J.BOY (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
J.BOY
浜田省吾スタジオ・アルバム
リリース 1986年9月4日
1990年6月21日(再発盤)
1999年9月8日(再々発初回盤)
1999年9月29日(再々発通常盤)
ジャンル ロック
時間 90分28秒
レーベル CBSソニー
クリアウォーター(再々発)
プロデュース 浜田省吾
チャート最高順位
  • 週間1位(4週連続・通算5週、オリコン
  • 週間51位(再発盤、オリコン)
  • 週間18位(再々発盤、オリコン)
  • 1986年度年間21位(オリコン)
ゴールド等認定
浜田省吾 年表
CLUB SNOWBOUND
1985年
J.BOY
(1986年)
CLUB SURFBOUND
CLUB SURF&SNOWBOUND
1987年
J.BOY収録のシングル
  1. LONELY-愛という約束事
    リリース: 1985年5月22日
  2. BIG BOY BLUES
    リリース: 1985年12月8日
  3. 路地裏の少年
    リリース: 1986年7月16日
テンプレートを表示

J.BOY』(ジェー・ボーイ)は、1986年に発表された日本ミュージシャン浜田省吾の2枚組アルバム。発売当時はCD盤、アナログ盤、カセット盤の3形態で発売された。浜田にとって初のオリコンチャート1位を獲得した作品。

概要[編集]

アメリカでミックスが行われ、浜田の希望により、エンジニアグレッグ・ラダニーが担当している。

アメリカでトラックダウンが終わった際、ソニーのディレクター須藤晃尾崎豊辻仁成ECHOES)等と共に食事に出掛けた。出来上がったばかりのテープを聴いた尾崎が「僕のことを歌ってるみだいだ」と話し、浜田も「そうだよ。君のことを歌ってるんだよ」と答えたエピソードがある。

タイトルの「J.BOY」とは浜田自身の造語であり、「Japanese Boy」という意味の略語である。浜田自身、『月刊カドカワ1994年1月号のインタビューで、「『J.BOY』を発表して以来、その後世の中、JRJ-WAVEだ、Jリーグだと、やたらJをつけたがようになったね。ナショナリズムの匂いもするね」と述べている[1]

同年の第28回日本レコード大賞では「優秀アルバム賞」にも選出された。

再発盤[編集]

1990年に最初のCD再発盤が発売された。

その後、1999年リマスタリングリミックスリアレンジメントされて再発された。音質向上だけではなく、演奏面にも手が加えられている。この再発盤にはクレジットはないが、シークレット・トラックとしてDISC 2のエンディングに歌入りの「晩夏の鐘」が収録されている。

2016年9月4日に、『J.BOY』発売30周年を記念して制作された『"J.BOY" 30th Anniversary Box』と『"J.BOY" 30th Anniversary Edition』が発売予定。

収録曲[編集]

DISC 1

  1. A NEW STYLE WAR
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:浜田省吾、古村敏比古板倉雅一
  2. BIG BOY BLUES
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
  3. AMERICA
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二
    町支寛二によるアレンジで、リッケンバッカーを使ったバーズ風のカントリー・ナンバー。
  4. 想い出のファイヤー・ストーム
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明
  5. 悲しみの岸辺
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明)
  6. 勝利への道
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:古村敏比古)
  7. 晩夏の鐘
    (作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明)
    インスト曲。歌詞カードに「Dedicated to my parents」(両親に捧げる)と書かれている。
  8. A RICH MAN'S GIRL
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明)
  9. LONELY-愛という約束事
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一、浜田省吾)
  10. もうひとつの土曜日
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
    2010年にはコブクロが、2015年にはgo!go!vanillasがカバーをしている。
    「LONELY-愛という約束事」のB面曲。

