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* 「[[親学]]」とよばれる教育論を推進している<ref>[http://hakubun.jp/2012/04/%E3%80%8C%E8%A6%AA%E5%AD%A6%E3%80%8D%E6%8E%A8%E9%80%B2%E8%AD%B0%E9%80%A3-4/ 本人のブログ]</ref>。
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* 一般社団法人[[日本青少年育成協会]]の顧問を務める。[[週刊金曜日]]と[[日刊ゲンダイ]]は、下村が[[官僚]]の反対を押し切って、同社団の前会長で中堅学習塾の旧知の代表を文部科学省[[教育再生実行会議]]に追加選任し批判されたと報じた<ref>[http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?tag=%E4%B8%8B%E6%9D%91%E5%8D%9A%E6%96%87 教育再生実行会議メンバーからの献金も――塾業界と癒着する下村大臣] - 週刊金曜日ニュース(2013年2月8日号)。</ref><ref> [http://web.archive.org/web/20130202003218/http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130116-00000002-a_aaac 許されるのか! 下村文科相がスポンサーの塾経営者を「教育再生会議」委員にゴリ押し] - gendai.net(2013年1月16日7:00)</ref>。
* 一般社団法人[[日本青少年育成協会]]の顧問を務める。[[週刊金曜日]]と[[日刊ゲンダイ]]は、下村が[[官僚]]の反対を押し切って、同社団の前会長で中堅学習塾の旧知の代表を文部科学省[[教育再生実行会議]]に追加選任し批判されたと報じた<ref>[http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?tag=%E4%B8%8B%E6%9D%91%E5%8D%9A%E6%96%87 教育再生実行会議メンバーからの献金も――塾業界と癒着する下村大臣] - 週刊金曜日ニュース(2013年2月8日号)。</ref><ref> [http://web.archive.org/web/20130202003218/http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130116-00000002-a_aaac 許されるのか! 下村文科相がスポンサーの塾経営者を「教育再生会議」委員にゴリ押し] - gendai.net(2013年1月16日7:00)</ref>。

== 献金問題 ==
* 3億円余りの巨額[[詐欺]]容疑で逮捕された人物から総額36万円の[[献金]]を受けていたと[[週刊文春]]に報じられた<ref>[http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2507 週間文春 2013.03.20]</ref>。
* 新興宗教「[[ワールドメイト]]」から300万円の献金を受けていた<ref>[http://www.mynewsjapan.com/reports/1758 My News Japan]</ref>。そのワールドメイトの教祖が代表である団体が主催した「スポーツ平和サミット東京大会」(2013年7月開催)に出席し、挨拶を行った<ref>[http://dailycult.blogspot.jp/2013/07/blog-post_30.html やや日刊カルト新聞 2013年7月30日]</ref>。
* [[日本共産党]]の機関紙[[しんぶん赤旗]]や[[週刊金曜日]]に、下村が支部長を務める自民党支部が進学塾や予備校などの関連企業から7年間で、1300万円近い献金を受け取っていたと報じられた<ref name="akahata">しんぶん赤旗 2013年1月21日</ref><ref>週刊金曜日ニュース 2013 年2月20日</ref>。献金企業の代表者の中には、教育再生実行会議のメンバーもいるとされた<ref name="akahata" />。


== 人物像 ==
== 人物像 ==

2014年2月18日 (火) 10:41時点における版

下村 博文
しもむら はくぶん
生年月日 (1954-05-23) 1954年5月23日(70歳)
出生地 群馬県高崎市(旧群馬郡倉渕村
出身校 早稲田大学教育学部
前職 学習塾経営者
所属政党新自由クラブ→)
無所属→)
自由民主党町村派
称号 教育学士(早稲田大学 1979年)
公式サイト 下村博文公式WEB

