フレンチ・ポップス
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フレンチ・ポップスまたはフレンチ・ポップは、通常、日本ではフランス語によって歌われるポピュラーソングのことを指す。フランス人が歌う曲に限定されてはおらず、フランス語圏であるフランス、ベルギー、カナダのケベック州出身歌手の歌うポップスもフレンチ・ポップスに含まれる。
概要[編集]
フレンチ・ポップスの作品(使用例を参照)では、1960年代後半から1970年代前半にかけて流行した、いわゆる「イエイエ」 (仏: yéyé) と称される音楽が中心となって構成されている。ライナーノーツの解説などにおいては、多くの場合、シルヴィ・ヴァルタン、フランス・ギャル、ミッシェル・ポルナレフ、フランソワーズ・アルディ[1]、アダモ、ジェーン・バーキン[2]らが、その代表的な歌手である。
使用例[編集]
作品解説、あるいはアルバムの帯キャッチ・コピー等で「フレンチ・ポップス(フレンチ・ポップ)」という言葉が使われているアルバム例は以下の通り。
アルバム名 | 主な収録作品(歌手) |
---|---|
ボン・ボン・フレンチ | オー・シャンゼリゼ(ダニエル・ビダル) / 夢見るシャンソン人形(フランス・ギャル) / 無造作紳士(ジェーン・バーキン) / あなたのとりこ(シルヴィ・ヴァルタン) / シェリーに口づけ(ミッシェル・ポルナレフ) / ジェレミー(クレモンティーヌ) / 愛の歴史(ミシェル・フュガン) / アイドルを探せ(シルヴィ・ヴァルタン) / 愛の言葉の国(イヴ・デュテイユ) / 男と女(クロディーヌ・ロンジェ & ホセ・ソアレ) |
フレンチ・ファイン | あなたのとりこ(シルヴィ・ヴァルタン) / アイドルを探せ(シルヴィ・ヴァルタン) / そして、たとえ…(フランソワーズ・アルディ) / 男と女(クレモンティーヌ) / 白髪になった少年たち(ジルベール・ベコー) / 哀しみのアダージョ(彼と彼女のソネット)(エルザ) / サン・ジャンの私の恋人(パトリック・ブリュエル) /パリの空の下(ジゼル・マッケンジー)ほか |
フレンチ・ポップスのすべて | オー・シャンゼリゼ(ダニエル・ビダル) / カトリーヌ(ダニエル・ビダル) / ふたりの天使(ダニエル・リカーリ) / シェルブールの雨傘(ダニエル・リカーリ) / さらば夏の日(フランシス・レイとセリーヌ) / 男と女(フランシス・レイとニコール・クロワジール) / シバの女王(レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ) / 恋はみずいろ(レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ) / 雪が降る(サルバトーレ・アダモ) / サン・トワ・マミー(サルバトーレ・アダモ) |
洋書[編集]
- Collectif (Auteur) Un Siècle de chansons françaises 1979-1989 (Partition de musique), Csdem, 2009 (ISBN 979-0231313734)
脚注[編集]
- ^ “Françoise Hardy - Biography”. 2020年4月6日閲覧。
- ^ 実はイギリス生まれのイギリス人である
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- FRENCH POP A to Z - 60年代のフレンチポップのページ
- Henri,Blog 2010
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