エールフランス
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| 設立日 | 1933年 | |||
| ハブ空港 | シャルル・ド・ゴール国際空港 | |||
| 焦点空港 | オルリー空港 リヨン・サン=テグジュペリ国際空港 ニース・コート・ダジュール国際空港 |
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| マイレージサービス | Flying Blue | |||
| 会員ラウンジ | Departures Lounge | |||
| 同盟 | スカイチーム | |||
| 保有機材数 | 393機 | |||
| 就航地 | 185都市 | |||
| スローガン | "Making the sky the best place on Earth" | |||
| 親会社 | エールフランス‐KLM | |||
| 本拠地 | ||||
| 代表者 | ピエール・アンリ・グルジョン (Pierre-Henri Gourgeon):代表執行役 (DG) (CEO) | |||
| 外部リンク | http://www.airfrance.co.jp | |||
エールフランス(フランス語: Air France)はフランスの航空会社。ヨーロッパでは1位、世界では4位の規模である。
目次 |
[編集] 概要
1933年10月にフランス国内外路線を運航していた4社[1]を統合する形で設立された。設立当時より世界各地にあるフランスの植民地を中心に巨大な路線網を持っており、現在も全ての大陸に定期便を運航しているなど世界有数の路線網を維持している。なお、設立当時のハブ空港はル・ブルジェ空港で、現在のハブ空港はシャルル・ド・ゴール国際空港である。極東路線として日本へは1952年11月に就航した。今は成田空港と関西空港へ毎日運航している。 パリで乗継ぎヨーロッパ約50都市へ接続可能。
かつては国営企業で、1976年から2002年にかけて世界初の超音速旅客機であるコンコルドを運航したことでも知られる。また、世界的ホテルチェーンの「ル・メリディアンホテル&リゾート」を所有していたこともある。
2004年にはオランダのKLMオランダ航空と、持株会社方式で経営統合が行われた。持株会社の名前は、エールフランス‐KLM。1つのグループとしてネットワークを活かしながら、それぞれ独自のサービスとブランドを展開している。2005年6月6日より、KLMオランダ航空とマイレージプログラムを統合し Flying Blue/フライング・ブルー [2] として新たに発足した。
[編集] ブランドロゴ・塗装
2009年2月からブランドロゴを変更した[3]。AIRとFRANCEの文字が一体化しAIRFRANCEとなり、字体も変更された。これはフランスの独自性や国際性を表すと共に、常に高品質なサービスを遂行する精神、飛行機による充実した旅の提供、乗客の安全と快適な空の旅、環境への配慮を示しているものであるという。トリコロールカラーの青線も四本線から三本線へと減り、わずかなカーブを持つものとなった。
ブランドロゴの変更は段階的に実施される予定で、航空機に対する塗装塗り替えは新規導入や整備の工程で行われる為、今後しばらくは新旧ブランドロゴをまとった機体が共存する事となる。
2008年11月と12月は、ファーストクラス、ビジネスクラス、そしてパリへのアクセスの良さをアピールする大規模な屋外広告キャンペーンを東京、大阪の中心部28ヶ所で展開した。
[編集] Flying Blue/フライング・ブルー
エールフランス航空とKLMオランダ航空共通のマイレージプログラムである。2005年6月6日よりサービスが開始された。
エールフランス航空、KLMオランダ航空をはじめ、スカイチーム便、提携航空会社やホテル、レンタカー、クレジットカードなどの提携130社以上でマイルの獲得や特典を利用できる。また、獲得したマイルをほかのどの会員にも譲渡できる。さらに同社便・提携会社便の利用回数・距離に応じてアイボリー、シルバー、ゴールド、プラチナの4つの会員となるエリート会員制度を持つ。
他社FFPに比べ特筆すべき点はビジネスクラスやファーストクラスの特典交換に必要なマイル数が非常に多いことである。一般にFFPの必要マイル数はビジネスクラスはエコノミークラスの1.5倍、ファーストクラスは2~3倍程度であるが当プログラムではビジネスクラスがエコノミーの2倍、ファーストクラスは5倍ものマイルを必要とする。
[編集] ラ・ナベット
エールフランスは、特にビジネス旅客の需要が大きい国内線大都市間においてシャトル便を「ラ・ナベット」という名称で運航している。パリ・オルリー空港から、マルセイユ、ボルドー、ニース、トゥールーズへ、基本的に毎時1便、ピーク時には30分または15分おきに便を運航している。年間で600万人以上の利用者がいる。
[編集] 就航都市
[編集] 日本におけるエールフランス
