マンピーのG★SPOT

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マンピーのG★SPOT
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『HAPPY! (#1,#2)』
B面 メリージェーンと琢磨仁
リリース
規格 8cmCD('95)
カセットテープ('95)
12cmCD('05)
デジタル・ダウンロード
録音 猫に小判STUDIO
VICTOR STUDIO
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐 (#1,#2)
プロデュース サザンオールスターズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1995年6月度月間10位(オリコン)
  • 1995年度年間71位(オリコン)
サザンオールスターズ シングル 年表
クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)
1993年
マンピーのG★SPOT
(1995年)
あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
(1995年)
HAPPY! 収録曲
マンピーのG★スポット
(1)
おいしいね ~傑作物語
(2)
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マンピーのG★SPOT」(マンピーのジー・スポット)は、サザンオールスターズの35枚目のシングル1995年5月22日発売。発売元はタイシタレーベル

2005年6月25日には12cmCDで再発売されている。

解説[編集]

1993年の「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」以来1年半振りに発売されたシングル。「マンピーのG☆SPOT」や「マンピーのG☆スポット」「マンピーのGスポット」などの表記も流通しているが、正確には「マンピーのG★SPOT」である。タイトルからいわゆる「エロ曲」と位置付けられており、桑田本人も「『シュラバ★ラ★バンバ』と『エロティカ・セブン』に続くエロス3部作みたいな感じで」とコメントしている[1]

このシングルジャケット原由子を除くサザンのメンバーの年をとった姿が描かれている。これはマンピーのG★SPOTの「G」と「爺」を掛けたものである。

長期休養していた関口和之はこのシングルから復帰している。

直後に発売された限定盤ベストアルバムHAPPY!』に収録された。12thオリジナルアルバム『Young Love』には収録されず、オリジナルアルバム未収録となっている。

収録曲[編集]

