BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)

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BUTTERFLY
L'Arc〜en〜Cielスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップス
ロック
時間
レーベル Ki/oon Records (日本盤)
GANSHIN (欧州盤)
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野ハジメ
チャート最高順位
  • 週間1位 (オリコン)
  • 2012年2月度月間1位 (オリコン)
  • 2012年度上半期9位 (オリコン)
  • 2012年度年間23位 (オリコン)
  • 登場回数21回 (オリコン)
  • 1位 (Billboard JAPAN Top Albums)
  • 22位 (Billboard JAPAN Year End Top Albums)
ゴールドディスク
L'Arc〜en〜Ciel 年表
TWENITY
1991-1996
1997-1999
2000-2010
BOX

(2011年)
BUTTERFLY
(2012年)
WORLD'S BEST SELECTION
(2012年)
『BUTTERFLY』収録のシングル
  1. DRINK IT DOWN
    リリース: 2008年4月2日
  2. NEXUS 4/SHINE
    リリース: 2008年8月27日
  3. BLESS
    リリース: 2010年1月27日
  4. GOOD LUCK MY WAY
    リリース: 2011年6月29日
  5. X X X
    リリース: 2011年10月12日
  6. CHASE
    リリース: 2011年12月21日
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BUTTERFLY』(バタフライ) は、L'Arc〜en〜Cielの12作目のアルバム。2012年2月8日発売。発売元はKi/oon Records

解説[編集]

前作『KISS』以来約4年3ヶ月ぶりとなる12作目のオリジナルアルバム。

前作以降に発売された「DRINK IT DOWN」から「CHASE」までのシングル7曲 (6作) を含めた全11曲を収録しており、アルバム収録の新曲は4曲と過去のアルバムに比べて最も少ない。また、9thアルバム『SMILE』と同様に、収録曲は本作製作以前に作られた曲が多い。

アルバムタイトルは作詞を一番多く手掛けるhydeが付けるのが慣例となっており、本作もhydeがタイトルを付けているが、本作は収録曲がバラエティに富んでおり、一つにまとめるタイトルを付けるのに苦労したと語っており[1]tetsuyaもいくつか案を却下したと語っている[2]

本作のCMはアルバムタイトルにかけて木村カエラの楽曲「Butterfly」のPVの一部が流れるというもので、音声にラルクの楽曲は一切登場しないものとなっている。このコラボレーションはラルク側からのオファーによって実現したもので、CMは3パターン存在している[3]

完全生産限定盤 (2CD+DVD) と通常盤 (CD) の2形態で発売されており、完全生産限定盤にはパートチェンジバンドP'UNK〜EN〜CIELのアルバム『P'UNK IS NOT DEAD』と、結成20周年記念特別番組「ベストヒットLEC」が収録されたDVDが収録されている。また、完全生産限定盤と通常盤 (初回仕様限定) には7年ぶりのライブハウス公演「一夜限りのL'Arc〜en〜Ciel Premium Night」の無料招待抽選IDが記載されたトレーディングカードが封入されている。

前作以来、8作目のオリコン週間アルバムチャート首位を初登場で獲得した。また、6thアルバム『ark』以来となるオリコン月間アルバムチャート首位を獲得した。

また、当初はアメリカカナダオーストラリアなど、海外の一部地域のiTunes Storeに限って配信されていたが、2012年11月7日ソニー・ミュージックエンタテインメントがiTunes Storeに参入したことに伴い、日本でも配信が開始された[4]

収録曲[編集]

