LOVE AFFAIR 〜秘密のデート

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LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『さくら
B面 私の世紀末カルテ
リリース
規格 8cmCD
7インチレコード
12cmCD
デジタル・ダウンロード
ストリーミング
録音 猫に小判STUDIO
VICTOR STUDIO
ジャンル ロック[1]
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐
プロデュース サザンオールスターズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
サザンオールスターズ シングル 年表
BLUE HEAVEN
1997年) 
LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
(1998年)
PARADISE
(1998年)
さくら 収録曲
マイ フェラ レディ
(3)
LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
(4)
爆笑アイランド
(5)
EANコード
EAN 4988002363209(8cmCD盤)
EAN 4988002484317(12cmCD盤)
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LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」(ラヴ・アフェア~ひみつのデート)は、サザンオールスターズの楽曲。自身の41作目のシングルとして、タイシタレーベルから8cmCD1998年2月11日に発売された。

2005年6月25日には12cmCDで再発売されている。2014年12月17日からはダウンロード配信、2019年12月20日からはストリーミング配信が開始されている[5][6]

背景・リリース[編集]

デビュー20周年を迎える1998年に初めて発売されたシングル[7]。本作発売と同日に、「勝手にシンドバッド」から「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」までの34作品(VIDL-30101〜30134)が8cmCDシングルとして再発売された。

CDジャケットには女性物のボディスーツが表面と裏面、それぞれジャケットの表と裏で用いられ、これは2005年の12cmCD再発盤では表面に2つになっている。ジャケットのデザインは信藤三雄が担当している[8]

チャート成績[編集]

本作の累計売上枚数は60万枚近くを記録して、自身の中では12番目に高い売上枚数となっているが、ダウンロード配信としては、4番目に高い記録となっている[9]

収録曲[編集]

  • 収録時間:12:02
  1. LOVE AFFAIR 〜秘密のデート (5:19)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:島健 管編曲:山本拓夫)
    TBS木曜ドラマSweet Season』主題歌。また、アサヒ飲料三ツ矢サイダー」CMソング[注 2]
    タイトルの「LOVE AFFAIR」は「不倫」を意味するものであり[10]、不倫相手(『君』)を愛するが家族も捨てる事は出来ないという男(『僕』)の切ない複雑な気持ち(『不埒ゆえに切ない関係』)が綴られている[11]。なお、桑田自身はこの曲の歌詞にあるような経験はした事がないと明言している[11]
    歌詞はタイアップドラマの内容に合わせて不倫をテーマにしており、登場する数々のデートスポットは、ドラマの舞台にもなっている横浜大黒埠頭が中心になっている。なお、桑田はマネージャーに買ってきてもらった「じゃらん」や「るるぶ」横浜版を見ながらそういった場所が記載されている記事にラインマーカーを引いていったうえでこの曲の歌詞を書いており、自身でも度々「にわか」「エセ横浜知識人」と自虐的に語っていた。ちなみにサビの歌詞『大黒埠頭で虹を見て』は、レインボーブリッジ横浜ベイブリッジを桑田が勘違いして書いたもので、大黒埠頭からは横浜ベイブリッジを一望することが出来る[12][13][14]
    2007年6月30日に角川書店より刊行された、東野圭吾長篇小説夜明けの街で』は、東野自身が「この曲にインスピレーションを受けて作品を書いた」と語っている。タイトルはこの楽曲の歌い出しから拝借されたもので、内容的にも不倫を扱っていたり、横浜を舞台としている[15]
    なお、歌詞に「ボウリング場でカッコつけて」というフレーズが存在しているが、当時の桑田は遊びでハウスボールで投げる以外はボウリングとほとんど離れてしまっていた[16]
    2017年10月31日に発売された、桑田が監修及び編集長を務めた『Sports Graphic Number』の特別増刊号『Number PLUS』では、タイトルや表紙にこの曲の「ボウリング場でカッコつけて」というフレーズが使用された[17]。また、同紙の企画「プロボウラー135人アンケート ボウリング場で聴きたい桑田佳祐&サザンオールスターズの唄BEST20」では、この曲が堂々の1位を飾っている[18]
  2. 私の世紀末カルテ (6:42)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    基本的には桑田のギターハーモニカだけで構成されている楽曲である。編曲はサザン名義であり、メンバーのクレジットもあるが、楽器の演奏としては桑田の他に、7番で原がオルガンを担当したのみである。
    歌詞はサラリーマンからの視点で見た、暗く虚しい当時の世相を淡々と詠った内容であり、タイトルは2000年を迎える世紀末に、自分の心理や悩みをカルテにして歌詞を綴っていることから来ている。
    2011年から2012年の桑田のソロライブ『ライブ in 神戸&横浜 2011 〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜』でギター1本で3番まで歌われている。その際は、歌詞の一部が時代に合わせてスマートフォンブログに変えられた他、2番の内容は桑田が病気から復帰したことへのファンや周囲からの励ましに対する感謝、3番は東日本大震災からの復興に向けた励ましになっていた。また、神戸公演では阪神・淡路大震災の被災者に寄り添う歌詞も披露している[19]

