岩城光英

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
岩城 光英
いわき みつひで
岩城光英 東京都千代田区にて.jpg
2015年8月12日 東京都千代田区にて
生年月日 (1949-12-04) 1949年12月4日(72歳)
出生地 日本の旗 日本 福島県いわき市
出身校 上智大学法学部法律学科卒業
前職 サントリー従業員
いわき市議会議員
福島県議会議員
いわき市長
所属政党 自由民主党安倍派
称号 法学士(上智大学・1973年
公式サイト いわき光英 オフィシャルウェブサイト

日本の旗 第96代 法務大臣
内閣 第3次安倍第1次改造内閣
在任期間 2015年10月7日 - 2016年8月3日

選挙区 福島県選挙区
当選回数 3回
在任期間 1998年7月26日 - 2016年7月25日

当選回数 2回
在任期間 1990年 - 1997年

選挙区 いわき市選挙区
当選回数 2回
在任期間 1986年 - 1990年

当選回数 2回
在任期間 1980年 - 1986年
テンプレートを表示

岩城 光英(いわき みつひで、1949年12月4日 - )は、日本政治家自由民主党所属の元参議院議員(3期)。

法務大臣第96代)、内閣官房副長官第1次安倍改造内閣福田康夫内閣福田康夫改造内閣)、国土交通大臣政務官第1次小泉第1次改造内閣)、参議院議院運営委員長(第61代)、自由民主党参議院政策審議会長いわき市長(2期)、福島県議会議員(2期)、いわき市議会議員(2期)等を歴任した。

来歴[編集]

岩城光英

福島県いわき市生まれ。会津美里町で幼少期を過ごし、町立尾岐小学校に入学したが、父の転勤のため一日だけの在校で、小野町立小野新町小学校に転校した。いわき市立小名浜第二中学校、福島県立磐城高等学校上智大学法学部法律学科卒業。大学卒業後、サントリーに入社する。1974年、父親の死去により出身地のいわき市へ戻り、警備員等の職を経て学習塾を経営[1]1979年いわき市議会議員補欠選挙に立候補するも、落選した[1]。翌年10月のいわき市議選で初当選し、市議を2期6年務める[1]1986年8月、2期目の任期途中に市議を辞職し、福島県議会議員補欠選挙に立候補し当選[1]1987年に福島県議に再選された。

1990年中田武雄いわき市長の急病による市長選立候補断念を受け、同選挙公示直前にいわき市長選への立候補を表明し、10月の選挙で元日本社会党衆議院議員上坂昇を破り、当選した(当時の東北地方最年少市長)。1994年、いわき市長再選。また、全国青年市長会会長も務めた[2]

2期目の任期途中の1997年、いわき市長を辞職。1998年、第18回参議院議員通常選挙自由民主党公認で福島県選挙区(定数2)から立候補し、得票数2位で当選[1]。この選挙では、自民党は現職の佐藤静雄、岩城の2人を擁立したが、野党無所属民主社民公明推薦)の佐藤雄平がトップ当選し、佐藤静雄は落選した。2002年第1次小泉第1次改造内閣国土交通大臣政務官災害対策関係施策及び社会資本整備関係施策等の事務の担当)に任命される[1]

2007年8月、第1次安倍改造内閣内閣官房副長官に任命され、福田康夫改造内閣まで務める[1]

2011年10月、中曽根弘文自由民主党参議院議員会長の下で、参議院政策審議会長に起用される(~2012年10月)。2012年より参議院議院運営委員長2015年10月7日第3次安倍第1次改造内閣法務大臣に任命され、初入閣した[3]。法務大臣就任後、靖国神社に参拝した[4]

2015年12月18日2011年神奈川県川崎市のアパートで3人を殺害し、裁判員裁判死刑が確定した死刑囚を含む、死刑囚2名の刑を執行した[5]。裁判員裁判による死刑判決が確定した死刑囚は7名いるが、死刑が執行されるのは初[6]

2016年3月25日警察庁広域重要指定122号事件久留米看護師連続保険金殺人事件の死刑囚2名の刑を執行した[7]

2016年の第24回参議院議員通常選挙において、福島県選挙区より立候補するものの野党統一候補の増子輝彦に敗れ落選[8]

2019年第25回参議院議員通常選挙に向けては自民党公認の比例代表候補として立候補する意向を示していたが、2019年4月、党の公認を得られず最終的に立候補を見送った[9]

2021年12月、翌年7月の第26回参議院議員通常選挙に自民党を離党し、無所属で福島県選挙区から立候補する意向を示したが[10]、2022年3月、保守分裂選挙を避けるよう自民党関係者からの要請を受け選挙区での立候補を取りやめ[11]、その後、比例区で同党公認を得た[12]

政策・主張[編集]

政治資金[編集]

  • 2021年11月26日、福島県選挙管理委員会が前年分の政治資金収支報告書を公表。これにより、岩城が代表を務める「自民党福島県ふるさと振興支部」が2020年に新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金(雇調金)を4回にわたり、計147万4,292円受け取っていたことが明らかとなった。また、子供がいる女性スタッフがいるとして、新型コロナで臨時休校・休園になった小学校や保育園などの保護者を対象に申請できる両立支援等助成金についても27万9,538円も受給していたことも明らかとなった[18][19]

