九州

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世界 > アジア > 東アジア > 日本 > 九州
九州
所在地 日本の旗 日本
所属諸島 日本列島
面積 36,749.82[1] km²
最高標高 1,791 m
最高峰 中岳
最大都市 福岡市
プロジェクト 地形
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九州地方のデータ
7県の合計
面積 42190.90km²[1]
(2009年10月1日)
推計人口 12,522,873
(2024年3月1日)
人口密度 296.8人/km²
(2024年3月1日)
8県(沖縄県含む)の合計
面積 44466.91km²[1]
(2009年10月1日)
推計人口 13,992,042
(2024年3月1日)
人口密度 314.7人/km²
(2024年3月1日)
位置
九州地方の位置
九州地方の位置

九州(きゅうしゅう)は、日本列島を構成するの一つで[2]、その南西部に位置する。

北海道本州四国とともに主要4島の一つでもあり[3]、これら4つの中では3番目に大きい島で[4]世界の島の中では、スピッツベルゲン島ノルウェー)に次ぐ第37位の大きさである。[5]

九州およびその周辺諸島を合わせて九州地方(きゅうしゅうちほう)と言う。2005年平成17年)国勢調査人口は、九州本島内に県庁所在地を置く7県の合計では1335万2934人、沖縄県を含めた8県の合計では1471万4528人[6]

九州本島の最高地点は、大分県の九重連山中岳の1,791m。また、九州地方としての最高地点は、九州本島ではなく屋久島にある宮之浦岳の1,936mである。(日本の地理#九州も参照)

九州の古代の呼称は、「筑紫島」・「筑紫洲」(つくしのしま)である。[5]

地理

九州周辺の地形図
九州地方の地図
九州地方

中央に九州山地が形成されている。その中核をなす阿蘇山は東西18km、南北25kmにも及ぶ世界最大級のカルデラを持つ。九州の地形は大きく3つに分けることができ、北部と中部の境界は松山-伊万里構造線で、中部と南部の境界は臼杵-八代構造線で分けることができる。北部は比較的なだらかな山地、南部は白亜紀から第三紀にかけて生成された付加体であるため北部とは全く異なった地質であり、比較的険阻な山地になっている。また、中部は数十万年前まで瀬戸内海の延長の海で分かれており、それが阿蘇山の数回にわたる噴火によって溶岩で埋まり、一つの島になった。

平野・台地
筑紫平野熊本平野宮崎平野シラス台地
山地
筑紫山地九州山地
主な山:英彦山雲仙岳九重山祖母山阿蘇山国見岳霧島山桜島(御岳)、開聞岳宮之浦岳屋久島
高地・盆地
人吉盆地大口盆地都城盆地日田盆地由布院盆地玖珠盆地
半島
国東半島西彼杵半島島原半島薩摩半島大隅半島
川・湖
筑後川遠賀川山国川球磨川大野川川内川大淀川池田湖

周辺

周辺は、日本海東シナ海太平洋フィリピン海)に囲まれている。

九州周辺の主な島
対馬壱岐島平戸島五島列島男女群島天草諸島甑島列島草垣群島宇治群島上三島
薩南諸島大隅諸島吐噶喇列島奄美群島
琉球諸島沖縄諸島先島諸島大東諸島

気候

九州地方は、日本の地域の中では小笠原諸島に次いで温暖な地域である。鹿児島県奄美地方以南の地域と、鹿児島県種子島・屋久島地方以北の地域では気候が大きく違う。

鹿児島県種子島・屋久島地方以北の地域は、は暖かく降水量が多く、は寒く降水量が少ない、という気候が見られる。域内の南北で大きな気温の差は1~2℃ほどと少ししかない。ただし、阿蘇山祖母山などの山頂や九州山地の高地(熊本県阿蘇地方大分県西部・宮崎県北部山間部)では気温は低く、真冬日が続き積雪も多く根雪になることもある。特に、山頂では稀に-15℃程度の極寒になることがあり路面凍結などが多発する。しかし、中国地方以東とは異なり豪雪地帯は存在せず、積雪は比較的少ない方である。

