ark (アルバム)

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ark
L'Arc〜en〜Cielスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニュー・ウェーヴ
ポップス
ロック
時間
レーベル Ki/oon Records
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野ハジメ
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 週間13位(15th Anniversary〜、オリコン)
  • 1999年7月度月間1位(オリコン)
  • 1999年度年間5位(オリコン)
  • 歴代アルバムランキング58位(オリコン)
  • 登場回数25回(オリコン)
ゴールドディスク
  • 2ミリオン(日本レコード協会
  • L'Arc〜en〜Ciel アルバム 年表
    HEART
    1998年
    ark
    ray
    1999年
    ectomorphed works
    2000年
    『ark』収録のシングル
    1. DIVE TO BLUE
      リリース: 1998年3月25日
    2. forbidden lover
      リリース: 1998年10月14日
    3. HEAVEN'S DRIVE
      リリース: 1999年4月21日
    4. Pieces
      リリース: 1999年6月2日
    5. Driver's High
      リリース: 1999年8月11日
    テンプレートを表示

    ark』(アーク)は、L'Arc〜en〜Cielの6作目のアルバム1999年7月1日発売。発売元はKi/oon Records

    解説[編集]

    7thアルバム『ray』と同時発売したアルバム。本作品は日本の他、台湾香港タイマレーシアシンガポールフィリピンアジア7ヶ国においてリリースされている[1]

    アルバムタイトルとなった『ark』は「箱舟」という意味で、kenがタイトルを付けており[2]、同時発売の『ray』に先行してタイトルが決定した[3]。ちなみに、当初タイトルは"escape"になる予定だったが、hydeがこのタイトルを拒んだことから『ark』となった[2]

    発売日が木曜日なのは、この年に囁かれていた「地球最期の日」に合わせたものでありノストラダムス大予言の日にアルバム2枚同時リリース!」という宣伝がなされた。オリジナル・アルバムの2作同時発売は業界では稀なことであるが、この経緯についてメンバーは「『HEART』以降出したシングル8曲を1枚に入れたら、ただの半ベストになってしまうから」と述べている。

    収録シングルは、1998年に発売された前作『HEART』発売後に発売された、「DIVE TO BLUE」「HEAVEN'S DRIVE」「forbidden lover」「Pieces」と全部で4曲のシングル曲を含んでおり、「Driver's High」もシングル・カットされている。なお、「Pieces」以外はシングルバージョンで収録されたが、リマスタリングされており音質が向上している。

    本作と『ray』の6曲目にはyukihiro作曲のインストゥルメンタルがそれぞれ収録されている。インストが収録されているオリジナルアルバムはこの2作のみである。

    前作『HEART』に続いて3作目のオリコンアルバムチャート首位、ミリオンセラーを記録した。ラルク最大のヒット作となり、オリコンアルバムランキングで、2週連続でワンツーフィニッシュを飾った (1位『ark』、2位『ray』)。『ray』を合わせると、初週の売り上げとしてはオリコン最高記録の300万枚を突破した計算となる。オリコン調べの歴代アルバム売上でも、2017年現在で58位にランクインしている。

    初回限定盤は、スーパーピクチャーレーベルディスク、スペシャルパッケージ仕様。

    2006年12月13日には、バンド結成15周年記念に行われた「L'Anniversary」の一環で、『ray』と共に当時のシングル曲のミュージック・ビデオメイキング映像、関係者のインタビュー、コンサートの舞台裏やテレビ朝日系列で放送されていた『稲妻!ロンドンハーツ』でのライブを収録したDVDを付属した、『15th Anniversary Expanded Edition』がリリースされた。

    収録曲[編集]

