「仮面ライダー龍騎」の版間の差分

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== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
=== 主に仮面ライダーに変身する人物 ===
=== 仮面ライダー ===
;城戸 真司(きど しんじ)/仮面ライダー龍騎
;城戸 真司(きど しんじ)/仮面ライダー龍騎
:23歳。今作の主人公。ネットでニュースの配信を行っている通信会社・OREジャーナルの記者見習い。[[正義|正義感]]は強いが、単細胞で底無しのお人好しのため騙されやすい。大久保曰く「祭りの取材に行って自分が神輿担いじゃってるタイプ」。当初はアパートに住んでいたが家賃滞納で追い出され、一時職場である事務所に住み着き、その後「仕事が休みの時は店を手伝う」という条件で花鶏に間借りすることになる。変身後、「っしゃあ!」と気合を入れる癖がある。バイクは劇中では[[ホンダ・ズーマー]]に乗る。得意料理は[[餃子]]で、料理の腕において一流である吾郎が[[レシピ]]を聞きたがる程である。
:23歳。今作の主人公。ネットでニュースの配信を行っている通信会社・OREジャーナルの記者見習い。[[正義|正義感]]は強いが、単細胞で底無しのお人好しのため騙されやすい。大久保曰く「祭りの取材に行って自分が神輿担いじゃってるタイプ」。当初はアパートに住んでいたが家賃滞納で追い出され、一時職場である事務所に住み着き、その後「仕事が休みの時は店を手伝う」という条件で花鶏に間借りすることになる。変身後、「っしゃあ!」と気合を入れる癖がある。バイクは劇中では[[ホンダ・ズーマー]]に乗る。得意料理は[[餃子]]で、料理の腕において一流である吾郎が[[レシピ]]を聞きたがる程である。
:謎の行方不明事件の調査を行っている時に、'''榊原耕一'''のアパートでカードデッキを拾ったから、巻込まれる形でライダーの戦いを知ってしまう。「モンスターから人々を守る、ライダー同士の戦いを止める」ことがライダーとしての目的。しかしライダー達が命を懸けてまで叶えようとする願いに知るうちにその思いは揺らぎ始め、更に戦いが無効になると、優衣が消滅してしまう事を知り苦悩する。大久保との邂逅によって「戦いを止める事が自分のライダーとしての願い」である事に気付いた真司は、ようやく迷いを吹っ切るが、最終回1話前モンスターに襲われた少女を庇って致命傷を負ってしまい、蓮に看取られながら死亡。最終回前に死亡する主人公という異例な展開が、物議を醸した。その後の再生された世界では、手塚、浅倉、東條、そして蓮と出会う
:謎の行方不明事件の調査を行っている時に、'''榊原耕一'''のアパートでカードデッキを拾ったことから、巻込まれる形でライダーの戦いを知ってしまう。「モンスターから人々を守る、ライダー同士の戦いを止める」ことがライダーとしての目的。しかしライダー達が命を懸けてまで叶えようとする願いに知るうちにその思いは揺らぎ始め、更に戦いが無効になるで起こるあるを知り苦悩する。
:*劇場版では真司の幼少期のふとした出来事が、ライダーバトルの遠因となってしまっている。蓮と共に生き残るが、現実世界に大量出現したモンスターを倒す為に二人で大群に突入する。
:劇場版では真司の幼少期のふとした出来事が、ライダーバトルの遠因となってしまっている。
:*TVSP版では初代龍騎の榊原からカードデッキを託され、2代目龍騎となる。カードデッキを破壊された後、2通りのラストがある。放映版は蓮からカードデッキを託され2代目ナイトになり、他のライダー達とうとする。未放映版戦わないこを選びコアミラーを破壊してミラーワールドを消滅させも、後日に鏡の向こうのライダー達の姿を見つけ、更に自の手に壊さたはずのカードデッキがあり、戦いが終わっていい事に真司は愕然とする。
:TVSP版では初代龍騎の榊原からカードデッキを託され、2代目龍騎となる。ライダー同士のいを止めようとする」という目的本編同じだがそのために高見沢率いるライダー軍団か狙わることとなる。


;秋山 蓮(あきやま れん)/仮面ライダーナイト
;秋山 蓮(あきやま れん)/仮面ライダーナイト
:24歳。もう1人の主人公。「意識不明の恋人小川恵里を目覚めさせるため」に仮面ライダーになった。契約モンスター・ダークウィングは恵里の命を狙っており、恋人をモンスターに襲わさせないためやむなく契約した(このことは劇中では明かされない)。変身後はダークバイザーを目の前に掲げる癖がある。職業は不明(途中から花鶏で働くようになる)。普段から中型(現在の普通自動二輪車)のバイク:[[HONDA]]のシャドウスラッシャー400を乗用。
:24歳。もう1人の主人公。「意識不明の恋人小川恵里を目覚めさせるため」に仮面ライダーになった。契約モンスター・ダークウィングは恵里の命を狙っており、恋人をモンスターに襲わさせないためやむなく契約した(このことは劇中では明かされない)。変身後はダークバイザーを目の前に掲げる癖がある。職業は不明(途中から花鶏で働くようになる)。普段から中型(現在の普通自動二輪車)のバイク:[[HONDA]]のシャドウスラッシャー400を乗用。
:ライダーやミラーワールドの情報を得るために優衣と行動を共にする。短気で喧嘩っ早い部分が目立つが、根は思いやりのある心優しい性格。しかし目的のために冷徹に振舞うこともある。大金に弱い面を持つ。最後のライダーとして勝ち残り、恵里の意識を回復させるが、それを知る事なく力尽きた。その後の再生された世界では、花鶏から出てきたところで真司とすれ違う
:ライダーやミラーワールドの情報を得るために優衣と行動を共にする。短気で喧嘩っ早い部分が目立つが、根は思いやりのある心優しい性格。しかし目的のために冷徹に振舞うこともある。大金に弱い面を持つ。
:TVSP版では手塚と親友であり、彼と共にライダーとなる。一時はライダー軍団と共に龍騎を追い詰めるも止めを刺すことが出来ず、自身も追われる身となってしまう。
:*劇場版では真司と共に生き残る。現実世界に大量出現したモンスターを倒す事を条件に、真司を親友と認めながらも自分と戦うよう懇願し、二人で大群に突入する。
:*TVSP版では手塚と親友であり、彼と共にライダーとなる。龍騎と共にベルデ率いるライダー軍団に追い詰められた際に龍騎を庇い、致命傷を受けたがベルデを倒す。最後は真司に自らのカードデッキを託し、死亡。


;須藤 雅史(すどう まさし)/仮面ライダーシザース
;須藤 雅史(すどう まさし)/仮面ライダーシザース
:28歳。小竹署の刑事で、画廊で起きた連続失踪事件を追っていたが、裏では悪事を働いていた。裏の仕事仲間・加賀をカッとなって殺害してしまい、彼の遺体を壁に埋めていたところに神崎と出会う。そして「ライダーの戦いで頂点を極める」ために仮面ライダーとなり、殺人の隠蔽とパワーアップを目的として契約モンスター・ボルキャンサーに一般人を襲わせていた。後にナイトとの戦闘でカードデッキを破壊されたことにより契約を破棄されたボルキャンサーに食い殺される
:28歳。小竹署の刑事で、画廊で起きた連続失踪事件を追っていたが、裏では悪事を働いていた。裏の仕事仲間・加賀をカッとなって殺害してしまい、彼の遺体を壁に埋めていたところに神崎と出会う。そして「ライダーの戦いで頂点を極める」ために仮面ライダーとなり、殺人の隠蔽とパワーアップを目的として契約モンスター・ボルキャンサーに一般人を襲わせていた。
:*TVSP版では警視庁の刑事であり、「浅倉威を逮捕するため」にライダーになるが、浅倉の逮捕後にはライダーの力に心を飲み込まれてしまう。高見沢率いる他のライダーたちと城戸を倒すために協力していてライダー同士の戦いを止めようとする城戸真司に協力するフリをして真司を裏切り殺そうとするが、王蛇の逆襲死亡
:TVSP版では警視庁の刑事であり、「浅倉威を逮捕するため」にライダーになるが、浅倉の逮捕後にはライダーの力に心を飲み込まれてしまう。高見沢率いる他のライダーたちと真司を倒すために協力しており当初は真司に協力するフリをして近づ
:あまりに衝撃的な登場やたった2話の登場、キャラクター、死に様などからか一部のファンが存在する。ライダーの初の死者であり、視聴者にライダーとは単なる「正義の味方」ではないというを示した。
:ライダーの初の死者であり、あまりに衝撃的な登場やたった2話の登場、キャラクター、死に様などから、視聴者にライダーとは単なる「正義の味方」ではないということを示した。


;北岡 秀一(きたおか しゅういち)/仮面ライダーゾルダ
;北岡 秀一(きたおか しゅういち)/仮面ライダーゾルダ
:30歳。実質3人目の主役ライダー。「クロをシロにする"スーパー[[弁護士]]"」と呼ばれる程の金さえ渡せばどんな極悪人も無罪にしてしまう悪徳弁護士。母親に甘やかされて育った影響からかなりの[[ナルシスト]]かつ利己主義な性格。また人の欲望を愛する主義で、社会正義・プライドなどよりも報酬を重視する。好きな食べ物は贅沢かつ高級なものなら何でも。子供の頃のあだ名はなし([[友達]]が一人もいなかったから)。元秘書のめぐみ曰く「好きな言葉は『濡れ手で粟』」。取材のためにやってきた桃井令子に一目惚れし、以後何度もアプローチをかけるようになる。
:30歳。実質3人目の主役ライダー。「クロをシロにする"スーパー[[弁護士]]"」と呼ばれる程の金さえ渡せばどんな極悪人も無罪にしてしまう悪徳弁護士。母親に甘やかされて育った影響からかなりの[[ナルシスト]]かつ利己主義な性格。また人の欲望を愛する主義で、社会正義・プライドなどよりも報酬を重視する。好きな食べ物は贅沢かつ高級なものなら何でも。元秘書のめぐみ曰く「好きな言葉は『濡れ手で粟』」。取材のためにやってきた桃井令子に一目惚れし、以後何度もアプローチをかけるようになる。
:逮捕された浅倉を弁護するも無罪にできず、その事で浅倉から恨まれる。不治の病にかかっており、「永遠の命を手に入れるため」仮面ライダーになった。そのためか重病人に対しては親切。次第にライダー同士の戦いを虚しく感じるようになり(蓮との会話から真司の影響である事が窺える)、ライダーの戦いを降りることを決意する。最終回に、浅倉との因縁に決着をつけようとするも、その前に不治の病のため自宅のソファで死亡。その後の再生された世界にも登場している
:逮捕された浅倉を弁護するも無罪にできず、その事で浅倉から恨まれる。不治の病にかかっており、「永遠の命を手に入れるため」仮面ライダーになった。そのためか重病人に対しては親切。真司の影響からか、次第にライダー同士の戦いを虚しく感じるようになり・・・
:*劇場版では姉を手にかけた浅倉を弁護したことから美穂からも恨まれていた。そのに罪の意識を感じていたのか、ファベント時わざと狙いを外したり、浅倉に苦戦しいるところを助けたりした、逆に仇を横取りされると思った美穂に攻撃される。そのこともあって最後にはライダーの戦いを空しく感じるようになり、自らカードデッキを手放す形で脱落した
:劇場版では姉を手にかけた浅倉を弁護したことから美穂からも恨まれていた。そのことに罪の意識を感じていたのか、ダーバトでは折触れ彼女を助けたりする・・・
:*TVSP版では城戸真司がナイトに変身した時点で生きていたが、その後の消息は不明。


;手塚 海之(てづか みゆき)/仮面ライダーライア
;手塚 海之(てづか みゆき)/仮面ライダーライア
:24歳。前半の主要キャラ。占い師で的中率はほぼ100%。神崎士郎に勧誘されながら仮面ライダーになるのを拒み、契約を拒絶したためにガルドサンダーに食い殺された親友・斉藤雄一を救えなかった悔恨から、「変えられなかった運命を変える為に」仮面ライダー同士の争いを止めるため奔走する。このから真司に賛同された。口癖は「俺の占いは当たる」。芝浦=ガイの死亡後に「次に死ぬのは自分」と占い、その通りに真司を庇って王蛇の攻撃を受けてしまう。しかし実は占いの結果は嘘で、次に死ぬのは真司の筈だったのだ。真司の死の運命を自らの手で変えた事に満足し、それがもっと大きな運命を変えるであろう事を確信しつつ、真司に看取られながら息を引き取った。最終回の再生された世界にて真司に「今日の運勢は最悪だな」と告げる
:24歳。前半の主要キャラ。占い師で的中率はほぼ100%。神崎士郎に勧誘されながら仮面ライダーになるのを拒み、契約を拒絶したためにガルドサンダーに食い殺された親友・斉藤雄一を救えなかった悔恨から、「変えられなかった運命を変える為に」仮面ライダー同士の争いを止めるため奔走する。このことから真司の共感を得ることなる。口癖は「俺の占いは当たる」。
:*TVSP版では秋山蓮と同じく小川恵里を愛していたという設定。テレビシリーズと違い、自らの願いを叶えるためにライダーになっていたが、元の恋人のために他人を犠牲にすることに違和感を持っていた。突如現れたベルデに翻弄され死亡する
:TVSP版では秋山蓮と同じく小川恵里を愛していたという設定。テレビシリーズと違い、自らの願いを叶えるためにライダーになっていたが、元の恋人のために他人を犠牲にすることに違和感を持っていた。