アジア極東路線として、第二次世界大戦終結後の1952年に、ロッキード コンステレーションで運航されていた南廻りヨーロッパ線のパリ - ベイルート - カラチ - サイゴン線をベトナムのサイゴン(現・ホーチミン)から東京(東京国際空港)まで延長する形で乗り入れを開始した。
その後はアンカレジ経由の北廻りやモスクワ経由のシベリア上空ルートで乗り入れ、現在ではパリから成田、関西の2空港に直行便で乗り入れている。
成田からは、夜21:50前後に出発して、翌早朝にパリに到着する便を「スターウイング」の名で運航している。ちなみにこの便はパリへの到着時刻を調整するために、他の便よりも飛行時間を延長する措置として、成田を出発後に太平洋上空を北上し続けてベーリング海上空に入り、アリューシャン列島と北極の各上空を通過してノルウェー海上空を通るルートで航行して、パリに現地時間の早朝4時台に到着する様に設定されている。本来であれば、真夜中に成田を離陸することが最適であるが、成田空港の離着陸時間が23時までに厳しく制限されており(それ以外は緊急着陸等でない限りまず認められない)、滑走路上の移動時間やその他の遅延要因を考えてぎりぎりの時間に設定していることによる(これより後に成田を出発する便は、日本航空のホノルル行き1便だけである)。
日本では一時期「エールフランス国営航空」と名乗っていた時期があった。また、一部では英語読みの「エア・フランス」と呼ばれることもある[4]。なお、関西空港が開港した翌日やサミット時などにコンコルドが数回特別便として乗り入れたことがある。
[編集] 日本乗り入れ空港
(2011年10月現在)
日本航空の国内線(成田 - 伊丹/名古屋/福岡/札幌、関西 - 札幌)にもエールフランスの便名をつけてコードシェア運航している。
2010年10月末の東京国際空港(羽田)の新滑走路開設による増枠で、エールフランスも就航の意欲を示した。だが羽田に深夜早朝限定の発着となっているため、早朝に着陸しても羽田で深夜まで出発を待たなければならず、効率が悪く機材繰りが難しい。逆のパターンで深夜に羽田に着陸したところで、公共の交通機関(特に鉄道)が運行していないので乗客はバス或いはタクシーの利用を強いられることになる。
こうした理由から同じく就航の意欲を示した欧州勢のブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザドイツ航空は現実的でない対応として今回は見送る方針で固めていたが、ブリティッシュ・エアウェイズは2011年2月末から週5便発着枠獲得で羽田就航を表明。エールフランスとルフトハンザは羽田就航を見送る替わりに成田線にエアバスA380を就航させるが、2011年11月現在はエールフランス側の成田線は2往復ともボーイング777-300ERでの運航となり、捻出されたA380を12月5日以降パリ - ドバイ線へ振り分ける[5]。また2010年10月31日から日本航空が羽田からパリ線を就航するが供給座席の一部をエールフランスが買い取り、コードシェア便として販売する。
エールフランスを含む欧州各社は3年後の羽田の日中の40発着枠増枠(欧州路線最優先枠)での就航を目指している。
[編集] 国内線(植民地と海外県を含む)
- アジャクシオ、バスティア、ビアリッツ、ブレスト、カルヴィ、クレルモン=フェラン、フィガリ、リヨン、マルセイユ、モンペリエ、ミュールーズ、ナント、ニース、パリ(シャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港)、ポー、ペルピニャン、ストラスブール、トゥーロン、トゥールーズ、レユニオン、グアドループ、マルティニーク、パペーテ、カイエンヌ
[編集] サービス
[編集] 機内クラス
エールフランスの国際線のクラスは2010年3月からヨーロッパ内・北アフリカ・イスラエルの各路線と長距離・カリブ海・インド洋の各路線とはクラス構成を分離しており、ヨーロッパ内・北アフリカ・イスラエルの各路線ではビジネスクラス(「プレミアム」)、エコノミークラス(「ボヤジャー」)の2クラスを、長距離・カリブ海・インド洋の各路線ではファーストクラス(「ラ・プルミエール」)、ビジネスクラス(「アフェール」)、プレミアム・エコノミークラス(「プレミアム・ボヤジャー」〈長距離路線〉、「アリゼ」〈カリブ海・インド洋路線〉)、エコノミークラス(「ボヤジャー」)の4クラスをそれぞれ設定している。
また、新規に2009年秋よりビジネスクラスとエコノミークラスの中間クラスである、他社のプレミアム・エコノミーにあたる「プレミアム・ボヤジャー」を設定した。長距離線で運航する全てのボーイング777型機、エアバス340型機と330型機に階段的に導入され、エコノミークラス普通運賃で搭乗する旅客や、プレミアム・ボヤジャーのチケットを購入した旅客が搭乗できる。
[編集] 機内誌
機内誌は"AIR FRANCE MAGAZINE"という名で毎月発行され、英語とフランス語で世界の国々の町を紹介したり、エールフランスのニュース等が書いてある。なお、機内で配布されている"AIR FRANCE MAGAZINE"は機内でのエンターテインメントの詳細や機内販売の案内についても書かれている。また、シャルル・ド・ゴール空港と機内のビジネスクラス以上のクラスでは"AIR FRANCE Madame"も配布されている。成田、関空便の2便には機内誌"Bon Voyage"という日本語の機内誌も配布している。
