佐世保市交通局

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佐世保市交通局
Sasebo City Transportation Bureau
種類 地方公営企業
略称 市バス、市営バス
本社所在地 日本の旗 日本
857-0862
長崎県佐世保市白南風町7-38
設立 1927年2月
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
主要子会社 させぼバス
宇久観光バス(佐世保市が直接出資)
外部リンク http://city-sasebo-koutuu.jp/index.html
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一般路線車(中型ワンステップバス・佐世保駅前にて)
一般路線車(小型ノンステップバス
佐世保観光PRラッピングを施された一般路線車
1985年から1987年ごろまで採用された一般路線車の塗装(2012年にこの塗装は消滅)

佐世保市交通局(させぼしこうつうきょく)は、長崎県佐世保市でバス事業を行っている地方公営企業である。通称は佐世保市営バス。市民の間では単に市バス、もしくは市営バスと呼ばれることもある。

沿革[編集]

  • 1927年2月 西肥自動車から営業権の一部を買収し、自動車運送事業の免許を取得。
  • 1927年3月 佐世保市土木課自動車係として事業開始(運行車両8両(西肥自動車より22,000円で譲渡)、運行区間は春日町 - 日宇駅前の本線と今福町などの枝線を含む約12km)。
  • 1950年4月 一般貸切バス事業開始。
  • 1952年10月 水道課(のちの佐世保市水道局)とともに公営企業化、佐世保市企業局交通課として自動車・交通船を管轄。
  • 1954年4月 定期観光バス事業開始。
  • 1955年1月 駅前営業所車庫落成。
  • 1955年4月 鉄筋コンクリート3階建ての現局舎落成。
  • 1955年10月 大野営業所を設置。
  • 1955年7月 市港湾管理事務所より鹿子前観光港の観光船事業を移管。
  • 1962年4月 佐世保市交通局となる。
  • 1962年12月 定期バス俵ヶ浦延長を期に交通船を廃止。
  • 1963年7月 黒髪営業所を設置。
  • 1965年8月 ワンマンバスの運行開始。
  • 1969年3月 矢峰営業所を設置。大野営業所と干尽整備工場の機能を集約移転。
  • 1988年4月 長崎県内5事業者共通回数券を発売。
  • 1994年7月 西海パールシーリゾートオープンに伴い、観光船事業を第三セクター「西海パールシーリゾート」に委譲。
  • 2001年3月 ワンステップバスの導入。
  • 2002年1月 全国初共通ICカード長崎スマートカード導入。
  • 2003年3月 ノンステップバスの導入。
  • 2004年3月 定期券を長崎スマートカードの機能と一体化する(定期券のICカード化)。
  • 2009年4月28日 100%出資子会社の「させぼバス株式会社」を設立。
  • 2009年12月1日 矢峰営業所の所属車両・路線をさせぼバスに譲渡および管理委託化。
  • 2012年12月1日 黒髪営業所の所属路線をさせぼバスに管理委託化。

営業所[編集]

  • 駅前営業所(長崎県佐世保市白南風町7-38)
    • 駅前営業所に所属する車両は車体前面と後面の車両番号の横に赤色()のステッカーが貼られている。
  • 黒髪営業所(長崎県佐世保市黒髪町14-20)
    • 黒髪営業所に所属する車両は車体前面と後面の車両番号の横に青色()のステッカーが貼られている。
  • 矢峰営業所(長崎県佐世保市矢峰町157)
    • 矢峰営業所に所属する車両は営業所による色識別は行われておらず(無色)、車両番号の横にステッカーは貼られていない。

案内所・定期券販売所[編集]

  • 駅前案内所(長崎県佐世保市白南風町7-38)
  • 島瀬定期券発売所(長崎県佐世保市島瀬町5)

路線バス[編集]

佐世保市内の浅子地区、針尾島地区、三川内地区、広田重尾地区、柚木地区の山間部及び2005年以降に合併した吉井地区、世知原地区、小佐々地区、江迎地区、鹿町地区を除く市内広域複数の路線を運行している。基本的には佐世保駅を中心に路線を展開しており、住宅の密集している天神地区・山手地区などでは、複雑な循環路線なども多数運行している。清水循環や山祇循環(戸尾中央通経由)、若葉循環、祇園循環は一方通行となっている。山祇循環線の小佐世保町 - 山祇町間の様に上り・下りの便数が極端に違うルートも多い。自家用車の交通が多い山手バイパス南側や相浦桟橋(大潟町経由)のような閑散路線もある。国道35号沿いは同じ方面に向かうバス(佐世保駅前行きや矢峰行き等)が何台も並んで運行しているのが見受けられる。最も運行頻度が高いのは、佐世保駅方面からの路線が小佐世保町方面に分岐する京町と市北部方面からの路線が山祇循環に分岐する戸尾町の間。逆に最も少ないのが、矢峰行き2本のみ運行する佐世保駅みなと口(佐世保駅14番のりば)である。