南部の太平洋沿岸に当たる大分県南部・宮崎県鹿児島県大隅地方、鹿児島県種子島・屋久島地方は、夏に降水量が多い太平洋側気候の南海型で、台風の襲来も多く、鹿児島県は1951年以降の台風上陸数が日本一である。夏から秋にかけて台風の影響を受けるため「台風銀座」と呼ばれる。冬の気候も温暖で降雪もほとんどなく、晴天の日が多い。

福岡県北九州地方の大部分と大分県北部・中部は瀬戸内海式気候で、一年中降水量が少ない(大分市の年間降水量:約1,680mm)。

福岡県の北九州地方の大部分を除く地域・佐賀県長崎県熊本県・大分県西部・鹿児島県薩摩地方は太平洋側気候(九州型)で、冬は降水量が比較的多いが、1mm以上の降水が観測される降水日数の最多月は日本海側気候のように冬季(1・2・12月のいずれか)ではなく、他太平洋側気候各地と同様に春季 - 秋期(3 - 11月のいずれか)で、年間降水量が少なく、北西からの季節風の影響で曇天が多いなど山陰地方と似た気候が現れる。しかし、朝鮮半島のある関係で降雪日数は福岡市で約17日と東京・大阪よりは多いが、積雪は山陰地方と比べて少なく、首都圏などと同じように5cm程度の積雪でも大雪とみなされ交通機関が麻痺してしまう。

鹿児島県奄美地方以南の地域は南日本気候(南西諸島気候)で、大東諸島を除き、どの島でも年間降水量は2,000mm以上と多い。年間の気温の差が小さく、1年を通して気温が高い。また1日の気温の差も小さい。台風の襲来が多く、時々強い台風が襲来して被害をもたらす。

歴史書における呼称

日本は6,852ので構成される島国であるが[2]日本最古の歴史書古事記』 (712年献上) では、「日本」を「大八島国」(おおやしまのくに)と呼び、「八つの」の総称としている。(登場順に現代の呼称表記で、淡路(あわじ)四国隠岐(おき)、九州、壱岐(いき)対馬(つしま)佐渡本州

この中で4番目に登場する「九州」の原文での呼称表記は、「筑紫島(つくしのしま)」である。

日本書紀』(720年完成)では、「日本」を「大八洲国」(おおやしまのくに)、「九州」を、「筑紫洲(つくしのしま)」と表記している。

「九州」の由来

一般に「九州」とは、西海道のうち筑前国筑後国肥前国肥後国豊前国豊後国日向国大隅国薩摩国の9の総称とされている[7]九国(きゅうこく、くこく)とも呼ばれたといわれる。この説だと、九州に対馬国壱岐国奄美群島琉球諸島は含まれない。ただし、奄美は明治になって大隅国に編入されたため、九州に含むとも言える。上記9国とともに対馬、壱岐を含む西海道(後に琉球国も含んだ[要出典])は、九国二島九州二島とも呼ばれた。また、西海道の別名として鎮西とも呼ばれていた。陰徳(太平)記序には山陰山陽四国九州と記載されている。

しかし「九州」という用語は本来古代中国では天子の直轄統治領域を意味するもので、九つの国の意味ではなく天下のことであるとする説もある。(中国で国を九分して治める習慣から九州=天下  参考:九州王朝説中国の九州新羅の九州

廃藩置県・府県合併以降は、福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県の8を指して九州地方とされ[8]対馬壱岐南西諸島を含む[8]。単に九州とする場合はそのうち沖縄県を除いた7県がその対象とされる[9]

なお、沖縄県は島津氏に征服される以前及び第二次世界大戦後のアメリカ合衆国統治下の時代は九州地方に含まれなかったが[10]、島津氏による征服から第二次世界大戦に日本が敗戦するまで及び1972年の沖縄の日本への復帰後は実質的に九州地方に含まれている[10][7][11]。そのため沖縄県を九州地方から独立させることもある[12]一方行政機関地方支分部局や企業の営業地域などで沖縄県を九州地方に含む場合も多く、あるいは合わせて「九州・沖縄地方」と呼ぶ場合もある[13]。また、本州に位置する山口県は基本的には中国地方に区分されるが、九州本土に近く歴史的な縁の深いこともあり、山口県を同一地域に含めることもあり、この場合「九州・山口地方」とも表現する[14]

