福島県立磐城高等学校

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福島県立磐城高等学校
福島県立磐城高等学校
過去の名称 福島県尋常中学校磐城分校
福島県第二尋常中学校
福島県第二中学校
福島県立磐城中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 福島県の旗 福島県
設立年月日 1896年5月5日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
高校コード 07151A
所在地 970-8026
福島県いわき市平字高月7
北緯37度3分47.6秒東経140度52分46.9秒
外部リンク 公式サイト
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福島県立磐城高等学校(ふくしまけんりつ いわきこうとうがっこう)は、福島県いわき市にある県立高等学校

概要[編集]

旧制磐城中学校を前身とする福島県の高等学校。通称は「磐高(いわこう、ばんこう)」。

男子高時代は磐城女子(現:磐城桜が丘)と並び、ステータスの高い学校として認識されていた。その為、浪人をしてまで入学を希望する生徒が多く、いわゆる「中学浪人」が問題となった[1]

2001年度より女子の受け入れを再開した。

2011年度、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された。

沿革[編集]

校歌・校章・応援歌[編集]

  • 『福島県立磐城高等学校校歌』 - 作詞:西村岸太郎、作曲:渡辺貞雄。全国的にも珍しい三拍子。
  • 校章は、の花に「磐」の文字を配したもの。
  • 応援歌『磐城節』は旧制中学のバンカラ学生の心意気を謳っている。また、この『磐城節』は軍歌『報国節』が元歌であり、全国各地の大学が『◯大節』として応援歌として謳ったものの模倣である。

生徒会活動[編集]

  • 生徒会は、毎年3月と9月に役員改選が行われる。選挙管理委員会の下、会長、副会長、書記、会計が選ばれ、1人の場合は信任投票を行うスタンダードなものである。また生徒会役員には部活動の部長は立候補できないということが、2005年度生徒会役員選挙で問題となったが、翌年改正された。
  • 生徒総会は、毎年5月と10月に行われる。

部活動、委員会[編集]

39の部活動と同好会、8の委員会がある。同好会から部活動、及び愛好会から同好会への昇格は、前述の生徒総会によって生徒の承認を得た後に、校長以下教員の判断で決まる。近年の例としては、茶道部が挙げられる。

  • 運動部(18部)
    野球部、ウエイトリフティング部、ソフトテニス部、柔道部、バレーボール部、剣道部、バスケットボール部、山岳部、卓球部、テニス部、弓道部、ラグビー部、サッカー部、陸上部、テニス部、水泳部、女子ソフトボール部、体操部
  • 文化部(17部)
    文学部、吹奏楽部、史学部、美術部、数学部、物理部、写真部、化学部、演劇部、天文地質部、英語部、生物部、将棋部、合唱部、書道部、茶道部、応援団
  • 同好会(3会)
    チアリーディング同好会、バドミントン同好会、華道池坊同好会
  • 委員会(8会)
    出版委員会、保健委員会、放送委員会、美化委員会、ボランティア委員会、図書委員会、防火委員会、選挙管理委員会

運動部では、多くの部活動が全国大会への出場を経験している。野球部は夏7回、春2回甲子園に出場し、1971年の全国高等学校野球選手権大会(甲子園)では準優勝に輝いた実績を持つ。ラグビー部は、全国高等学校ラグビーフットボール大会に17回出場しているほか、福島県勢として唯一全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会への出場経験を持つ[2]。サッカー部は、全国高等学校サッカー選手権大会に5回出場しており、山岳部は、2003年、2004年と2年連続で全国高等学校総合体育大会の5位入賞を果たしている。

このほかにも、陸上部、剣道部、テニス部、水泳部が全国高等学校総合体育大会国民体育大会に出場している。2009年にはテニス部が28年ぶりに全国選抜高校テニス大会への出場を果たした。また、過去には、ウエイトリフティング部が、1968年のメキシコシティ五輪代表である木村岳夫(明治大学を経て安田生命に所属)を輩出しており、木村は同大会ライト級で7位に入賞した。