  1. CHASE
    39thシングル。hyde曰く、この曲と次曲「X X X」の2曲を軸にして3曲目以降の曲順を決めたとのこと。
    アルバム発売からおよそ3ヶ月後の5月23日に全英語詞バージョンの「CHASE -English version-」が配信限定でリリースされた。
  2. X X X
    • 作詞・作曲: hyde / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    38thシングル。2011年はこの曲のアレンジに多くの時間を費やしたと作曲したhydeが語っている。
    アルバム発売からおよそ3ヶ月後の5月23日に全英語詞バージョンの「X X X -English version-」が配信限定でリリースされた。
  3. Bye Bye
    • 作詞: hyde / 作曲: tetsuya / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
    2006年に行われたライブ「15th L'Anniversary Live」で初披露され、それ以降のライブでも度々演奏されていたが、長らくCD化されていなかった楽曲。ライブで披露されていたものから一部歌詞が変更されている。曲自体は10thアルバム『AWAKE』の頃からあった曲で、フレンチポップをイメージしつつグラムの要素を加えて作られた。
    yukihiroは演奏する上で、レニー・クラヴィッツがプロデュースしたヴァネッサ・パラディの「Be My Baby」をイメージしていたと述べている[5]
  4. GOOD LUCK MY WAY -BUTTERFLY Ver.-
    • 作詞: hyde / 作曲: tetsuya / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel & Akira Nishihira
    37thシングル。アルバムバージョンでの収録となっており、アウトロミュージック・ビデオのものに差し替えられている。松竹/アニプレックス配給映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』ではこちらのバージョンが使用されている。
  5. BLESS
    • 作詞・作曲: hyde / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano & Daisaku Kume
    36thシングル。前作『KISS』の時期に原曲は存在しており、NHKバンクーバーオリンピックパラリンピック放送テーマソングになるにあたって作り直された。
  6. shade of season
    • 作詞・作曲:yukihiro / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel
    hyde以外が作詞した本作唯一の楽曲。この曲も『KISS』の頃には存在していた。
    kenと共同で曲のアレンジを行っており、作曲者のyukihiroによると、kenと作業するうちにポストロックニューウェイヴが入り混じった曲になったと語っている。
  7. DRINK IT DOWN
    • 作詞: hyde / 作曲: yukihiro / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel
    34thシングル。本作に収録されているシングル曲の中で最も古い楽曲。
  8. wild flower
    • 作詞: hyde / 作曲: ken / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel
    アルバム発売1週間前の2月1日から先行配信された楽曲。歌詞は発売前年に起こった東日本大震災を受けて書かれたもので、本作では最後に歌入れされた。hydeは「震災のことを無視してアルバムを完成させることに疑問があった[6]」と述べており、荒野に咲いた一輪の花[1]をテーマに詞を手掛けている。
    作曲者のkenは「風景とか言葉をイメージして作るのではなく、より音だけで気持ちいい感覚になれるよう作曲したかった[6]」と述べている。
    2012年2月11日放送のNHK総合特別番組『L'Arc〜en〜Ciel 20年の軌跡』で、この曲をレコーディングしている様子の一部が放送された。
  9. SHINE
    • 作詞: hyde / 作曲: tetsuya / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel & Akira Nishihira
    35thシングル「NEXUS 4/SHINE」2曲目。NHK-BS2衛星アニメ劇場枠アニメ『精霊の守り人オープニングテーマ
    歌詞はタイアップを受けて書かれたが、曲自体は9thアルバム『SMILE』の時期に作られていたという。
  10. NEXUS 4
    • 作詞: hyde / 作曲: tetsuya / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel & Akira Nishihira
    35thシングル「NEXUS 4/SHINE」1曲目。富士重工業スバル・レガシィCMソング
    2007年にアニメ『機動戦士ガンダム00』のタイアップの話が来た際に、この曲をオープニングテーマにと考えていたが、作品が重い内容であったため、32ndシングル「DAYBREAK'S BELL」が使用されることとなった。
  11. 未来世界
    • 作詞: hyde / 作曲: ken / 編曲: L'Arc〜en〜Ciel
    童謡的な世界観の楽曲となっており、歌詞もkenが「童謡みたいな歌詞にして」とhydeにリクエストして書かれたものである。
    デモの段階ではギターベースドラムの音は入っていなかったが、バンドで演奏できる形も聴きたいというhydeの意向から、その両方を兼ね備えたものとなった。
    また、この曲でtetsuyaが初めてフレットレスのアップライトベースを使用している。

完全生産限定盤特典CD[編集]

完全生産限定盤特典DVD[編集]

結成20周年記念特別番組「ベストヒットLEC」
人気音楽番組『ベストヒットUSA』の司会を務める小林克也のナビゲートによるL'Arc〜en〜Cielの20年間の軌跡を振り返る映像、写真、エピソード、メンバーのインタビューを収録している。

参加ミュージシャン[編集]

CHASE
X X X
Bye Bye
  • tetsuya:キーボード、プログラミング、バッキングボーカル
  • 岡野ハジメ:キーボード、プログラミング
  • 小池敦:マニピュレート
  • ken:タンバリン
GOOD LUCK MY WAY -BUTTERFLY Ver.-
BLESS
  • hyde:キーボード、プログラミング
  • 久米大作:キーボード、プログラミング、ピアノオルガン、弦編曲、管編曲
  • 岡野ハジメ:キーボード、プログラミング
  • 金原千恵子ストリングス:ストリングス
  • ken:ヴィブラフォン
  • 最上峰行:オーボエ
  • 藤田乙比古:ホルン
  • 高橋臣宜:ホルン
shade of season
  • yukihiro:キーボード、プログラミング
  • ken:キーボード、プログラミング
  • 斎藤仁:マニピュレート
DRINK IT DOWN
  • yukihiro:キーボード、プログラミング
  • ken:キーボード、プログラミング
  • 杉山勇司:キーボード、プログラミング
  • 斎藤仁:マニピュレート
  • tetsuya: バッキングボーカル
wild flower
  • ken:キーボード、プログラミング
  • 斎藤仁:マニピュレート
  • yukihiro:タンバリン
  • 衛藤利恵: バッキングボーカル
SHINE
  • tetsuya:キーボード、プログラミング、バッキングボーカル
  • 西平彰:キーボード、プログラミング
  • 岡野ハジメ:キーボード、プログラミング、タンバリン
  • 小池敦:マニピュレート
NEXUS 4
  • tetsuya:キーボード、プログラミング、バッキングボーカル
  • 西平彰:キーボード、プログラミング
  • 草間敬:キーボード、プログラミング
  • 岡野ハジメ:キーボード、プログラミング
  • 斎藤仁:マニピュレート
  • 小池敦:マニピュレート
未来世界
  • ken:キーボード、プログラミング
  • 斎藤仁:マニピュレート
  • yukihiro:"Grancassa"

脚注[編集]

  1. ^ a b L’Arc〜en〜Ciel hyde インタビュー”. ナタリー (2012年2月6日). 2012年3月10日閲覧。
  2. ^ TOKYO FM『やまだひさしのラジアンリミテッドF2012年2月10日放送回より
  3. ^ 広告業界騒然、L’Arc〜en〜CielアルバムCMに木村カエラ「ユーモアを理解して楽しんでくれたからこそ実現できた」”. BARKS (2012年2月6日). 2012年2月7日閲覧。
  4. ^ Sony Music楽曲がiTunes Storeで配信開始 - ナタリー (2012年11月7日)
  5. ^ L’Arc〜en〜Ciel yukihiro インタビュー”. ナタリー (2012年2月6日). 2017年9月2日閲覧。
  6. ^ a b MUSIC ON! TVM-ON! MONTHLY ICON L'Arc〜en〜Ciel2012年2月11日放送回より

収録ベストアルバム[編集]