ARIGATO (B'zの曲)

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ARIGATO
B'zシングル
初出アルバム『B'z The Best "Pleasure II"
B面
  • 輝く運命はその手の中に
  • もうはなさない
リリース
規格 マキシシングル
録音 2004年5月
ジャンル
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 2004年9月度月間1位(オリコン)
  • 2004年度年間27位(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    • ARIGATO
    • (2004年)
    B'z The Best "Pleasure II" 収録曲
    BANZAI
    (14)
    ARIGATO
    (15)
    GOLD
    (16)
    ミュージック・ビデオ(Short ver.)
    「ARIGATO」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ARIGATO」(アリガトウ)は、日本音楽ユニットB'zの楽曲。2004年9月1日にVERMILLION RECORDSより37作目のシングルとして発売された。

    概要[編集]

    2004年にB'zが発表したシングル曲は、「BANZAI」「ARIGATO」と、日本語をローマ字で表すタイトルが続いた。

    B'zのシングルでは初めてデジパックが採用された[2]

    オリコンシングルチャートでは初登場1位を記録し、通算首位獲得週数が累計50週目となった[1]

    収録曲[編集]

    12cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘。
    #タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
    1.「ARIGATO」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    2.「輝く運命はその手の中に」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    3.「もうはなさない」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人・寺地秀行
    合計時間:

    楽曲解説[編集]

    1. ARIGATO
      前年から曲自体のデモはあり、「BANZAI」同様本格的なソロ活動に入る前に制作されていた楽曲。
      元々の曲名は「そこに誰もいなくても」だったが、非常に暗いイメージになるため現在の曲名に変更した。
      また、当初テレビでは、CD音源より音程が高く、歌詞も違う別バージョンが使用されていた。
      B'zでは唯一、アコースティック・ギターによるトレモロ奏法が用いられた楽曲。スローテンポに進むが、Cメロが終わるとテンポアップして激しい曲調に変わる[3]。タイアップとなったテレビ朝日系『アテネオリンピック2004』で使用されたのは主にその部分である。
      MV千葉県木更津市にあった映画館「木更津富士館」(2010年9月24日に閉館)で撮影されたもの。俳優森山未來が出演している。CDのジャケット撮影はこのMV撮影の合間に行われた[4]
      前作と同様にオリジナル・アルバムには未収録であり、ベスト・アルバムにのみ収録となっている。
      2004年の『ミュージックステーションスーパーライブ』でテレビ初披露された。
      B'zのライブでは、2007年に行われた『B'z SHOWCASE 2007 -19-』が初演奏であるが、CDシングルの表題曲では唯一LIVE-GYM未演奏曲である。2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay4で約13年ぶりに演奏され、オープニングナンバーを飾った[5]
      本曲が演奏される際には、CD音源のキーより半音下げて演奏され、アコースティック・ギターによるトレモロの演奏は行われない。前者については従来のB'zのライブではほとんど前例のなかったことであり、理由は公に語られていないため不明[注釈 1]
    2. 輝く運命はその手の中に
      13thアルバム『BIG MACHINE』のアウトテイク。本作唯一のライブ未演奏曲。
    3. もうはなさない
      前年に行われたツアー『B'z LIVE-GYM 2003 "BIG MACHINE"』の客出し曲に使用された楽曲[6]
      12thアルバム『GREEN』の頃に制作されており、当時ツアーサポートを務めたビリー・シーンが参加している。
      ライブでは、2017年に行われた『B'z SHOWCASE 2017 -B'z In Your Town-』で、リリースから約13年越しに初演奏された。過去に未発表曲としてライブの客出し曲に使用された楽曲が後のライブで演奏されたのは、「New Message」、「君を気にしない日など」に次いで3曲目となる。

    タイアップ[編集]

    参加ミュージシャン[編集]

    収録アルバム[編集]

    ARIGATO

    ライブ映像作品[編集]

    ARIGATO

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ ただし、ライブでは一部の楽曲が半音下げで演奏されることがある。全てではないが、連続して演奏する際に前曲のチューニングに合わせこのような変更が行われるケースもある。

    出典[編集]

    1. ^ a b B'z、33作連続シングル首位獲得! 首位獲得週数は50週目で歴代2位タイに!”. ORICON STYLE. オリコン株式会社. 2004年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月17日閲覧。
    2. ^ B'z、待望のシングル発売!(Musicnet)”. Yahoo!ミュージック. 2004年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月20日閲覧。
    3. ^ “B'zニューシングルジャケ掲載!シックなスーツ姿の二人が渋い!”. HMV&BOOKS onlineニュース (株式会社ローソンエンタテインメント). (2004年7月26日). https://www.hmv.co.jp/news/article/407260041/ 2022年9月22日閲覧。 
    4. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1999-2012』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ (初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
    5. ^ B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day4」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2020年12月2日閲覧。
    6. ^ “ニュー・シングル「ARIGATO」9月1日リリース!”. Music Freak Magazine (エムアールエム). http://www.mfmagazine.com/mfm/other_contents/backnumber/previous_year/2004/04_08/0408_tokushu1.html 2019年11月24日閲覧。 
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