OFF THE LOCK

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OFF THE LOCK
B'zスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
ポップ・ロック
時間
レーベル BMGビクター
プロデュース 中島正雄
チャート最高順位
  • 週間33位(オリコン
  • 1991年度年間65位(オリコン)
  • 1992年度年間90位(オリコン)
ゴールドディスク
B'z 年表
B'z
1988年
OFF THE LOCK
(1989年)
BAD COMMUNICATION
(1989年)
『OFF THE ROCK』収録のシングル
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OFF THE LOCK』(オフ・ザ・ロック)は、日本音楽ユニットB'z1989年5月21日BMGビクターからリリースした2作目のオリジナルアルバム、および10曲目に収録されている楽曲のタイトルである。このアルバムは、BMGルームス(現:VERMILLION RECORDS)の設立後も、発売権はBMG JAPANに残された。

内容[編集]

キャッチフレーズは「マインドも進化する。」。本作からはすべての楽曲を稲葉浩志が作詞、松本孝弘が作曲を担当[1]。非公認ベストアルバムFlash Back-B'z Early Special Titles-』には、表題曲「OFF THE LOCK」を除いた全曲が収録されている。

アルバムタイトルについて稲葉は、「元々は『鍵を外せ』という意味。」「例えばリスナーの人にとっては、日常生活、恋愛関係、友人関係、そういう既成概念にとらわれずに自分自身で鍵を開けて新たなところに一歩出て、人と付き合うとか生活するというテーマ。僕たち自身にとっては、音楽を創っていく立場で、サウンド的に1枚目であったラインを僕ら自身で破って前に出て行くという意味がある。それで、『コンサート』が一番大きな“OFF THE LOCK”になる。」と語っている。

前作の発売からすぐに、「全曲シングルにできるくらいのクオリティ」を目指して作られ、製作には約1000時間と当時新人アーティストとしては異例の時間をかけて制作された。しかし、稲葉にとって本作製作時が一番作詞に悩んだ時期だった。稲葉は後のインタビューで、「曲は既に出来て上がっているのに、自分が担当する詞がまったく出来ていなかった状況に大変焦り、常に作詞のことを考えているのが憂鬱でしょうがなかった」「また、苦労して作詞をしても周りから批評されるので、途中で投げ出して逃げたいと何度も思った」などと語っている。その一方で松本は「稲葉の詞がよくなっている」と評している。

しかし、発売当時は初登場35位[2]で、100位以内には4週ランクインしたのみで、前作と同様に殆ど売れず、メンバー曰く「(時間をかけたわりにはあまり売れず)周りの関係者からお叱りをうけた」と語っており、後に松本はインタビューで「全曲シングルでいけると思ったのになぜか売れなかった」とコメントしている。その後、実験的に発売したミニアルバム『BAD COMMUNICATION』のヒットとともに売上を伸ばし、最終的には60万枚以上のセールスを記録した。

本作発売後、十分にライブができる数の曲が揃ったとして初の単独ライブツアー『B'z LIVE-GYM #00 "OFF THE LOCK"』を行った。3会場3公演とはいえ、単独デビューライブとしては異例のホール会場のみ(愛知芸術創芸センター、大阪厚生年金会館中ホール、日本青年館)で開催された。

収録曲[編集]

曲の解説やタイアップ等はB'zで解説しているため一部簡潔に解説する。

  1. 君の中で踊りたい (3:45)
    2ndシングル。後に2ndミニアルバム『WICKED BEAT』で全英詞ダンスナンバーにリメイクされた。
  2. HURRY UP! (3:49)
    歌詞の内容は友人の恋を応援するというB'zの曲では珍しいシチュエーション。“Hip Chic”という歌詞は“サカナ”と歌われている。ちなみに、B'zの曲で最もテンポの速い曲[3]。1992年以降演奏されていなかったが、「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」では鹿児島限定で演奏された。無名時代、『YAMAHA EXPLOSION '89』(バンドコンテストの大会。後にテレビ放映もされた)に前座として出演し、「だからその手を離して」とこの曲を披露した。
  3. NEVER LET YOU GO (5:41)
    当時のライブで稲葉は「この曲を歌いながら泣きそうになった」とコメントしている。後に松本は、この曲を「B'z究極のラブソング」と評している[4]。後にアルバム『B'z The "Mixture"』でリメイクされる。
  4. SAFETY LOVE (4:11)
    2ndシングル「君の中で踊りたい」のカップリング曲。
  5. GUITAR KIDS RHAPSODY (4:42)
    歌詞中に「ジミヘン」がでてくる。歌詞中の“ストラト”とはストラトキャスターというギターのこと。後に7thシングル「愛しい人よGood Night...」でリメイクされる。
  6. 夜にふられても (3:55)
    夜のドライブをテーマにした曲。テンポが速く、当時のライブでは盛り上げ曲としてよく歌われていた。
  7. LOVING ALL NIGHT (5:22)
    当時流行のディスコをテーマとした曲。「君の中で踊りたい」同様ラップを絡めてある。後に3rdミニアルバム『MARS』で全英詞ハードロックナンバーにリメイク。
  8. OH! GIRL (4:11)
    ライブで演奏機会が本作収録曲では最も多く、特に1997年の「B'z LIVE-GYM Pleasure '97 "FIREBALL"」ツアー、2008年の「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-[5]ツアーを除くすべてのPleasureツアーシリーズで披露されている。『B'z The Best "Treasure"』の投票では16位にランクインした。後にアルバム『B'z The "Mixture"』でリメイクされる。
  9. ROSY (4:55)
    メロディは松本がB'zでのデビュー前に発売したソロアルバム『Thousand Wave』収録曲「"99"」が元になっている。また、後にサビの部分を「Love Ya」の中間部ギターソロパートで使用している。
  10. OFF THE LOCK (1:21)
    表題曲。約1分20秒と短く、歌詞は一応あるもののインストゥルメンタルの趣向が強い。
    アルバムに表題曲が入るのは本作が初であり、表題曲が最後に来る作品はシングル、アルバム通して本作のみである。
    「OFF THE LOCK」とは「鍵を外せ」という意味である。

参加ミュージシャン[編集]

ライブ映像作品[編集]

シングル曲については各作品の項目を参照

OH! GIRL

脚注[編集]

  1. ^ 例外として、2011年以降制作されているシングルの英詞版(「Into Free -Dangan-」等)はサポートメンバーのシェーン・ガラースと稲葉の共同で作詞。
  2. ^ オリコン週間アルバムチャート1989年5月29日付
  3. ^ MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary
  4. ^ 『be with!』第106巻、B'z Party2015年6月
  5. ^ 同年の「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」で演奏され、曲目が総入れ替えとなったため。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]