人物[編集]

  • 日本トライアスロン連合の前会長であり、自身も現役選手として地元福島県の大会に出場するアスリートでもある[1]
  • 高校在学中は生徒会副会長や史学クラブ部長を務めた[1]
  • 上智大学では合気道部主将を務める。合気道三段[1]
  • 恐竜をイメージした「ミッシー」というシンボルマークがある[20]
  • 「プー太」という名前のフレンチブルドッグを飼っている[20]

所属団体・議員連盟[編集]

自民党[編集]

  • 道州制推進本部(顧問)
  • 地域再生戦略調査会(副会長)
  • スポーツ立国調査会(副会長)
  • 科学技術・イノベーション戦略調査会(副会長)
  • 東日本大震災復興加速化本部(副本部長)
  • 参議院自民党政策審議会・原発被害からの福島復興委員会(委員長)

議員連盟[編集]

スポーツ関係[編集]

死刑執行命令数[編集]

著作[編集]

  • 「ひたむきに50年、草の根から20年」[1]
  • 「青年よ故郷に帰って市長になろう(共著)」[1]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l プロフィール:いわき光英 オフィシャルウェブサイト
  2. ^ 第3次安倍改造内閣 閣僚等名簿
  3. ^ “「岩城法相」期待の声 改造内閣で初入閣”. 読売新聞. (2015年10月8日). http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20151007-OYTNT50091.html 2015年10月10日閲覧。 
  4. ^ “閣僚の靖国参拝 外交配慮を欠いている”. 北海道新聞. (2015年10月21日). http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0030308.html 2015年12月19日閲覧。 
  5. ^ “死刑執行 裁判員判決で初 09年川崎3人刺殺”. 毎日新聞. (2015年12月18日). http://mainichi.jp/articles/20151218/k00/00e/040/219000c 2015年12月19日閲覧。 
  6. ^ 2人の死刑執行 裁判員裁判の死刑囚で初 日本経済新聞 2015年12月18日
  7. ^ 2人の死刑執行 女性5人殺害の鎌田死刑囚ら、15年12月以来 日本経済新聞 2016年3月25日
  8. ^ 福島選挙区開票速報
  9. ^ “元職・岩城氏、比例出馬「断念」 参院選、自民党公認得られず”. 福島民友. (2019年4月11日). http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20190411-367893.php 2019年5月29日閲覧。 
  10. ^ “元職・岩城光英氏立候補へ 22年夏参院選、星北斗氏は正式表明”. 福島民友新聞. (2021年12月26日). https://www.minyu-net.com/news/saninsen2022/FM20211226-679392.php 2022年3月31日閲覧。 
  11. ^ “今夏参院選、岩城氏が比例出馬へ 福島選挙区断念、保守分裂を回避”. 福島民友新聞. (2022年3月25日). https://www.minyu-net.com/news/saninsen2022/FM20220325-693409.php 2022年3月31日閲覧。 
  12. ^ 参院選比例に岩城氏擁立 自民 - 時事ドットコム 2022年4月15日
  13. ^ 2010年参院選時毎日新聞アンケート調査への回答
  14. ^ a b 清和政策研究会フォーラム 2010年5月13日
  15. ^ 朝日新聞2016年参院選候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)、(2016年6月23日閲覧))
  16. ^ asahi.com “岩城副長官、虚偽記載か――パーティー券収入を寄付と訂正”. 朝日新聞. (2007年9月1日). http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200708310386.html asahi.com 2007年9月1日閲覧。 
  17. ^ “政治資金収支報告書を訂正 岩城氏、虚偽記載は否定”. 47ニュース. (2007年9月1日). http://www.47news.jp/smp/news/archive/200709/CN2007090101000397.html 2015年10月10日閲覧。 
  18. ^ 政治資金収支報告書 自由民主党滋賀県第一選挙区支部(令和2年分 定期公表) (PDF)”. 滋賀県選挙管理委員会 (2021年11月26日). 2021年12月10日閲覧。
  19. ^ “岩城光英氏代表の政党支部、雇用調整金147万円受給”. 福島民友新聞. (2021年12月10日). https://www.minyu-net.com/news/news/FM20211210-672438.php 2021年12月10日閲覧。 
  20. ^ a b 岩城光英 公式facebook
  21. ^ a b 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年

外部リンク[編集]

議会
先代:
鶴保庸介
日本の旗 参議院議院運営委員長
第61代:2012年 - 2014年
次代:
中川雅治
先代:
中川義雄
日本の旗 参議院農林水産委員長
2005年 - 2006年
次代:
加治屋義人
公職
先代:
上川陽子
日本の旗 法務大臣
第96代:2015年 - 2016年
次代:
金田勝年
先代:
鈴木政二
日本の旗 内閣官房副長官
(政務担当・参議院)

2007年 - 2008年
次代:
鴻池祥肇
先代:
中田武雄
いわき市長
第3代:1990年 - 1997年
次代:
四家啓助
党職
先代:
山本一太
自由民主党参議院政策審議会長
2011年 - 2012年
次代:
世耕弘成