;芝浦 淳(しばうら じゅん)/仮面ライダーガイ
;芝浦 淳(しばうら じゅん)/仮面ライダーガイ
:21歳。明林大学経済学部2年生に在籍。ゲームサークル「マトリックス」に所属しており、人間心理を解析・応用し、ハマった人間は本当に殺し合いを始めてしまうゲームを製作。人の心を支配する事に喜びを感じサークル仲間に勧めて戦いあうよう扇動していた。
:21歳。明林大学経済学部2年生に在籍。ゲームサークル「マトリックス」に所属しており、人間心理を解析・応用し、ハマった人間は本当に殺し合いを始めてしまうゲームを製作。人の心を支配する事に喜びを感じサークル仲間に勧めて戦いあうよう扇動していた。
:「ゲーム感覚」で仮面ライダー同士の戦いに加わる。我侭かつ凶悪な性格で、真司からドラグレッダーのカードを奪い脅したり、OREジャーナルを乗っ取って日本中を操る戦闘ゲームを作る拠点にしようとしたりと色々企んだ。6人のライダーによる大乱戦を演出するが、最期は王蛇にゾルダのファイナルベントの盾にされた挙句、ベノクラッシュでとどめをさされ死亡
:「ゲーム感覚」で仮面ライダー同士の戦いに加わる。我侭かつ凶悪な性格で、真司からドラグレッダーのカードを奪い脅したり、OREジャーナルを乗っ取って日本中を操る戦闘ゲームを作る拠点にしようとしたりと色々企んだ。遂には6人のライダーによる大乱戦を演出するが・・・
:*TVSP版では多くの取り巻きを率いて、真司を嘲っていたが、他のライダーたちとの戦闘中にディスパイダーに捕食されるという、あっけない最後を迎えた。


;浅倉 威(あさくら たけし)/仮面ライダー王蛇
;浅倉 威(あさくら たけし)/仮面ライダー王蛇
:25歳。実質4人目の主役ライダー。連続殺人の罪で拘置所に服役していた脱獄囚。「イライラするんだよ」が口癖。身の回りに暴力がなくては生きられない性質。幼い頃に実家に火をつけ家族を殺害する等、子どもの頃から様々な悪事に手を染めており、北岡でさえ無罪にできなかった。その為、北岡に「能無しの役立たず」と[[逆恨み]]の念を抱きライダーになってから付け狙う。初登場から第32話までは茶髪だが、第33話以降は金髪で登場している。変身直後に首を捻る癖がある。
:25歳。実質4人目の主役ライダー。連続殺人の罪で拘置所に服役していた脱獄囚。「イライラするんだよ」が口癖。身の回りに暴力がなくては生きられない性質。幼い頃に実家に火をつけ家族を殺害する等、子どもの頃から様々な悪事に手を染めており、北岡でさえ無罪にできなかった。その為、北岡に「能無しの役立たず」と[[逆恨み]]の念を抱きライダーになってから付け狙う。初は茶髪だったが、後半から金髪に変わっている。変身直後に首を捻る癖がある。
:拘置所で神崎士郎に会い「仮面ライダーの戦いを活性化させるため」に選ばれる。ライダーになった直後に脱獄し、戦いそのものに喜びを見出して戦うそのため自分が勝利した際はライダーバトルを永久に続かせることを願うつもりだった。)。目的のためには手段を選ばない狡猾さも併せ持ち、弟の暁でさえベノスネーカーの餌にした一度モンスターに付け狙われていたある少女を、殺害せず助けたもある(本人はモンスターをおびき寄せるための囮だと言っている。)。脱獄囚なので、固有の[[家]]は持たず、野宿をしている。食事は[[トカゲ]]を焼いたり、生卵を丸飲みしたり、ムール貝を殻ごと食ったり本人曰く「泥を食ったことがある」と語るなど、人間離れした悪食ぶりを見せる。最終回、北岡と決着をつけるために、警官隊が待機しているにもかかわらず北岡を待っていた。その後ゾルダとの戦いに勝利するも、北岡ではなく彼に替わって変身した吾郎だった。そのため苛立ちや疑問が収まらず、周囲を取り囲んでいた警官隊に突進、射殺される。その後の再生された世界にて真司のバイクを蹴倒し、「イライラさせるな」と言って去って行った(ここでの彼は脱獄犯では無いと思われる)
:拘置所で神崎士郎に会い「仮面ライダーの戦いを活性化させるため」に選ばれる。ライダーになった直後に脱獄し、戦いそのものに喜びを見出して戦うそのため自分が勝利した際はライダーバトルを永久に続かせることを願うつもりだった。また目的のためには手段を選ばない狡猾さも併せ持ち、弟の暁でさえベノスネーカーの餌にしたが、その方でモンスターをおびき寄せるための囮と嘯きながらも、1度モンスターに付け狙われていたある少女を、殺害せず助けたこともある。脱獄囚なので、固有の[[家]]は持たず、野宿をしている。[[トカゲ]]を焼いたり、生卵を丸飲みしたり、ムール貝を殻ごと食ったり本人曰く「泥を食ったことがある」と語るなど、人間離れした悪食ぶりを見せる。
:*劇場版では霧島美穂の姉を手に掛けているために美穂に狙われる。ファムとの戦いの最中に突如現れたリュウガにジェノサイダーを倒され、ブランク体に戻ってしまい、ファムにカードデッキを破壊される。最期は高笑いをしながらミラーワールドで消滅した
:劇場版では霧島美穂の姉を手に掛けているために美穂に狙われる。
:*TVSP版では須藤と北岡によって留置所送りにされ、体中を縛ら、マウスピースをつけた姿で登場するが、城戸真司が面会に訪れた際に彼のヘルメットからベノスネーカーを召還し脱獄する。その後は戦いの邪魔をする城戸真司を殺すために高見沢率いる他のライダー達に協力する。城戸真司がナイトに変身した時点では生きている。その後の消息は不明
:TVSP版では須藤と北岡によって留置所送りにされ、厳重に拘束された姿で登場するが、真司が面会に訪れた際に彼のヘルメットからベノスネーカーを召還し脱獄。その後は戦いの邪魔をする真司を殺すために高見沢率いる他のライダー達に協力する。


;東條 悟(とうじょう さとる)/仮面ライダータイガ
;東條 悟(とうじょう さとる)/仮面ライダータイガ
:25歳。後半の主要キャラ。清明院大学・香川の研究室に属する大学院生。「英雄を目指して」ライダーになる。しかしその言葉の解釈において恩師・香川との間には徐々に齟齬が生まれており、歪んだ理想と憎悪に取り付かれていくようになる。「みんなが僕を好きになってくれるかもしれない」という理由で、英雄になる事に固執している。自分が英雄になるためならどんな事でもする冷酷さも持ち合わせている。さらには戦いの中で次第に、ライダー同士の戦いに勝ち残ることで自らが英雄になろうと考えるようになる。そして、香川の言葉を”大切な人”を倒せば強くなれると曲解してしまう。復讐に固執する仲村を英雄に相応しくないと見なし、殺害。更に、強くなるために自らに英雄の覚悟を説いた香川を、”大切な人”であったために涙を流しながら殺し、戦いに敗れた自分を介抱した佐野も手にかけようとする。その後は、自暴自棄に近い形でライダー同士の戦いに身を置くが、浅倉に破れ、「英雄ってのは、なろうとした瞬間に失格」と北岡に図星を突かれることなどが重なり徐々に情緒不安定に陥る。頼る人が完全にいなくなった彼は街中をふらついていたとき、トラックにはねられそうになった親子に香川とその息子を重ねていたために咄嗟にかばって命を落とす。その死は新聞記事で「親子を救った英雄」として称えられる。最終回の再生された世界では自転車に乗り真司のバイクを倒してしまい、謝って去って行った
:25歳。後半の主要キャラ。清明院大学・香川の研究室に属する大学院生。「英雄を目指して」ライダーになる。しかしその言葉の解釈において恩師・香川との間には徐々に齟齬が生まれており、歪んだ理想と憎悪に取り付かれていくようになる。「みんなが僕を好きになってくれるかもしれない」という理由で、英雄になる事に固執している。自分が英雄になるためならどんな事でもする冷酷さも持ち合わせている。さらには戦いの中で次第に、ライダー同士の戦いに勝ち残ることで自らが英雄になろうと考えるようになる。
:その結果、香川の言葉を”大切な人”を倒せば強くなれると曲解し、仲村と香川を相次いで殺害し、さらには戦いに敗れた自分を介抱した佐野も手にかけようとする。その後は自暴自棄に近い形でライダー同士の戦いに身を置くが、浅倉に破れ、北岡に図星を突かれることなどが重なり、徐々に情緒不安定に陥る。
:*TVSP版では変身後の姿のみ登場。城戸真司がナイトに変身した時点で生きている。その後の消息は不明。真司が戦いを拒否した結末では、鏡の向こう側から真司を見ている。
:TVSP版では変身後の姿のみ登場。


;佐野 満(さの みつる)/仮面ライダーインペラー
;佐野 満(さの みつる)/仮面ライダーインペラー
:21歳。地下駐車場の警備員をしていたが、実は大企業の御曹司。「ライダーの力を金儲けに利用する」事しか考えておらず、城戸や香川に対して自分を売り込み、報酬を要求した。当初は城戸側につくが報酬が香川の方がいいと分かるとすぐに裏切り、龍騎を攻撃。にもかかわらず香川の死後は平気で城戸側に戻ろうとして城戸を激怒させた。北岡・浅倉にも取り入ろうとするが失敗。最終的に重傷を負った東條を自宅で介抱するになる。その直後父親の死亡により莫大な財産を手にし、縁談も持ち上がり、ライダーの戦いから脱退しようとしたが、神崎士郎や契約モンスターがそれを許さなかった。他のライダーを金で懐柔しようとするが失敗。挙句、タイガに裏切られ重傷を負った後、ミラーワールド内で遭遇した王蛇によりカードデッキを破壊されて現実世界に戻れなくなり、婚約者の名前を叫びながら消滅する。蓮曰く「自業自得」の最期だが、消滅する間際の悲痛な叫びはあまりにも哀れなものであった
:21歳。地下駐車場の警備員をしていたが、実は大企業の御曹司。「ライダーの力を金儲けに利用する」事しか考えておらず、真司や香川に対して自分を売り込み、報酬を要求した。当初は真司の側につくが報酬が香川の方がいいと分かるとすぐに裏切り、龍騎を攻撃。にもかかわらず香川の死後は平気で真司の側に戻ろうとしてを激怒させた。北岡・浅倉にも取り入ろうとするが失敗。結果的に重傷を負った東條を自宅で介抱するようになる。直後父親の死亡により莫大な財産を手にし、縁談も持ち上がり、ライダーの戦いから脱退しようとしたが・・・
:*TVSP版では変身後の姿のみ登場。
:*TVSP版では変身後の姿のみ登場。城戸真司がナイトに変身した時点で生きている。その後の消息は不明。真司が戦いを拒否した結末では、鏡の向こう側から真司を見ている。


;高見沢 逸郎(たかみざわ いつろう)/仮面ライダーベルデ
;高見沢 逸郎(たかみざわ いつろう)/仮面ライダーベルデ
:38歳。
:38歳。
:*TVSP版にのみ登場。巨大企業・高見沢グループの総帥を務める実業家。全てを手に入れたかに見える彼だがその欲望は尽きることはなく、「超人的な力を得るため」に仮面ライダーとなった。イニシアチブをとるのが上手く、普段は紳士的だが、その本性は過激かつ粗暴で欲深な性格で、契約モンスターの特性を活かした戦術と、生来のカリスマ性から、他のライダーからは一目置かれる存在。他のライダー達を利用して龍騎とライアの抹殺を計る、手段を選ばない卑劣漢である。「人間は皆ライダーなんだよ!」の名セリフを残している。龍騎とナイトを他のライダー達と共に'''袋叩き'''にして追い詰め、ナイトに致命傷を与えるが、ナイトの捨て身の一撃を受け、逆に自らが爆死する(結果的に[[相打ち]]になった。)
:*TVSP版にのみ登場。巨大企業・高見沢グループの総帥を務める実業家。全てを手に入れたかに見える彼だがその欲望は尽きることはなく、「超人的な力を得るため」に仮面ライダーとなった。イニシアチブをとるのが上手く、普段は紳士的だが、その本性は過激かつ粗暴で欲深な性格で、契約モンスターの特性を活かした戦術と、生来のカリスマ性から、他のライダーからは一目置かれる存在。他のライダー達を利用して龍騎とライアの抹殺を計るなど、手段を選ばない卑劣漢である。


