金子恵美 (1965年生の政治家)

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金子 恵美
かねこ えみ
Kaneko Emi.jpg
生年月日 (1965-07-07) 1965年7月7日(56歳)
出生地 日本の旗 日本 福島県伊達市
出身校 法政大学文学部英文学科
カリフォルニア州立大学フレズノ校大学院
福島大学大学院教育学研究科
所属政党無所属→)
民主党→)
民進党→)
(無所属→)
立憲民主党小勝会
称号 文学士
社会福祉学修士
教育学修士
親族 父・金子徳之介(衆議院議員)
公式サイト かねこ恵美オフィシャルサイト

選挙区比例東北ブロック→)
福島1区
当選回数 3回
在任期間 2014年12月19日[1] - 現職

選挙区 福島県選挙区
当選回数 1回
在任期間 2007年7月29日 - 2013年7月28日

伊達市旗 伊達市議会議員
当選回数 1回
在任期間 2006年 - 2007年

保原町旗 保原町議会議員
当選回数 2回
在任期間 2000年 - 2006年
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金子 恵美(かねこ えみ、1965年7月7日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の衆議院議員(3期)。立憲民主党福島県連代表[2]

内閣府大臣政務官復興大臣政務官第3次野田改造内閣)、参議院議員(1期)、伊達市議会議員(1期)、保原町議会議員(2期)等を務めた。

保原町長、衆議院議員を務めた金子徳之介の次女[3][4]

来歴[編集]

福島県伊達郡保原町(現伊達市)生まれ[4]福島県立福島女子高等学校(現福島県立橘高等学校)、法政大学文学部英文学科卒業。カリフォルニア州立大学フレズノ校大学院社会福祉学修士課程修了、福島大学大学院教育学研究科修士課程修了[4]。大学院修了後、村田女子商業高等学校教諭、カリフォルニア州フレズノ郡政府社会福祉部インターンソーシャルワーカーアメリカ合衆国NPO視覚障害者自立生活支援センター「フレンドシップセンター」勤務、福島介護福祉専門学校講師等を歴任。

2000年、従来より共に生活する家族の介護経験等から、福祉問題に取り組むべく[5]、出身地である保原町の町議会議員選挙に、保原町初の女性候補として立候補し初当選した[4]

2003年民由合併に際し、民主党福島1区総支部長候補に名前が挙がるも、自由党出身の石原信市郎に総支部長の座を譲る(石原は同年の第43回衆議院議員総選挙に福島1区から出馬するも落選)。2004年、保原町議再選。2006年1月1日伊達町梁川町、保原町、霊山町月舘町が合併して伊達市が発足し、同年の伊達市議選に無所属で立候補して当選した[4]

参議院議員[編集]

2007年、伊達市議を辞職し、第21回参議院議員通常選挙に民主党公認で福島県選挙区から出馬。自由民主党新人の森雅子に大差をつけ、トップ当選を果たした[6]

2009年5月11日、小沢一郎が民主党代表辞任を表明[7]。小沢の辞任に伴う代表選挙(5月16日投開票)では岡田克也の推薦人に名を連ねた[8]

2010年6月2日、鳩山由紀夫が民主党代表と首相辞任を表明[9]。鳩山の辞任に伴う代表選挙(6月4日投開票)では菅直人の推薦人に名を連ねた[10]

2011年6月27日東日本大震災復興対策本部福島現地対策本部長に就任。同年8月26日、菅直人首相が民主党代表辞任を正式に表明[11]。8月29日、菅の辞任に伴う代表選挙が執行。金子は1回目投票の投票先は明らかにしなかったが、決選投票では野田佳彦に投じたとメディアに答えた[12]

2012年第3次野田改造内閣内閣府大臣政務官復興大臣政務官に任命された[13]2013年第23回参議院議員通常選挙では、改選議席数が2から1に変更された福島県選挙区から民主党公認で出馬したが[14]、現職閣僚の森雅子にダブルスコアの大差で敗れた[15]

2014年1月、伊達市長選挙への立候補が取り沙汰されたが、出馬を固辞した[16]

衆議院議員[編集]

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙に、かつて福島1区選出の代議士だった石原洋三郎の支援を受け[17]、民主党公認で福島1区から出馬。かつて、旧福島1区で父・徳之介の対立候補だった自民党前職の亀岡偉民に約5千票差で敗れたが、重複立候補していた比例東北ブロックで復活し、国政に復帰した[18]

