東京 (桑田佳祐の曲)

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桑田佳祐 > 東京
東京
桑田佳祐シングル
初出アルバム『ROCK AND ROLL HERO
B面 夏の日の少年
EBOSHI RADIO STATION “Hits from Coast to Coast” (DJ:SHANTI)
可愛いミーナ
リリース
規格 12cmCD
12インチレコード
デジタル・ダウンロード
録音 2002年1月 - (#1,3)
2001年11月 - 2002年4月 (#2)
1999年8月 - (#4)
VICTOR STUDIO &
猫に小判Studio
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐 (#1〜#4)
プロデュース 桑田佳祐
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン[2]
  • 2002年7月度月間1位(オリコン)
  • 2002年8月度月間10位(オリコン)
  • 2002年度年間11位(オリコン)
桑田佳祐 シングル 年表
白い恋人達
2001年
東京
(2002年)
明日晴れるかな
2007年
ROCK AND ROLL HERO 収録曲
地下室のメロディ
(6)
東京
(7)
JAIL 〜奇妙な果実〜
(8)
ミュージックビデオ
「東京」 - YouTube
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東京」(とうきょう)は、桑田佳祐の8枚目のシングル2002年6月26日発売。発売元はタイシタレーベル

背景[編集]

すでに発表していた“9月発売のニューアルバム”の先行シングルとしてリリースされた。タイトル曲はノンタイアップであり、前年から「波乗りジョニー」「白い恋人達」に続く、コカ・コーラNo ReasonキャンペーンソングとしてCMが既にOAされていた「可愛いミーナ」はカップリングになる。

リリース[編集]

本作も初回盤はOリングケース付の仕様になっているが、単なるケースではなく、歌詞カード部分のジャケットとは色違いのイラストが描かれた紙のケースになっている。スライド式でCDケースをOリングケースに収納する形になっている。

30cmピクチャーディスク仕様のアナログ盤も同時発売された。

アートワーク[編集]

ジャケットに関しては、CD盤では当時公開されていた和服を羽織り和傘を差した桑田のアーティスト写真[3]に加工を施したもの[4]、アナログ盤では赤い和傘を差している人が大量に描かれた浮世絵風のイラストがデザインされたものになっている[5]

制作[編集]

編曲に関わっているTHE BALDING COMPANYとはサポートメンバーで参加する人物達の総称であり、このシングルから年末まで行われたツアーの間、期間限定的に結成されたバンドである。このメンバーでテレビ朝日音楽番組ミュージックステーション』にも出演した。

本作発売後、翌2003年は上半期を充電期間とし音楽活動を休止。7月にはサザンデビュー25周年にあわせ、バンド活動を再開させたため、ライブやラジオ番組以外でのソロ活動は行われず、2007年の「明日晴れるかな」まで約5年間ソロ・シングルの発売が途切れる。

チャート成績[編集]

本作はオリコン週間ランキングでソロシングル初となる2週連続1位を獲得し[2]、累計55.0万枚(オリコン調べ)を売り上げた[6]

受賞[編集]

収録曲[編集]