;霧島 美穂(きりしま みほ)/仮面ライダーファム
;霧島 美穂(きりしま みほ)/仮面ライダーファム
:18歳。「作中唯一にしてシリーズ初の女性ライダー」である。
:18歳。「作中唯一にしてシリーズ初の女性ライダー」である。「霧島」は彼女が結婚詐欺をはたらく際に名乗った姓で、彼女自身の姓は明かされていない
:*劇場版では浅倉に姉を殺されており、[[遺体]]の冷凍保存にかかる費用を稼ぐべく[[結婚詐欺]]を働いていた。また、姉の殺害事件の裁判で弁護を行なったのが北岡であったことから北岡を恨んでいる。「浅倉への復讐・姉の蘇生のため」ライダーバトルに参戦する。自らの手で王蛇に止めを刺すことで姉の敵を討つ。戦いの中で真司に好意を抱き、ライダーの戦いを止めようとも思う、その直後に真司に成りすましていたリュウガの攻撃を受け、致命傷を負う。真司に救われたものの、彼と別れた後、力尽きて死亡
:劇場版では浅倉に姉を殺されており、[[遺体]]の冷凍保存にかかる費用を稼ぐべく[[結婚詐欺]]を働いていた。また、姉の殺害事件の裁判で弁護を行なったのが北岡であったことから北岡を恨んでいる。「浅倉への復讐・姉の蘇生のため」ライダーバトルに参戦自らの手で王蛇に止めを刺すことで姉の敵を討つ。戦いの中で真司に好意を抱き、ライダーの戦いを止めようとも考え始める・・・
:**TVSP版では変身後の姿のみ登場。劇場版とは違い、真司や蓮を他のライダーと共に襲う。城戸真司がナイトに変身した時点で生きているが、その後の消息は不明。「霧島」は彼女が結婚詐欺をはたらく際に名乗った姓で、彼女自身の姓は不明
:TVSP版では変身後の姿のみ登場。劇場版とは違い、真司や蓮を他のライダーと共に襲う。


;仮面ライダーリュウガ
;仮面ライダーリュウガ
:劇場版、TVSPに登場。年齢不詳。
:その正体はミラーワールドにおいて実体化した城戸真司の虚像、つまりもう一人の城戸真司である(劇場版のEDクレジットでは『龍騎 リュウガ/城戸真司』となっている)。年齢不詳。
:*劇場版では龍騎の鏡像といえる存在で、『ミラーワールドの仮面ライダー』を自称する。ミラーワールドの住人であるために他のライダーとは逆に現実世界での活動時間に制限がある事から、完全な肉体を得る為に龍騎=城戸真司との融合を図った。容姿も真司と瓜二つで、鏡像であるために衣服の模様が左右逆なのが違い。性格も真司とは正反対で邪悪。王蛇を戦闘不能に陥れ、ファムに致命傷を負わせた。一度は真司との融合に成功するものの、優衣の自殺により分離され、最後は龍騎に敗れて消滅する(本編、TVSP版含め龍騎が唯一自分の意志で倒したライダーである)。<br />出生は公式には不明。須賀貴匡は「設定が曖昧なので自分なりに解釈するしかなく、神崎士郎が送り込んだリーサルウェポン(真司の姿をしたモンスター)のつもりで演じた」と語っている
:劇場版ではミラーワールドにおいて実体化した真司の虚像、つまりもう1人の真司とされている(劇場版のEDクレジットでは『龍騎 リュウガ/城戸真司』となっている)。容姿も真司と瓜二つで、鏡像であるために衣服の模様が左右逆なのが違い。性格も真司とは正反対で邪悪。変身後も龍騎の鏡像といえる存在で、『ミラーワールドの仮面ライダー』を自称する。ミラーワールドの住人であるために他のライダーとは逆に現実世界での活動時間に制限がある事から、完全な肉体を得る為に龍騎=真司との融合を図った。
:出生は公式には不明。須賀貴匡は「設定が曖昧なので自分なりに解釈するしかなく、神崎士郎が送り込んだリーサルウェポン(真司の姿をしたモンスター)のつもりで演じた」と語っている。
:*TVSP版では変身後の姿のみ登場。城戸真司がナイトに変身した時点で生きていていたが、その後の消息は不明。
:TVSP版では変身後の姿のみ登場。


;神崎の代理人/仮面ライダーオーディン
;神崎の代理人/仮面ライダーオーディン
:神崎士郎の代理ともいえる仮面ライダーオーディンに変身する人物。当初は神崎自身が変身しているかと思われたが、神崎士郎の傀儡的存在であり、変身者自身の意思は感じられない。「最後に勝ち残ったライダーと戦う」ことを目的とする。
:神崎士郎の代理ともいえる仮面ライダーオーディンに変身する人物。当初は神崎自身が変身しているかと思われたが、神崎士郎の傀儡的存在であり、変身者自身の意思は感じられない。「最後に勝ち残ったライダーと戦う」ことを目的とする。
:作中で2度ナイトに倒され、龍騎にも一度倒されたが、カードデッキだけは破壊されずに残っていたためその後も何度も出現した。3度目のナイトとの戦いで、最後のライダーが蓮であることを告げ、自ら消滅を迎えた。<br />「超全集 最終巻」では士郎が無作為に選んだ人物が変身していると記述されており、劇中でも神崎が浮浪者らしい男の前に立ち、カードデッキを渡すかの様な描写がなされているが、実際に渡す描写は無かった為、その真偽は不明である台本に神崎がカードデッキを渡すまでが書かれているが、そのシーンは本番では収録されていない
:作中でナイトに2度、龍騎に1度倒されたが、カードデッキだけは破壊されずに残っていたためその後も何度も出現した。
:「超全集 最終巻」では士郎が無作為に選んだ人物が変身していると記述されており、実際劇中でも神崎が浮浪者らしい男の前に立ち、カードデッキを渡すかの様な描写がなされているが、実際に渡す描写は無かった為、その真偽は不明である台本に神崎がカードデッキを渡すまでが書かれているが、そのシーンは本番では収録されていない。
:*TVSP版では何故か他のライダー達と共闘して龍騎、ナイトを追い詰め、龍騎のデッキを破壊。城戸真司がナイトに変身し時点で生きている。その後の消息は不明。真司が戦いを拒否した結末の時は、鏡の向こう側から真司を見ている
:*TVSP版では何故か他のライダー達と共闘して龍騎、ナイトを追い詰めた。


=== 擬似ライダーに変身する人物 ===
=== 擬似ライダー ===
;仲村創(なかむら はじめ)/オルタナティブ
;仲村創(なかむら はじめ)/オルタナティブ
:25歳。清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生で神崎士郎の実験によって仲間を全員失った。後に香川や東條と出会い、真相を知った仲村は、「全ての元凶である神崎優衣を抹殺すべく」オルタナティブとなる。しかし、ミラーワールドを閉じる事よりも神崎への復讐心の方が強く、そのため、正式な仮面ライダーである東條のは信用していない。オルタナティブやその使用目的について話してしまった東條に度重なる失敗による怒りをぶつけてしまった事で、彼の反感を買い、龍騎を追い詰めたときにタイガの攻撃で致命傷を負わされ、ミラーワールドに消滅した
:25歳。清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生で神崎士郎の実験によって仲間を全員失った。後に香川や東條と出会い、真相を知った仲村は、「全ての元凶である神崎優衣を抹殺すべく」オルタナティブとなる。しかし、ミラーワールドを閉じる事よりも神崎への復讐心の方が強く、そのため、正式な仮面ライダーである東條のことは信用していない。
;香川英行(かがわ ひでゆき)/オルタナティブ・ゼロ
;香川英行(かがわ ひでゆき)/オルタナティブ・ゼロ
:37歳。清明院大学教授。常人離れした記憶力をもっており(一度見たものは理解する前に記憶してしまうと特殊能、神崎士郎の研究資料を一度見ただけにも関わらず、その記憶を元に擬似ライダー・オルタナティブを作り上げ、自らもオルタナティブ・ゼロとなる。ミラーワールドのモンスター達に関係する神崎優衣を危険視し、その除去を企図する。「多くの命を助けるためには少数の犠牲も止むを得ない」という信条を持ち、それを「英雄の覚悟」と説いて東條や仲村の信頼を得ていた。東條の潜在的な憎悪に気づき始めた香川は、自身の家族と触れ合わせる東條に人間性を取り戻させようとしたが、返ってその行為が東條を刺激させ、「ライダー同士の戦いに勝った者こそが真の英雄」と考えた東條によって倒される。その後、涙を流す東條の腕の中で消滅。東條は「大切な人」の死を乗り越える事で強くなれると思っているが、香川はその東條にとっての「大切な人」であったために殺されてしまう
:37歳。清明院大学教授。一度見たものは理解する前に記憶してしまうと、常人離れした記憶をもっており、神崎士郎の研究資料を一度見ただけにも関わらず、その記憶を元に擬似ライダー・オルタナティブを作り上げ、自らもオルタナティブ・ゼロとなる。ミラーワールドのモンスター達に関係する神崎優衣を危険視し、その除去を企図する。「多くの命を助けるためには少数の犠牲も止むを得ない」という信条を持ち、それを「英雄の覚悟」と説いて東條や仲村の信頼を得ていた。次第に東條の潜在的な憎悪に気づき始め、自身の家族と触れ合わせることに人間性を取り戻させようとしたが・・・