2017年第48回衆議院議員総選挙に際し、前原誠司民進党代表9月27日、民進党を事実上解党し、希望の党からの立候補を容認する方針を表明[19]。金子も9月30日、福島市内で開かれた福島1区総支部の拡大役員会の後、党の方針に従って希望の党に公認を申請する考えを示したが、公認の条件である政策協定書に「署名できない」として、希望の党の公認を辞退[20]。また、希望の党に参加しなかった枝野幸男らが結党した立憲民主党との連携についても「考えていない」と否定した[20]連合福島の推薦に加え、福島1区で候補者を取り下げた日本共産党や、社会民主党の支持も受け、福島1区から無所属で出馬[21]。自民党前職の亀岡偉民を約1万3千票差で破り、再選[22]。選挙後の10月26日、金子を含む民進党籍を残したまま衆院選に無所属で立候補し、当選した衆議院議員13名で院内会派無所属の会」の結成に参加した[23]

2018年5月2日民進党・希望の党の合流により結党する国民民主党に参加せず、無所属で活動する意向を表明し、5月7日に民進党に離党届を提出[24][25]。離党に伴い、民進党福島県連の代表代行も辞任した[25]。なお、選挙後から所属していた無所属の会には引き続き参加の意向を示した[25]2019年1月15日に無所属の会から立憲民主党会派に移籍した[26]

2020年9月1日、福島県庁で記者会見し、立憲民主党と国民民主党などによる合流新党への参加を正式表明した[27]。9月15日、立憲民主党の結党に参加。10月10日、同党福島県連の結成大会が郡山市で開かれ、金子が代表に就任した[2]

2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙において再び小選挙区で勝利し3選(亀岡は比例復活で当選)[28][29][30][注 1]

政策・主張[編集]

憲法問題[編集]

  • 憲法改正について、2017年のアンケートでは「どちらかといえば反対」と回答[31]。2021年のアンケートでは「どちらとも言えない」と回答[32]
  • 憲法への緊急事態条項の創設に反対[33]
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「反対」と回答[34]
  • 安全保障関連法の成立について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[31]

ジェンダー問題[編集]

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[31][32]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[34]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「賛成」と回答[32]
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[34]

その他[編集]

  • アベノミクスについて、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[31]
  • 安倍内閣による森友学園問題加計学園問題への対応について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[31]
  • 原子力発電は日本に「必要ない」としている[33]
  • カジノの解禁に反対[33]
  • 核実験弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、「対話ではなく圧力が必要」とする安倍晋三首相の外交方針は「適切ではない」としている[33]
  • 日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としており、非核三原則の「持ち込ませず」の部分についても「議論する必要はない」としている[33]
  • 内閣の判断によって検事総長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案について、「検察が常に政権の顔色をうかがうことになる」と批判したうえで、内閣が定年延長を決める際の「基準」を示すことを求めた[35]

所属団体・議員連盟[編集]

  • 福島県婦人保護推進会(副会長)[4]
  • NPO法人まごころサービス福島センター(理事)[4]
  • 日本心理臨床学会[4]
  • 日本家族研究・家族療法学会[4]
  • 伊達市国際交流教会(顧問)[4]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2021年の衆院選福島1区における自治体ごとの得票数は以下のとおり。
    金子恵美 亀岡偉民
    福島市 68,924 66,424
    相馬市 8,638 9,124
    南相馬市 15,837 15,695
    伊達市 18,218 13,262
    桑折町 2,704 3,754
    国見町 2,559 2,749
    川俣町 3,557 3,446
    新地町 2,152 2,306
    飯舘村 1,031 1,314
    123,620 118,074

出典[編集]

