HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)

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L'Arc〜en〜Ciel > ディスコグラフィ > HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)
HONEY
L'Arc〜en〜Cielシングル
初出アルバム『ray
リリース
規格 8cmシングル
12cmシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル ロック
時間
レーベル Ki/oon Records
作詞・作曲 hyde
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野ハジメ
ゴールドディスク
  • ミリオン(CD[1]
  • プラチナ(シングルトラック[2]
※ いずれも日本レコード協会認定
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 初登場2位(オリコン)
  • 週間20位(12cmCD再発盤・オリコン)
  • 1998年7月度月間1位(オリコン)
  • 1998年8月度月間3位(オリコン)
  • 1998年9月度月間17位(オリコン)
  • 1998年度年間7位(オリコン)
  • 登場回数33回(オリコン)
L'Arc〜en〜Ciel シングル 年表
DIVE TO BLUE
(1998年)
HONEY
花葬
浸食 〜lose control〜
(1998年)
snow drop
(1998年)
ray 収録曲
It's the end
(2)
HONEY
(3)
Sell my Soul
(4)
ミュージックビデオ
L'Arc~en~Ciel「HONEY」-Music Clip- [L'Arc~en~Ciel Selected 10] - YouTube
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映像外部リンク
【ラルク、解〇。】デカ長 3曲同時篇~記者会見前篇 CM - YouTube

HONEY」(ハニー)は、日本のロックバンドL'Arc〜en〜Cielの10作目のシングル1998年7月8日発売。発売元はKi/oon Records

解説[編集]

花葬」、「浸食 〜lose control〜」の2作と合わせて、シングル3作同時発売されたうちの一作。

オリコン週間シングルチャートでは、初登場は2位[3]だったが翌週に首位を獲得し、「winter fall」から3作連続3作目のオリコンシングルチャート首位獲得。

L'Arc〜en〜Cielシングル作品として初のミリオンセラーを記録[4]。累計売上は123.8万枚を記録し、L'Arc〜en〜CielCDシングル作品では最大売上となった。プラネット週間シングルチャートでは初登場1位を記録[5]

この3作同時発売は当時としては非常に稀なことでマスコミなど各メディアで取り上げられた。この頃より映像ディレクターの箭内道彦がテレビCM、新聞広告のディレクションに携わる。本作の発売前に放映されたCMでは、プロレスラー藤原喜明が刑事役で出演している。2019年12月3日にはこのCMをセルフリメイクし、公式YouTubeチャンネルを開設することを発表。開設に合わせ、本楽曲「花葬」、「浸食 〜lose control〜」の3曲のミュージック・ビデオ同時公開が行われた。

カップリング曲は、本作と同時発売の「花葬」が収録される予定だったがスタッフ案でシングル3作同時発売を行なうことになり、同曲が別シングル表題曲として発売されたため、本作も表題曲のみの収録。

2007年12月26日に行われた、所属事務所主催によるイベント「JACK IN THE BOX 2007」にて、hydeとTERUTAKUROGLAY)が「誘惑」と共にセッションした[6]。また、2016年にはhydeと親交の深い、ロックバンド・BREAKERZのボーカル、DAIGO女優北川景子の結婚式において、hydeとGLAYメンバー4人が本楽曲を披露している。

収録曲[編集]