=== その他の主要登場人物 ===
=== その他 ===
;神崎 優衣(かんざき ゆい)
;神崎 優衣(かんざき ゆい)
:19歳。[[1月19日]]生まれ、ライダー同士の戦いを止めるために失踪した兄・士郎を探している少女。劇中当初から蓮と行動を共にしているが、蓮に完全に賛同しているわけではなく彼の戦いも止めようとしていた。
:19歳。[[1月19日]]生まれ、ライダー同士の戦いを止めるために失踪した兄・士郎を探している少女。劇中当初から蓮と行動を共にしているが、蓮に完全に賛同しているわけではなく彼の戦いも止めようとしていた。
:兄の士郎は彼女のある事情からライダー同士の戦いを仕組んでおり、彼女自身は戦いを望まないにも関わらず元凶となっている。正体はミラーワールドの住人で現実世界の神崎優衣は10年前に死亡している。幼い頃からミラーワールドを見ることが出来た特殊な能力ゆえに友人がおらず、その寂しさを紛らわせるために描いた絵が士郎の手によってモンスターとなった(TVSP版では絵からモンスターに変化する演出がなされている。)。またライダーバトルタイムリミットは彼女20歳の誕生日なっている。劇場版は、自分ためにライダー同士の戦い行われている事を知り、手首を切り自殺する。
:兄の士郎は彼女のある事情からライダー同士の戦いを仕組んでおり、彼女自身は戦いを望まないにも関わらず元凶となっている。終盤、ミラーモンスターの発生真相絡ん彼女正体明らかとなる。
;神崎 士郎(かんざき しろう)
;神崎 士郎(かんざき しろう)
:25歳。[[9月29日]]生まれ、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。旧名は高見士郎(たかみ しろう)。優衣の兄。アメリカでは死亡したことになっている。人を仮面ライダーに変身させる技術を開発し、ライダー同士の戦いを仕組んだ張本人。オーディンのライダーデッキを所有しているが、ミラーワールドの存在となったことで実体がなく、自分では変身出来ない(詳細は不明)。優衣の事に関しては見境がなくなる。鳳凰型のモンスターを所持(あるいは契約)しており、邪魔者や優衣に危害を加える者の抹殺をさせていた。
:25歳。[[9月29日]]生まれ、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。旧名は高見士郎(たかみ しろう)。優衣の兄。アメリカでは死亡したことになっている。人を仮面ライダーに変身させる技術を開発し、ライダー同士の戦いを仕組んだ張本人。オーディンのライダーデッキを所有しているが、ミラーワールドの存在となったことで実体がなく、自分では変身出来ない(詳細は不明)。優衣の事に関しては見境がなくなる。鳳凰型のモンスターを所持(あるいは契約)しており、邪魔者や優衣に危害を加える者の抹殺をさせていた。
;大久保 大介(おおくぼ だいすけ)
;大久保 大介(おおくぼ だいすけ)
:36歳、OREジャーナルの社長兼編集長。城戸真司の大学時代の先輩でもある。大手新聞社を辞めて会社を設立した。お調子者だが熱いジャーナリスト魂の持ち主で、仕事に対する情熱と信念は非常に強い。真司に対しては兄のように接する。ライダーバトルにかまけて仕事をしない真司を厳しく問い質すこともあったが、結局は彼のことを信じている。最終話ではジャーナリストとして、一連の戦いのあらましをOREジャーナルで配信する。
:36歳、OREジャーナルの社長兼編集長。城戸真司の大学時代の先輩でもある。大手新聞社を辞めて会社を設立した。お調子者だが熱いジャーナリスト魂の持ち主で、仕事に対する情熱と信念は非常に強い。真司に対しては兄のように接する。ライダーバトルにかまけて仕事をしない真司を厳しく問い質すこともあったが、結局は彼のことを信じている。
;桃井 令子(ももい れいこ)
;桃井 令子(ももい れいこ)
:24歳、OREジャーナルのジャーナリスト。真司の先輩であり、危険な仕事でも逃げないジャーナリズムの持ち主。その責任感の強さが悲劇を産み出すこともある。連続行方不明事件及び浅倉関連記事の担当者でもある。北岡からは積極的なアプローチを受けていた。浅倉脱獄の謎を突き止めるために監視ビデオを確認していた際に、鏡に男(神崎士郎)が映っていることに気付き、神崎士郎の謎を追っていくが・・・・。神崎士郎の謎を追ううちに真司がライダーである事を知る。奈々子やめぐみの押しもあり、北岡のデートの誘いを受け入れ、レストランで一人待ちつづける・・・。北岡もライダーである事には最後まで気付かなかった
:24歳、OREジャーナルのジャーナリスト。真司の先輩であり、危険な仕事でも逃げないジャーナリズムの持ち主。その責任感の強さが悲劇を産み出すこともある。連続行方不明事件及び浅倉関連記事の担当者でもある。北岡からは積極的なアプローチを受けていた。浅倉脱獄の謎を突き止めるために監視ビデオを確認していた際に、鏡に男(神崎士郎)が映っていることに気付き、神崎士郎の謎を追っていくが・・・。
;島田 奈々子(しまだ ななこ)
;島田 奈々子(しまだ ななこ)
:23歳、OREジャーナルのシステム担当。イグアナ・マリリンを社内の給湯室でペットとして飼っている。コンピューターに関する知識は一流で、16話で芝浦が作り出したプログラムの破壊ウィルスを短時間で作った。途中からOREジャーナルのメンバーとなっためぐみとはコンピュータの扱い等から折り合いが悪いらしく、彼女が入社してからは毎日喧嘩している。
:23歳、OREジャーナルのシステム担当。イグアナ・マリリンを社内の給湯室でペットとして飼っている。コンピューターに関する知識は一流で、芝浦が作り出したプログラムの破壊ウィルスを短時間で作ったこともある。途中からOREジャーナルのメンバーとなっためぐみとはコンピュータの扱い等から折り合いが悪いらしく、彼女が入社してからは毎日喧嘩している。
;浅野 めぐみ(あさの -)
;浅野 めぐみ(あさの -)
:25歳。北岡秀一の元秘書。拳法の達人ゆえボディーガードに最適と判断した北岡に雇われたが、あまりにも不器用であったため解雇されていた。その後移動ラーメン屋「みちのく」をやっていたが、大久保に気に入られOREジャーナルに入社した。本来はジャーナリスト志望だったが、専門学校で間違って秘書課を受験したためとりあえず秘書になった。緊張すると貧血により気を失う体質で、それを不治の病と勘違いしていた。パソコンに変なニックネームをつける癖がある。
:25歳。北岡秀一の元秘書。拳法の達人ゆえボディーガードに最適と判断した北岡に雇われたが、あまりにも不器用であったため解雇されていた。その後移動ラーメン屋「みちのく」をやっていたが、大久保に気に入られOREジャーナルに入社した。本来はジャーナリスト志望だったが、専門学校で間違って秘書課を受験したためとりあえず秘書になった。緊張すると貧血により気を失う体質で、それを不治の病と勘違いしていた。パソコンに変なニックネームをつける癖がある。
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:45歳。優衣と士郎の叔母で喫茶店「花鶏(あとり)」のオーナー。アマゾン同好会によく参加している。「あたしの勘に間違いはないわ」が口癖だが当たらない。真司と蓮を暇な時に店で働くという条件で下宿させている。
:45歳。優衣と士郎の叔母で喫茶店「花鶏(あとり)」のオーナー。アマゾン同好会によく参加している。「あたしの勘に間違いはないわ」が口癖だが当たらない。真司と蓮を暇な時に店で働くという条件で下宿させている。
;小川 恵里(おがわ えり)
;小川 恵里(おがわ えり)
:24歳。蓮の恋人で、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験に参加し意識不明になる。この実験のせいでダークウィングに命を狙われるようになったらしいが詳細は不明。途中、一時的に意識を取り戻す。最終回に蓮が勝ったことで蓮の願いにより意識を取り戻したが、そのとき蓮は既に死亡していた
:24歳。蓮の恋人で、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験に参加し意識不明になる。この実験のせいでダークウィングに命を狙われるようになったらしいが詳細は不明。途中、一時的に意識を取り戻す。
;由良 吾郎(ゆら ごろう)
;由良 吾郎(ゆら ごろう)
:25歳。北岡の秘書兼ボディーガードで、ただ一人の友人と呼べる存在。北岡からは「ゴローちゃん」と呼ばれる。漁師の父親の家庭に7人兄弟の5番目として生まれ、家業を継ぐのを嫌がり父親と喧嘩をして家出し上京。ある時傷害事件に巻き込まれ北岡に弁護を担当してもらうが、その後北岡の不治の病が発覚。自分の弁護をしていなければ、北岡の病が不治の段階まで進行する前にどうにかできただろうと後悔しており、心底北岡に尽くしている。
:25歳。北岡の秘書兼ボディーガードで、ただ一人の友人と呼べる存在。北岡からは「ゴローちゃん」と呼ばれる。漁師の父親の家庭に7人兄弟の5番目として生まれ、家業を継ぐのを嫌がり父親と喧嘩をして家出し上京。ある時傷害事件に巻き込まれ北岡に弁護を担当してもらうが、その後北岡の不治の病が発覚。自分の弁護をしていなければ、北岡の病が不治の段階まで進行する前にどうにかできただろうと後悔しており、心底北岡に尽くしている。
:どことなく不気味な雰囲気を漂わせるが、誰に対しても優しい誠実な性格。一流シェフ顔負けの腕前である料理をはじめとして何をやらせても上手く、数人の手練を相手にしても負けない戦闘能力を持つ。ゆえに北岡には全面的に信頼されており、仮面ライダーとして戦っていることも知らされている。吾郎本人の私生活は質素。北岡の死を看取った後、彼の最後の願いである浅倉との決着を果たすため、彼に代わってゾルダに変身。王蛇と戦うが敗れミラーワールドで死亡。その後の再生された世界で北岡と共に登場している
:どことなく不気味な雰囲気を漂わせるが、誰に対しても優しい誠実な性格。一流シェフ顔負けの腕前である料理をはじめとして何をやらせても上手く、数人の手練を相手にしても負けない戦闘能力を持つ。ゆえに北岡には全面的に信頼されており、仮面ライダーとして戦っていることも知らされている。吾郎本人の私生活は質素。
;榊原 耕一(さかきばら こういち)
;榊原 耕一(さかきばら こういち)
:28歳。ドラグレッダーに喰われ行方不明になっており、名前のみ登場する。TVSPでは城戸真司の先代の龍騎であったが致命傷を負い、真司にデッキを託し消滅して死亡。
:28歳。ドラグレッダーに喰われ行方不明になっており、名前のみ登場する。TVSPでは城戸真司の先代の龍騎であったが致命傷を負い、真司にデッキを託し消滅して死亡。

2008年4月3日 (木) 14:18時点における版

仮面ライダー龍騎』(かめんライダーりゅうき)は、2002年(平成14年)2月3日から2003年(平成15年)1月19日までテレビ朝日系で毎週日曜日8:00 - 8:30に放送された、東映製作の特撮テレビ番組、及び主人公のヒーロー名。


注意:以降の記述には仮面ライダー龍騎に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


平成仮面ライダーシリーズ
通番 題名 放映期間
第2作 仮面ライダーアギト 2001年1月
- 2002年1月
第3作 仮面ライダー龍騎 2002年2月
- 2003年1月
第4作 仮面ライダー555 2003年1月
- 2004年1月

あらすじ

昨今、街では人々が前触れも無く忽然と失踪する事件が連続発生していた。事件の真相を追うネットニュース配信社 OREジャーナルの見習い記者・城戸真司は、ある失踪者の部屋を取材中、ふと目にとまった奇妙なカードデッキを手にする。この時から真司は特異な2つの能力を得た。1つは鏡の中の世界ミラーワールドから密かに人々を襲うモンスターとしか呼びようの無い化け物を見る能力。もうひとつはミラーワールドに入り込める仮面の戦士・仮面ライダーに変身する能力。

やがて真司はモンスターや仮面ライダーのことを詳細に知る女性・神崎優衣が語った情報をもとにモンスター・ドラグレッダーと契約し、そのパワーを使って戦う仮面ライダー龍騎となってモンスターから人々を護ることを誓う。

だが仮面ライダーナイト・秋山蓮は龍騎と共闘するどころか潰すと言い放ち挑みかかってきた。困惑する真司の前に謎の男・神崎士郎が現れ、ライダー同士は敵であり、最後の1人になるまで戦えと告げるのだった。

概要

特徴

平成仮面ライダーシリーズ3作目の本作では、「13人の仮面ライダーが最後の1人になるまで戦い続ける」という、破天荒なシチュエーションを採用、更にはトレーディングカードの要素を取り入れたバトル方法(詳細は後述)など、設定発表当時はファンの間において「この作品は仮面ライダーといっていいのか?」「『仮面ライダー』というより『バトル・ロワイアル』では」など、物議[1]を醸した。

放送中も、最終回を先行公開してしまう劇場版(最終的にはTVシリーズとは異なるものとなった)、テレゴングを使用した電話投票によって、ドラマの結末が変わる[2]TVSP版、最終回前の衝撃(後述の城戸真司を参照)など、異例の企画や展開が行われた。

ライダーの一部の契約モンスターなどをフルCGで表現したことも特徴であり、CGのクオリティはこの時点ではまだ試行錯誤なものであったが、以降の仮面ライダー作品においてもCGで怪人を表現する傾向は続いた。

主に劇中に登場するアドベントカードの玩具を関連玩具や音楽CDなどに封入する形でメディア展開を見せた。関連玩具は大ヒットし、現在これらはネットオークションで高額で出品される場合もある。

設定、造形

ストーリー同様、本作以前のライダー作品から大きく逸脱した設定、キャラクターデザインとなった。従来の仮面ライダーの特徴であるアゴをナイト、触覚をゾルダ、複眼を龍騎と主要3ライダーのみに分割されて採用されており、従来のライダーとは大きく異なるデザインとなった。

ライダーが乗用するバイク(ライドシューター)はミラーワールドへの移動手段として使用され、また一部の契約モンスターがバイク形態に変身するという描写があるのみで、本作以前のライダーにおける必須要素だった「スーパーバイクを乗りこなし、時にバイクに搭乗しながらバトルする」というシチュエーションは薄まっている。

従来の「変身ベルト」に相当する変身アイテム「カードデッキ」には、本放送当時流行していたトレーディングカードゲームの要素が盛り込まれている。また「契約モンスター」、「カードバトル」等、児童向けのイメージが強い新要素も採り入れた。

キャスティング

本作では『アギト』の時期より話題を集めたイケメンヒーローブーム路線を受け継ぐキャスティングがされている。また世間的に相応に認知されている中堅俳優たち(津田寛治神保悟志)や、グラビアアイドルとしてブレイクする直前の森下千里を起用、テレビスペシャルではベテラン俳優の黒田アーサーが仮面ライダーベルデ役で出演するなどした。

また本作でライダーを演じる俳優に、かつて特撮ヒーロー・ヒロインを演じた萩野崇シャンゼリオン)、高野八誠ウルトラマンアグル)、高槻純ウルトラマンネオス)、加藤夏希ロビーナ)が加わっている。

音楽

本作から作品中で使用される楽曲の発売元が、従来のコロムビアからavex modeに交代[3]したこともあり、主題歌『Alive A life』はTVシリーズとしては初の女性ボーカル・松本梨香を起用し、キャラクター名をタイトルや歌詞に織り込まない物となった。BGMは丸山和範渡部チェルが担当。劇場版BGMとTV版主要BGMを収録したサウンドトラックが発売され、それ以外のBGMは番組終了後に発売された5枚組のコンプリートBOXに収録されるという形がとられた(但し、一部の楽曲はBOXには未収録)。