九州に沖縄県を含む例
九州に山口県を含む例

九州を大きく二つに分けると、北部九州南九州に分ける場合と、東九州日豊)と西九州筑肥)に分ける場合がある。また、北部九州と南九州の中間となる地域を中九州ということもある。ただし、これらの地域区分は使用される側によって大きく変化する。中世には少弐氏大友氏島津氏守護任国に応じて三前(豊前・筑前・肥前)、三後(豊後・筑後・肥後)、三奥(日向・大隅・薩摩)という区分もあった。 詳細は各項目を参照。

歴史

古代

古代では、九州本島は、「筑紫島・筑紫嶋(つくしのしま)」(古事記)と呼ばれていた [6] 。3世紀には『魏志』倭人伝に書かれているように小国(伊都国奴国など)に分立していた。それらの国々は4-5世紀頃まで継承され、後の郡の広さに近い政治地域を支配する豪族に成長していった。倭政権からは県主(あがたぬし)に任ぜられていた。記紀などの史料には九州各地に県・県主がみられる。 5、6世紀のヤマト政権には筑紫国(北部)・豊国(東部)・肥国(中部)・熊襲国(南部)の四区分に観念されていた。それは九州成立以前の政治的区分であった。[15] 続日本紀によるとヤマト政権律令制を取り入れるにあたって西海道の一部となり、筑紫は筑前国筑後国、豊国は豊前国豊後国、肥国は肥前国肥後国に分割され日向国の7国と島嶼部の壱岐国対馬国の2国が成立(ただし、日本書紀では律令制以前の推古17年(609年)の記事に肥後國の記載あり)、824年以後は大隅国薩摩国を加えた本土9国、島嶼部2国となったとある。また、斉明天皇の時に、百済復興の戦に備えるために筑紫国朝倉宮に遷都し、ごく短期間であるが九州に初めて朝廷が置かれた。その後、現在の太宰府市には西海道を統轄し対外的な窓口と大陸からの防衛任務を兼ねて大宰府が設置された。また、663年の白村江の戦い以降に筑紫に水城大野城を置き日本の防衛の最前線の役割を担った。

なお古代九州には7世紀末までヤマト政権とは独立した王権があったとする説(九州王朝説)もある。

中世

中世には、博多自治都市として栄える。摂津国渡辺氏の分流の松浦氏の一族や、藤原純友の乱において勲功のあった大蔵春実橘公頼などの子孫が土着し、在地の豪族となる。

平家の勢力圏であり、九州の武家は平家方に属したが、治承・寿永の乱(源平合戦)の趨勢から菊池氏松浦氏をはじめ諸氏は源氏方に寝返り、鎌倉幕府の鎮西御家人となり地頭に補任される。

しかし、九州の武家は親平家方であったため、源頼朝は「戦後処理」として、九州の在地武家を抑えこむため、新しく東国御家人少弐氏島津氏大友氏を守護として九州に送り、これらの「下り衆」が勢力を強め、菊池氏や松浦氏、秋月氏などの在地の武家を抑え、その後の九州の武家の中枢となる。

鎌倉時代には2度に渡る元寇があり、少弐氏など北九州の武士を中心に撃退した後に、それまでの異国警固番役に代わり鎮西探題が設置される。

1333年に京都において後醍醐天皇元弘の変で蜂起すると、少弐氏大友氏などが鎮西探題北条英時を攻撃する。鎌倉幕府が滅亡後に後醍醐天皇の建武の新政が成立し、後に足利尊氏は新政から離反し、尊氏は京都での戦いに敗れて九州へ逃れる。少弐氏らは尊氏を迎え、宮方の菊池武敏らを多々良浜の戦いで破る。尊氏は九州で体勢を整えた後に一色範氏仁木義長らを足利勢力として残し、京都に上り、室町幕府を開く。

後醍醐天皇は吉野(奈良県)に逃れて南朝を開き、宮方の武将に自身の皇子を奉じさせて各地で南朝勢力の集結を呼びかけ、九州には懐良親王宇都宮貞泰に守られて派遣され、菊池氏に奉じられる。懐良親王はから倭寇鎮圧の要請のために派遣された使者を迎え、「日本国王」として冊封されて明の権威を背景に勢力を広める。また、足利家では観応の擾乱と呼ばれる内紛が発生し、尊氏の側室の子である足利直冬が九州で尊氏と敵対して戦う。

中央では南朝勢力は衰微し、幼い3代将軍足利義満を補佐した細川頼之今川貞世を九州の南朝勢力討伐のために派遣すると懐良親王も博多、大宰府を追われ、貞世の働きで九州の南朝勢力は鎮圧される。貞世は九州で独自の勢力を築いたため義満に排除され、その後は大内氏が台頭する。寧波の乱細川氏を破った大内氏博多の商人により大陸との貿易を独占する。

応仁の乱以後は少弐氏は衰退し、戦国時代には大友氏、大内氏、島津氏などが戦国大名に成長する。1543年、種子島ポルトガル人により日本に初めて鉄砲が伝わる。南蛮貿易の中心地となり、大友義鎮有馬晴信大村純忠などのキリシタン大名も生まれる。

主要な戦国大名

近世

近世には豊臣秀吉九州征伐を経て豊臣政権下に組み込まれ、北九州は秀吉による朝鮮出兵である文禄・慶長の役の拠点であった。

江戸時代には幕藩体制の確立に伴い薩摩藩佐賀藩福岡藩熊本藩対馬藩をはじめとする諸藩が成立する。江戸時代の鎖国体制下では平戸出島などが対外交易の入り口となる。

江戸前期には島原の乱が発生する。

幕末には薩摩藩などが明治維新を主導する雄藩となった。

近代

年表

「九州」という呼び名・範囲に関連したもののみ

経済

第一次産業

第一次産業では、農業漁業林業 がバランスよく九州各県に広く分布しており、出荷額も多い。温暖な気候を利用して筑紫平野ではオオムギ小麦二毛作が展開される。宮崎平野ではビニールハウスを利用した野菜の促成栽培が行われている。加えて熱帯亜熱帯地域が原産のサツマイモマンゴーブンタンバナナなどの生産も行われている。鹿児島県、宮崎県はシラス台地の土壌であることから稲作には不向きであり畜産が盛んである。

第二次産業

第二次産業では、北九州工業地帯を中心に、歴史的に鉄鋼石炭などの素材産業やエネルギー産業が盛んであった。また、三菱重工業佐世保重工業(長崎県)などの造船業に代表される重工業も盛んであるほか、久留米市ではブリヂストンといったゴム工業、大牟田市三池炭鉱の石炭を中心とした化学工業延岡市では旭化成が石油化学を中心とした化学工業が発展してきた。また、近年、IT産業の進出により、半導体分野での世界シェアは1割を占めるまでになっており、「シリコンアイランド」と呼ばれている。さらに最近では、トヨタ自動車日産自動車ダイハツ工業ホンダなど自動車メーカーの工場の立地が進み、濃尾地方に次ぐ国内の自動車製造拠点となり、先に「シリコンアイランド」と呼ばれていた経緯から「カーアイランド」と呼ばれるようになっている(台数ベース世界シェアは1.9%)。

唐津焼有田焼伊万里焼などに代表される窯業が伝統的に伝わっていることから窯業も盛んである。北九州市に本社を置くTOTOはトイレ等衛生機器のトップ企業である。

第三次産業

九州の産業生産額に占める第三次産業の割合が高く、九州全域を市場として発展している。

卸売業は福岡県を中心に活発である。

金融の分野では、都市銀行の店舗は少なく、各県に地方銀行の本店があり、地域に根ざした営業網を展開している。また、不良債権を抱え、経営困難に陥った地方銀行の救済を目的に、資金力のある地銀による吸収合併が進んでおり、九州管内での業界再編が行われている。ふくおかフィナンシャルグループ親和銀行熊本ファミリー銀行を傘下に入れ、西日本シティ銀行長崎銀行を傘下に入れた。また山口県に地盤がある山口フィナンシャルグループ傘下の山口銀行が北九州地方に攻勢をかけており、2011年10月には北九州銀行が山口銀行の北九州地区部門から分割・設立するなど北九州地方の動きが活発である。

情報通信業では、ITソフトウェア関連のサービス業が伸びており[要出典]、その多くが福岡市内に集積している。

域内総生産[16]