[編集] 機内サービス
エールフランスの機内では、オン・デマンド方式の映画、音楽プログラム、ゲーム、ニュース番組などが放映される。語学学習プログラムで勉強したり、ゲームもパーソナルスクリーンを通し提供される。
[編集] 空港でのサービス
スカイチームエリート会員は、スカイチーム便の予約、チェックイン、そして搭乗において優先的に案内が受けられる。また、ファーストクラス・ビジネスクラスの旅客およびスカイチームエリートプラス会員は搭乗前に空港ラウンジを利用できる。
[編集] 運航機材[6]
[編集] 現在の運航機材
エールフランスの機材は以下の航空機で構成される (2010年10月現在)。同社は世界で唯一、エアバス社が生産した型式を全て保有している(あるいは過去に保有していた)航空会社である。また、下記以外にブリットエアやシティジェット、レジョナル等の機材がエールフランス便名及び塗装でエンブラエル190やフォッカー100、BAe 146などの小型機種を運航している。欧州の航空会社でありながらボーイング社の機体[7]もローンチカスタマーとして積極的に導入を進めている。
[編集] 旅客機
- エアバス A318-100型機 18機 ;
- エアバス A319-100型機 46機 ;
- エアバス A320-100型機 12機 ;
- エアバス A320-200型機 56機 ;
- エアバス A321-100型機 5機 ;
- エアバス A321-200型機 10機 ;
- エアバス A330-200型機 16機 ;
- エアバス A340-300型機 19機 ;
- エアバス A380-800型機 5機 ;[8]・[9]・[10]・[11]
- ボーイング 747-400型機 13機 ;
- ボーイング 777-200ER型機 25機 ;
- ボーイング 777-300ER型機 25機 ;[12]・[13]
その他にもエールフランスの子会社が小型機種を運航している。エールフランスの小型機種のロゴマークの下には、AIR FRANCE by BRIT AIR 等と書かれている。 Brit Air
- フォッカー 100型機 13機 ; ボンバルディア CRJ-100型機 17機 ;
- ボンバルディア CRJ-700型機 14機 Régional ;
- フォッカー 100型機 9機 ; フォッカー 70型機 5機 ;
- エンブラエル EMB 120型機 7機 ;
- エンブラエル ERJ 135型機 9機 ;
- エンブラエル ERJ 145型機 28機 ; エンブラエル ERJ 190型機 5機
- CITYJET ; BAe 146/Avro RJ 85型機 30機 CCM Airlines ;
- エアバスA319-100型機 2機 ;
- エアバスA320-200型機 2機 ;
- ATR 72型機 5機 AIRLINAIR ;
- ATR 42-300型機 5機 ;
- ATR 42-320型機 1機 ;
- ATR 42-500型機 11機 ;
- ATR 72-200型機 4機 ;
- ATR 72-210型機 1機 ;
- ATR 72-500型機 1機
[編集] 貨物機
- ボーイング 747-400ERF型機 6機
- ボーイング 747-400BCF型機 4機[14]
[編集] 発注中の機材
- エアバス A380-861型機(8機発注中、2機オプション)
- ボーイング777F型機(10機発注中)
ローンチカスタマーとして発注していることで納入されれば世界で初めて商業飛行を行う予定。
[編集] 過去の運航機材(一部)
- コンコルド
- ボーイング707
- ボーイング727
- ボーイング737
- ボーイング767
- エアバスA300
- エアバスA310
- シュド・カラベル
- デハビランド・コメット
- ヴィッカース・バイカウント
- ロッキード コンステレーションシリーズ
- ダグラスDC-4
- ダグラスDC-3
- ドヴォアチン338
なお、エールフランスが発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は28で、航空機の形式名は747-228, 747-428, 777-228ER , 777-328ER などとなる。
[編集] その他
- エールフランス航空のウェブサイト([1])で販売するエールフランス便エコノミークラス航空券の最安値サービス、ベストプライスギャランティー、というものもある。
- 1998年頃までは日本人のスチュワーデスを定期的に採用しており、現在も数百名の日本人スチュワーデスがパリを拠点に乗務している。
- 現在も日曜昼にテレビ放送されている素人参加型クイズ番組『パネルクイズ アタック25』(朝日放送制作・テレビ朝日系列局全国ネット)で協賛をおこなっていたことでもその名を知られる。当時司会の児玉清が次のようにエールフランスの協賛・スチュワーデスの紹介をしていた。