登場人物

仮面ライダー

城戸 真司(きど しんじ)/仮面ライダー龍騎
23歳。今作の主人公。ネットでニュースの配信を行っている通信会社・OREジャーナルの記者見習い。正義感は強いが、単細胞で底無しのお人好しのため騙されやすい。大久保曰く「祭りの取材に行って自分が神輿担いじゃってるタイプ」。当初はアパートに住んでいたが家賃滞納で追い出され、一時職場である事務所に住み着き、その後「仕事が休みの時は店を手伝う」という条件で花鶏に間借りすることになる。変身後、「っしゃあ!」と気合を入れる癖がある。バイクは劇中ではホンダ・ズーマーに乗る。得意料理は餃子で、料理の腕において一流である吾郎がレシピを聞きたがる程である。
謎の行方不明事件の調査を行っている時に、榊原耕一のアパートでカードデッキを拾ったことから、巻込まれる形でライダーの戦いを知ってしまう。「モンスターから人々を守る、ライダー同士の戦いを止める」ことがライダーとしての目的。しかしライダー達が命を懸けてまで叶えようとする願いに知るうちにその思いは揺らぎ始め、更に戦いが無効になることで起こるある事実を知り苦悩する。
劇場版では真司の幼少期のふとした出来事が、ライダーバトルの遠因となってしまっている。
TVSP版では初代龍騎の榊原からカードデッキを託され、2代目龍騎となる。「ライダー同士の戦いを止めようとする」という目的は本編と同じだが、そのために高見沢率いるライダー軍団から狙われることとなる。
秋山 蓮(あきやま れん)/仮面ライダーナイト
24歳。もう1人の主人公。「意識不明の恋人小川恵里を目覚めさせるため」に仮面ライダーになった。契約モンスター・ダークウィングは恵里の命を狙っており、恋人をモンスターに襲わさせないためやむなく契約した(このことは劇中では明かされない)。変身後はダークバイザーを目の前に掲げる癖がある。職業は不明(途中から花鶏で働くようになる)。普段から中型(現在の普通自動二輪車)のバイク:HONDAのシャドウスラッシャー400を乗用。
ライダーやミラーワールドの情報を得るために優衣と行動を共にする。短気で喧嘩っ早い部分が目立つが、根は思いやりのある心優しい性格。しかし目的のために冷徹に振舞うこともある。大金に弱い面を持つ。
TVSP版では手塚と親友であり、彼と共にライダーとなる。一時はライダー軍団と共に龍騎を追い詰めるも止めを刺すことが出来ず、自身も追われる身となってしまう。
須藤 雅史(すどう まさし)/仮面ライダーシザース
28歳。小竹署の刑事で、画廊で起きた連続失踪事件を追っていたが、裏では悪事を働いていた。裏の仕事仲間・加賀をカッとなって殺害してしまい、彼の遺体を壁に埋めていたところに神崎と出会う。そして「ライダーの戦いで頂点を極める」ために仮面ライダーとなり、殺人の隠蔽とパワーアップを目的として契約モンスター・ボルキャンサーに一般人を襲わせていた。
TVSP版では警視庁の刑事であり、「浅倉威を逮捕するため」にライダーになるが、浅倉の逮捕後にはライダーの力に心を飲み込まれてしまう。高見沢率いる他のライダーたちと真司を倒すために協力しており、当初は真司に協力するフリをして彼に近づいた。
ライダーの初の死者であり、あまりに衝撃的な登場やたった2話の登場、キャラクター、死に様などから、視聴者にライダーとは単なる「正義の味方」ではないということを示した。
北岡 秀一(きたおか しゅういち)/仮面ライダーゾルダ
30歳。実質3人目の主役ライダー。「クロをシロにする"スーパー弁護士"」と呼ばれる程の金さえ渡せばどんな極悪人も無罪にしてしまう悪徳弁護士。母親に甘やかされて育った影響からかなりのナルシストかつ利己主義な性格。また人の欲望を愛する主義で、社会正義・プライドなどよりも報酬を重視する。好きな食べ物は贅沢かつ高級なものなら何でも。元秘書のめぐみ曰く「好きな言葉は『濡れ手で粟』」。取材のためにやってきた桃井令子に一目惚れし、以後何度もアプローチをかけるようになる。
逮捕された浅倉を弁護するも無罪にできず、その事で浅倉から恨まれる。不治の病にかかっており、「永遠の命を手に入れるため」仮面ライダーになった。そのためか重病人に対しては親切。真司の影響からか、次第にライダー同士の戦いを虚しく感じるようになり・・・。
劇場版では姉を手にかけた浅倉を弁護したことから美穂からも恨まれていた。そのことに罪の意識を感じていたのか、ライダーバトルでは折に触れて彼女を助けたりするが・・・。
手塚 海之(てづか みゆき)/仮面ライダーライア
24歳。前半の主要キャラ。占い師で的中率はほぼ100%。神崎士郎に勧誘されながら仮面ライダーになるのを拒み、契約を拒絶したためにガルドサンダーに食い殺された親友・斉藤雄一を救えなかった悔恨から、「変えられなかった運命を変える為に」仮面ライダー同士の争いを止めるため奔走する。このことから真司の共感を得ることになる。口癖は「俺の占いは当たる」。
TVSP版では秋山蓮と同じく小川恵里を愛していたという設定。テレビシリーズと違い、自らの願いを叶えるためにライダーになっていたが、元の恋人のために他人を犠牲にすることに違和感を持っていた。
芝浦 淳(しばうら じゅん)/仮面ライダーガイ
21歳。明林大学経済学部2年生に在籍。ゲームサークル「マトリックス」に所属しており、人間心理を解析・応用し、ハマった人間は本当に殺し合いを始めてしまうゲームを製作。人の心を支配する事に喜びを感じサークル仲間に勧めて戦いあうよう扇動していた。
「ゲーム感覚」で仮面ライダー同士の戦いに加わる。我侭かつ凶悪な性格で、真司からドラグレッダーのカードを奪い脅したり、OREジャーナルを乗っ取って日本中を操る戦闘ゲームを作る拠点にしようとしたりと色々企んだ。遂には6人のライダーによる大乱戦を演出するが・・・。
浅倉 威(あさくら たけし)/仮面ライダー王蛇
25歳。実質4人目の主役ライダー。連続殺人の罪で拘置所に服役していた脱獄囚。「イライラするんだよ」が口癖。身の回りに暴力がなくては生きられない性質。幼い頃に実家に火をつけ家族を殺害する等、子どもの頃から様々な悪事に手を染めており、北岡でさえ無罪にできなかった。その為、北岡に「能無しの役立たず」と逆恨みの念を抱きライダーになってから付け狙う。当初は茶髪だったが、後半から金髪に変わっている。変身直後に首を捻る癖がある。
拘置所で神崎士郎に会い「仮面ライダーの戦いを活性化させるため」に選ばれる。ライダーになった直後に脱獄し、戦いそのものに喜びを見出して戦う。そのため、自分が勝利した際はライダーバトルを永久に続かせることを願うつもりだった。また目的のためには手段を選ばない狡猾さも併せ持ち、弟の暁でさえベノスネーカーの餌にしたが、その一方でモンスターをおびき寄せるための囮と嘯きながらも、1度モンスターに付け狙われていたある少女を、殺害せず助けたこともある。脱獄囚なので、固有のは持たず、野宿をしている。トカゲを焼いたり、生卵を丸飲みしたり、ムール貝を殻ごと食ったり本人曰く「泥を食ったことがある」と語るなど、人間離れした悪食ぶりを見せる。
劇場版では霧島美穂の姉を手に掛けているために美穂に狙われる。
TVSP版では須藤と北岡によって留置所送りにされ、厳重に拘束された姿で登場するが、真司が面会に訪れた際に彼のヘルメットからベノスネーカーを召還し脱獄。その後は戦いの邪魔をする真司を殺すために高見沢率いる他のライダー達に協力する。
東條 悟(とうじょう さとる)/仮面ライダータイガ
25歳。後半の主要キャラ。清明院大学・香川の研究室に属する大学院生。「英雄を目指して」ライダーになる。しかしその言葉の解釈において恩師・香川との間には徐々に齟齬が生まれており、歪んだ理想と憎悪に取り付かれていくようになる。「みんなが僕を好きになってくれるかもしれない」という理由で、英雄になる事に固執している。自分が英雄になるためならどんな事でもする冷酷さも持ち合わせている。さらには戦いの中で次第に、ライダー同士の戦いに勝ち残ることで自らが英雄になろうと考えるようになる。
その結果、香川の言葉を”大切な人”を倒せば強くなれると曲解し、仲村と香川を相次いで殺害し、さらには戦いに敗れた自分を介抱した佐野も手にかけようとする。その後は自暴自棄に近い形でライダー同士の戦いに身を置くが、浅倉に破れ、北岡に図星を突かれることなどが重なり、徐々に情緒不安定に陥る。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。
佐野 満(さの みつる)/仮面ライダーインペラー
21歳。地下駐車場の警備員をしていたが、実は大企業の御曹司。「ライダーの力を金儲けに利用する」事しか考えておらず、真司や香川に対して自分を売り込み、報酬を要求した。当初は真司の側につくが報酬が香川の方がいいと分かるとすぐに裏切り、龍騎を攻撃。にもかかわらず香川の死後は平気で真司の側に戻ろうとして彼を激怒させた。北岡・浅倉にも取り入ろうとするが失敗。結果的に重傷を負った東條を自宅で介抱するようになる。直後に父親の死亡により莫大な財産を手にし、縁談も持ち上がり、ライダーの戦いから脱退しようとしたが・・・。
  • TVSP版では変身後の姿のみ登場。
高見沢 逸郎(たかみざわ いつろう)/仮面ライダーベルデ
38歳。
  • TVSP版にのみ登場。巨大企業・高見沢グループの総帥を務める実業家。全てを手に入れたかに見える彼だがその欲望は尽きることはなく、「超人的な力を得るため」に仮面ライダーとなった。イニシアチブをとるのが上手く、普段は紳士的だが、その本性は過激かつ粗暴で欲深な性格で、契約モンスターの特性を活かした戦術と、生来のカリスマ性から、他のライダーからは一目置かれる存在。他のライダー達を利用して龍騎とライアの抹殺を計るなど、手段を選ばない卑劣漢である。
霧島 美穂(きりしま みほ)/仮面ライダーファム
18歳。「作中唯一にしてシリーズ初の女性ライダー」である。「霧島」は彼女が結婚詐欺をはたらく際に名乗った姓で、彼女自身の姓は明かされていない。
劇場版では浅倉に姉を殺されており、遺体の冷凍保存にかかる費用を稼ぐべく結婚詐欺を働いていた。また、姉の殺害事件の裁判で弁護を行なったのが北岡であったことから北岡を恨んでいる。「浅倉への復讐・姉の蘇生のため」ライダーバトルに参戦、自らの手で王蛇に止めを刺すことで姉の敵を討つ。戦いの中で真司に好意を抱き、ライダーの戦いを止めようとも考え始めるが・・・。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。劇場版とは違い、真司や蓮を他のライダーと共に襲う。
仮面ライダーリュウガ
劇場版、TVSPに登場。年齢不詳。
劇場版ではミラーワールドにおいて実体化した真司の虚像、つまりもう1人の真司とされている(劇場版のEDクレジットでは『龍騎 リュウガ/城戸真司』となっている)。容姿も真司と瓜二つで、鏡像であるために衣服の模様が左右逆なのが違い。性格も真司とは正反対で邪悪。変身後も龍騎の鏡像といえる存在で、『ミラーワールドの仮面ライダー』を自称する。ミラーワールドの住人であるために他のライダーとは逆に現実世界での活動時間に制限がある事から、完全な肉体を得る為に龍騎=真司との融合を図った。
出生は公式には不明。須賀貴匡は「設定が曖昧なので自分なりに解釈するしかなく、神崎士郎が送り込んだリーサルウェポン(真司の姿をしたモンスター)のつもりで演じた」と語っている。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。
神崎の代理人/仮面ライダーオーディン
神崎士郎の代理ともいえる仮面ライダーオーディンに変身する人物。当初は神崎自身が変身しているかと思われたが、神崎士郎の傀儡的存在であり、変身者自身の意思は感じられない。「最後に勝ち残ったライダーと戦う」ことを目的とする。
作中でナイトに2度、龍騎に1度倒されたが、カードデッキだけは破壊されずに残っていたためその後も何度も出現した。
「超全集 最終巻」では士郎が無作為に選んだ人物が変身していると記述されており、実際劇中でも神崎が浮浪者らしい男の前に立ち、カードデッキを渡すかの様な描写がなされているが、実際に渡す描写は無かった為、その真偽は不明である。台本にも神崎がカードデッキを渡すまでが書かれているが、そのシーンは本番では収録されていない。
  • TVSP版では何故か他のライダー達と共闘して龍騎、ナイトを追い詰めた。