参加ミュージシャン[編集]

収録アルバム[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数40万枚以上の作品に適用。
  2. ^ 2018年に使用。

出典[編集]

  1. ^ 本作収録のアルバム『バラッド3』CDジャケットの記載より
  2. ^ The Record vol.462 p9 日本レコード協会 2020年8月10日閲覧
  3. ^ The Record vol.619 p14 日本レコード協会 2020年7月29日閲覧
  4. ^ Billboard Japan Hot 100 2013.7.8付 Billboard Japan 2020年12月19日閲覧
  5. ^ サザン、全266曲を世界111ヶ国で配信 オリコン 2014年12月17日配信, 2020年6月4日閲覧
  6. ^ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に オリコン 2019年12月20日配信, 2019年12月20日閲覧
  7. ^ 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p65
  8. ^ なぜサザンは「時代を代表する天才」と呼べるか?信藤三雄に訊く cinra.net 2020年8月10日閲覧
  9. ^ 「臼井孝のヒット曲探検隊~アーティスト別 ベストヒット20」幅広いリスナーに愛される サザンオールスターズのヒットを探る P2 okmusic 2018年8月6日配信, 2020年7月15日閲覧
  10. ^ ジーニアス英和辞典第5版(大修館書店・2014年12月発行)39ページより
  11. ^ a b Sports Graphic Number 997号 p19
  12. ^ サザン・野沢秀行が語る「桑田佳祐の曲の作り方」 TBSラジオ 2017年1月18日閲覧
  13. ^ 明日40周年を迎えるサザンオールスターズ! 桑田佳祐「るるぶ片手に歌詞を書く」!? 楽曲誕生秘話 TOKYO FM+ 2018年6月24日閲覧
  14. ^ “他者としての視点”ゆえに浮かぶ、ヨコハマという街のスウィートな全貌 WHAT's IN? tokyo
  15. ^ サザン楽曲モチーフの東野圭吾文庫が急上昇首位 オリコン 2010年8月5日配信, 2020年10月16日閲覧
  16. ^ Sports Graphic Number PLUS 桑田佳祐編集長就任!ボウリング場でカッコつけて」 文藝春秋、p14 – 15より
  17. ^ 桑田佳祐、責任編集!『Number PLUS桑田佳祐×ボウリング特集号』が異例の早さで重版決定M-ON! MUSIC
  18. ^ Sports Graphic Number PLUS 桑田佳祐編集長就任!ボウリング場でカッコつけて」 文藝春秋、p48より。
  19. ^ 桑田佳祐、年末ライヴがスタート。神戸では「阪神・淡路の事では消えない傷もございましょう」 BARKS

関連項目[編集]

外部リンク[編集]