内閣 第2次安倍内閣
在任期間 2012年12月26日 - 現職

選挙区 東京11区
当選回数 6回
在任期間 1996年 - 現職

選挙区 板橋区選挙区
当選回数 2回
在任期間 1989年 - 1996年
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下村 博文(しもむら はくぶん、本名の読みは「ひろふみ」[1]1954年5月23日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(6期)、文部科学大臣第18代)。

来歴

生い立ち

群馬県高崎市(旧倉渕村)出身。内閣官房副長官文部科学大臣政務官法務大臣政務官などを歴任。自由民主党では副幹事長、国会対策副委員長、広報局次長、新聞局次長、議院運営委員会理事などを歴任。あしなが育英会の元副会長。

1963年、小学3年生の時に父親が飲酒運転違反の単独事故で亡くなる[2]。その後、ほぼ自給自足生活の中、母がパートをして3人の子供を育てる[3]交通遺児育英会の交通遺児奨学生第1期生となり、群馬県立高崎高校に進む。早稲田大学教育学部に入学後、早稲田大学雄弁会に所属した。4年生の時、友人らと共に小学生対象の学習塾「博文館」を開設[4]

地方政界にて

1985年東京都議会議員選挙板橋区新自由クラブから出馬、落選。4年後の1989年東京都議会議員選挙民社党社民連進歩党推薦の無所属候補として初当選。1993年東京都議会議員選挙に自民党から出馬、当選(2期目)。

国政にて

2010年6月10日東京都豊島区にて

1996年第41回衆議院議員総選挙に自民党から出馬し、初当選。清和政策研究会へ入会。同年、親友で同じ派閥に所属する自民党青年局長安倍晋三の下で同次長。2000年第42回衆議院議員総選挙に自民党から出馬し、2選。自民党「明日を創る会」のメンバー。2002年衆議院議事進行係に就任。自民党の文部科学部会副部会長。2003年第43回衆議院議員総選挙に自民党から出馬し、3選。法務大臣政務官に就任。刑務所、少年院、教護院などの視察、教育に関するセミナーの開催などを行った。

2005年第44回衆議院議員総選挙に自民党から出馬し、4選。文部科学大臣政務官に就任。未来を見据えた教育のあり方、法整備に関する官民学の勉強会を立ち上げる。その後、自民党副幹事長に就任。皇室典範改正に対しては、慎重な姿勢を見せている。2006年8月29日、日本政策研究センターのシンポジウムで、「いわゆる“自虐史観に基づいた歴史教科書”も官邸のチェックで改めさせる」との意向を表明した。同年9月26日安倍内閣内閣官房副長官に就任。幼保一元化を推進するための制度改革に着手。福田康夫内閣では「留学生三十万人計画」の委員会委員長。

2009年第45回衆議院議員選挙に自民党から出馬し、新党日本新人の有田芳生を約3500票差の僅差で破り、5選。東京都選出で下村以外に小選挙区で当選したのは石原伸晃平沢勝栄井上信治の3人のみ。2012年、安倍自民党総裁のもと、教育再生実行本部が設立され教育再生実行本部長就任。教育システム・大学入試・教育委員会制度・教科書検定などの抜本的な改革案の中間報告を取りまとめた。同年の第46回衆議院議員総選挙に自民党から出馬し、6選。第2次安倍内閣文部科学大臣兼教育再生担当大臣として初入閣。2013年9月、第32回夏季オリンピック東京大会並びに第16回夏季パラリンピック東京大会開催が決定したことを受け、同年9月13日付で、国務大臣としての所管事項として「二千二十年オリンピック・パラリンピック東京大会の円滑な準備に資するため行政各部の所管する事務の調整」[5]を担当することとなった[6]

