紀陽銀行

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株式会社紀陽銀行
The Kiyo Bank, Ltd.
本店
本店
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 8370
2013年10月1日上場
本社所在地 日本の旗 日本
640-8656
和歌山県和歌山市本町一丁目35番地
設立 1895年(明治28年)5月2日
業種 銀行業
法人番号 9170001000916 ウィキデータを編集
金融機関コード 0163
SWIFTコード KIYOJPJT
事業内容 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
代表者 代表取締役会長 松岡靖之
代表取締役頭取 原口裕之
資本金 800億96百万円
(2019年3月31日現在)
発行済株式総数 7,033万株
(2019年3月31日現在)
純利益 連結:117億47百万円
単体:109億72百万円
(2019年3月期)
純資産 連結:2,339億68百万円
単体:2,180億46百万円
(2019年3月31日現在)
総資産 連結:4兆5,853億41百万円
単体:4兆5,741億54百万円
(2019年3月31日現在)
従業員数 2,164人
(2021年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(信託口)3.92%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口)3.55%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口9)2.87%
紀陽フィナンシャルグループ従業員持株会 2.75%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口5)2.01%
(2019年3月31日現在)
主要子会社 #関連会社参照
外部リンク https://www.kiyobank.co.jp/
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紀陽銀行のデータ
法人番号 9170001000916 ウィキデータを編集
店舗数 110店
(本支店・出張所)
貸出金残高 2兆9,593億42百万円
預金残高 3兆9,891億31百万円
特記事項:
(2019年3月31日現在)
『株式会社紀陽銀行 有価証券報告書 ‐ 第209期』に拠る。
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株式会社紀陽銀行(きようぎんこう、: The Kiyo Bank, Ltd.)は、和歌山県和歌山市本町に本店を置く地方銀行

概要

2006年(平成18年)10月10日、和歌山県に本店を置いていた同じく紀陽ホールディングスの完全子会社で第二地方銀行だった和歌山銀行を吸収合併した。これ以前に阪和銀行が経営破綻していたことから、紀陽銀行は県に本拠を置く唯一の銀行となった。また2013年10月1日には、親会社である紀陽ホールディングスを吸収合併し、東証テクニカル上場再上場した[2][3]

和歌山県、和歌山市の指定金融機関であり[4][5]、合併後、県内の貸出金残高シェアでは46%を占めており、圧倒的なシェアとなった。また、個人貯蓄が全国的に多い同県において、預金残高38%と高いシェアとなっている。

大阪府奈良県および東京都に支店・出張所を出店している。かつては海外(ニューヨーク支店など)や名古屋(名古屋支店)にも拠点を置いていた。特に大阪府内には1950年から進出しており、2017年6月現在、40店を構えるまでに成長しているほか、府内南部で紀陽銀行をメインバンクとする企業の割合は、2016年の調査によれば、大阪府に本店を置く近畿大阪銀行関西アーバン銀行、あるいはメガバンクの一つであるみずほ銀行を上回る9.4%となっている[6][注 1]。このように大阪府内への浸透度を高める要因の1つである支店網だが、大阪府内の支店の中でも安藤忠雄の設計した堺支店(堺市)はメインストリートである大小路大道筋の交差点に立地しており、界隈のランドマーク的役割を担っているほか、同支店の入る紀陽堺ビルには本店より営業企画部を移転の上、営業推進本部を設置し、府下での機能強化を行っている[6]。また同府内には将来的に、和歌山県内の67店と同程度まで出店し、地元化したいとの意向を松岡頭取が明らかにしている[注 2][8]。大阪府下メインバンク調査(2017年)では2.3%(2342社、前年比0.1ポイント上昇)の企業がメインバンクに指定しており、同じく大阪府外が本拠地の地方銀行(京都銀行など)・信用金庫(尼崎信金)を大きく上回って11位にランクインしている。[9]

沿革

  • 1895年(明治28年)5月2日 - 紀陽貯蓄銀行として設立[6]
  • 1922年(大正11年) - 普通銀行に転換、株式会社紀陽銀行に改組。
  • 1950年(昭和25年) - 大阪府内へ初出店[6]
  • 1993年(平成5年)11月 - 融資先の和興開発の社長が脱税容疑で逮捕される。紀陽銀行は和興開発に800億円近い過剰融資を行い、そのうち約200億円が使途不明になっていることが後に発覚。和興開発から紀陽銀行の頭取である山口壽一の個人口座へ2億円が入金されていたことが表面化。山口は引責辞任。
  • 1997年(平成9年)11月25日 - 経営不安の風評が流布され、和歌山市内の複数の店舗で取り付け騒ぎが発生。数日で約3000億円の預金が流失。
  • 1999年(平成11年)3月31日 - 和歌山県商工信用組合からすべての事業を譲渡される。事業譲渡後、和歌山県商工信用組合の店舗のほとんどが近隣の紀陽銀行の店舗に統合されて消滅したが、美里支店や本宮支店のようにそのまま存続した店舗も存在する。
  • 2005年(平成17年)3月16日 - 和歌山銀行との持株会社方式による経営統合に合意。
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)6月18日 - 同行初のネット上の支店として、インターネット支店が開業。
  • 2010年(平成22年)5月4日 - 勘定系システムをBankVisionへ移行し、稼働を開始[10]
  • 2013年(平成25年)
    • 9月5日 - 公的資金を完済[11]
    • 10月1日 - 紀陽ホールディングスを合併(存続会社:紀陽銀行)。東証に再上場。
  • 2019年(平成31年)4月8日 - 和歌山中央支店、由良支店、箱作支店などが近隣の支店とのブランチインブランチにより、支店名は残るものの事実上消滅する予定。これにより、合併後約13年間「和歌山中央支店」として存続していた旧和歌山銀行 本店営業部の口座勘定が消滅する。
  • 2019年(平成31年)4月15日 -紀陽コミュニティプラザ(由良、日置、古座の3店舗)を開設する。