擬似ライダー

仲村創(なかむら はじめ)/オルタナティブ
25歳。清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生で神崎士郎の実験によって仲間を全員失った。後に香川や東條と出会い、真相を知った仲村は、「全ての元凶である神崎優衣を抹殺すべく」オルタナティブとなる。しかし、ミラーワールドを閉じる事よりも神崎への復讐心の方が強く、そのため、正式な仮面ライダーである東條のことは信用していない。
香川英行(かがわ ひでゆき)/オルタナティブ・ゼロ
37歳。清明院大学教授。一度見たものは理解する前に記憶してしまうという、常人離れした記憶力をもっており、神崎士郎の研究資料を一度見ただけにも関わらず、その記憶を元に擬似ライダー・オルタナティブを作り上げ、自らもオルタナティブ・ゼロとなる。ミラーワールドのモンスター達に関係する神崎優衣を危険視し、その除去を企図する。「多くの命を助けるためには少数の犠牲も止むを得ない」という信条を持ち、それを「英雄の覚悟」と説いて東條や仲村の信頼を得ていた。次第に東條の潜在的な憎悪に気づき始め、自身の家族と触れ合わせることで彼に人間性を取り戻させようとしたが・・・。

その他

神崎 優衣(かんざき ゆい)
19歳。1月19日生まれ、ライダー同士の戦いを止めるために失踪した兄・士郎を探している少女。劇中当初から蓮と行動を共にしているが、蓮に完全に賛同しているわけではなく彼の戦いも止めようとしていた。
兄の士郎は彼女のある事情からライダー同士の戦いを仕組んでおり、彼女自身は戦いを望まないにも関わらず元凶となっている。終盤、ミラーモンスターの発生の真相に絡んで彼女の正体が明らかとなる。
神崎 士郎(かんざき しろう)
25歳。9月29日生まれ、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。旧名は高見士郎(たかみ しろう)。優衣の兄。アメリカでは死亡したことになっている。人を仮面ライダーに変身させる技術を開発し、ライダー同士の戦いを仕組んだ張本人。オーディンのライダーデッキを所有しているが、ミラーワールドの存在となったことで実体がなく、自分では変身出来ない(詳細は不明)。優衣の事に関しては見境がなくなる。鳳凰型のモンスターを所持(あるいは契約)しており、邪魔者や優衣に危害を加える者の抹殺をさせていた。
大久保 大介(おおくぼ だいすけ)
36歳、OREジャーナルの社長兼編集長。城戸真司の大学時代の先輩でもある。大手新聞社を辞めて会社を設立した。お調子者だが熱いジャーナリスト魂の持ち主で、仕事に対する情熱と信念は非常に強い。真司に対しては兄のように接する。ライダーバトルにかまけて仕事をしない真司を厳しく問い質すこともあったが、結局は彼のことを信じている。
桃井 令子(ももい れいこ)
24歳、OREジャーナルのジャーナリスト。真司の先輩であり、危険な仕事でも逃げないジャーナリズムの持ち主。その責任感の強さが悲劇を産み出すこともある。連続行方不明事件及び浅倉関連記事の担当者でもある。北岡からは積極的なアプローチを受けていた。浅倉脱獄の謎を突き止めるために監視ビデオを確認していた際に、鏡に男(神崎士郎)が映っていることに気付き、神崎士郎の謎を追っていくが・・・。
島田 奈々子(しまだ ななこ)
23歳、OREジャーナルのシステム担当。イグアナ・マリリンを社内の給湯室でペットとして飼っている。コンピューターに関する知識は一流で、芝浦が作り出したプログラムの破壊ウィルスを短時間で作ったこともある。途中からOREジャーナルのメンバーとなっためぐみとはコンピュータの扱い等から折り合いが悪いらしく、彼女が入社してからは毎日喧嘩している。
浅野 めぐみ(あさの -)
25歳。北岡秀一の元秘書。拳法の達人ゆえボディーガードに最適と判断した北岡に雇われたが、あまりにも不器用であったため解雇されていた。その後移動ラーメン屋「みちのく」をやっていたが、大久保に気に入られOREジャーナルに入社した。本来はジャーナリスト志望だったが、専門学校で間違って秘書課を受験したためとりあえず秘書になった。緊張すると貧血により気を失う体質で、それを不治の病と勘違いしていた。パソコンに変なニックネームをつける癖がある。
神崎 沙奈子(かんざき さなこ)
45歳。優衣と士郎の叔母で喫茶店「花鶏(あとり)」のオーナー。アマゾン同好会によく参加している。「あたしの勘に間違いはないわ」が口癖だが当たらない。真司と蓮を暇な時に店で働くという条件で下宿させている。
小川 恵里(おがわ えり)
24歳。蓮の恋人で、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験に参加し意識不明になる。この実験のせいでダークウィングに命を狙われるようになったらしいが詳細は不明。途中、一時的に意識を取り戻す。
由良 吾郎(ゆら ごろう)
25歳。北岡の秘書兼ボディーガードで、ただ一人の友人と呼べる存在。北岡からは「ゴローちゃん」と呼ばれる。漁師の父親の家庭に7人兄弟の5番目として生まれ、家業を継ぐのを嫌がり父親と喧嘩をして家出し上京。ある時傷害事件に巻き込まれ北岡に弁護を担当してもらうが、その後北岡の不治の病が発覚。自分の弁護をしていなければ、北岡の病が不治の段階まで進行する前にどうにかできただろうと後悔しており、心底北岡に尽くしている。
どことなく不気味な雰囲気を漂わせるが、誰に対しても優しい誠実な性格。一流シェフ顔負けの腕前である料理をはじめとして何をやらせても上手く、数人の手練を相手にしても負けない戦闘能力を持つ。ゆえに北岡には全面的に信頼されており、仮面ライダーとして戦っていることも知らされている。吾郎本人の私生活は質素。
榊原 耕一(さかきばら こういち)
28歳。ドラグレッダーに喰われ行方不明になっており、名前のみ登場する。TVSPでは城戸真司の先代の龍騎であったが致命傷を負い、真司にデッキを託し消滅して死亡。

仮面ライダー

本作における「仮面ライダー」とは、神崎士郎が開発したカードデッキを用いてミラーワールドへ行くことのできる者を指す。カードデッキの入手経緯は、通常は神崎が直接選定した人間に譲渡されるというものだが、わずかながら例外も存在する。従来の本シリーズでは、改造手術を受けるか神秘的な力を得るなどしてライダーに変身していたが、普通の人間がアイテムで変身するという設定は、『仮面ライダーアギト』に登場したGシリーズに継ぐものである。

仮面ライダーは疑似ライダーを除いては13人存在しており、仮面ライダー同士は最後の1人になるまで戦い合う掟になっている。また、契約モンスターが他のモンスターが人間から集めた生命エネルギーを摂取して強くなっていくため、人間界に侵入するモンスターの駆除も行う。

ライダーに変身する者殆どが、その心に深い闇を抱えている者達であり、たとえ他者の命を踏み台にしてでも自分の願いを叶えたいと言う者がライダーに選ばれる場合が多い。この設定からも、これまでのライダー作品に登場するライダー達に比べ、アンチヒーローとしての側面が強い。

本作に登場するライダーのモチーフは騎士であり、加えて契約モンスターの属性を持つ。モンスターとの契約を行う前の姿は「ブランク体」と呼ばれ、カラーリングなどが若干異なり、能力も低い。

殆どの戦闘はミラーワールドの中で行われるが、変身後も現実世界で活動することは可能。また、契約モンスターを現実世界に召喚することも可能である。

「望みを叶える」ことは神崎の狂言であり、その存在意義は、仮面ライダー同士の戦いで生き残ることのできる強い命を、“新しい命”としてミラーワールド内に独立させることであった。神崎は自らの身代わりであるオーディンを除いた12人の仮面ライダーを戦い合わせることでより強い命を選定、最後に最強の存在として作りだしたオーディンに生き残った1人を倒させることで自らが“新しい命”を手に入れ、優衣が命のタイムリミットである20歳の誕生日を迎える前に与えることを目的としていた。しかし真実を知る度に優衣がそれを拒むため、神崎は失敗する度にタイムベントの力で何度も歴史を修正させ戦いを繰り返してきたが、TVシリーズ本編にて優衣の最後の願いが受け入れられ、戦いは終了した。

共通装備
カードデッキ
アドベントカードを収納したデッキで、仮面ライダーであることの証明にもなる物。変身者でなくても触れるだけでミラーワールドを観ることが可能。各ライダーのモチーフをイメージした金のレリーフが付く。デッキの色は龍騎、ナイト、シザーズ、ガイ、リュウガは黒で、他は各基本カラーと同色。
Vバックル
鏡や水面などの鏡面にカードデッキをかざすと実体化する変身ベルト。各ライダーの変身ポーズをとった後(ポーズを取らないと変身できないわけではない)、カードデッキをVバックルに装填することによって仮面ライダーに変身することができる。オルタナティブも同様の方法で変身する。
ライドシューター
現実世界とミラーワールドを結ぶ次元空間を移動することができるバイク型の移送機。

仮面ライダー龍騎

城戸真司が変身する仮面ライダー(TVSP版では真司以前に榊原耕一も変身)。基本カラーは。ドラグレッダーとの契約前、及びドラグレッダーのカードを盗まれた際には契約モンスター無しとみなされ、ブランク体になる。「SURVIVE 烈火」を使用することで、龍騎サバイブへと強化変身する。
ファイナルベントの技は、ドラグレッダーと共に空中に舞い上がり、ドラグレッダーのエネルギーを受けながら敵に蹴りを決める「ドラゴンライダーキック」。
変身ポーズは右手を左斜め上に伸ばすというもの。仮面ライダー1号を意識したものとされる。
召喚機
龍召機甲・ドラグバイザー
左腕に装備されているガンレットタイプ。アドベントカードをベントインする際には、ドラグバイザーの上部カバーを開き、その中にカードを装填する。
契約モンスター
無双龍・ドラグレッダー
紅いドラゴン型モンスター。当初は真司を餌と狙ったが、彼と契約し龍騎に力を与える。口からの火球が主な武器。ストライクベントで己の頭部を模したドラグクロー(クローと言うが頭部である)。ソードベントで尾部を模したドラグソード、ガードベントで腹部を模したドラグシールドを与える。
仮面ライダー龍騎 ブランク体
龍騎がドラグレッダーとの契約前、或いはドラグレッダーのカードを失った場合に変身する形態。能力は著しく低下しており、体色が赤から黒へと変化しているほか、龍の意匠がない(ドラグレッダーと契約していないため)など細部が微妙に異なっている。ソードベント「ライドセイバー」を装備しているがその攻撃力は他の武器とは比べ物にならないほど低く、モンスター・ディスパイダーの一撃でへし折られている。
召還機
ライドバイザー
ドラグバイザー同様、ガントレットタイプの召還機。
仮面ライダー龍騎サバイブ
龍騎が「SURVIVE 烈火」のカードを使用し、強化変身した形態。能力は格段に上昇している。
ファイナルベントは、龍騎サバイブを乗せたドラグランザー(マシンモード)がウィリー走行。その口から火炎弾を連続発射しながら突っ込んで行き、車体そのもので相手を踏み潰す「ドラゴンファイヤーストーム」。
召喚機
ドラグバイザーツバイ
ドラグバイザーが変形した拳銃タイプ。カード装填口が2箇所あり、龍の口の装填口にサバイブのカードを装填する。側面部の装填口にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。ソードベント使用時はドラグブレードに変形するほか、シュートベント使用時はレーザービームを放つ武器としても使用可能。普段は左腰に下げている。
契約モンスター
烈火龍・ドラグランザー
ドラグレッダーが強化されたドラゴン型モンスター。バイク形態に変形できる。シュートベント時には自身も攻撃する。

仮面ライダーナイト

秋山蓮が変身する仮面ライダー(TVSP版では蓮からカードデッキを託された真司も変身)。基本カラーは。名前が示す通り、剣術を駆使した戦闘を得意としている。後に手塚から託された「SURVIVE 疾風」を使用し、ナイトサバイブへと強化変身する。
ファイナルベントは、ウィングランサーを芯にマントをドリル状に変形させて突撃する「飛翔斬」。
仮面ライダーのデザインモチーフのうちクラッシャーを受け継ぐデザイン。また変身ポーズは拳を握って曲げた右腕を内側に向けて振りかぶるというもの。
召喚機
翼召剣・ダークバイザー
左腰に下げている。アドベントカードをベントインする際には、バイザーの翼を展開、柄の中にカードを装填する。無論、武器としても使用可能。
契約モンスター
闇の翼・ダークウイング
コウモリ型モンスター。ナイトと合体して飛行能力を与え、ソードベントで己の尾部を模したウィングソードを授ける。ナスティベントでの超音波攻撃も可能。
仮面ライダーナイトサバイブ
ナイトが「SURVIVE 疾風」のカードを使い、強化変身した形態。能力は格段に上昇している。
ファイナルベントは、ダークレイダー(マシンモード)による体当たり「疾風断」。
召喚機
ダークバイザーツバイ
ダークバイザーが楯状に変形して左腕に装着される。カード装填口は2箇所あり、上部の装填口にサバイブのカードを装填する。下部の装填口(ダークブレードの鞘に相当)にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。ソードベント使用時にはダークブレード、ガードベント使用時はダークシールドに分離するほか、シュートベント使用時はダークアローに変形する。
契約モンスター
疾風の翼・ダークレイダー
ダークウイングが強化されたコウモリ型モンスター。バイク形態に変形する。モンスター形態では翼からの竜巻を武器とする。
仮面ライダーナイト ブランク体
劇中には未登場。放送終了後にデザイン画が書き下ろされ、ハイパーホビーの誌上限定商品としてソフビ化された。