    1. forbidden lover
      14thシングル。日本テレビ系番組『知ってるつもり?!』エンディングテーマ。
    2. HEAVEN'S DRIVE
      • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      15thシングル。初のノンタイアップシングル。
    3. Driver's High
      • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      フジテレビ系アニメ『GTO』前期オープニングテーマ。
      タイアップが付き、後に17thシングルとしてシングルカットされた。曲の冒頭部分が「HEAVEN'S DRIVE」とわずかにつながっている。
    4. Cradle
      • 作詞:hyde / 作曲:yukihiro / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      曲中でyukihiroがターンテーブルを使用している。サビではファルセットが多用される。
      2016年には、yukihiroのソロプロジェクト、acid androidとロックバンド、THE NOVEMBERSの共同開催によるオールナイトイベント「acid android in an alcove vol.8 × THE NOVEMBERS PRESENTS 首」で、THE NOVEMBERSが本楽曲をカバーしている[4]
      また、yukihiroによるリミックスバージョンも制作され、17thシングル「Driver's High」およびリミックスアルバム『ectomorphed works』にそれぞれ別バージョンが収録された。2016年にはアコースティックにリアレンジされ、41stシングル「Don't be Afraid」に「Cradle -L'Acoustic version-」として収録されている。
    5. DIVE TO BLUE
      • 作詞:hyde / 作曲:tetsu 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      9thシングル。本作に収録されているシングル曲の中で最も古い楽曲。
    6. Larva
      • 作曲:yukihiro / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      インストゥルメンタル打ち込みを多用している。タイトルの意味は「幼虫」で、次曲「Butterfly's(=蝶) Sleep」と繋がる構成となっている。
      後に、リミックスアルバム『ectomorphed works』にて「Larva (ectomorphed long mix)」としてリミックスされ収録。
    7. Butterfly's Sleep
      • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      前曲「Larva」と繋がる構成である。曲自体はかなり昔から出来ていたという。
    8. Perfect Blue
      • 作詞・作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      ハワイアン・ミュージック風の曲調の楽曲だが、メロディはスイスからドイツに向かう電車の中で浮かんだものとtetsuyaは述べている[5]
      タイトルのブルーは「青空」と「憂鬱なブルー」という2つの意味がある。
      また、この曲でtetsuyaがバリトン・ギターフェンダー・ベースVIを弾いており、ザ・キュアーロバート・スミスの影響で使用したと述べている[5]
    9. 真実と幻想と
      • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      hyde曰く、曲を聴いたときに異国の雰囲気を感じたといい、過去に自身が訪れたモロッコをイメージして詩を手掛けており、「カスバ」「ベリーダンス」といったアラブ文化圏で使われる言葉が歌詞の中に存在する。また、このアルバムでは唯一5弦ベースが使用される楽曲である。
      yukihiroによるリミックスバージョンも製作され、18thシングル「LOVE FLIES」およびリミックスアルバム『ectomorphed works』にそれぞれ別バージョンが収録された。
    10. What is love
      • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      TBS系テレビ番組『エクスプレス』テーマソング。
      メンバーが同性愛を描いた曲だと語ったことがある。
    11. Pieces [ark mix]
      • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      16thシングルのアルバムバージョン。ライブでは「あなた」と並び、ラストに演奏されることが多いバラード
      本楽曲についてtetsuyaは、「『あなた』を超えるバラードを作るつもりで作った」と語っている。
      シングルバージョンとは最後のサビ前のオーケストラのアレンジが違う。ライブではこちらのバージョンが演奏される場合が多い。

    15th Anniversary Expanded Edition[編集]

    結成15周年記念でリリースされたDVD付の企画盤。CD収録曲は全てオリジナル盤と同内容で、リマスタリング等はされていない。

    CD[編集]

    1. forbidden lover
    2. HEAVEN'S DRIVE
    3. Driver's High
    4. Cradle
    5. DIVE TO BLUE
    6. Larva
    7. Butterfly's Sleep
    8. Perfect Blue
    9. 真実と幻想と
    10. What is love
    11. Pieces [ark mix]

    DVD[編集]

    1. making of the "forbidden lover" music video
    2. recollection 1
    3. making of the "HEAVEN'S DRIVE" music video
    4. recollection 2
    5. Butterfly's Sleep @ ロンドンハーツ (1999.06.20 O.A.)
    6. making of the "Driver's High" music video
    7. recollection3
    8. making of the "Pieces" music video
    9. recollection 4
    10. documentary on "1999 GRAND CROSS TOUR" (1999.08.20)

    参加ミュージシャン[編集]

    forbidden lover
    • ken:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    HEAVEN'S DRIVE
    Driver's High
    • 吉澤瑛師:共同編曲、オルガン、キーボード・プログラミング
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    Cradle
    • yukihiro:キーボード・プログラミング、ターンテーブル
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    • ken:キーボード・プログラミング
    DIVE TO BLUE
    • ken:キーボード・プログラミング、タンバリン、"Hong Kong hand claps"
    • tetsu:キーボード・プログラミング、メタルパーカッション、"Hong Kong hand claps"
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング、マニピュレート
    • yukihiro:"Hong Kong hand claps"

    Larva
    • 斉藤仁:キーボード
    Butterfly's Sleep
    Perfect Blue
    • tetsu:キーボード・プログラミング、"Fender Bass VI Solo"、バッキングボーカル
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    • yukihiro:リズムプログラミング
    真実と幻想と
    What is love
    • ken:キーボード・プログラミング、タンバリン
    • tetsu:キーボード・プログラミング、バッキングボーカル
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング、クロマハープ
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング、ピアノ
    Pieces [ark mix]
    • 外山和彦:弦編曲
    • 岡野ハジメ:弦編曲、キーボード・プログラミング
    • tetsu:弦編曲、キーボード・プログラミング、バッキングボーカル
    • 安部慶子ストリングス:ストリングス
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング

    収録ベストアルバム[編集]

    関連事項[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ L'Arc〜en〜Ciel-Pieces
    2. ^ a b ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッド』1999年6月24日放送回より
    3. ^ ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッドF』2012年2月10日放送回より
    4. ^ ノベンバ、acid android共同企画でラルクカバー披露 - ナタリー
    5. ^ a b リットーミュージック社『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』」2010年