関連会社

紀陽銀行公式ウェブサイト内で、「紀陽フィナンシャルグループ」という表現が用いられているが、紀陽銀行とその子会社群全体を指す表現であって、紀陽銀行を傘下に持つ持株会社が存在するわけではない[12]

連結子会社

イメージキャラクター

2015年5月、創立120周年を迎えるに当たり、イメージキャラクターとして和歌山県出身の田中理恵(体操選手)を起用。TVCM等に出演していた[13]2016年10月から新たに当行出店エリアである大阪府泉大津市出身の川田裕美フリーアナウンサー・タレント)を起用する。

過去に在籍した著名人

かつては体操を支援し、日本トップレベルの強豪として多数の名選手を輩出したが、バブル崩壊と共に廃部した。紀陽銀行体操部は徳洲会体操部に受け継がれている。

ギャラリー

脚注

[脚注の使い方]

  1. ^ 近畿財務局の幹部が、地方銀行の事業について視察する目的で、堺市内の飲食事業者らを訪れメインバンクがどこかを訪ねたところ、事業者らからは「地元の地銀です」との回答があり、更に聞くと紀陽銀行の名前が返ってきた[7]。これについて、この近畿財務局の幹部は「ここまで思われているのは立派ですね」と評価した、という逸話が、紀陽銀行の大阪府下での浸透度を示す具体例として、日本経済新聞に掲載されたことがある[7]
  2. ^ この他、執行役員の原口裕之は、日本経済新聞のインタビューに「和歌山から南大阪までが地元と思っている」と語っている[7]
  3. ^ 同年11月13日までに315億円が注入された。この法律の適用に基づく地域金融機関への公的資金注入は初である。
  4. ^ 和銀の6ヶ店(合併前に本店営業部から改称していた和歌山中央支店を含む)を紀陽銀の店舗として存続させ、残り28ヶ店を近隣の紀陽銀行各既存店舗へ統合。

出典

  1. ^ ディスクロージャー誌内統合報告書(ディスクロージャー誌)2021 - 株式会社紀陽銀行
  2. ^ “金融庁、紀陽銀行の合併認可”. 日本経済新聞. (2013年9月27日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2701E_X20C13A9EE8000/ 2013年10月1日閲覧。 
  3. ^ 当社連結子会社株式会社紀陽銀行の新規上場承認に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社紀陽ホールディングス (2013年9月2日). 2013年10月1日閲覧。
  4. ^ “公金取扱い窓口(指定金融機関等一覧表)”. 和歌山県. http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/120100/kinyukikantou/kinyukikantou.html 2013年10月2日閲覧。 
  5. ^ “市税を納める場所”. 和歌山市. http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_1/gyousei/nouzei/basyo.html 2013年10月2日閲覧。 
  6. ^ a b c d 平成29年3月期 紀陽銀行 決算説明会資料(紀陽銀行 平成29年6月)平成29年8月5日確認
  7. ^ a b c 『関西金融乱世再び(上)大阪、陣取り合戦激化――メガ地銀に他行ひるまず』(日本経済新聞 2017年3月7日大阪版朝刊9頁 関西経済面)
  8. ^ “紀陽銀新頭取、大阪の店舗拡大に意欲”. 産経ニュース. (2015年7月2日). https://www.sankei.com/article/20150702-Y5DJHJ6M6ZPMDAJJVU7IJ4IGEE/ 2016年11月9日閲覧。 
  9. ^ 株式会社 帝国データバンク[TDB | TEIKOKU DATABANK, LTD.]” (日本語). www.tdb.co.jp. 2018年11月22日閲覧。
  10. ^ “GW利用し地銀5行が勘定系システムを刷新”. 日経コンピュータ. (2010年5月6日). http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100506/347762/ 2013年10月2日閲覧。 
  11. ^ 公的資金の完済に関するお知らせ (PDF)”. 紀陽ホールディングス (2013年9月5日). 2013年9月5日閲覧。
  12. ^ グループ会社について - 株式会社紀陽銀行
  13. ^ 紀陽銀行は新テレビCMに「田中理恵」を起用!音楽は「コブクロ」で決定! (PDF)”. 株式会社紀陽銀行 (2014年5月30日). 2014年7月18日閲覧。

外部リンク