  1. 東京 (6:28)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:桑田佳祐 & THE BALDING COMPANY)
    桑田曰く「サスペンスドラマ的な雰囲気」の曲で[8]PVもそれに沿ったストーリーとなっており、桑田がタクシー運転手「石本圭三」に扮し、中尾彬扮する「高垣芳郎」と小島聖扮する「鳩田美貴子」を乗せるというものである。同年度の「SPACE SHOWER Music Video Awards」のグランプリも獲得している。PVはDVD『桑田佳祐ビデオクリップス2001~2002 D.V.D. WONDER WEAR』に収録された。原案は桑田によるものであり、脚本にはリリー・フランキーも参加している。このPVには、通常のミュージック・ビデオ形式のものと、完全版なるものが存在している。どちらも途中の内容は基本的に同じだが、ストーリーの結末がそれぞれ異なっており、どちらも同DVDに収録。途中桑田のステージでの歌唱シーンも収録されており、バンドメンバーは本作やアルバム『ROCK AND ROLL HERO』製作のため結成されたサポートメンバーのバンド、THE BALDING COMPANYが演奏・参加している。
    2016年にWOWOWで放送された特別番組「偉大なる歌謡曲に感謝 〜東京の唄〜」で新たにアレンジ(編曲は島健)が施され歌唱された。このバージョンは同年に発売された自身のシングル「ヨシ子さん」の初回限定盤にボーナストラックとして「TOKYO Big Band Session」というサブタイトルで収録されている[9]
    仮タイトルは「動物プレイ」[10]
  2. 夏の日の少年 (4:26)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 英語補作詞:Tommy Snyder / 編曲:桑田佳祐 & THE BALDING COMPANY)
    Town & Country CMソング。
    ポップな曲調に内省的な歌詞が特徴。
    アルバム『ROCK AND ROLL HERO』にも収録されているが、一部テイク違いとなっている。そのためシングルバージョンは本作にのみ収録されている。
    仮タイトルは「剃毛プレイ[10]
  3. EBOSHI RADIO STATION “Hits from Coast to Coast” (DJ:SHANTI) (0:49)
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    架空のラジオ局 EBOSHI RADIO STATIONの『Hits from Coast to Coast』という番組へリクエストを送った、というような演出で始まっている。桑田と交流の深いトミー・スナイダーの娘で、2000年のAAAライブでもコーラスとして参加していたシャンティ・スナイダーがDJを担当している。
    リリース直前の週まで明かされていないシークレットトラックであったが、「可愛いミーナ」がラジオ解禁された際に同時公開された。この「曲」が終了した瞬間に「可愛いミーナ」が始まるようになっている。
  4. 可愛いミーナ (5:23)
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 弦編曲:島健
    コカ・コーラ「No Reason」キャンペーンCMソング
    桑田はリリース直前まで「CM部分しかないから発売しない」と語っており、メディアでもそのような紹介がなされていた曲。2001年から続くコカ・コーラのキャンペーンソングでいわゆるコーラ3部作の完結篇に当たる。タイアップ自体は『ROCK AND ROLL HERO』収録の「影法師」が最後となる。また、ソロ曲でありながら、サザンオールスターズのメンバーである松田弘原由子がレコーディングに参加している。モップトップやジャニーギターなど1960 - 70年代を連想させる単語が多く使われている。タイトルのミーナは桑田の好きな曲「砂に消えた涙」を歌うイタリアの歌手ミーナ・マッツィーニからとったものである。

参加ミュージシャン[編集]

収録アルバム[編集]

ミュージック・ビデオ収録作品[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数40万枚以上の作品に適用。

出典[編集]

  1. ^ 日本レコード協会 認定作品 2002年7月度認定作品の閲覧。 2017年12月11日閲覧
  2. ^ a b 【オリコン】桑田佳祐、5年ぶりソロ作が1位!“連続1位”歴代トップに!2015年6月23日閲覧。
  3. ^ ARTIST PICK UP 桑田佳祐SHY GLANGE, INC.
  4. ^ 東京 SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE
  5. ^ 東京(アナログ盤) SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE
  6. ^ 5/16発売の注目シングルは、5年ぶりの桑田佳祐! オリコン 2016年10月8日閲覧
  7. ^ 第17回日本ゴールドディスク大賞 日本ゴールドディスク大賞 2017年3月18日閲覧
  8. ^ I LOVE YOU -now & forever- 完全本』ビクターエンタテインメント、2013年
  9. ^ 桑田佳祐「ヨシ子さん」初回盤に女川さいがいFM生放送のライブ音源 音楽ナタリー 2016年6月4日配信・閲覧。
  10. ^ a b 『桑田佳祐のやさしい夜遊び』2002年6月15日放送分。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 東京 - SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE