予襲復讐

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予襲復讐
マキシマムザホルモンスタジオ・アルバム
リリース
録音 innig studio
prime sound studio form
ジャンル ミクスチャー・ロック
メタルコア
ハードコア
ニュー・メタル
時間
レーベル VAP/ミミカジル
チャート最高順位
ゴールドディスク
マキシマムザホルモン 年表
ぶっ生き返す
2007年
予襲復讐
(2013年)
予襲復讐収録のシングル
  1. 爪爪爪/「F」
    リリース: 2008年7月9日
  2. グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011
    リリース: 2011年3月23日
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予襲復讐』(よしゅうふくしゅう)は、マキシマムザホルモンの7枚目のオリジナルアルバム2013年7月31日VAPから発売された。

概要[編集]

前作『ぶっ生き返す』より6年ぶりとなるアルバム。

アルバム発売の発表については、2013年6月1日から6月2日の2日間にわたり放送された、ニコニコ生放送の特集番組『マキシマム ザ ホルモン生出演『6年ぶりの「アレ」お披露目会!』』にて発表されることが示唆されたが、実際に発表されたのは6年ぶりに事務所より発見されたグッズのプレゼントの詳細であった。その特集の終了直後から、「真の6年ぶりの『アレ』」として新曲「え・い・り・あ・ん」のPVの視聴が開始され、その動画の最後に本作の発売が告知された。アルバムの詳細についてはPVの視聴期間終了と同時に発表された。

本作は全15曲収録と、バンド史上最多の楽曲収録数である。初回特典等はないが、全156ページに及ぶ「予襲復讐」解説本付き特別パッケージとなっており、マキシマムザ亮君の脚本・製作総指揮によるマンガ5作品や、マキシマムザ亮君による対談式全15曲楽曲解説が収録されている。

裏ジャケットイラストはアルバム恒例の漫☆画太郎の描き下ろし。今作を店頭で購入する際に裏ジャケットを店員に見えるようにしてレジに出すと、先着特典として「漫☆画太郎 ババアステッカー」がもらえる店頭企画が行われた。値段は¥2,889("ツバ吐き"価格)。

また本作はメンバーの意向により、配信・レンタル全面禁止の措置がとられている。例外として、DAMJOYSOUNDでのカラオケ配信が原曲のまま行われている[注 1]

記録[編集]

オリコンチャートでは初登場1位を獲得[6]。アルバムの首位獲得は初で、前作「ぶっ生き返す」で記録した過去最高の5位を更新し、初週売上も前作の7.1万枚を2倍以上も上回る15.7万枚で、自己最高を記録した[6]。シングル、アルバムを通じての首位は、シングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」に続き、通算2作目となった[6]

2013年8月19日付のチャートでも1位を獲得し、2週連続で首位となった[7]。アルバム2週連続1位は、B'zベストアルバムB'z The Best XXV 1988-1998』が2013年6月24日7月1日付で記録して以来[7]で、バンドにとってはデビュー以来初[7]。シングル・アルバムを通じると、シングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」に続き、2度目となる。

更に2013年8月26日付のチャートでも1位を獲得し、3週連続で首位となった[8]。男女グループ、ソロを通じてアルバム3週連続首位は、桑田佳祐のベストアルバム『I LOVE YOU -now & forever-』(2012年7月30日 - 8月13日付)以来1年ぶり[8]ロックバンドのオリジナルアルバムとしては、レミオロメンの『HORIZON』(2006年5月29日 - 6月12日付)以来7年2ヶ月ぶりの快挙となった[8]。また、発売3週目での累積売上20万枚突破は自己最速で、前作「ぶっ生き返す」が25週目で突破した記録を大幅に更新した[8]

第6回CDショップ大賞にて、大賞を受賞した。

収録曲[編集]

  • 全作詞・作曲:マキシマムザ亮君 編曲:マキシマム ザ ホルモン(特記以外)
  1. 予襲復讐 (5:13)
    タイトルトラック。PVが制作されており、発売直前の7月26日から無期限で公開された[注 2]
  2. 鬱くしきOP 〜月の爆撃機〜 (0:31)
    作詞・作曲:甲本ヒロト
    次曲への繋ぎの役割をもつSE。曲はTHE BLUE HEARTSの「月の爆撃機」[注 3]のカバーであり、カバー楽曲の収録は6thシングル「ざわ…ざわ…ざ‥ざわ……ざわ」以来となる。
  3. 鬱くしき人々のうた (4:38)
    9thシングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」1曲目。

