浸食 〜lose control〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
L'Arc〜en〜Ciel > ディスコグラフィ > 浸食 〜lose control〜
浸食 〜lose control〜
L'Arc〜en〜Cielシングル
初出アルバム『ray
B面 浸食 〜lose control〜 (control experiment mix)
リリース
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル Ki/oon Records
作詞・作曲 hyde (作詞)
ken (作曲)
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野ハジメ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 初登場3位(オリコン)
  • 1998年7月度月間3位(オリコン)
  • 1998年8月度月間9位(オリコン)
  • 1998年度年間20位(オリコン)
  • 登場回数25回(オリコン)
L'Arc〜en〜Ciel シングル 年表
DIVE TO BLUE
1998年
HONEY
花葬
浸食〜lose control〜
(1998年)
snow drop
(1998年)
ray 収録曲
花葬
(7)
浸食 〜lose control〜
(8)
trick
(9)
テンプレートを表示

浸食 〜lose control〜」(しんしょく ルーズ コントロール)は、日本のロックバンドL'Arc〜en〜Cielの12作目のシングル。1998年7月8日発売。発売元はKi/oon Records

解説[編集]

HONEY」、「花葬」の2作と併せ、シングル3作同時発売された内の一作。L'Arc〜en〜Cielとしては初の12cmシングルとなった。同日にリリースされた2作は同じ8cm盤かつジャケットの被写体も同一人物であったが、本作のみ関連した要素がない。

オリコン週間シングルチャートでは、51万枚以上を売り上げ初登場3位(翌週2位を記録)を獲得した。オリコン3位の初動としては歴代最高である。

この3作同時発売は当時としては非常に稀なことでマスコミなどの各メディアでとり上げられた。この頃より映像ディレクターの箭内道彦がテレビCM、新聞広告のディレクションに携わるようになった。本作リリース前に放映されたCMでは、プロレスラー藤原喜明が出演している。

表題曲の一部がローランド・エメリッヒ監督の映画『GODZILLA』に使われ、そのサウンドトラックからシングルカットされた。TBS系音楽番組『うたばん』にラルクが出演した際、『GODZILLA』でこの曲が流された場面(冒頭の漁船のシーンに約10秒流れている)をラルクが視聴したが、1回見ただけでは本人達も何処で流されたのか気付かなかったというエピソードがある(何度か同じ場面を繰り返されて気付いた)。

楽曲自体は発売される4か月も前のテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション スペシャル』(1998年3月27日放送)で前作「DIVE TO BLUE」と共にメドレー形式で披露されている。この時のタイトルには「〜lose control〜」はついておらず「浸食」のみであった。『GODZILLA』サウンドトラックには「LOSE CONTROL」というタイトルで表記されている。

また、本作は3作同時リリースシングルのなかで、P'UNK〜EN〜CIELによってカバーされておらず、ミリオンに到達していない唯一の楽曲である。一方でyukihiroによるリミックスが行われた初めての楽曲でもあり(後述)、今作から19thシングル「NEO UNIVERSE/finale」(次作「snow drop」除く)の7作で、yukihiroによるリミックス作品がカップリング曲を担当することとなった。なお、リミックスは後に「花葬」でも行われ、3作の中では「HONEY」のみリミックスされなかった。

オリジナルリリース盤も再発盤も初回仕様限定盤はスーパーピクチャーレーベル仕様で、オリジナル盤はジャケットデザインを、再発盤はメンバーのアーティストフォトを使用している。

収録曲[編集]

  1. 浸食 〜lose control〜
    トライスター・ピクチャーズ/東宝配給映画『GODZILLA』挿入歌。
    最初はゆっくりと静かに始まるが、変拍子を連発したハードな曲調に変貌する。あまりにもダークな曲だったため、作曲者のkenは「こんなのがチャートにはいるわけがない」と思っていたらしい。後年プロデューサー岡野ハジメも「こういった変拍子の曲は、プロデューサーの立場で見ても、客観的に見ても、普通は売れない[1]」と述べており、「それでもセールスを記録できたこそ、当時多く実験的なことができたんだと思う[1]」と述懐している。
    テレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』では演奏中に白い柱に血を模した液体を流す演出がなされた[2]。メンバーも印象に残っている演出だったようで、hydeは「普通やらないことをやってもらえて嬉しかった[3]」、kenは「あの時間帯にこういう演出するんだ、凄いな[3]」と振り返っている。また、日本テレビ系音楽番組『速報!歌の大辞テン』では通常のPVとは異なる「特別版PV」なるものが放送された。
    さらに、フジテレビ系番組『LOVE LOVEあいしてる』では、司会のKinKi Kidsとhydeがコラボし、この曲を歌った。
  2. 浸食 〜lose control〜 (control experiment mix)
    yukihiroが手がけた、初のリミックス作品。また、シングルにリミックスが収録されるのは1stシングル「Blurry Eyes」以来。
    このリミックスとは別バージョンの「ectoborn mix」が、リミックスアルバムectomorphed works』に収録されている。

参加ミュージシャン[編集]

収録アルバム[編集]

オリジナルアルバム
  • ray』 (#1)
ベストアルバム
リミックスアルバム

脚注[編集]

  1. ^ a b 『ray 15th Anniversary Expanded Edition』特典DVD、2006年
  2. ^ テレビ朝日系番組『ミュージックステーション』1998年7月10日放送
  3. ^ a b テレビ朝日系番組『L'Arc〜en〜Ciel20周年記念特番「Mステで振り返る ラルク アン シエルの20年」』2012年2月4日放送