  1. ^ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ^ a b 「立憲民主党福島県総支部連合会」結成大会開催される”. 立憲民主党福島県総支部連合会. 2021年3月17日閲覧。
  3. ^ “衆院選2017:1区 候補者の横顔/福島”. 毎日新聞. (2017年10月12日). https://mainichi.jp/articles/20171012/ddl/k07/010/102000c 2018年1月18日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h i j プロフィール - かねこ恵美オフィシャルサイト
  5. ^ 「女性議員」が不要になる日のために | | 金子恵美 | 毎日新聞「政治プレミア」
  6. ^ “選挙区 福島県:開票結果:参院選2007”. 読売新聞. http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/kaihyou/ye07.htm 2018年1月18日閲覧。 
  7. ^ “小沢民主党代表の辞任報道:識者はこうみる”. ロイター. (2009年5月11日). https://www.reuters.com/article/idJPJAPAN-37932320090511 2021年11月30日閲覧。 
  8. ^ 2009年5月16日 民主党代表選 推薦人名簿”. 江田五月 - 新たな出発. 2021年11月27日閲覧。
  9. ^ “鳩山首相が辞任、小沢幹事長も 4日に新代表選出へ”. 朝日新聞. (2010年6月2日). http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201006020114.html 2021年11月30日閲覧。 
  10. ^ 2010年6月4日 民主党代表選 推薦人名簿”. 江田五月 - 新たな出発. 2021年11月27日閲覧。
  11. ^ “菅直人首相が退陣を正式表明、民主代表選が事実上スタート”. ロイター. (2011年8月26日). https://www.reuters.com/article/idJPJAPAN-22883120110826 2021年11月27日閲覧。 
  12. ^ 『朝日新聞』2011年8月30日付朝刊、福島全県、29面、「震災復興への姿勢、注視 民主代表に野田氏、県内の反応 /福島県」。
  13. ^ 野田第三次改造内閣 大臣政務官名簿
  14. ^ “福島1区、一騎打ち「与党VS野党共闘」 福島県対決構図固まる”. 福島民友新聞. (2017年10月6日). http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171006-209952.php 2018年1月18日閲覧。 
  15. ^ “選挙区 福島県:選挙結果:参院選2013”. 読売新聞. http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/kaihyou/ye07.htm 2018年1月18日閲覧。 
  16. ^ “選挙:伊達市長選 候補者の横顔/福島”. (2014年1月22日). http://senkyo.mainichi.jp/news/20140122ddlk07010229000c.html 2014年12月16日閲覧。 
  17. ^ “<衆院選>福島1区 24年経て「近親」対決”. (2014年12月13日). http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141213_61019.html 2014年12月16日閲覧。 
  18. ^ “2014衆院選 福島”. 毎日新聞. http://senkyo.mainichi.jp/47shu/ichiran.html?aid=A07001&st=kj#001 2018年1月18日閲覧。 
  19. ^ “衆院選:民進党、事実上解党 「希望の党」に合流へ”. 毎日新聞. (2017年9月28日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170928/k00/00m/010/120000c 2017年11月18日閲覧。 
  20. ^ a b “【衆院選】福島1区の民進前職・金子恵美氏は無所属で出馬へ”. 産経新聞. (2017年10月6日). https://www.sankei.com/article/20171003-IYNNGBL5DZONDFAECDRHGJP6IA/ 2017年11月6日閲覧。 
  21. ^ “<衆院選東北>激戦区ルポ(6完)福島1区/背水の陣 反安倍結集”. 福島民友新聞. (2017年10月21日). http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171021_61005.html 2018年1月18日閲覧。 
  22. ^ “衆院選:金子恵美氏に当確 亀岡偉民氏を破る 福島1区”. 毎日新聞. (2017年10月23日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171023/k00/00m/010/232000c 2018年1月18日閲覧。 
  23. ^ “衆院:新会派「無所属の会」13人で届け出”. 毎日新聞. (2017年10月27日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171027/k00/00m/010/085000c 2018年1月18日閲覧。 
  24. ^ “国民民主党:県内対応割れる 国会議員、合流か離党/福島”. 毎日新聞. (2018年5月8日). http://mainichi.jp/articles/20180508/ddl/k07/010/217000c 2018年5月12日閲覧。 
  25. ^ a b c “金子恵美氏が民進離党へ「野党一つになるため」 新党参加せず”. 福島民友新聞. (2018年5月3日). http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180503-266914.php 2018年5月12日閲覧。 
  26. ^ “無所属の会9人が立憲民主党会派に合流へ 岡田克也氏ら入会届を提出”. 産経新聞. (2019年1月15日). https://www.sankei.com/politics/news/190115/plt1901150011-n1.html 2020年8月16日閲覧。 
  27. ^ “金子恵美衆院議員、合流新党へ参加正式表明「政治生命懸ける」”. 福島民友新聞. (2020年9月2日). https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20200902-532667.php 2020年9月6日閲覧。 
  28. ^ 衆議院選挙2021 福島(会津若松・郡山など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
  29. ^ 【2021年 衆院選】東北ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
  30. ^ 令和3年10月31日執行 第49回衆議院議員総選挙 投票・開票速報”. 福島県選挙管理委員会. 2022年1月14日閲覧。
  31. ^ a b c d e 金子恵美”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  32. ^ a b c 金子恵美”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  33. ^ a b c d e “第48回衆院選 無 福島1区 金子恵美”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/senkyo/48shu/meikan/?mid=A07001001001 2018年1月18日閲覧。 
  34. ^ a b c 福島1区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
  35. ^ 検察定年特例 行革相不信任案も 基準示されず野党反発 - 毎日新聞

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

公職
先代:
園田康博
郡和子
大串博志
稲見哲男
北神圭朗
日本の旗 内閣府大臣政務官
加賀谷健
郡和子
稲見哲男
岸本周平
大野元裕
本多平直
高山智司と共同

2012年
次代:
山際大志郎
亀岡偉民
島尻安伊子
北村茂男
平将明
秋野公造
先代:
郡和子
大串博志
津川祥吾
若泉征三
日本の旗 復興大臣政務官
加賀谷健
郡和子
橋本清仁と共同

2012年
次代:
亀岡偉民
島尻安伊子
長島忠美
徳田毅