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南都銀行

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株式会社南都銀行
The Nanto Bank, Ltd.
Nanto bank logo.JPG
Nanto Bank01s3200.jpg
本店
(大正15年築、国の登録有形文化財)
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 奈良県奈良市橋本町16番地
設立 1936年昭和11年)6月1日
業種 銀行業
法人番号 5150001001622
金融機関コード 0162
SWIFTコード NANTJPJT
事業内容 銀行業
代表者 代表取締役頭取 橋本隆史
資本金 292億49百万円
(2016年(平成28年)3月31日現在)
発行済株式総数 2億7,575万6千株
(2016年(平成28年)3月31日現在)
純利益 連結:121億59百万円
単体:117億6百万円
(2016年(平成28年)3月期)
純資産 連結:2,517億12百万円
単体:2,498億75百万円
(2016年(平成28年)3月31日現在)
総資産 連結:5兆5,056億7百万円
単体:5兆4,946億16百万円
(2016年(平成28年)3月31日現在)
従業員数 連結:2,782人
単体:2,567人
(2016年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本生命保険 3.86%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口)3.54%
明治安田生命保険(常任代理人資産管理サービス信託銀行)3.09%
南都銀行従業員持株会 2.84%
三菱東京UFJ銀行 2.59%
(2016年(平成28年)3月31日現在)
主要子会社 #関係会社参照
外部リンク 南都銀行 公式サイト
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南都銀行のデータ
法人番号 5150001001622
店舗数 本支店110、出張所25
貸出金残高 3兆1,981億75百万円
預金残高 4兆7,302億2百万円
特記事項:
(2016年(平成28年)3月31日現在)
『株式会社南都銀行 有価証券報告書 ‐ 第128期』に拠る。
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株式会社南都銀行(なんとぎんこう、英:The Nanto Bank, Ltd.)は、奈良県奈良市本店を置く地方銀行。なお、行名の「南都」は奈良の別名(古名)である。

概要

西大寺支店(奈良県)
南都まほろば証券株式会社本社も兼ねている。
三山木支店(京都府)

地銀協加盟の奈良県における地方銀行である。2006年平成18年)、奈良銀行りそな銀行と合併したため、現在は県内に本店を置く唯一の銀行となっている。旧・三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)の親密地銀であり、三菱UFJフィナンシャル・グループとの関係が深い。

県内での融資などの事業は県経済の不振の影響で伸び悩んでいるものの、県外(大阪府京都府和歌山県三重県東京都上海香港)への進出し攻勢を強めている[1][2]。県内においてはメインバンク企業数6割[3]、融資シェア5割、預金シェア3割と圧倒的である。

コンビニATMイーネットセブン銀行ローソン銀行と提携している。また、2019年3月から奈良、大阪、京都の3府県に設置する店舗外ATMの4割(239台)を、一括してセブン銀に委託する。この方針によって、南都銀はATM運営費の年間1億円以上の削減を目指すとしている[4][5]

2010年(平成22年)年度より、地元奈良公園鹿をモチーフとしたキャラクターとして、「ナントの案内シカ」こと「ナンシカ」(関西弁で「何と言っても」「とにかく」の意)が登場した。鹿の腹の部分に「ナンシカ」と書かれており、同行のカードローン「キャッシュクイック」のキャラクターとして、同行のホームページやポスターなどに登場している。

沿革

戦前・戦中

  • 1879年明治12年) - 旧郡山藩士らにより、第六十八国立銀行が現在の大和郡山市に設立される。
  • 1895年(明治28年)7月 - 株式会社吉野銀行吉野郡下市町に設立される。
  • 1934年昭和9年)6月1日 - 六十八・吉野・八木・御所の4行が合併、あらたに株式会社南都銀行が奈良市に設立される
  • 1943年(昭和18年)8月2日 - 貯蓄銀行業務を開始。
  • 1944年(昭和19年)2月10日 - 株式会社大和貯蓄銀行を合併。

