綺麗

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綺麗
サザンオールスターズスタジオ・アルバム
リリース
録音 1983年4月 - 6月
VICTOR AOYAMA STUDIO
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
プロデュース 高垣健
サザンオールスターズ
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、通算3週・オリコン
  • 1983年度年度5位(オリコン)
サザンオールスターズ 年表
バラッド '77〜'82
(1982年)
綺麗
(1982年)
原由子 with サザンオールスターズ
1983年
『綺麗』収録のシングル
  1. EMANON
    リリース: 1983年7月5日(同発)
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綺麗』(きれい)は、サザンオールスターズの6枚目のアルバム1983年7月5日発売。発売元はタイシタレーベル

後にCD化され、1989年6月25日1998年4月22日2008年12月3日の計3回再発売されている。

解説[編集]

このアルバムは、収録の一曲でもあるシングル「EMANON」のシングルとの同時発売である。タイトル表記以外は、2作品ともジャケット写真を含めて外観が同じため、間違えて買われることも多かった。この2作品を含む以降の作品は全て、発売元がサザン専用のプライベートレーベルのタイシタレーベルからの発売となった。ジャケットに使用されている花は、LP盤と再発のCD盤とでは微妙に異なる。

1998年の再発盤の初回限定盤は、オリジナルLP復刻ジャケット(いわゆる紙ジャケット)仕様で、森雪之丞によるライナーノーツが封入されている。

受賞[編集]

収録曲[編集]

  • シングル収録曲は各シングルで説明しているため、ここでは説明を省略する。なお、オリジナルでは8曲目からB面となっている。
  1. マチルダBABY(4'26)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    アルバム曲だが、ライブで演奏される頻度が非常に高い。当時桑田がはまっていたアーケードゲームゼビウス」の影響もあり、ロール・プレイング・ゲーム調の歌詞と曲調になっている。原由子が弾くシンセサイザー1980年に流行したテクノならではの特徴的な音色で、ライブでは曲順の構成上、「ミス・ブランニュー・デイ」と連続して演奏される場合が多い。またライブではサビの部分で爆発する演出が恒例となっているが、2004年の年越しライブ『暮れのサナカ』で演奏された際、爆発の火花が天井に引火し、小さく炎上している模様が、生中継だったWOWOWで放送された。
  2. 赤い炎の女(3'25)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    スパニッシュ音楽を取り入れた曲で、歌詞はレズビアンについて歌われている。2006年の『THE 夢人島 Fes.』では、マイナーな楽曲の一つとして演奏された。
  3. かしの樹の下で(3'01)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    桑田佳祐と原由子によるデュエット曲。中国残留孤児をテーマとした楽曲であり、ザ・ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に影響されて制作したと自身の著書で語られている[1]
  4. 星降る夜のHARLOT(4'29)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    “HARLOT”とは英語で売春婦のことで、歌詞も売春婦の日常を描いたもの。
  5. ALLSTARS' JUNGO(2'56)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    18thシングル「EMANON」のカップリング曲。
    1999年のライブ『SAS事件簿 in 歌舞伎町』では、メンバー各自のソロパートが設けられた、長尺バージョンが披露された。
  6. そんなヒロシに騙されて(3'07)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    原由子ボーカル曲。
    “ヒロシ”とはメンバーの松田弘から拝借した名前だが、歌詞の内容と本人に直接関係はない。ジューシィ・フルーツ高田みづえ1983年にシングルを競作)もカバーし、それぞれヒットした。間奏では、男性メンバーによる原に向けたアイドルのファンのような掛け声も収録されている。
  7. NEVER FALL IN LOVE AGAIN(3'50)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    歌詞にレイ・チャールズが登場している。レイ・チャールズはこの後、1988年にサザンの「いとしのエリー」を「ELLIE MY LOVE 〜いとしのエリー」としてカバーしている。
    1991年の『THE 音楽祭 1991』以降はコンサートでの演奏が一度も無かったが、2013年のスタジアムツアーにおけるアコースティック・コーナーで22年ぶりにサザンとしてライブ演奏が解禁され、サザン史上最も演奏間隔の開いた楽曲の一つとなった。
  8. YELLOW NEW YORKER(3'40)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    白人至上主義人種差別への怒りをぶつけ、黄色人種としてのアイデンティティーを歌った曲。
  9. MICO(3'48)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    “MICO”とは歌手の弘田三枝子のことである。弘田は公式にもこの愛称を用いている[2]
  10. サラ・ジェーン(4'01)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    少女が日常に退屈して家出をする内容の曲。なお、このボーカルはコーラス等がなく、すべて桑田佳祐が担当している。
  11. 南たいへいよ音頭(2'25)
    (作詞・作曲:関口和之/編曲:サザンオールスターズ)
    ベース関口和之メインボーカル曲。
    タイトルに「音頭」とあるが、音頭ではなく、南国風の楽曲となっている。演奏時間が約2分30秒とかなり短い曲。
    関口のソロアルバム『World Hits!? of Southern All Stars』でこの曲がセルフカバーされた。
  12. ALLSTARS' JUNGO (Instrumental)(0'43)
    (作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    シングル「EMANON」のカップリング曲「ALL STARS JUNGO」のインストゥルメンタル。間奏部分のみ収録されている。演奏時間もわずか43秒と、現時点でサザンの楽曲として最も収録時間が短い曲である。
  13. EMANON(3'44)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生
    18thシングル。
  14. 旅姿六人衆(4'28)
    (作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ)
    歌詞には“Mr.Suizu”という人物が登場するが、これはサザンのステージ・ディレクター水津雄二のことである。この歌詞の前に「華やかな者の影で今 動く男達」とあるが、「華やかな者」はサザン自身、それに続く歌詞はステージを陰で支えるスタッフ達を指しており、タイトルは全国でのライブツアーに回るサザンのメンバーを、歌詞はライブのスタッフとファンへの感謝の気持ちを表している。
    この曲は桑田の「ごめん、俺が悪かった」というセリフで始まる。特に重要な言葉というわけではなく、桑田の遊び心で呟きを収録したという説が有力である。誰の声であるかは不明ながら「あ〜あ、悪かった」という声もこの後に収録されている。
    テレビ朝日ワールド・プロレスリング』の特番でエンディング・テーマに起用されたことがあり、日本テレビ系『ザ!世界仰天ニュース』に出演する加藤大のテーマソングのような形でもよくOAされている。また、2006年にフジテレビ系列で放映された『死亡推定時刻』で、クレジットはなかったもののエンディング・テーマに使用され、作中でも登場人物によって繰り返し歌われた。

参加ミュージシャン[編集]

再発売[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『ただの歌詩じゃねえかこんなもん』P219、新潮社、1984年
  2. ^ http://columbia.jp/~mico/

外部リンク[編集]