あなただけを 〜Summer Heartbreak〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
この項目に含まれる文字は、オペレーティングシステムブラウザなどの環境により表示が異なります。
あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『Young Love
B面 LOVE KOREA
リリース
規格 8cmCD('95)
カセットテープ('95)
12cmCD('05)
デジタル・ダウンロード
録音 猫に小判STUDIO
VICTOR STUDIO
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐 (#1,#2)
プロデュース サザンオールスターズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1995年7月度月間6位(オリコン)
  • 1995年8月度月間5位(オリコン)
  • 1995年度年間25位(オリコン)
サザンオールスターズ シングル 年表
マンピーのG★SPOT
(1995年) 
あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
(1995年)
愛の言霊 〜Spiritual Message〜
1996年
Young Love 収録曲
汚れた台所(キッチン)
(6)
あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
(7)
恋の歌を唄いましょう
(8)
テンプレートを表示

あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」(あなただけを サマー・ハートブレイク)は、サザンオールスターズの36枚目のシングル1995年7月17日発売。発売元はタイシタレーベル

2005年6月25日には12cmCDで再発売されている。

解説[編集]

前作の「マンピーのG★SPOT」から、約2ヶ月ぶりとなるシングル。

本作はアルバムYoung Love』のリードシングルであり、同アルバムのコンセプトに沿って、サポートメンバーをほとんど率いないバンド形態の楽曲や、セルフプロデュースに拘った造りになっている。

前作が発売された直後の1995年5月24日に放送されたフジテレビ系列番組『TK MUSIC CLAMP』で司会の小室哲哉に1995年の活動を聞かれた際に桑田は本作発売2ヶ月前から、本作が発売されるようなことを発言している[1]

チャート成績[編集]

本作はドラマのタイアップもあり、累計113.2万枚(オリコン調べ)を売り上げて、1993年に発売した「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」以来、1位獲得と通算3作目のミリオンを達成した[2]

また、タイトルに“”や“サマー”がつく楽曲名で、本作は歴代4位の売り上げ(オリコン調べ)を記録している[3]

収録曲[編集]

  1. あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 管編曲:山本拓夫 & サザンオールスターズ)
    フジテレビ月9ドラマいつかまた逢える』主題歌。また、テレビ朝日アニメクレヨンしんちゃんスペシャル! 家族みんなでハワイだゾ しかもオラ人魚に恋したゾ』挿入歌[注 1]
    タイトルはジェファーソン・エアプレインの同名曲からの引用。サブタイトル通り「真夏の失恋」を歌っており、タイアップのドラマの内容に沿った歌詞となっている。
    桑田は自分が作ってきた楽曲の中で最も好きな曲と語っている[4]
    『クレヨンしんちゃん』で採用された理由は、原作者の臼井儀人がサザンのファンであるという単純な経緯である。同漫画の単行本にはサザンの曲の歌詞など多数登場しており、このハワイスペシャルが単行本で漫画として掲載された際、この曲の歌詞も載せられている。当初のライブやテレビ出演時には歌われていたが、現在はライブではあまり歌われない曲となっている。
    公式なPVのほか、2003年DVDInside Outside U・M・I』にイメージビデオが収録され、最後に桑田本人が少しだけ出演している。
  2. LOVE KOREA
    (作詞・作曲:桑田佳祐 朝鮮語補作詞:具善恵 編曲:サザンオールスターズ)
    タイトルの通りこの曲の主人公は在日韓国人として生まれ育った男であり、歌詞にも韓国にまつわる言葉が散りばめられている。この曲の歌詞が原因で「桑田は親韓派」「桑田は在日韓国人」といった噂が広まったことがあったが[5][6]、それらは発売当初から否定されており、この曲を作ったいきさつについて桑田は「特に意味があった訳ではなく、最近おいしい韓国料理の店をみつけましてね。その印象からだけなんです(笑)またまた燃費のいい私が発揮されてしまった」と語っている[7]。曲中では桑田の敬愛するビートルズの楽曲「バースデイ」のギターリフを、そして自らのデビュー曲「勝手にシンドバッド」のサビのフレーズを引用している。本人曰く「ネヴィル・ブラザーズ的な曲をイメージして作ったんです。本物のネヴィルに聴かせたら怒るかもしれない(笑)」と語っている[7]
    クレジット通り作詞には桑田のほかにも、朝鮮語補作詞として具善恵が携わっている。なお、この曲の歌詞に出てくる韓国語は「チゲ」「キムチ」「チョゴリ」「プルコギ」「ハングル」「アボジ(お父さん)」「オモニ(お母さん)」「僑胞(在外韓国人)」「アンニョンハセヨ(こんにちは)」「ゲンチャナヨ(大丈夫)」といった言葉のみで、それ以外はすべて日本語であった。
    後年には、前述の通りこの曲の歌詞の影響で桑田の出自に関するデマが一部で流れたり[6]、桑田の母校茅ヶ崎市立第一中学校の毎年9月の行事「コミュニティ・サタデー」の中で行われるハングル語の授業の教材として使用されたり[6]朝鮮日報でこの曲が取り上げられるなどの反響を呼んだ[5]
    ライブでは同年のライブ『ホタル・カリフォルニア』のみでしか演奏されておらず、同公演のライブビデオからもカットされているため現在までソフト化された音源は本作と「桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜 あいなめBOX」(アミューズソフトエンタテインメント、2010年)[8]のみ。

参加ミュージシャン[編集]

収録アルバム[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 1997年に使用

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]