西肥バスとは幹線が重複する。分岐する郊外路線は長らくすみ分けが確立していたが、2002年、規制緩和の影響で西肥バスがもともと市営バスの単独路線であった黒髪 - もみじが丘線、佐世保実業高校線に参入。それを皮切りに、2005年、これも市営バスの単独路線であった国道35号の裏通りで住宅街も多い大宮町経由に参入してますます競争が激しくなっている。2006年10月1日からSUNQパスを利用して乗車できるようになった。

バス停の配置も複雑で、例えば「松浦町」というバス停も、実際は「松浦町中央公園口」・「松浦町国際通」・「松浦町名切グランド前」という様に3箇所に分散している。大和町も「大和町西龍橋」・「大和町中央病院前」・「大和町国道筋」と3箇所に分散。京町(佐世保駅、島瀬町各方向とも2箇所)、島瀬町バス停(松浦町方向行きのみ2箇所)についても経路別に乗り場が違う。松浦町については「松浦町中央公園口」・「松浦町国際通」相互間、大和町についても「大和町西龍橋」・「大和町中央病院前」相互間に停車する便も存在する。

常用漢字表記を遵守しており、西肥バスの「牽牛崎入口」に対し「けん牛崎入口」と異なっている。同様に「うど越(鵜渡越)」・「おしの浦(鴛の浦)分道」などがある。

整理券番号は11番から始まる独自の方式となっており、車内の運賃表示器にも1番から10番の表示欄はない。

方面・行先の表示[編集]

特に運行頻度が高い路線や経由地が複雑な路線などは、幕式の行先表示器においてアルファベットに分類して経由地と行き先の右側に表示している。これは、米軍からの要請により始まったもので、当初は米軍より提供された方向板をバスの前面ウインドウに立てかけて表示していた。LED式の行先表示器に関しては、2009年4月のダイヤ改正までは下記の行き先の際は表示をしていたが、大宮→天神循環(B1)、大黒→天神循環(B2)の2系統を残し表示をやめ、2012年12月のダイヤ改正を最後に、全ての系統で表示しなくなった。 なお、LED式の行先表示器に改造されていない車両に関しては、行き先の改名の際や新たな経由地などを運行する場合、幕に新たに書き込みなどはせず、改称前の表示のまま改称後の行き先や新たに設定した経由地の書かれたサボ(補助板)を正面と側面の行先表示器下に掲示して対応している。

表示 経由地(方面) 主な行先
A
黒髪 黒髪、木場入口、上木場
B1
天神方面(大宮町経由) 天神循環、十郎原、東浜、海自教育隊前
B2
天神方面(中大黒経由) 天神循環、海自教育隊前
C
矢峰 矢峰、柚木
D
大野 大野、佐世保商業高校
F1
相浦方面(大野経由) 相浦桟橋、真申
F2
相浦方面(日野峠またはSSK経由) 相浦桟橋、真申、小野町
G1
下船越方面(赤崎経由) 下船越、俵ヶ浦(※白浜)、つくも苑
G2
下船越方面(動植物園前経由) 下船越、展海峰入口→つくも苑
H
  日野峠
M
  佐世保駅前

その他の路線は、経由地と行先のみを表示している。

車両[編集]

4メーカー導入しており、UDトラックス(旧:日産ディーゼル)いすゞ自動車が多く、三菱ふそう日野自動車の順である。富士重工業西日本車体工業製の車両も在籍している。

車両番号は「市○○○」という3桁(4桁)の通し番号が使われ、車両メーカーに関係なく付番されている。忌み番号はないため、末尾42・49の番号も使われている。

現行の一般路線車の塗装はクリーム色地に赤、薄青色の帯。ツーマン時代から続く市営カラーであるが、かつてのものと比較すると、フロントのラインが直線的になっていたり、窓部分を白く塗り分けていたのが廃止されていたり、更に細部に渡り多数の変更が施されているのが分かる。

