君こそスターだ/夢に消えたジュリア

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君こそスターだ/夢に消えたジュリア
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『キラーストリート
B面 DOLL
リリース
規格 12cmCD
12インチレコード
カセットテープ
デジタル・ダウンロード
録音 2004年2月2日 - 5月 (#1)
2004年4月12日 - 6月 (#2)
1999年9月9日 - (#3)
VICTOR STUDIO 401st &
猫に小判スタジオ
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐 (#1〜#3)
プロデュース サザンオールスターズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2004年8月度月間1位(オリコン)
  • 2004年度年間8位(オリコン)[1]
  • サザンオールスターズ シングル 年表
    彩 〜Aja〜
    (2004年)
    君こそスターだ/夢に消えたジュリア
    (2004年)
    愛と欲望の日々
    (2004年)
    キラーストリート 収録曲
    Mr.ブラック・ジャック 〜裸の王様〜
    (6)
    君こそスターだ
    (7)
    リボンの騎士
    (8)
    キラーストリート
    (13)
    夢に消えたジュリア
    (14)
    限りなき永遠(とわ)の愛
    (15)
    ミュージックビデオ
    「君こそスターだ」 - YouTube
    「夢に消えたジュリア」 - YouTube
    EANコード
    EAN 4988002461530(CD盤)
    EAN 4988002461554(アナログ盤)
    EAN 4988002463992(カセット盤)
    テンプレートを表示

    君こそスターだ/夢に消えたジュリア」(きみこそスターだ/ゆめにきえたジュリア)は、サザンオールスターズの49枚目のシングル2004年7月21日発売。発売元はタイシタレーベル

    解説[編集]

    サザンオールスターズとしては1980年シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー」以来実に24年ぶりとなる両A面シングルである。形式上は“Double A-side Single”や“2☆TOP SINGLE”としている。

    復活シングル「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」、前作「彩 〜Aja〜」と音楽番組への出演などがほとんどなかったものの、本作は両A面シングルであり、どちらも大型タイアップCMも大量にオンエアーされ、久々にテレビ出演も積極的に行っている。

    本作は発売元のビクターエンタテインメントタイシタレーベル)では24年ぶりの両A面シングルとしているが、オリコンなどでは1992年の「シュラバ★ラ★バンバ」も両A面シングルとすることがあり、同様に次作「愛と欲望の日々」も単独A面にもかかわらず両A面とされている。

    同年に発売された3作のシングルには、それぞれに星を中心にデザインされたマークが存在し、作品毎にステッカーシールバッジなどが付録や特典などで手にすることが出来る。本作のジャケットは「君こそスターだ」メインのものだが、歌詞カードを裏返すと「夢に消えたジュリア」メインのものにすることが出来る。タイトル帯の表記も「夢に消えたジュリア/君こそスターだ」となるが、これは仕様であるためあくまでも表記は統一されている。販売時もジャケットは全て「君こそスターだ」のままで売り出され、購入後自由に裏返すことも出来る、といった仕組みである。

    ちなみに本年発売の3作は全て初回盤に専用スリーブケース付きとなっている。表記が「君こそスターだ!」とされていることがあるが、これはタイトルの元になった同名テレビ番組である。

    アルバムキラーストリート』には収録曲全てが収録されたが、「君こそスターだ」のみ「雨上がりにもう一度キスをして」、「LONELY WOMAN」と共にテイク違いのアルバム・バージョン仕様になっている。

    本作は12cmCDや12インチレコードの他にカセットテープでの発売も行っており、自身としては、「太陽は罪な奴」以来8年振りのことである。

    チャート成績[編集]

    本作はオリコンチャートで最高1位を記録し、2003年に再発売した「勝手にシンドバッド」から4作連続首位を記録した。また、累計45.7万枚(オリコン調べ)を売り上げた[2]

    なお、本作の首位獲得によってシングルTOP10作品獲得数が39作となり、当時のシングルTOP10作品獲得数歴代1位となった。(2016年現在、モーニング娘。の62作が歴代1位である[3][4])。

    受賞[編集]

    収録曲[編集]