  • 都道府県
    • 福岡県 18兆840億円
    • 佐賀県 2兆935億円
    • 長崎県 4兆379億円
    • 熊本県 5兆708億円
    • 大分県 4兆473億円
    • 宮崎県 3兆560億円
    • 鹿児島県5兆357億円
  • 政令指定都市
    • 福岡市7兆197億円、北九州市 3兆523億円

交易

位置的に朝鮮半島中国東南アジアなどに近く、特にアジアとの貿易や輸送が盛んである。実際に、福岡市や関門地方からでは、東京都よりもソウル(韓国)の方が近い。

人口

各県の人口

都道府県番号 都道府県名 順位 人口 割合
JP-40 福岡県 9 5,072,804 3.96%
JP-41 佐賀県 42 849,709 0.66%
JP-42 長崎県 27 1,426,594 1.11%
JP-43 熊本県 23 1,817,410 1.42%
JP-44 大分県 33 1,196,409 0.93%
JP-45 宮崎県 36 1,135,120 0.89%
JP-46 鹿児島県 24 1,706,428 1.33%
合計 13,204,474 10.33%

※順位・人口・割合は2010年国勢調査速報値のデータによる[19]

年齢構成

年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]

年齢 人口
0 - 4歳 687
5 - 9 726
10 - 14 760
15 - 19 846
20 - 24 918
25 - 29 936
30 - 34 974
35 - 39 876
40 - 44 886
45 - 49 973
50 - 54 1131
55 - 59 1040
60 - 64 899
65 - 69 847
70 - 74 805
75 - 79 661
80歳以上 819

年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]

年齢
353 0 - 4歳 334
373 5 - 9 353
389 10 - 14 371
433 15 - 19 413
460 20 - 24 458
461 25 - 29 475
473 30 - 34 501
418 35 - 39 458
428 40 - 44 458
477 45 - 49 496
559 50 - 54 572
508 55 - 59 532
419 60 - 64 480
383 65 - 69 464
352 70 - 74 453
268 75 - 79 393
248 80歳以上 571


市町村

主要都市

九州七県の主要都市を掲載する。

福岡市(1,645,364人)・北九州市(912,308人)・熊本市(737,108人)
鹿児島市(585,724人)・大分市(471,676人)・長崎市(391,744人)・宮崎市(394,609人)・久留米市(299,354人)
佐世保市(232,268人)
佐賀市(229,203人)
  • 人口10万人以上の都市
福岡県  飯塚市(123,516人)・大牟田市(105,195人)・春日市(109,857人)・筑紫野市(105,327人)
佐賀県  唐津市(112,528人)
長崎県  諫早市(131,495人)
熊本県  八代市(118,834人)
大分県  別府市(112,459人)
宮崎県  都城市(159,474人)・延岡市(112,109人)
鹿児島県 霧島市(122,009人)・鹿屋市(98,367人)

教育

国立大学

公立大学

私立大学

高等専門学校

文化

名所・史跡・観光

国立施設

野球場

サッカー場(陸上競技場)

遊園地等

地域文化

交通

鉄道・軌道(ケーブルカーを除く)

新幹線
JR九州本社直轄の九州新幹線と、西日本旅客鉄道(JR西日本)福岡支社管轄の山陽新幹線の一部とが存在する。
九州新幹線の開通区間は現在、鹿児島ルート鹿児島中央駅博多駅である。山陽新幹線との間で鹿児島中央駅~新大阪駅間の直通列車が運転されている。また、長崎ルートも開業を目指して建設が進められている。
在来線
山陽新幹線の回送線を旅客線化した博多南線(JR西日本福岡支社の管轄)以外の在来線は全てJR九州が管理している。
公営交通
九州で唯一地下鉄事業を行う事業者として福岡市交通局(福岡市営地下鉄)が存在するほか、軌道事業を行う事業者として熊本市交通局鹿児島市交通局が存在する。
私鉄
大手私鉄の一つである西日本鉄道(西鉄)が福岡県下に路線網をもつほか、福岡県、長崎県、熊本県に中小私鉄4事業者が存在する。なお、これには組織上第三セクターであるものの、慣例的に一般私鉄に分類される島原鉄道を含む(詳細については島原鉄道を参照)。
第三セクター鉄道
第三セクター鉄道としては、東九州の大分・宮崎県を除いた5県に7事業者9路線が存在する。都市交通の整備のため建設された北九州高速鉄道以外は、いずれも国鉄・JRの赤字路線や並行在来線を転換開業したものである。
鉄道・軌道事業者の一覧