- 1985年頃には各解答者の自己紹介の後、オープニングクイズ出題前に「さて今日はどなたがパリ旅行の栄冠を射止められますでしょうか?エールフランスの○○さん、にこやかに目録を持ってお待ちでございます!!」
- トップ賞の解答者が旅行獲得のクイズに挑戦する際、「さぁ○○さん(各種学校の先生大会のときは○○先生)、エールフランスに乗れますでしょうか?パリ、そしてニースが○○さん(先生)を待っています!!」この「パリがあなたを待ってます!!」は「(大事な大事な)アタックチャンス!!」と並んでこの番組、そして児玉の代名詞でもあった。
- 協賛撤退後の今でも毎年4月の番組改編期には必ずオープニングクイズに真の旅先(当然パリも関わっている)からの問題が4月限定で出題されるため、2008年まではそのときに限って出題間際の約5~10秒間、エールフランスの航空機のフライトシーンを見ることができた。なお2009年4月改編からは地中海クルーズ10日間に変更されたため、そのシーンは見られなくなった)。
- また過去には『そっくりショー』(よみうりテレビ制作・日本テレビ系全国ネット)の初代旅行協賛もおこなっていたことがある。
[編集] 事故
- 1940年7月 - フランス領インドシナ(現在のヴェトナム)のトンキン湾上空で、サイゴンへ向けて飛行中のドヴォワチン338が日本軍の戦闘機に撃墜された。
- 1949年10月27日 - 大西洋のアゾレス諸島でロッキード コンステレーションが着陸に失敗し、乗員乗客48人が死亡。マルセル・セルダン、ジネット・ヌヴーの2人の著名人が死亡した。
- 1988年6月26日 - エールフランス296便事故
- 2000年7月25日 - コンコルド墜落事故
- 2005年8月2日 - エールフランス358便事故
- 2009年6月1日 - エールフランス447便墜落事故
[編集] 関連項目
- エールフランスに吸収された各社
- オルリー空港
- KLMオランダ航空
- エールフランス‐KLM
[編集] 脚注
- ^ エールオリヤン、エールユニオン、CINDA、、SGTAで同月、アエロポスタル も合併
- ^ http://www.airfrance.co.jp/JP/ja/local/voyageurfrequent/flyingblue/flyingblue.htm?BV_SessionID=vxwrQ240uSEdigkht2ffZxn&BV_EngineID=140ufo3ia
- ^ http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090417/trd0904171119003-n1.htm
- ^ 日本・フランス航空当局間協議の結果について(2008年10月24日 国土交通省報道発表資料) ここでは「エア・フランス」となっている。
- ^ Los Angeles and Dubai: 2 new destinations for Air France’s A380
- ^ http://www.airfrance.co.jp/JP/ja/local/guidevoyageur/classeetconfort/abord_plan_cabine.htm
- ^ 例:777-300ER・747-400ERF・777F
- ^ 2009年11月20日に、パリ発ニューヨーク行で欧米の航空会社として初めて運航開始した。なお、初便記念飛行のチケットは、ネットオークションで販売された。同年11月23日より、同区間をAF006便(復路は、AF007便)として定期便運航(水曜日を除く)を開始した。
- ^ 2010年9月1日からパリ - 成田線にも就航。但し、東日本大震災の影響もあり2011年7月現在は他機材による運航となっており、再就航への具体的な話は出ていない。
- ^ 就航座席数は3クラスで538席(ファースト9席・ビジネス80席・エコノミー449席)としており、同社及び世界で初の3クラスで500席台提供の商業飛行となった。2010年10月現在、3クラスでは世界最多有償座席数である。なお、5号機よりプレミアムエコノミークラスが新たに設定され、4クラス仕様となる。
- ^ 2009年2月に発表された新塗装が最初から施される初めての機材である。
- ^ 2008年5月に25機目のボーイング777-300ERを受領したことで同社所有のボーイング777は50機に達した。同型機50機所有は世界初の快挙である。
- ^ 2009年4月にはある意味、記念となる通算生産数777号機のボーイング777を受領した。また同機には同年2月に発表された新塗装が初めて施された。
- ^ BCFの中でF-GISFは元全日本空輸の機体(JA8094:同社1号機の747-400)で、かつては旅客便としてパリに乗り入れていた。
[編集] 外部リンク
- Air France (英語) (フランス語)
- エールフランス (日本) (日本語)
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