    1. 君こそスターだ
      (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
      桑田出演のTOYOTA『MORE THAN BEST』CMソング第77回選抜高等学校野球大会入場行進曲[注 1]auLISTEN MOBILE SERVICE』キャンペーンソング[注 2]
      発売前のTOYOTAのCMのバージョンでは桑田のみ出演しているものだったが、にはTOYOTAのアテネオリンピック応援ソングになっている。「サンスポ」の記事には「『君こそスターだ』の『君』はアテネ五輪の日本代表選手たちでもありますが、この曲を聴くリスナー1人ひとりに向けたものあるんです」「すべての人たちの人生の応援ソングになれば、という気持ちがこもっています」というビクターによる説明が掲載されており[6]、桑田自身も公式サイトでのコメントでこの曲についてオリンピック選手、メンバー、スタッフ、ファンといったすべての人たちの人生の応援ソングと位置付けている[7]。「サンスポ」の記事によると、桑田は過去の五輪で見た感動を思い起こしながら詞を綴り、発売年の三月に父親の久司が亡くなったことも歌詞に影響を与えたと報じられており、「これまで桑田は、決して“頑張れ!”というエールを送る楽曲は作ってこなかった。が、戦後、支配人として田舎(神奈川県茅ヶ崎市)の映画館[注 3]を切り盛りし、閉館後は妻の昌子さん[注 4]と二人三脚でバーを営んだ、実直な久司さんの生き様を重ね合わせたに違いない」と評されている[6]
      PVの撮影場所は、公式サイトでは都内某所としているが、横浜市にある日本ビクター本社(現JVCケンウッド本社)ビルの屋上でファンクラブの会員を集めて撮影されたものである。PVには車いす陸上競技選手の永尾嘉章が出演しており、永尾はサザンのファンでもある[12]
      選抜高等学校野球大会では、サザンとして、2001年春の第73回選抜高校野球大会入場行進曲にも「TSUNAMI」が選ばれて以来、2度目の選出である。
      タイトルは鎌倉に一人で行った帰り道で突然思い浮かんだもので、フジテレビ系で放送されていたオーディション番組『君こそスターだ!』との関係はない[7]
      アルバム『キラーストリート』に収録されたバージョンは、桑田のカウントから始まり、曲中にもハンドクラップが追加されるなどしているため、シングルバージョンとはテイク違いである。そのため、シングルバージョンは現時点で本作のみに収録されている。
      後年桑田はこの曲に対して、自身のラジオで否定的な発言を度々している。
      調イ長調
    2. 夢に消えたジュリア
      (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦管編曲:島健
      メンバー全員出演のJAL『FLY! JAL!』CMソング。
      タイアップのCMではPVの映像がそのまま使われた。
      タイトルはピンク・フロイドの「夢に消えるジュリア(Julia Dream)」のもじり。1960年代後半から1970年代前半に一世を風靡したGS歌謡曲を強く意識した曲になっており、桑田曰く『夜のヒットスタジオ』の世界観でもあるとのこと[7]。歌詞の内容はタイトルの通り伝説になった人物“ジュリア”を描いたものだが、桑田自身、歌詞を書いている途中に、非常に似たような伝説「神津島のジュリア・おたあ伝説」が存在することを知って驚いた、と多数の雑誌のインタビューなどで語っている。
      PVの演出や衣装などもGSを意識した雰囲気になっている。歌詞の中には「十字架」「ロザリオ」などキリストキリシタンをイメージした単語が多く登場するが、この点でも『おたあ伝説』に非常に似ているとのこと。過去最多のサポートミュージシャンを使い、のパートは豪華で力の入った音になっている。テレビでJALのタイアップが終わった後も、JALの関連企業である『JET STREAM』のラジオCMでは、2005年になって風味堂の「楽園をめざして」が起用されても同時に使用され続け、2006年に完全移行されるまで2年近くOAされていた。なお、PV、及び音楽番組でこの曲を披露する際には、サポートメンバーの斎藤誠ギターで出演したが、楽曲自体には参加していない。アルバム『キラーストリート』にはリマスタリングが施され収録された。
      調はイ短調[13]
    3. DOLL
      (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
      もともとは1999年ごろから製作されていた曲であり、ずっと眠らせたままだったが近年になって本格的に製作した曲である。ギターの単音をサンプリングでダビングするなど、1990年代の作品に多く見られた実験的な作品である。本格的な制作にあたって、桑田のアイデアでサザンの作品では初めて関口和之のウクレレが使用された。『キラーストリート』にはリマスタリングが施されて収録された。

    参加ミュージシャン[編集]

    収録アルバム[編集]

    ミュージック・ビデオ収録作品[編集]

    テレビ出演[編集]

    脚注[編集]

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    注釈[編集]

    1. ^ 2005年に使用。
    2. ^ 2008年に使用。
    3. ^ 大黒館。後に茅ヶ崎国際劇場と改名[8][9]
    4. ^ 桑田の母であり、久司と共に二人三脚でバーを営んだのちに[6]神奈川県平塚市割烹を経営し[10]、1994年2月に亡くなっている[11]

    出典[編集]

    1. ^ 2004年CDシングルランキング1位〜10位 オリコン 2016年12月18日閲覧
    2. ^ サザン、今夏52作目のニューシングル発売決定! オリコン 2016年7月29日閲覧。
    3. ^ 【オリコン】桑田佳祐、ソロ・アーティストとして史上2人目の5作連続1位!2015年6月23日閲覧。
    4. ^ 【オリコン】モー娘。新曲が18作目首位 歴代1位独走62作目TOP10 オリコン 2016年12月25日閲覧
    5. ^ 第19回日本ゴールドディスク大賞 日本ゴールドディスク大賞 2017年2月28日閲覧
    6. ^ a b c アテネに届け…こちらサザンは初の五輪応援歌!サンスポ
    7. ^ a b c 君こそスターだ/夢に消えたジュリア (作品特設ページ) ニューシングルについて・桑田佳祐インタビュー
    8. ^ みなみマート(茅ヶ崎駅前分譲)建替 46年の歴史に幕タウンニュース
    9. ^ 桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、新潮社、P11)
    10. ^ 平凡 1979年6月号内の記事「本誌独占! 桑田佳祐の母親・実家を大公開! 我が家のスターが帰って来る日・・・」より。
    11. ^ 桑田佳祐『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』P55、新潮社、2012年
    12. ^ 鉄人53歳永尾「7度目で一番メダル近い」/連載 リオパラリンピック 2016年9月4日閲覧
    13. ^ 夢に消えたジュリア(サザンオールスターズ) / コード譜 / ギター - J-Total Music!”. Jトータルミュージック. 2016年8月2日閲覧。
    14. ^ ミュージックステーション 2004年7月16日放送 2015年8月12日閲覧
    15. ^ ミュージックステーション 2004年7月23日放送 2015年8月12日閲覧
    16. ^ ミュージックステーション 2004年11月26日放送 2015年8月7日閲覧

    関連項目[編集]

    外部リンク[編集]