専用鉄道#九州地方も参照

主なバス会社

道路

航空

定期路線が就航する空港は、本島は福岡県には福岡空港北九州空港の2か所あり、その他の各県にも1か所は存在するなど比較的早期から整備が進められており、東京大阪を中心とした本州への便は山陽新幹線と激しく競合している。また、鉄道では行きにくい四国北海道を結ぶ空路もある。離島にも空港が整備され、本島と離島を結ぶ空路も多く利用されている。

地理的に大韓民国中華人民共和国など東アジア東南アジアの周辺国が東京や大阪よりも近いこともあり、本島では佐賀空港を除き韓国への便があり、最大規模の福岡空港では周辺国や東南アジア方面への便もある。

スポーツ

本拠地を置くチーム・団体

定期開催される大会

開催された世界大会

出身者

九州出身の著名人は以下のリストを参照。

その他

参考文献

脚注

  1. ^ a b c 平成21年全国都道府県市区町村別面積調国土地理院
  2. ^ a b 島国領土のみから成っている国) である日本を構成する6,852に対する『国土交通省』による区分け ⇒ 6,852島本土5島離島6,847島)。<出典>『国土交通省』サイト 離島振興課 離島とは(島の基礎知識)[1] 2009年11月27日閲覧。
  3. ^ 【参考】 世界の島国領土のみで構成されている国) 一覧[2]
  4. ^ 国土地理院』サイト、「島面積」より ⇒ [3]
  5. ^ <参考> 世界のの面積順位 ⇒ List of islands by area より抜粋 ( オーストラリア大陸の面積未満で、四方を水域に囲まれる陸地 )
    第1位 グリーンランド

    第6位 スマトラ島インドネシア共和国
    第7位 本州
    第8位 ビクトリア島カナダ
    第9位 グレートブリテン島イギリスイングランドスコットランドウェールズ))

    第20位 アイルランド島アイルランド共和国およびイギリス北アイルランド))
    第21位 北海道

    第36位 スピッツベルゲン島ノルウェー
    第37位 九州

    第49位 バナナル島ブラジル
    第50位 四国
  6. ^ 平成17年 都道府県・市区町村別統計表(一覧表)独立行政法人統計センター「平成17年国勢調査」)
  7. ^ a b 「九州地方」『日本地名大百科』小学館、1996年、380-381頁。
  8. ^ a b 『世界大百科事典 7』、188-189頁。
  9. ^ 「九州」『コンサイス日本地名事典』三省堂、第4版、1998年、396頁
  10. ^ a b c d 『世界大百科事典 7』、189頁。
  11. ^ 「九州地方」『コンサイス日本地名事典』三省堂、第4版、1998年、396頁。本来の範囲は「九州」と同じく7県としているが、現在は実質的に沖縄県を含めた8県が「九州地方」の範囲である、と解説している。
  12. ^ 例として九州総合通信局の管轄範囲に沖縄県は含まれない。
  13. ^ 『NHK年鑑』では見出しを「九州」とする一方で、本文中では「九州・沖縄」と表現している。テレビ番組としては九州朝日放送制作のブロックネット番組「スーパーJチャンネル九州・沖縄」などがある。
  14. ^ 産経新聞社九州・山口本部では「九州・山口特別版」を発行している。朝日新聞西部本社毎日新聞西部本社読売新聞西部本社発行の新聞記事中でも「九州・山口」は用いられる。テレビ番組としてはブロックネット番組「アサデス。九州・山口」がある。
  15. ^ 古事記・国産み神話においては、隠岐の次、壱岐の前に筑紫島(九州)は、四面をもって生まれたとされる。
    次生、筑紫島。此島亦、身一而、有面四。面毎有名。故、筑紫国謂、白日別。豊国、言、豊日別。肥国、言、建日向日豊久士比泥別。熊曾国、言、建日別。
  16. ^ [4]九州経済産業局調査(平成17年度県民経済計算について)
  17. ^ 平成19年度県民経済計算
  18. ^ World Economic Outlook Database
  19. ^ 平成22年国勢調査 結果の概要”. 総務省 統計局. 2011年4月19日閲覧。

関連項目

その他日本の主な島