政策・主張

歴史認識

その他

2013年10月31日アメリカ合衆国エネルギー長官アーネスト・モニーツ(右)と
  • 違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案を担当。公明党と共に提出、成立に尽力した[10][11]
  • 日本のTPP参加には賛成の立場を取る[12]
  • 日本の核武装については、今後の国際情勢によっては検討すべきとしている[12]
  • 2002年には例外的に夫婦の別姓を実現させる会に賛同していたが、現在は、「夫婦別姓というのは結果的に家族崩壊に繋がる」などとして、選択的夫婦別姓には反対している[13][14]
  • 2007年 安倍首相(当時)の初訪米の時、当時から懸念されていた米国における日本のプレゼンスの確保、増大、日米関係を支えるアメリカ側の人材育成という重要課題に取り組むために、官房副長官として官民学一体の会合をブレアハウスで開き、アメリカでの日本語教育、留学生支援を後押しした[15]
  • 2012年、超党派国会議員主催によるダライ・ラマ法王14世特別講演会を開催。世話人代表。チベット支援国会議員連盟設立で中心的な役割を果たした。
  • 親学」とよばれる教育論を推進している[16]
  • 一般社団法人日本青少年育成協会の顧問を務める。週刊金曜日日刊ゲンダイは、下村が官僚の反対を押し切って、同社団の前会長で中堅学習塾の旧知の代表を文部科学省教育再生実行会議に追加選任し批判されたと報じた[17][18]

献金問題

  • 3億円余りの巨額詐欺容疑で逮捕された人物から総額36万円の献金を受けていたと週刊文春に報じられた[19]
  • 新興宗教「ワールドメイト」から300万円の献金を受けていた[20]。そのワールドメイトの教祖が代表である団体が主催した「スポーツ平和サミット東京大会」(2013年7月開催)に出席し、挨拶を行った[21]
  • 日本共産党の機関紙しんぶん赤旗週刊金曜日に、下村が支部長を務める自民党支部が進学塾や予備校などの関連企業から7年間で、1300万円近い献金を受け取っていたと報じられた[22][23]。献金企業の代表者の中には、教育再生実行会議のメンバーもいるとされた[22]

人物像

  • 利き腕は左[24]
  • 早稲田大学雄弁会では幹事長に選出され、これを契機に多くの雄弁会出身の国会議員と知り合う[要出典]
  • 「日本アルベルト・シュヴァイツァー顕彰協会」から2011年に「アルベルト・シュヴァイツァー賞」を受賞した。なお、同協会は、EM菌と呼ばれるオリジナル・ブレンドの微生物で水質を浄化したり放射能まで消せてしまうとする理美容室経営者の団体「SPC Japan」を母体としている団体である[25]。同団体はEM菌自体が疑似科学であるとされ、批判されている[26]
  • 細川珠生は著書[27]の中で、下村を、“日本を変える次世代リーダー10人”に選んだ。
  • 小泉内閣で始まった構造改革特区では、不登校やLD児などの全国のNPO法人の代表に働きかけ、アメリカのチャータースクールのような学校の設立を教育特区で行うための勉強会を、官民NPO団体共同で開催した[28]
  • 自身のブログ(2012年6月23日)において、阿部宣男板橋区ホタル生態環境館館長)が主張する「ナノ純銀粒子による放射性物質の低減」について述べている[29][30]
  • 自称予言者のジュセリーノ・ダ・ルースが2007年に訪日した際、会見し、そのメッセージが重要である、と述べた[31]。下村はジュセリーノの予言について「ほとんど90%当たっている」と述べている[30]
  • 2013年8月21日、松江市教育委員会が市立小中学校において「はだしのゲン」の閲覧制限を行い批判を受けた件について、下村は、「子供の発達段階に応じた配慮は必要で、法的にも問題はない」と述べ、擁護した[32]。また「教育長が行った要請は適法であった、適切なものであったと理解しております」とも述べた[33]
  • 手かざし」で知られる崇教真光において講演活動[34]の他、同宗教団体の52周年秋季大祭において来賓挨拶[35]、月並祭への参加[36]など、同宗教団体に関わる活動を行っている。