DISC 2

  1. 19のままさ
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二)
  2. 遠くへ - 1973年・春・20才
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
  3. 路地裏の少年
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:浜田省吾、古村敏比古)
    1から3まではストーリーとして繋がっており、浜田自身の姿を投影しながら少年の成長を追う展開となっている。
  4. 八月の歌
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二)
  5. こんな夜はI MISS YOU
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二、高橋伸之
  6. SWEET LITTLE DARLIN'
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一、古村敏比古)
    「BIG BOY BLUES」のB面曲。
  7. J.BOY
    (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一、江澤宏明)
    アルバムのタイトル曲であり、現在に至るまでライブでほぼ必ず歌われる。
  8. 滑走路 - 夕景
    (作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
    元々は井上鑑に提供していた楽曲で、セルフカバーとなる。歌詞はないが、浜田による語りが入っている。

"J.BOY" 30th Anniversary Box / Edition[編集]

"J.BOY" 30th Anniversary Box
"J.BOY" 30th Anniversary Edition
浜田省吾スタジオ・アルバム
リリース 2016年9月4日
ジャンル ロック
レーベル クリアウォーター
プロデュース 浜田省吾
浜田省吾 年表
Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター
2015年
"J.BOY" 30th Anniversary Box
"J.BOY" 30th Anniversary Edition
(2016年)
-
テンプレートを表示

解説[編集]

『J.BOY』の発売から30周年を記念して発売予定の本作は、2万セット限定生産の『"J.BOY" 30th Anniversary Box』と完全生産限定盤の『"J.BOY" 30th Anniversary Edition』の2形態で発売。

『30th Anniversary Box』には、30cmサイズのBOXパッケージに、1999年リミックスされた音源の2016年リマスターCD盤2枚と、1986年に発売されたオリジナル音源の2016年リマスターLP盤2枚、1986年に行われたコンサートツアー『ON THE ROAD '86 "I'm a J.BOY"』のライブ映像を収録したDVD2枚、プロモーション用の片面シングル「J.BOY」のアナログ7インチドーナツ盤の復刻盤で計7枚に、カラーフォトブックレットなどの特典を封入される予定。

『Anniversary Edition』には、A4サイズ変形版三方背ケース仕様に、1999年にリミックスされた音源の2016年リマスターCD盤2枚と、1986年に発売されたオリジナル音源の2016年リマスターLP盤2枚、カラーフォトブックレットを封入して発売予定。

収録曲[編集]

CD[編集]

DISC 1

  1. A NEW STYLE WAR
  2. BIG BOY BLUES
  3. AMERICA
  4. 想い出のファイヤー・ストーム
  5. 悲しみの岸辺
  6. 勝利への道
  7. 晩夏の鐘
  8. A RICH MAN'S GIRL
  9. LONELY-愛という約束事
  10. もうひとつの土曜日

DISC 2

  1. 19のままさ
  2. 遠くへ - 1973年・春・20才
  3. 路地裏の少年
  4. 八月の歌
  5. こんな夜はI MISS YOU
  6. SWEET LITTLE DARLIN'
  7. J.BOY
  8. 滑走路 - 夕景

LP("J.BOY" 30th Anniversary Boxのみ)[編集]

SIDE A

  1. A NEW STYLE WAR
  2. BIG BOY BLUES
  3. AMERICA
  4. 想い出のファイヤー・ストーム
  5. 悲しみの岸辺

SIDE B

  1. 勝利への道
  2. 晩夏の鐘
  3. A RICH MAN'S GIRL
  4. LONELY-愛という約束事
  5. もうひとつの土曜日

SIDE C

  1. 19のままさ
  2. 遠くへ - 1973年・春・20才
  3. 路地裏の少年

SIDE D

  1. 八月の歌
  2. こんな夜はI MISS YOU
  3. SWEET LITTLE DARLIN'
  4. J.BOY
  5. 滑走路 - 夕景

アナログ7インチドーナツ盤("J.BOY" 30th Anniversary Boxのみ)[編集]

  1. J.BOY(ラジオ・オンエア用片面シングル)

DVD[編集]

ON THE ROAD '86 "I'm a J.BOY"

脚注[編集]

  1. ^ 『Shogo Hamada 浜田省吾事典』TOKYO FM出版、1996年、p65

外部リンク[編集]