戦後

  • 1969年(昭和44年)11月11日 - 外国通貨、旅行小切手両替業務を開始。
  • 1970年(昭和45年)10月12日 - 電子計算機を導入。
  • 1971年(昭和46年)3月12日 - 大阪支店を開設。
  • 1974年(昭和49年)
    • 4月13日 - 大阪証券取引市場第二部へ上場。
    • 6月1日 - 外国為替業務を開始。
  • 1975年(昭和50年)9月1日 - 大阪証券取引市場第一部に昇格。
  • 1982年(昭和57年)5月17日 - 売買業務を開始。
  • 1983年(昭和58年)
    • 4月1日 - 公債社債の窓口販売を開始。
    • 6月1日 - 外国為替のコルレス業務を開始。
  • 1981年(昭和56年)11月4日 - 東京支店を開設。
  • 1982年(昭和57年) - 女子ホッケー部が創部。
  • 1985年(昭和60年)6月1日 - 公債・社債のディーリング業務を開始。
  • 1986年(昭和61年)3月25日 - 京都支店を開設。
  • 1987年(昭和62年)12月1日 - 東京証券取引市場第一部に上場。
  • 1990年(平成2年)9月5日 - ディーシーカードと共同で南都ディーシーカードを設立。
  • 1992年(平成4年) - 女子ホッケー部が全日本実業団選手権大会に初優勝。
  • 1993年(平成5年)
    • 5月12日 - 海外初の支店の香港駐在員事務所を設立。
    • 7月1日 - 信託代理店業務を開始。
  • 1994年(平成6年)4月1日 - 日本証券業協会に加入。
  • 1998年(平成10年)12月1日 - 証券投資信託の窓口販売を開始。
  • 1999年(平成11年)1月18日 - 奈良県信用組合の事業の全部を譲り受ける。
  • 2001年(平成13年)
    • 4月2日 - 保険の窓口販売業務を開始。
    • 12月12日 - 確定拠出年金業務を開始。
  • 2002年(平成14年)2月22日 - ISO14001(環境ISO)の認証を取得。
  • 2004年(平成16年)12月1日 - 証券の仲介業務を開始。
  • 2005年(平成17年)12月11日 - 女子ホッケー部が全日本女子選手権で初優勝。
  • 2006年(平成18年) - 奈良県環境保全功労賞(知事表彰)を受賞。
  • 2007年(平成19年)
    • この頃、関西アーバン銀行(現・関西みらい銀行)より経営統合の話が持ち上がり、統合後の名称を「都ホールディングス」とするところまで合意に至ったものの、その後の統合交渉が不調に終わり破談となる[6]
    • 6月28日 - 大阪地区本部設置。
  • 2008年(平成20年) 
    • 同社株が社会貢献に関する株価指数シリーズ「FTSE4Good」に組み入れ。
    • 5月7日 - 地銀共同化システム稼動[7]
    • 6月27日 - 植野康夫が頭取に就任、西口廣宗は会長に。
    • 6月30日 - 大阪中央営業部開設。
  • 2009年(平成21年)9月14日 - 兵庫県内第1号店である尼崎支店を開設[8]
  • 2015年(平成27年)6月26日 - 橋本隆史が頭取に就任[9]
  • 2016年(平成28年)12月27日 - 金融庁より、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条に基づく信託業務の兼営認可を受けた[10]
  • 2017年(平成29年)4月17日 - 信託業務に参入[11]
  • 2018年(平成30年)11月16日 - 奈良証券(現・南都まほろば証券)を完全子会社化[12][13]
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 1月17日 - インターネット支店である「まほろば支店」を開設[14]
    • 7月1日 - 子会社の南都スタッフサービス株式会社が、「南都コンサルティング株式会社」へ商号変更すると共に奈良県奈良市橋本町16番地(南都銀行本店内)に本店移転等予定[15]
    • 9月2日 - 会社分割により、子会社の南都地所[16]にグループ金融サービスの経営管理事業を承継させ[17]中間持株会社体制へ移行予定[18]

関係会社

連結子会社

  • 南都地所株式会社
  • 南都ビジネスサービス株式会社
  • 南都信用保証株式会社
  • 南都リース株式会社
  • 南都コンピュータサービス株式会社
  • 南都投資顧問株式会社
  • 南都ディーシーカード株式会社
  • 南都カードサービス株式会社
  • 南都スタッフサービス株式会社
  • なんぎん代理店株式会社
  • なんとチャレンジド株式会社
  • 南都まほろば証券株式会社