仮面ライダーシザース

須藤雅史が変身する仮面ライダー。基本カラーはメタリックオレンジ。所有カードはストライクベント、ガードベント。
ファイナルベントの技は、ボルキャンサーが両腕でシザースをジャンプさせ、空中前転しながら体当たりする「シザースアタック」。
召喚機
シザースバイザー
左腕に装備されたハサミ型。アドベントカードをベントインする際には、接合部を開き、その中にカードを装填する。無論、武器としても使用可能。
契約モンスター
ボルキャンサー
カニ型モンスター。シザースの命令で自分の周りを嗅ぎ回る者を襲って食らっていた。ストライクベントで自分の鋏を模したシザースピンチ、ガードベントで甲羅を模したシェルディフェンスを与える。しかし、最期には契約が解除されたシザースをも餌食とした。

仮面ライダーゾルダ

北岡秀一が変身する仮面ライダー。基本カラーは。最終回では北岡に代わって吾郎がゾルダに変身している。銃撃戦を得意とする。
ファイナルベントの技はマグナバイザーをマグナギガの背中に装着し、マグナギガの全身から大量のミサイルレーザーを放射する「エンドオブワールド」。ファイナルベントの中でも最も広範囲の敵を攻撃できる。
召喚機
機召銃・マグナバイザー
右腰に下げている銃タイプ。アドベントカードをベントインする際には、マガジンスロット部にカードを装填する。
契約モンスター
鋼の巨人・マグナギガ
バッファロー型モンスター。シュートベントで自分の両腕を連結させたようなギガランチャー、自分の両足が変形したギガキャノンを与える。劇中未使用だがストライクベントとガードベントも使用可能。余談だが召喚時以外では殆ど動かない。

仮面ライダーライア

手塚海之が変身する仮面ライダー。基本カラーは赤紫。本来は斉藤雄一が変身するはずだったが、彼がモンスターによって殺されたため、戦いを止めるべく手塚が引き継いだ。武器はエビルダイバーの尾を模した鞭エビルウィップ。
ファイナルベントの技はエビルダイバーに乗って敵に体当りをする「ハイドベノン」。
召喚機
エビルバイザー
左腕にあるエイ型の召喚機。この中にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。盾として使うことも可能。
契約モンスター
エビルダイバー
エイ型モンスター。己の尾部をエビルウィップとして与える。ライアを載せての飛行も可能。

仮面ライダーガイ

芝浦淳が変身する仮面ライダー。基本カラーは。西洋甲冑のような姿。コンファインベントという相手のカード能力を一度だけ無効化する特殊カードも複数所持している。
ファイナルベントの技はメタルゲラスとのコンビネーション攻撃「ヘビープレッシャー」。
召喚機
メタルバイザー
左肩アーマー前部に取り付けられている召喚機。この中にアドベントカードを投げ入れることで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
メタルゲラス
サイ型モンスター。己の頭部を模したメタルホーンをストライクベントとして与える。ガイが倒された後は王蛇を敵と狙うが、逆に王蛇と契約してしまった。

仮面ライダー王蛇

浅倉威が変身する仮面ライダー。基本カラーは。契約カードを3枚もち、更にユナイトベントという特殊能力カードを所有。
ソードベントでの追加武器として、ベノスネーカーの尾を模した剣べノサーベルを武器として主に使用している。
ファイナルベントの技はベノスネーカーの溶解液を使った連続蹴り「ベノクラッシュ」。ジェノサイダーとのファイナルベントの技はジェノサイダーの腹部にブラックホールが出現し、きりもみ状態で相手をその中へ蹴り込む「ドゥームズデイ」。また、メタルゲラス・エビルダイバーと契約してからはガイとライアのファイナルベントの技も使える。
召喚機
牙召杖・ベノバイザー
杖の形をした召喚機。先端のコブラの頭の部分にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
ベノスネーカー
コブラ型モンスター。凶悪な性格で口からの毒液が武器。ソードベントで己の尾部を模したベノサーベルを与える。
メタルゲラス
ガイ死後、王蛇の契約モンスターとなる。
エビルダイバー
ライア死後、王蛇の契約モンスターとなる。
獣帝・ジェノサイダー
ユナイトベントにより、ベノスネーカー、メタルゲラス、エビルダイバーが合体したモンスター。口からの波動弾が武器。しかしタイガのフリーズベントで凍らされたりと最期の方まで見せ場らしい見せ場は無かった。
仮面ライダー王蛇 ブランク体
王蛇がベノスネーカーと未契約、またはベノスネーカーが消滅した時の形態。劇場版のみ登場。

仮面ライダーベルデ

高見沢逸郎が変身する仮面ライダー。基本カラーは黄緑。「クリアーベント」や「コピーベント」などを駆使する。
ファイナルベントの技はバイオグリーザが舌を伸ばし、空中で逆さまになったベルデの両足を縛り、振り子の要領で相手に突撃させる。その際にベルデはその相手を掴む。そしてバイオグリーザが舌を戻した後、ベルデは相手を掴んだまま空中回転、そこから相手の頭を地面に激突させる「デスパニッシュ」。
召喚機
バイオバイザー
左太股に装着されており、ここからカメレオンの舌の如く伸びたカードキャッチャーにアドベントカードをセットすることで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
バイオグリーザ
カメレオン型モンスター。透明化能力と長い舌を有する。自分の眼部を模したバイオワイヤーを与える。

仮面ライダータイガ

東條悟が変身する仮面ライダー。基本カラーは。フリーズベントというモンスターの動きを止める特殊効果カードを所持している。
ファイナルベントの技はデストワイルダーが敵をタイガのいる方向へ引きずり、タイガがデストクローを突き立てて、そのまま持ち上げて結晶爆発させる「クリスタルブレイク」。
召喚機
白召斧・デストバイザー
型。刃の付け根の虎の頭をスライドさせて、その中ににアドベントカードを装填して使用する。勿論、武器としても使える。
契約モンスター
デストワイルダー
白虎型モンスター。己の両腕をデストクローとして与える。タイガの死後は野良モンスターとして暴れまわった。

仮面ライダーインペラー

佐野満が変身する仮面ライダー。基本カラーは
ファイナルベントの技は多数のレイヨウ型モンスターが一斉に攻撃し、最後をインペラーが左足で飛び膝蹴りを決めてとどめを刺す「ドライブディバイダー」。
PS版では倉森慶二が声を担当。
召喚機
ガゼルバイザー
右足の脛にセットされているアンクレットタイプの召喚機。右足を上げた状態から、この中にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
ギガゼール
レイヨウ型モンスター。以前龍騎が倒した者の同族でギガゼール以外にもレイヨウ型モンスターを多数引き連れている。己の頭部を模したガゼルスタッブを与える。

仮面ライダーファム

霧島美穂が変身する仮面ライダー。基本カラーは。本作の仮面ライダーで唯一の女性であり、シリーズ初の女性仮面ライダーでもある。「ガードベント」によって召還されるウィングシールドは、大量の羽を撒き散らし敵を撹乱させる特殊な盾である。ソードベントでの追加武器は薙刀型のウイングスラッシャー。
ファイナルベントの技はブランウイングが翼で起こした突風で吹き飛ばされた敵を、ウイングスラッシャーで両断する「ミスティースラッシュ」。
召喚機
羽召剣・ブランバイザー
左腰に下げている、サーベルの形をした召還機。武器や必殺技を使う際には、翼を展開して柄の部分にアドベントカードを装填する。武器としても使える。
契約モンスター
閃光の翼・ブランウイング
白鳥型モンスター。自身の翼の一部を模したウィングスラッシャー、背部を模したウィングシールドを与える。ファムの死後の去就は不明。

仮面ライダーリュウガ

鏡像の城戸真司が変身する仮面ライダー。基本カラーは。龍騎とほぼ同じ姿をしているが、体の色と目の形、紋章が異なる。装備も龍騎と同じ物の色違いだが、1000AP高い。
ファイナルベントの技は自らの体を空中に浮かせてからドラグブラッカーのエネルギーを受けて、左足で飛び蹴りを決める「ドラゴンライダーキック」。
召喚機
暗黒龍召機甲・ブラックドラグバイザー
左腕に装備されているガントレットタイプ。武器や必殺技を使う際には、このブラックドラグバイザーの中にアドベントカードを装填する。なおこの召喚機のみカード装填時のボイスがくぐもった様な声になっている。
契約モンスター
暗黒龍・ドラグブラッカー
ドラゴン型モンスター。ドラグレッダーと同型だが、全ての能力が上回る漆黒の龍。口からの火球は相手を石化する効果がある。

仮面ライダーオーディン

バトルに勝ち残ったライダーが最後に対戦する相手とされる仮面ライダー。基本カラーは。神崎士郎の代理ともいえる存在。『13番目の仮面ライダー』を自称し実体を持たない神崎に代わって戦っている。普段はオーディンのカードデッキは神崎が所有している。
最初から「SURVIVE 無限」によってサバイブ状態になっており、瞬間移動や黄金の羽を撒き散らした攻撃など、他のライダーには無い特殊能力も有している。タイムベントと言う時間を逆行させるカードを持ち、神崎が望まない状況になった時にはこのカードを使いリセットさせていた。ファイナルベント「エターナルカオス」は作中では全貌未登場。PS版では、瞬間移動(高速移動)で連続攻撃をした後ゴルトフェニックスと共に敵にぶつかるというものであった。
召喚機
ゴルトバイザー
オーディンの意思を受けて転送されてくる、錫杖型の召喚機。先端の鳥状の飾りの下の部分をスライドさせて、その中にアドベントカードを装填することにより、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
ゴルトフェニックス
不死鳥型モンスター。両翼をソードベント、尾部をソードベントとしてオーディーンに与え、合体する事でオーディーンの飛行も可能。オッドアイを持つ。

オルタナティブ

神崎士郎の残した仮面ライダーとミラーワールドに関する研究資料から、香川英行が作り出した擬似ライダー。2体存在する。ライダーの物とは異なるカードデッキ・アドベントカードを用いるが、技術や理論は同一のものである。ミラーワールドで活動できる時間は8分25秒と、ライダーより短い。また、他のライダーにはない特殊なカードも持ち、カードバイザーの音声もライダーと違い女性声が発せられる。

本作において「仮面ライダー」とは、「神崎士郎の作ったカードデッキで変身する者」を指しており、公式HPでは「擬似ライダー」と区別されている。

オルタナティブ

仲村創が変身する擬似ライダー。変身時間は通常の仮面ライダーよりも短い。当初真司は東條が変身しているのではないかと予想していた。
召喚機
スラッシュバイザー
右腕に装着されているスラッシュタイプの召喚機。カードリーダーの要領で、カードのコード部分を通すことによりそのカードの能力が使用可能となる。仮面ライダーの召喚機とはボイスが異なり女性声。使用したカードはスラッシュした後、消滅する。
契約モンスター
サイコローグ
コオロギ型モンスター。目からミサイル弾を撃つ。両足の一部をスラッシュダガーとして与える。ファイナルベントでバイク形態に変形する。

オルタナティブ・ゼロ

オルタナティブのプロトタイプ。オルタナティブ作成者の香川が変身する。腕や胴の側面に、プロトタイプを示すラインが入っているが、その他の外観や基本能力は完成型であるオルタナティブと変わりない。香川が相手の攻撃を全て記憶してしまうため、同じ攻撃は二度と通用しない。
ファイナルベントの技はサイコローグが変形したバイク・サイコローダーに搭乗し、コマのように高速回転しながら相手目掛けて突っ込んでいく「デッドエンド」。
召喚機、契約モンスターはオルタナティブと共通。

その他の設定

ミラーワールド

鏡の中に存在し、左右反転されている以外は現実世界とそっくりだが、モンスターやミラーワールドの住人以外の生物は存在しない世界。その成り立ちには、神崎兄妹が深く関わっている。

ミラーワールドには人間は長時間存在することが出来ず、一定時間を過ぎると粒子化して消えてしまう。逆にミラーワールドに生息する者が現実世界に長時間存在することもできない。ライダーの活動限界時間は9分55秒(リュウガには制限はない)となる。

基本的に鏡から出入りするが、ガラス、水たまりなど鏡面化しているものでも出入りが可能。ライドシューターに搭乗・移動したり等、ミラーワールドの境界については不明瞭な部分もある。「ルールよりも作劇を重視した」かの様な演出も多々見られた。