文化部においては、吹奏楽部の活動が顕著で、「“古豪”の磐城」と評される[3] ほどだ。また、勉学との両立がモットーのなか、1日の練習時間が放課後の2時間と短時間に集中力と効率が求められるが、練習はほぼ生徒に任せていること[4] が特徴的である。1981年に初出場した全日本吹奏楽コンクールでは2001年以来、2004年、2008年、2012年の規定による不出場を除き、毎年全国大会に東北代表として出場。1981年、2001年、2006年、2007年、2009年(県勢初の3回連続、東北の高校では27年ぶり3校目)と最高賞の金賞を受賞している。さらに、これまでの全国大会出場回数も、東北の高校としては3番目の13回出場を誇る。また、1984年に初出場した全日本アンサンブルコンテストにおいても、2010年までに10回全国大会に出場しており、2001年、2009年と最高賞の金賞を受賞している。県勢初、東北の高校としては2校目の3年連続出場(2004年~2006年)を果たし、2007年の規定による不出場を除き、2004年以来毎年東北代表として全国大会に出場中である。こうしたなかで、音楽家としての道を選ぶ卒業生もおり、2003年度卒業生には黒金寛行[注 1]、多田将太郎[注 2] がいる。

このほかの文化部においても、将棋部囲碁班が全国高校囲碁選手権大会へ出場、写真部が全国高等学校総合文化祭へ参加、文学部が全国高等学校総合文化祭へ参加を始め、全国高等学校文芸コンクールで入賞、全国高校生文芸道場総合大会へ参加、委員会活動からは放送委員会がNHK杯全国高校放送コンテストで入賞など、各種競技会で実績を挙げている。本校がSSHに指定されてからは、化学部、天文地質部、生物部、数学部などの理数系部活動の活動も盛んである。

文化祭[編集]

高月祭[編集]

  • 当初は毎年、現在は隔年9月初旬の土日の2日間に開催される文化祭。土曜日に仮装行列がいわき駅前や本町通りを練り歩き、日曜日に一般公開され、クラス展示や各部活による出店、合唱吹奏楽による演奏を楽しむ事が出来る。2008年で第43回を数えるが、第42回は110周年事業との関係で7月下旬に行われた。

アセンブリー[編集]

  • 当初毎年開催であった「高月祭」が隔年になった際、代によって経験できる回数に差があるのは不公平だとして、当時の生徒会長により提案された。高月祭のない年に開催される。現在は文化部による発表や芸術鑑賞会が行われる。

高月講習会[編集]

  • 磐城高校正門そばにある同窓会館で行われる。創設は、1958年4月に開講された磐城高校卒業生の進学指導の補修科。
  • 1976年4月、同窓会館の新築により、同窓会主催によって運営されてきた「卒業生講習会」を「財団法人高月育英会高月講習会」と改めた。その後、高月講習会への入会希望者が多く、同窓会館は教室不足を生じ、1979年7月に2教室を増築、現在まで地域社会の進学指導を担っている。
  • 講習は、河合塾によるサテライトネットワーク及び派遣講師で行われ、一斉受講と個別受講があり、既卒生に限らず在校生も講習可能である。

著名な出身者[編集]

軍人[編集]

政官界[編集]

学界[編集]

文化・芸能界[編集]

マスコミ・報道界[編集]

競技界[編集]

実業界[編集]

交通[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ バストロンボーン奏者。東京藝大在学中、第23回日本管打楽器コンクール・トロンボーン部門第1位及び、2008年に安宅賞を受賞。東京藝大を首席卒業後、現在NHK交響楽団団員。
  2. ^ トランペット奏者。第8回東京音楽コンクール金管部門第1位・聴衆賞を受賞。

出典[編集]

  1. ^ いわきインターネットニュース「Times」磐高・磐女男女共学に関するアンケート
  2. ^ Rugby-try.jp|第11回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会(2016年2月19日閲覧)
  3. ^ asahi.com(朝日新聞社):短時間に集中「イワコー」の個性 福島・磐城高 (2010年10月29日閲覧)
  4. ^ 同上

外部リンク[編集]