが、歌詞カードにNHK朝の連続テレビ小説はね駒』(1986年4月〜1986年10月放送)の撮影控え室で書き上げたという詩が添えられている。「ガラスの鼓動」というタイトルの曲は収録されていないが、「月野原」の歌詞中にこのフレーズが登場する。なお、「月野原」は本人作詞の楽曲。本アルバム以降、自身作詞の楽曲が少しずつ収録されていくこととなった。

女性シンガーソングライター谷山浩子から初めて楽曲提供を受けた「土曜日のタマネギ」が、12インチシングルとしてのちにリアレンジでシングルカットされた[5]。本アルバム以降、谷山は斉藤由貴の音楽活動において重要作家のひとりとなった。当時は斉藤由貴と同じくキャニオン・レコードに所属していたが、谷山浩子はヤマハミュージックコミュニケーションズへ移籍している[6]

2003年9月18日発売のCD-BOX『斉藤由貴 CD-BOX 1』にリマスタリング音源で収められた。同ボックス・セットは限定生産のため、現在は入手困難となっている。2009年には歌手デビュー25周年企画の一環として、特別なCDプレーヤーを購入することなく高音質再生が可能であるとされるHiQualityCD(HQCD)仕様で発売された。歌詞ブックレット巻末には制作プロデューサーである長岡和弘のコメント付。

2008年盤[編集]

2008年7月に、ポニーキャニオンの復刻シリーズ "Myこれ!チョイス" の一環として、本作が復刻された。正式名称は「Myこれ!チョイス 01 ガラスの鼓動 + シングルコレクション」。藤井淳による解説つき。

元の収録曲全10曲に加え、オリジナル盤に未収録のシングルA面8曲がボーナス・トラックとして収録された。歌詞カードはブック型ではなく、縦長折りたたみ形式でスタッフ・クレジットは省略されている。

収録曲[編集]

LP[編集]

Side A
  1. 千の風音
  2. 月野原
  3. 土曜日のタマネギ
  4. 初戀
  5. 情熱
    • 作詞: 松本隆、作曲: 筒美京平、編曲: 武部聡志
Side B
  1. コスモス通信
  2. パジャマのシンデレラ
    • 作詞: 田口俊、作曲: 亀井登志夫、編曲: 武部聡志
  3. お引越し・忘れもの
    • 作詞: 斉藤由貴、作曲: 亀井登志夫、編曲: 武部聡志
  4. 海の絵葉書
    • 作詞: 松本隆、作曲: 筒美京平、編曲: 武部聡志
  5. 今だけの真実
    • 作詞: 斉藤由貴、作曲: MAYUMI、編曲: 谷山浩子
    • 後に、同名タイトルのエッセイ本が発売された。

CD・CD(2009年盤)[編集]

  1. 千の風音
  2. 月野原
  3. 土曜日のタマネギ
  4. 初戀
  5. 情熱
  6. コスモス通信
  7. パジャマのシンデレラ
  8. お引越し・忘れもの
  9. 海の絵葉書
  10. 今だけの真実

CD(2008年盤)[編集]

  1. 千の風音
  2. 月野原
  3. 土曜日のタマネギ
  4. 初戀
  5. 情熱
  6. コスモス通信
  7. パジャマのシンデレラ
  8. お引越し・忘れもの
  9. 海の絵葉書
  10. 今だけの真実
  11. 卒業
    • 作詞: 松本隆、作曲: 筒美京平、編曲: 武部聡志
  12. 白い炎
  13. 悲しみよこんにちは
    • 作詞: 森雪之丞、作曲: 玉置浩二、編曲: 武部聡志
  14. 青空のかけら
    • 作詞: 松本隆、作曲: 亀井登志夫、編曲: 武部聡志
    • イントロに仕掛けがあるヴァージョン。
  15. MAY
    • 作詞: 谷山浩子、作曲: MAYUMI、編曲: 武部聡志
  16. 砂の城
    • 作詞: 森雪之丞、作曲: 岡本朗、編曲: 武部聡志
  17. 「さよなら」
    • 作詞: 松本隆、作曲: 原由子、編曲: 武部聡志
  18. 夢の中へ

関連作品[編集]

The Special Series 斉藤由貴 - M-4・5・9
YUKI'S BRAND - M-1・2・8・10
Yuki's MUSEUM - M-3・4・5
MYこれ!クション 斉藤由貴BEST - M-3 (12inch Version)・4・5
斉藤由貴 SINGLESコンプリート - M-3 (12inch Version)・4・5・9
斉藤由貴 ヴィンテージ・ベスト - M-3(Retake)
re-package 3in1 - M-5(12inch Version)
POETIC Live 1986 - M-2(Live)・4(Live)・5(Live)・6(Live)・7(Live)・8(Live)・9(Live)・10(Live)

関連項目[編集]

発売履歴[編集]

  • 1986年03月21日 - LP、規格品番:C28A0479
  • 1986年03月21日 - CD、規格品番:D32A0168
  • 1986年03月21日 - CT、規格品番:28P6515
  • 1989年03月21日 - GOLD CD、規格品番:D35A0477
  • 2003年09月18日 - CD-BOX、規格品番:PCCA-1924
  • 2008年07月16日 - CD、規格品番:PCCS-00001
  • 2009年03月25日 - HQCD紙ジャケット仕様)、規格品番:PCCA-50133

脚注[編集]

  1. ^ アルバム『AXIA』は1985年6月21日発売。規格品番はLPレコード:C28A0416、CDアルバム(初版):D32A0096。
  2. ^ アルバム『The Special Series 斉藤由貴』は1985年12月21日発売。規格品番はD32A0154。
  3. ^ シングル「初戀」(B面:海の絵葉書)は1985年8月21日発売。規格品番はシングルレコード:7A0508、CDシングル:S10A0033。
  4. ^ シングル「情熱」(B面:ささやきの妖精)は1985年11月15日発売。規格品番はシングルレコード:7A0539、CDシングル:S10A0034。
  5. ^ 12インチシングル「土曜日のタマネギ」(B面:AXIA 〜かなしいことり〜)は1986年5月21日発売。規格品番はシングルレコード:C12A0491。漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』50巻に収められている「クイズDEお金もち」において、イントロクイズで当曲名を答える場面が登場する。当時、原作者の秋本治(またはスタッフ)がファンであったようで、この頃の同漫画には斉藤由貴の名前が度々登場する。
  6. ^ 似た環境に中島みゆきがいる。中島みゆきもキャニオン・レコードからヤマハミュージックコミュニケーションズへ移籍済み。また当時、同じく同レコード会社所属の女性歌手(工藤静香)へ詞を中心に提供をしていた点も重なる。

外部リンク[編集]