契約モンスター

仮面ライダーは、モンスターとCONTRACTのカードを通じて契約することで力を発揮することができる。モンスターとの契約は、食料(主にモンスターのエネルギー)を提供することを条件に共に戦ってもらうことであり、両者の間に友情や主従の忠誠はない。基本的に1人のライダーにつき1体のモンスターとの契約を結ぶが、CONTRACTのカードを複数持つ王蛇に限っては複数のモンスターと契約している。またインペラーは、契約しているギガゼールの他にも、レイヨウ型モンスターを操る。

契約のカードやカードデッキが破損した場合、あるいは長期食料を提供できない場合は契約が破棄されたものと見なされ、モンスターによって食い殺されてしまう可能性があるため、ライダーは常に危険と隣り合わせと言える。ライダーより先にモンスターが消滅した場合、ライダーはブランク体になる。

アドベントカード

カードデッキには一揃いのアドベントカードが入っている。契約モンスターをコントロールする技を使用するためには、カードデッキからアドベントカードを1枚引き抜き、専用のバイザーにセット(ベントイン)して発動させる必要がある。各々のライダーが持つアドベントカードの種類はあらかじめ決まっている。カードは、他のライダーがベントインした場合でも、本来の所有者のライダーに効果が現れる。

効果の強さは「AP」(防具は「GP」)という単位で設定されており、1APが0.05t(トン)に相当するものとして計算される。


以上で仮面ライダー龍騎に関する核心部分の記述は終わりです。


キャスト

レギュラー&準レギュラー出演者

ゲスト出演者

スーツアクター

スタッフ

主題歌・挿入歌

主題歌
『Alive A life』
作詞:海老根祐子 作曲:和田耕平 編曲:和田耕平、本田嘉津也 歌:松本梨香
最終話ではOPは放送されなかった。
挿入歌
放送フォーマットとしてEDは原則として存在しないが、EDテーマと呼ばれる楽曲は従来通り制作されている。これらの曲は、各話のクライマックスで挿入歌的に使用された。なお、最終回のスタッフクレジットは『INORI』が使用された。
『果てなき希望(いのち)』(1話‐)
作詞:青山紳一郎 作曲:辻陽 編曲:坂下正俊 歌:きただにひろし
『果てしない炎の中へ』(18話)
作詞:寺田恵子安藤芳彦 作曲:野村義男 編曲:RIDER CHIPS 歌:RIDER CHIPS Featuring 寺田恵子
EDテーマとしては唯一「TVサイズ」と称する短縮版が制作されているため(他の曲の短縮版はTVサイズと呼ばれていない)、長期間の使用を想定していたと思われるが、実際は1度きりの使用に終わった。
通常盤に先駆けて、限定盤がセブン-イレブンのみの取り扱いで発売されていた。
『Revolution』(34話‐、TVSP)
作詞:海老根祐子 作曲・編曲:酒井ミキオ 歌:きただにひろし
『Lonely Soldier』(38話)
作詞:海老根祐子 作曲:辻陽 編曲:近藤昭雄 歌:秋山蓮(松田悟志
本来挿入歌として制作されたものだが、EDテーマと同じ形式で使用された。

放映ネット局

放映リスト

各回にはタイトルは無く、ここで明記しているものは、新聞のテレビ番組欄やテレビ番組情報誌、テレビ朝日公式ページにて表記されたものである。

放送日 話数 サブタイトル 登場モンスター 脚本 監督
2002/2/3 1 誕生秘話
  • ディスパイダー
小林靖子 田崎竜太
2002/2/10 2 巨大クモ逆襲
  • ディスパイダー・リ・ボーン
2002/2/17 3 学校の怪談
  • メガゼール
  • ギガゼール
石田秀範
2002/2/24 4 学校の怪談2
2002/3/3 5 骨董屋の怪人
  • ボルキャンサー
長石多可男
2002/3/10 6 謎のライダー
  • ボルキャンサー
  • ゼブラスカル・アイアン
2002/3/17 7 新種誕生?
  • ゼブラスカル・アイアン
  • ゼブラスカル・ブロンズ
井上敏樹 田崎竜太
2002/3/24 8 4人目ゾルダ
  • ゼブラスカル・アイアン
2002/3/31 9 真司が逮捕!?
  • ワイルドボーダー
石田秀範
2002/4/7 10 ナイトの危機
2002/4/14 11 謎の無人電車
  • ゼノバイター
小林靖子 長石多可男
2002/4/21 12 秋山蓮の恋人
  • テラバイター
2002/4/28 13 その男ゾルダ
  • デッドリマー
田崎竜太
2002/5/5 14 復活の日
2002/5/12 15 鉄仮面伝説
  • バクラーケン
井上敏樹 石田秀範
2002/5/19 16 運命のカード
  • ウィスクラーケン
2002/5/26 17 嘆きのナイト
  • ゲルニュート
小林靖子 長石多可男
2002/6/2 18 脱獄ライダー
2002/6/9 19 ライダー集結 -
2002/6/16 20 裏切りの蓮
  • メタルゲラス
佐藤健光
2002/6/23 21 優衣の過去
2002/6/30 22 ライアの復讐
  • ガルドサンダー
石田秀範
2002/7/7 23 変わる運命
2002/7/14 24 王蛇の秘密
  • ネガゼール
  • ギガゼール
  • オメガゼール
井上敏樹 長石多可男
2002/7/21 25 合体する王蛇
  • オメガゼール
2002/7/28 26 ゾルダの攻撃
  • アビスハンマー
小林靖子 佐藤健光
2002/8/4 27 13号ライダー
  • アビスラッシャー
2002/8/11 28 タイムベント
  • ディスパイダー
  • ボルキャンサー
鈴村展弘
2002/8/18 29 見合い合戦
  • ソノラブーマ
  • シールドボーダー
井上敏樹 石田秀範
2002/8/25 30 ゾルダの恋人
  • シールドボーダー
2002/9/1 31 少女と王蛇
  • バズスティンガー・ホーネット
  • バズスティンガー・ワスプ
  • バズスティンガー・ビー
小林靖子 長石多可男
2002/9/8 32 秘密の取材
2002/9/15 33 鏡のマジック
  • ブロバジェル
佐藤健光
2002/9/22 34 友情のバトル -
2002/9/29 35 タイガ登場
  • ガルドミラージュ
  • ガルドストーム
石田秀範
2002/10/6 36 戦いは終わる
  • メタルゲラス
2002/10/13 37 眠りが覚めて
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長石多可男
2002/10/20 38 狙われた優衣
  • ゼノバイター
  • ウィスクラーケン
  • ソノラブーマ
2002/10/27 39 危険のサイン
  • サイコローグ
  • オメガゼール
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鈴村展弘
2002/11/10 40 兄と妹の記憶
  • サイコローグ
  • ガルドストーム
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2002/11/17 41 インペラー
  • シアゴースト
  • マガゼール
井上敏樹 田崎竜太
2002/11/24 42 401号室
  • ギガゼール
  • マガゼール
  • サイコローグ
  • オメガゼール
  • 他多数
2002/12/1 43 英雄は戦う 石田秀範
2002/12/8 44 ガラスの幸福
  • マガゼール
  • 他多数
2002/12/15 45 20歳の誕生日
  • シアゴースト(複数)
小林靖子 長石多可男
2002/12/22 46 タイガは英雄
2002/12/29 47 戦いの決断
  • デストワイルダー
  • シアゴースト(複数)
2003/1/5 48 最後の3日間
  • ガルドストーム
石田秀範
2003/1/12 49 叶えたい願い
  • レイドラグーン(複数)
2003/1/19 50 新しい命 -
2002/9/19 SP 仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS
  • ディスパイダー
  • ソロスパイダー
  • レスパイダー
  • ミスパイダー
井上敏樹 田崎竜太

ハイパーバトルビデオ

正式名称は『仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』。幼児向け雑誌「てれびくん」の応募者全員プレゼントとして作られた短編作品。

モンスターの気配を察知して変身した真司/龍騎が、モンスター軍団を率いる悪のバーニングフォームに襲われる。そこへ「人間の自由と平和を守る仮面ライダー」ナイト・ゾルダ・王蛇が応援に駆けつける(いつもと調子の違う面々に龍騎は唖然)が、悪のバーニングフォームに苦戦。そんな龍騎のもとに現れたのは仮面ライダーアギトだった……というストーリーが展開される。

スケジュールの都合上、須賀・松田・涼平・萩野はモンスターの声も担当している。アギトの声は賀集利樹ではなく、バーニングフォームは遊佐浩二が、そして龍騎に味方するアギトは、本放送当時のアギトと龍騎のスーツアクターをつとめた高岩成二が担当している。

トピックス・備考

  • 2004年7月から2004年9月にかけては、インドネシアタイ台湾フィリピンシンガポールマレーシア香港といったアジア地域で順次放送が開始されている。
  • 当初製作サイドの構想では仮面ライダーが50人登場し、主人公が毎週違うライダーと戦うストーリーを考えていた(怪人も登場しない方向であった)。しかし毎回主人公が非戦を訴えながら戦い続けるのは無理があるということから、1年続けるのにキリの良い13人にまで絞り、主人公が迷い無く倒せる怪人としてモンスターを設定した。またその13人も当初は全員出すつもりは無く、なかには主人公の知らない所で死んだライダーも数人いる案もあったようである(TV版では劇場版限定のファムやリュウガ、TVSP限定のベルデは結果として「主人公の知らない所で死んだ(脱落した)ライダー」となった)。
  • 平成仮面ライダー作品で最終回直後に特別仕様の玩具CMが用意されたのは『クウガ』と本作のみである。
  • TV版の楽曲は「第1回録音分」となっており、その後TV用に「第2回録音分」も制作される予定だったが実現しなかった。但し、中盤以降は劇場版のための楽曲がTVシリーズに流用されているため、劇場版の楽曲が「第2回録音分」に相当すると言える。しかし、それでも楽曲の絶対数が不足していたため、業界内でしか入手できない(一般向けの商品化が不可能な)流用曲も多数使用されている。
  • 36話での北岡宅で真司がテレビを見るシーンで『燃えろ!!ロボコン』『はぐれ刑事純情派』『超電磁ロボ コン・バトラーV』といった過去に東映が制作した番組が流されている。また、劇中で流された『はぐれ刑事純情派』は前作『仮面ライダーアギト』の主演賀集利樹が登場したシーンでもあった。
  • 主人公城戸真司の勤めるOREジャーナルで使われているパソコンは新旧のマッキントッシュで統一されており、専門誌でも取り上げられた事があった。また、次作『仮面ライダー555』でもマッキントッシュが多用されていた。
  • 小学館刊の超全集は上・下・最終巻の3冊が発刊され、最終巻の表紙は変身前の主人公・城戸真司のみが飾るという、児童向けの特撮ヒーローの書籍としては、異例の物であった。また、最終巻には、超全集では初めてカバーが付けられ(鏡状になっているため自分の姿が映る)、カバーを外すと様々な写真が敷き詰められている。
  • 放送終了後には装着変身シリーズでサバイブとオルタナティブを含む全ライダーと全契約モンスターが(ドラグランザーとダークレイダーを除いて)発売された(R&Mで発売されていたモンスターは色替え品)。
  • 本作の玩具から声のギミックがつくようになり、以降の作品の玩具でもその傾向は続いた。

関連項目

  • KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』 - アメリカでのリメイク作。主人公の戦う理由が敵に囚われの身となっている父親を助け出すためとなっていることやライダーの共闘関係等、細部に違いはあるものの基本設定や物語の大筋においては原作である『龍騎』を踏襲している。なお『KAMEN RIDER - 』においては『龍騎』劇中での呼称(真司と蓮の互いの呼び方。本作では基本的に変身後も本名で呼び合っている)が踏まえられている。主人公の名前がキットで共に戦う青年の名がレンとなっている。製作は日本のアドネスエンターテイメント
  • Finalvent
  • カーフェリー(当時のマリンエキスプレスの)「フェニックスエキスプレス」 - 第31話「少女と王蛇」の撮影が当時の川崎 - 宮崎日向航路で就航していた同船で行われている。

注釈

  1. ^ 放送開始後は、ライダーが信念ではなく単なる欲望のために他のライダー達と殺し合うというストーリーや、悪役であっても正式に「仮面ライダー」を名乗るという設定が、子供番組としては不適切であるといった意見も当時の新聞投稿等に見られた。本郷猛を演じた藤岡弘、をはじめ歴代の仮面ライダーシリーズに出演した俳優陣は、当時のコメントで、このストーリーや設定には直接触れることは避けつつも、難色を示している。
  2. ^ 「戦いを続ける」「戦いを止める」という2つの選択肢が提示され、本放送時の投票結果は「戦いを続ける」になった。なお、ソフトには両方の結末が収録されている。また、2008年3月29日NHKBS2で放送された「とことん!石ノ森章太郎」の中では、戦いを止める方の結末で放送された。
  3. ^ 『真』『ZO』『J』はアポロン音楽工業からのリリース。

外部リンク

前後番組の変遷

テレビ朝日 日曜朝8時台前半(2002年2月 - 2003年1月)
前番組 番組名 次番組
仮面ライダー龍騎