  1. HONEY
    NTTパーソナル関西」CMソング、及びTBS系番組『スーパーサッカー』エンディングテーマ。
    2016年TOKYO MXBS11系アニメ『ReLIFE』第4話エンディングテーマに起用。
    オーバーダビングが少ない上、シンセサイザーによるアレンジもなくシンプルにギターベースドラムというバンドサウンドだけで構成されており、L'Arc〜en〜Cielのシングルの表題曲としては珍しくシンプルな作りの楽曲となっている[7]
    hyde曰く、当初はシングルの表題曲として、hydeが制作した別の曲が採用される予定であったという[8]。しかし、hyde自身がその曲を気に入っておらず、一部のフレーズのアイデアだけがあったこの曲を代わりに作品にしたいという思いがあったといい、スタッフに制作の猶予をもらい一晩でデモ音源が制作されたという[8]。また、レコーディングはプリプロダクションとして予定されたスケジュールで完成した為[7]、後年のインタビューでメンバーは「レコーディングの記憶があまりない[9]」と述べている。
    kenは普段ストラト・シェイプのギターを使用しているが、この曲のレコーディングでは初めてフェンダー・カスタム・ショップ製のジャズマスターを使用している。また、共同プロデューサーの岡野ハジメはこの曲のkenのギター・プレイについて、「ギターだけ取り出してみると「HONEY」に聴こえないんですよ。このギター1本でアレンジの柱ができていて、普通のバー・コードだけで弾いている曲だったら、あんなカッコいい曲にはなっていなかったと思います[10]」「ある種のラテンとかボサノバみたいなものを感じます[10]」と評している。
    歌詞は、キャッチーな曲調に反して心の中の喪失感を表したものとなっており、歌詞に関しhydeは「結構苦労したんですよ、微妙なこの"悲しい加減"のバランスが難しくて。パッと聴き、"イエーイ!"って感じで終わって、でも、なんか引っかかる感じにしたかった[11]」と述べている。
    ちなみに、1998年3月から行われたファンクラブイベント「ハワイ・アン・シエル」で訪れたホノルルで、hydeが夕日を見ながら本作の曲の着想を得たことから、「ホノルルの夕べ」という仮タイトルが付けられていた。
    本作で『第49回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしている。
    後に、パートチェンジバンドP'UNK〜EN〜CIELでリアレンジされ、30thシングル「SEVENTH HEAVEN」のカップリングに収録している。
    2015年にはアコースティックにリアレンジされ、40thシングル「Wings Flap」に「HONEY -L'Acoustic version-」として収録されている。
    2018年開催されたロック・フェスティバルVIVA LA ROCK 2018」にて、山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)が、亀田誠治東京事変)、加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)、津野米咲(赤い公園)、ピエール中野(凛として時雨)の4人で編成されたセッションバンド、"VIVA LA J-ROCK ANTHEMS"に参加し、本作をカバーしている[12]
    2019年にはhydeがソロ名義で発表したシングル「MAD QUALIA」のカップリング曲で、リアレンジの上セルフカバーしている。

参加ミュージシャン[編集]

カバー[編集]

収録アルバム[編集]

オリジナルアルバム
ベストアルバム
コンピレーションアルバム

関連事項[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ゴールドディスク認定 1998年8月 - 日本レコード協会
  2. ^ ダウンロード認定 2016年12月 - 日本レコード協会
  3. ^ 1位はB'zの「HOME」だったが、累計売上は本作や「花葬」が上回っている。
  4. ^ アルバム作品のミリオンセラーは1996年発売の4thアルバム『True』で記録。
  5. ^ Weekly Chart-SINGLE 98.7.6 - 7.12、プラネット Music Information Center(インターネットアーカイブのキャッシュ)
  6. ^ 他のセッションメンバーは、ギター,弐(ギルガメッシュ)、ベース,明希(シド)、ドラム,SATOちムック)。
  7. ^ a b 『ray 15th Anniversary Expanded Edition』特典DVD、2006年
  8. ^ a b テレビ朝日系番組『ミュージックステーションウルトラFES 2015』2015年9月23日放送分
  9. ^ ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』2004年3月3日放送分
  10. ^ a b 『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、p.155、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年
  11. ^ 『CDでーた』、p.16、角川書店、1998年7月20日号 vol.10 No.13
  12. ^ VIVA LA J-ROCK ANTHEMS【Ba:亀田誠治/Gt:加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)/Gt:津野米咲(赤い公園)/Dr:ピエール中野(凛として時雨) 】 - VIVA LA ROCK 2018 Flash Report