女子ホッケー部

1982年(昭和57年)創部の女子ホッケー部が強豪チームとして知られ、1997年(平成9年)に発足したホッケー日本リーグにも初年度から参戦している。2004年(平成16年)には所属の宮崎奈美アテネオリンピックに出場。2005年には全日本ホッケー選手権大会で悲願の初優勝を果たした[19]

2010年(平成22年)に平城遷都1300年記念事業が開催されることで、同事業のイメージキャラクターである「せんとくん」がホッケーをする姿を、同行独自のキャラクターとして制定した。あわせて平城遷都1300年記念定期預金なんとdeせんと」期間限定で発売された。

関連項目

  • カプコン - 大阪府大阪市に本社を置く大手ゲームソフトメーカー。創業者の辻本憲三が奈良県出身という事もあり、南都銀行がメインバンクの一つとして、現在も関係が深い[20]

脚注

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  1. ^ “地域金融、東大阪で中小争奪戦 南都銀は支店増設”. 日本経済新聞. (2012年9月28日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASJB2700U_X20C12A9LDA000/ 2016年11月11日閲覧。 
  2. ^ “関西地銀、大阪に攻勢 京都・南都などが中小向け営業強化”. 日本経済新聞. (2013年10月4日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASHD0300X_T01C13A0LDA000/ 2016年11月11日閲覧。 
  3. ^ 帝国データバンク 特別企画: 奈良県内メーンバンク調査
  4. ^ “南都銀・店外ATM、セブン銀に一括委託 地銀で初めて”. 日本経済新聞. (2018年12月25日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39355200V21C18A2EE9000/ 2019年1月24日閲覧。 
  5. ^ “南都銀行 セブン銀行とATMの一部共同化 /奈良”. 毎日新聞. (2019年1月11日). https://mainichi.jp/articles/20190111/ddl/k29/020/483000c 2019年1月24日閲覧。 
  6. ^ 『関西金融乱世再び(下)3行統合、再編呼び水に――信金、業務効率化で対抗』(日本経済新聞 2017年3月8日 兵庫版朝刊 関西経済面)
  7. ^ “南都銀行が三菱東京UFJ銀行の共同システムを利用開始”. 日経コンピュータ. (2008年5月7日). http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080507/300855/ 2014年6月5日閲覧。 
  8. ^ 尼崎支店が開業 - 兵庫県に初出店【南都銀行】奈良新聞 2009年9月15日公表)2017年8月8日確認
  9. ^ “南都銀行頭取に橋本氏”. 日本経済新聞. (2015年5月15日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H3I_V10C15A5EE8000/ 2016年11月11日閲覧。 
  10. ^ 南都銀行に対する信託兼営認可について金融庁 2016年12月27日)2017年8月8日確認
  11. ^ “南都銀が信託・相続商品 遺言代用など17日から取り扱い”. 日本経済新聞. (2017年4月15日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO15353470U7A410C1LKA000/ 2019年1月26日閲覧。 
  12. ^ “南都銀、証券業務に参入へ 奈良証券を子会社化”. 日本経済新聞. (2018年2月5日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26524360V00C18A2LKA000/ 2019年1月24日閲覧。 
  13. ^ 「南都銀 奈良証券を子会社化へ」 『毎日新聞』大阪本社朝刊 2018年2月6日
  14. ^ “ネット支店を開設 - 「奈良のファン」との橋渡しに 観光情報など提供/南都銀行、東京で記念セミナー”. 奈良新聞. (2019年1月18日). https://www.nara-np.co.jp/news/20190118094929.html 2019年1月24日閲覧。 
  15. ^ 当行子会社の商号変更等に関するお知らせ”. 南都銀行. 2019年6月21日閲覧。
  16. ^ 会社分割後、「南都マネジメントサービス株式会社」への社名変更と、奈良県奈良市大宮4丁目297番地の2に本店移転などを予定している。
  17. ^ 対象子会社:南都リース、南都ディーシーカード、南都カードサービス、南都投資顧問、南都信用保証、南都コンピュータサービス、なんとチャレンジド、南都スタッフサービス、南都まほろば証券
  18. ^ 中間持株会社体制への移行に係る会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ”. 南都銀行. 2019年6月21日閲覧。
  19. ^ 南都銀行ホッケー部のあゆみ
  20. ^ 株式会社カプコン|会社の紹介

外部リンク