  1. マンピーのG★SPOT
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:サザンオールスターズ)
    日本テレビバラエティ番組TVおじゃマンモス』エンディング曲[1]
    シングル曲としては久々にロック色が強い曲調である。歌詞は比喩表現が多く使われており、2番では芥川龍之介スライが登場する。また、桑田は仮歌の段階からサビの歌詞を『マンピーの~』と歌っていたという逸話がある[2]
    PVは、メンバー全員が家族に扮した形で朝食のシーンが収められている。家族でテレビのチャンネルを変えるシーンでは一瞬だけ「匂艶 THE NIGHT CLUB」のPV、『ザ・ベストテン』の初登場時の映像が使われている。また、テレビ画面が映し出される場面で、西島三郎北島三郎そっくりさん)や、当時まだ無名であったバナナマン長井秀和がほんの一瞬だけこのPVに出演している。
    先述の限定盤ベストアルバム『HAPPY!』のCMソングでもあり、PVは未収録であるが、CMはDVDベストヒットUSAS (Ultra Southern All Stars)』に収録されている。なお、PVにはCMに使われたコント部分がフル収録になったバージョンと曲部分のみのバージョンがある。
    ライブでは定番曲であり、本編のラストに披露されることが多く、サザンの活動休止前最後のパフォーマンスである2008年9月24日の『CDTVスペシャル!15周年プレミアライブ』でも全4曲中最後に披露された。また、桑田がに「G」を象ったシールを貼ったハゲ頭の加藤茶カツラ(通称:マンヅラ)を被るのが恒例となっており、ライブではデザインが毎回新調される。このカツラについて桑田はテレビ朝日系列『ミュージックステーション』にて「毎回視聴者をビックリさせる試金石をこの番組でやっているが、この番組でやって好評だったので他のツアー等でも恒例化している」と発言している。なお、一部のライブではカツラを着用せず、素のままで歌ったこともある。
    『ミュージックステーション』で初披露した際にタモリから曲名の由来を尋ねられたところ、桑田は「マンピーのマンは萬田久子のマン。ピーと言えば泉谷しげる」と発言したため、共演していた泉谷からは「お前らこんな歌ばっか作ってっから売れなくなるんだよ!!」と突っ込まれた。他にも桑田はこの曲名について「萬田久子とピーターの物語」という意味である(「ピーター」は池畑慎之介ピーター・ガブリエルの2つの説がある)と冗談ながら説明していたこともあったが、途中から面倒になったのか田中角栄の物まねをし放送禁止用語[3]を言うようになった。また、桑田がMr.Childrenと共に桑田佳祐&Mr.Childrenとして参加したLIVE UFO '95にて、今後お互いがどんな新曲を発売するのかというトークをし、その中で桑田はタイトルを述べたところ、桜井和寿が笑い転げていたという逸話がある[4]。ちなみに女性尿道海綿体に「Gスポット」という部分があるが、関係があるかは明言していない。
    日本テレビ系列『THE夜もヒッパレ』では軽いセクハラめいたギャグとして女性ゲストに歌わせるのが「お約束」となっており、オリコンチャートのトップ10から外れてもしばらく歌われることとなる。また、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』出演時に松本人志から「この曲で紅白出られるんですかね?」と聞かれ、それに対して「そこには触れないで欲しかった…」と苦笑している。前述の通りライブでは定番曲であるものの、リリースした年の5月24日放送の『TK MUSIC CLAMP』では表題曲のタイトルの事を「失敗だった」「他のフレーズを探したが出てこなかった」と述べており、2000年1月1日の『ミュージックステーションSPECIAL』では、「2000年に最も残したくない曲です」と語っている。
    2013年のスタジアム・ツアーのタイトル『灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』は無論、この曲に由来するもので、桑田は「教育みたいなもの[5]下衆の極み[6]と述べている。このライブではマツタケとアワビに似立てた神輿が登場し、曲が終わるとステージ中央で鉢合わせて、性行為の真似をするという、サザン史上最も非常に過激な演出があった。これは「思想やメッセージではない事をする」「コンプライアンスをぶっ飛ばす」という意図で行ったもので、スタッフも桑田のこの思いを汲み取った上で、真剣にこの神輿を設計したという[7]
    ライブや音楽番組で披露する時にしばしば、最後のサビの「マンピー」の部分で「マンコ!」と放送禁止用語を叫んでしまうことがある[8][9]
    他アーティストにも人気は高く、事務所の後輩で桑田と親交の深い福山雅治は『ミュージックステーション』のサザン特集の際のインタビューでカラオケで必ずこの曲を1曲目として歌うことを公言している。ポルノグラフィティは2010年大晦日に桑田の病気療養による活動休止を受けて横浜アリーナで年越しライブを開催した際にこの曲をカバーし、その際は桑田が実際に使用していたマンヅラを箱に入れて吊り下げ、岡野昭仁は自分用のマンヅラを被り歌った。2012年にはaikoサザンビーチちがさきで開催したフリーライブで桑田ソロ曲「波乗りジョニー」とともにこの曲をカバーした。大塚愛2014年9月26日に放送された「ミュージックステーション」の「アーティストが選んだBESTパフォーマンス50」にこの曲を選んだ。
    この曲はパロディ楽曲があり、当時TOKYOFMアナウンサーで現在はフリーアナウンサー松本ともこが歌唱していた「DJ★mappie」名義で「マッピーのGスタ」という曲があり、そのタイトルやジャケットはサザンの「マンピーのG★SPOT」に類似しているが、曲そのものは全くの別物である。
    チームアミューズ!!名義で発表した「Let's try again」では福山と岡野、比嘉栄昇BEGIN)がカバーしており、PVでは3人がマイクを奪い合いながら「マンピーのG★SPOT」を1フレーズずつ歌っているというものである。
  2. メリージェーンと琢磨仁
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 英語補作詞:Tommy Snyder / 編曲:サザンオールスターズ / 管編曲:山本拓夫
    メリー・ジェーンつのだ☆ひろの代表曲。琢磨仁はサザンとも関わりのあるベーシストで、KUWATA BANDにも参加している。
    アルバムには現在廃盤となっている『HAPPY!』にのみ収録されており、現行盤ではこのシングルのみの収録となっている。

参加ミュージシャン[編集]

  • マンピーのG★SPOT
  • メリージェーンと琢磨仁
    • 山本拓夫:Sax
    • 角谷仁宣:Commputer Programming
    • 荒木敏男:Trumpet
    • 高安錬太郎:Computer Programming

収録アルバム[編集]

※斜字は廃盤作品。

カバー[編集]

マンピーのG★SPOT

脚注[編集]

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  1. ^ a b エロすぎる歌詞が話題に サザンオールスターズの「エロス三部作」 excite 2016年2月18日配信・閲覧
  2. ^ 桑田佳祐のやさしい夜遊び』2005年4月2日放送分。
  3. ^ 当然、一部分はピー音で被されている。
  4. ^ 桑田佳祐のやさしい夜遊び』2015年8月8日放送分。
  5. ^ WOWOW内のインタビューによる。2013年。
  6. ^ 桑田佳祐のやさしい夜遊び』2013年7月13日放送分。
  7. ^ 『ROCKIN'ON JAPAN』2015年4月号(29巻5号、通巻450号)、ロッキング・オン、2015年、49頁
  8. ^ 大抵生放送でやるため、そのまま放送されるが、大きな問題にはならないことが多い。
  9. ^ 2013年8月9日放送のNHK総合テレビ『35周年 復活!サザンオールスターズの流儀』では、録画放送だったため、「コ」の部分のみボーカルの音声がミュート処理された。
  10. ^ 関ジャニ∞渋谷すばる初ソロアルバムで宇多田、サザンらカバー”. 音楽ナタリー (2015年12月7日). 2015年12月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]