     本作唯一のシングルバージョンでの収録。

  1. 便所サンダルダンス (4:03)
    日本クラフトフーズ「Stride」CMソング(イントロのみ)。
    映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』応援テーマソングで、日本公開における予告編のBGMとして使用された[9]
    マキシマムザ亮君愛用の、V.I.Cニシベケミカル製の便所サンダルについて歌われている。2013年9月6日には、ヴィレッジヴァンガードとのコラボレーションで、このV.I.Cサンダルにマキシマム ザ ホルモンのロゴが入った「マキシマムザ便サン」と「ヌッチェの亡骸Tシャツ」のセットが数量限定で発売された[注 4]
  2. 中2 ザ ビーム (4:01)
  3. 「F」 (4:07)
    8thシングル「爪爪爪/「F」」収録。本作ではアルバムバージョンとなっており、イントロのカウントがカットされているほか、ミックスも僅かに変更されている(バスドラムが聴き取りやすくなっている等)。
    漫画『ドラゴンボール』の原作者の鳥山明が、自身の娘と一緒にマキシマムザホルモンのライブに足を運んでくれたことに対する亮君の喜びが、アルバムのブックレットに綴られている。
    アルバムバージョンの「F」はポアダの部分が元々ドラゴンボールZ 復活の「F」で使うつもりだったのかポアダの部分が聞こえにくいようになっている。
  4. 爪爪爪 (4:35)
    8thシングル「爪爪爪/「F」」収録曲。本作ではアルバムバージョンとなっており、曲の一部に2009年4月28日に東京JCBホールで行われた『“爪爪爪 出張 裏 FINAL”TOUR〜上原太デブちゃうやん!〜 -SECRET-』という新聞以外一切告知無しのライブの音源が使用されている。理由としてマキシマムザ亮君は「このライブをやったことすら知らない奴が居るから」としている。
  5. ロックお礼参り 〜3コードでおまえフルボッコ〜 (2:19)
  6. アンビリーバボー! 〜スヲミンツ ホケレイロ ミフエホ〜 (3:35)
    サブタイトルの「スヲミンツホケレイロミフエホ」とは、ファミリーコンピュータ用ゲーム『コナミワイワイワールド』において、使用するとすべてのキャラクターが使用可能となる[注 5]パスワードのこと。
  7. え・い・り・あ・ん (4:46)
    本作発売に先駆けPVが公開された。PVはサジェスト機能(予測変換)を用い、マキシマムザ亮君が考えた数十個に及ぶ予測変換ワードの中から「当たり」サイトを探すというものであった。現在は閉鎖されており閲覧は不可能となっている。
  8. my girl (4:02)
    9thシングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」3曲目。アルバムバージョンであり、シングル版でのアウトロのSEがカットされている。
  9. メス豚のケツにビンタ (キックも) (2:41)
  10. ビューティー殺シアム (5:22)
  11. maximum the hormone (4:55)
    9thシングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」2曲目。シングルと異なり、PV同様に観客の歓声が挿入されている。
  12. 恋のスペルマ(5:37)
    2013年8月6日に、メンバー実演によるライブにおけるノり方講座が、YouTubeで公開された[注 6]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 配信対象楽曲は「え・い・り・あ・ん」、「恋のスペルマ」、「予襲復讐」のみ。のちに「便所サンダルダンス」、「中2 ザ ビーム」も追加。
  2. ^ 歌詞の一部「ヘタッピマンガ研究所」とは『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』のことである。
  3. ^ THE BLUE HEARTSの6枚目のオリジナル・アルバム『STICK OUT』収録曲。
  4. ^ 「マキシマムザ便サン」はメーカー公認の特注品である。のちに公式グッズとして受注生産が開始された。
  5. ^ 先行シングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」の特典冊子「マキシマムザ亮君のマキシマムザ合法トリップ」内で紹介された。
  6. ^ 『恋のスペルマ』"FES等におけるLIVEのノリ方講座"

出典[編集]

  1. ^ you大樹”. オリコン (2013年2月6日). 2013年2月20日閲覧。
  2. ^ Billboard JAPAN Top Albums 2013/08/12 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2013年8月27日閲覧。
  3. ^ Billboard JAPAN Top Albums 2013/08/19 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2013年8月27日閲覧。
  4. ^ Billboard JAPAN HOT 100 2013/08/26 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2013年8月27日閲覧。
  5. ^ ゴールドディスク認定作品一覧 2013年7月”. 日本レコード協会. 2013年8月27日閲覧。
  6. ^ a b c 【オリコン】ホルモン、デビュー以来初のアルバム首位”. オリコン. 2013年8月6日閲覧。
  7. ^ a b c 【オリコン】マキシマム ザ ホルモン、初のアルバムV2”. ORICON STYLE. 2013年8月13日閲覧。
  8. ^ a b c d 【オリコン】ホルモン新作が3週連続1位 ロックバンド7年ぶり”. ORICON STYLE. 2013年8月20日閲覧。
  9. ^ マキシマム ザ ホルモン「便所サンダルダンス」が「キック・アス2」応援曲に(2013年11月29日)、映画.com、2014年2月24日閲覧。

外部リンク[編集]