  • 1965年ごろから1975年、ワンマン運転開始と共に、クリーム色地にオレンジの帯のワンマンカー専用色が導入される。
  • 1976年からは、ワンマンカーも薄青帯従来色での導入になる。この時から新車は冷房車になる。
    • オレンジ帯のワンマンカーの冷房化改造も開始される。更新された車両は濃い青の帯に変更、アローラインが採用されたシャープなデザインとなる、この更新工事は1982年ごろまで続けられる。
  • 1981年から1983年には更新車カラーで新製車が導入され、オレンジ帯で残っていたワンマンカラー車は代替全廃される。
  • 1985年から1987年ごろに導入された車両はクリーム色地に緑色濃淡の帯である。
  • 1988年以降の導入車両は現行色である。

年式が古いバスも多数在籍しており、大事に扱われている。

経営改善を目的に1998年から新車導入と平行して、東京都交通局相鉄バス川崎鶴見臨港バスなど首都圏からの事業者の中古車両の導入を行っており、2011年からは初期に中古導入した元東京都交通局の車両の廃車に伴い、新たに江ノ電バス立川バス神奈川中央交通西武総合企画横浜京急バスなどから中古車両を導入している。

ターミナル[編集]

主なターミナルは、佐世保駅前にある。

  • 1番のりば:[快速便]パールシーリゾート九十九島水族館(有料シャトルバス)、定期観光バス
  • 2番のりば:矢峰、柚木、総合教育センター前
  • 3番のりば:黒髪、もみじが丘、食品団地、木場入口、大岳台循環(卸団地・尼潟)、早岐下の原、若葉循環、エコスパ佐世保、上木場
  • 4番のりば:大野、佐世保商業高校、相浦桟橋(大野経由)、真申(大野経由)、桜木、天久保、小川内
  • 5番のりば:高梨・花園・俵町循環、祇園循環、清水循環、比良町経由日野峠、弓張岳展望台烏帽子岳、山祇循環(勝富町経由)
  • 6番のりば:相浦桟橋、小野町、木宮町、水産市場前、真申(日野経由)、パールシーリゾート九十九島水族館(快速便除く)、佐世保実業高校、長崎短大九文高校、日野峠
  • 7番のりば:下船越、赤崎団地、俵ヶ浦(※白浜)、展海峰入口→つくも苑、SSK西門口、おしの浦分道
  • 8番のりば:天神循環、十郎原、東浜、海自教育隊前
  • 9番のりば:沖新町、東浜(沖新経由)
  • 10番のりば:木風、前畑循環、臨時(競輪場他)
  • 11番のりば:佐世保バスセンター(西肥バスが使用)
  • 12番のりば:早岐方面(西肥バスが使用)

※夏季の俵ヶ浦行きは、一部白浜行きに変更。 ※春季・秋季のつくも苑行きは一部展海峰経由に変更。

  • 2番、3番のりば:西肥バスと共同使用。
  • 11番、12番のりば:西肥バスの単独使用。
  • 上記以外ののりば:市営バスの単独使用。

定期観光バス[編集]

佐世保市内を巡るコースが朝と昼に運行されている。コースは佐世保駅 - 海上自衛隊佐世保史料館 - 九十九島遊覧船(パールクイーン)乗船 - 西海パールシーリゾート - 弓張岳展望台 - 佐世保駅。所要時間は約3時間50分。

長崎スマートカード[編集]

1988年4月に導入された佐世保市営バス西肥バス長崎県営バス長崎バス島鉄バスで使える共通の紙式回数券に代わり、2002年1月21日に上記の5社で使える全国初の共通ICバスカード「長崎スマートカード」が導入された。これにはソニーFeliCa(フェリカ)という技術が使われている。

2004年に長崎スマートカードへの切り替えが完了したため、佐世保市営バスを含めた上記5社の各回数券の販売が同年9月30日をもって中止され、2005年4月1日から回数券は使用できなくなった。2005年12月12日にはドコモのみであるが、おサイフケータイに対応した。

なお、佐世保市営バス限定で利用可能な紙式回数券は現在も発売されている他、市営バス単独で使える一日乗車券も発売されている(1枚500円、当日限り有効)。 この回数券は、平日は大宮町~堺木~烏帽子岳~九十九島動植物園~鹿子前桟橋(西海パールシーセンター)~弓張岳の間(交通局HPでの説明)に限られるが、2009年10月1日以降、土・日曜、祝日は定期観光を除き、全線で使用可能になっている。

関連項目[編集]

長崎スマートカード関連[編集]

外部リンク[編集]