主な所属団体・議員連盟

著書

共著など

論文

脚注

  1. ^ 衆議院議員 下村博文公式ウェブサイト:- 歴史教科書と日本人 - より
  2. ^ 9歳の時 父親が亡くなって 教育再生。日本再生。(下村博文公式WEB)
  3. ^ 細川珠生『未来を託す男たち』(ぶんか社[要ページ番号]
  4. ^ 大学時代から学習塾を経営 本人プロフィール
  5. ^ 「人事異動」『官報』6138号、国立印刷局2013年9月26日、8面。
  6. ^ 20年夏季五輪:東京決定 五輪担当相新設、下村文科相任命 毎日新聞 2013年9月13日閲覧。
  7. ^ a b c “近隣諸国条項は自虐史教育 下村文科政務官が批判”. 共同通信社. 47NEWS. (2005年3月6日). http://www.47news.jp/CN/200503/CN2005030601003534.html 2013年4月22日閲覧。 
  8. ^ “河野談話は再調査必要 従軍慰安婦めぐり下村氏”. 共同通信社. 47NEWS. (2006年10月25日). http://www.47news.jp/CN/200610/CN2006102501000694.html 2012年9月20日閲覧。 
  9. ^ “「日本軍関与せず」と表明 下村氏、慰安婦問題で”. 共同通信社. 47NEWS. (2007年3月26日). http://www.47news.jp/CN/200703/CN2007032601000464.html 2013年5月22日閲覧。 
  10. ^ “DVDリッピング違法化+私的違法ダウンロード刑罰化法案、衆議院で可決”. INTERNET Watch (Impress Watch). (2012年6月15日). http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120615_540420.html 2013年4月22日閲覧。 
  11. ^ 違法ダウンロードと杉良太郎さん
  12. ^ a b “2012衆院選 東京11区 下村博文”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A13011001001 2013年5月30日閲覧。 
  13. ^ 自身のブログ
  14. ^ 清和政策研究会フォーラム 2010年5月13日
  15. ^ 「オバマのアメリカ・どうする日本」三和書房[要ページ番号]
  16. ^ 本人のブログ
  17. ^ 教育再生実行会議メンバーからの献金も――塾業界と癒着する下村大臣 - 週刊金曜日ニュース(2013年2月8日号)。
  18. ^  許されるのか! 下村文科相がスポンサーの塾経営者を「教育再生会議」委員にゴリ押し - gendai.net(2013年1月16日7:00)
  19. ^ 週間文春 2013.03.20
  20. ^ My News Japan
  21. ^ やや日刊カルト新聞 2013年7月30日
  22. ^ a b しんぶん赤旗 2013年1月21日
  23. ^ 週刊金曜日ニュース 2013 年2月20日
  24. ^ 第85回記念選抜高等学校野球大会始球式より[要出典]
  25. ^ アルベルト・シュヴァイツァー賞受賞とSPC JAPAN(下村博文) 本人公式サイト , ウェブ魚拓
  26. ^ 「『水質浄化』EM菌効果 検証せぬまま」、朝日新聞、2012年7月3日
  27. ^ 「未来を託す男たち」(細川珠生著 ぶんか社)1999年
  28. ^ 「学校を変える教育特区」大村書店[要ページ番号]
  29. ^ ホタル生態環境館のホタルの奇形出現 | 下村博文 , ウェブ魚拓
  30. ^ a b 「放射能は菌と銀で除去」? 下村文科相の“絶賛”科学とは」『週刊朝日』2013年2月1日号、朝日新聞出版、2013年1月28日、2013年1月28日閲覧 
  31. ^ Internet TV 超人大陸, 2007年
  32. ^ 「はだしのゲン:閉架措置に下村文科相『問題ない』」 毎日新聞 2013年08月21日
  33. ^ 下村博文文部科学大臣記者会見録、2013年8月30日
  34. ^ 下村博文公式ホームページ
  35. ^ http://hakubun.jp/2011/11/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%8C%A8%E6%8B%B6/ 下村博文公式ホームページ]
  36. ^ 本人ブログ

関連項目

外部リンク