若松区

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わかまつく
若松区
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
北九州市
団体コード 40103-0
面積 69.15km²
総人口 83,089
推計人口、2014年3月1日)
人口密度 1,200人/km²
隣接自治体
隣接行政区
北九州市戸畑区八幡西区
遠賀郡水巻町芦屋町
若松区役所
所在地 808-8510
福岡県北九州市若松区浜町一丁目1番1号
北緯33度54分19.5秒東経130度48分40.1秒
Wakamatsu Ward office.jpg
外部リンク 北九州市若松区HP

若松区位置図

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若松区(わかまつく)は、北九州市を構成する7区の行政区の一つである。

地理[編集]

北九州市の北西部に位置し、若松半島の大半の地域を占める。区域北側の海岸は響灘に面し、市内で唯一の海水浴場がある。北東部の海岸は北九州港の響灘地区であり、大規模な埋め立て地の一角に国内有数の大水深岸壁を備えた「ひびきコンテナターミナル」が整備されている。また、区域に含まれる響灘沖合の白島(男島・女島)には設備容量560万kLの「白島国家石油備蓄基地」がある。

洞海湾をはさんで戸畑区と隣接しているが、かつては渡船が唯一の交通手段であったところ、1962年(昭和37年)に若戸大橋が開通し戸畑、小倉方面との往来が飛躍的に改善した。若戸を直接結ぶ唯一の幹線である同大橋は開通当初より予測を大きく上回る交通量のために交通渋滞が著しく、この解消と市街地をバイパスする物流ルートの構築を目的とした若戸トンネル新若戸道路)が2012年(平成24年)に開通した。

区域の東部・南部の洞海湾沿いの地域は、1891年(明治24年)の若松駅開業以降、筑豊炭田で産出された石炭の積み出し港として発展した旧来からの市街地である。西部の高須地区は、1980年代以降、新興住宅地の開発とともに商業集積も進んでおり、東部の高齢化および人口流出傾向も相俟って区全体の人口比重は西側に偏りつつある。また、2000年代以降はひびきの・本城地区(八幡西区)にまたがる地域で北九州学術研究都市開発事業が進行中である。

区域中央部には頓田第一・第二貯水池がある。

北西部は、埋め立てが進んでいる北東部ともども、かつて大日本帝国軍の要塞地帯の一部として指定され、たとえ地元住民であっても一般人の立ち入りが厳しく制限されていた。そうした歴史的背景に加え、中心から離れており交通の便も悪いことから、開発が進んでおらず、漁村の色合いが濃い。しかし近年は、そのことを逆手に取った形で海の自然を生かした観光に力を入れている。

地理的に風の強い地域ということもあって、北部のひびき灘臨海工業団地の一角には風力発電施設「エヌエス ウインドパワーひびき」が立地するほか、響灘東地区の沖合では新エネルギー・産業技術総合開発機構によって洋上風力発電の実証研究を行う国内初の「洋上風況観測タワー」が設置されている[1]

歴史[編集]

若松区誕生以降の歴史について記述する。若松市時代の事柄については、若松市#歴史を参照されたい。

響町・風力発電の風車群

地域[編集]

教育[編集]

北九州学術研究都市[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

市立

小学校[編集]

市立

特別支援学校[編集]

  • 北九州市立小池養護学校

図書館[編集]

  • 北九州市立若松図書館
  • 島郷こどもと母のとしょかん

産業[編集]

若松区に本社を置く主な企業[編集]

若松区を創業の地とする企業[編集]

  • JST - 旧服部製作所→日本鉄塔工業。現在も区内に工場を有する。

区内に事業所を置く主な企業[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

九州旅客鉄道(JR九州)

バス[編集]

  • 北九州市交通局
    • 区内には若松営業所を設置している。旧若松市交通局の事業を受け継ぎ発足したものであるため、同交通局の大部分の路線が区内を通る。
  • 西鉄バス北九州
    • 区内は、もともと歴史的に旧若松市交通局(現北九州市交通局)の営業エリアであったため、他の北九州市の6行政区とは事情が全く異なり、西鉄バス北九州の路線はごくわずか[3]しかない。1993年夏以降は、大橋通りから交通局の営業エリアであるグリーンパークまで乗り入れるという異例の形を取った路線もあったが、北九州市交通局のメインの営業エリアと言える当区内においてはこちらの方が本数・路線などが充実していること、自動車・バイク・自転車の普及などで乗客が減少して赤字となったこと、さらに西鉄グループ自身の事業縮小の影響もあり、2010年3月をもって廃止された(ただし、2007年にこの経路内に乗り入れた行先番号70番(砂津発 - 大橋通り経由・向洋中学校前行き)のバスが運行継続されており、その関係で向洋中学校前までは(路線及びバス停の)廃止を免れている)。また、過去には二島地区にも乗り入れていたが、こちらも同時期に廃止された。なお、区内に西鉄バス北九州の営業所は存在しない[4]

船舶[編集]

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

  • 若戸大橋
  • 若松バンド(若松南海岸:若戸大橋から若松駅までの海岸線通に古い建物が残る。バンド=東洋の港の海岸通)・旧古河鉱業若松ビル・旧ごんぞう小屋(ごんぞう(海上で石炭運搬の本船へに積んだ石炭の積み込む荷役を行う「沖仲士」の呼称)の休憩小屋。海岸整備で撤去された明治時代の建物を復元)
  • 高塔山公園(若松あじさい祭り-6月)・高塔山展望台(若戸大橋の眺望の定番)・河童封じ地蔵尊(火野葦平の小説「石と釘」で有名に)
  • 響灘沈艦護岸(軍艦防波堤
  • 若松競艇場
  • 戸明神社(天の岩戸神話の神々を祀る社)
  • グリーンパーク・響灘緑地及びひびき動物ワールド、頓田貯水池、玄海青年の家
岩屋海岸
  • ひびき海の公園(脇田海水浴場、脇田海釣り桟橋、フィッシャーマンズワーフ汐入の里)
  • 響灘ビオトープ
  • 千畳敷(安屋、干潮時に長さ200m、幅50mに及ぶ板状の岩盤が現れる)
  • 遠見ノ鼻
  • 岩屋海岸
  • 若松ゴルフ倶楽部
  • 若松ひびき温泉(かんぽの宿北九州)
  • わかちく史料館(若築建設本店社屋内、若築建設・若松・洞海湾の歴史を展示)

祭事・催事[編集]

  • 十日えびす祭(1月9日 - 11日、若松恵比須神社
  • 脇之浦はだかまつり (1月10日 脇之浦漁港付近)
  • 葦平忌(1月中旬、高塔山葦平文学碑前)
  • 北九州ひびきマラソン(3月中旬、グリーンパーク周辺)
  • 春のフラワーフェスタ(3月下旬~5月上旬、グリーンパーク)
  • 若松えびす神社春季大祭(春のおえべっさん、4月2日~4日、若松恵比須神社)
  • 乙丸のほら貝祭り(4月15日、貴船神社)
  • 若松あじさい祭り(6月中旬、高塔山) 
  • 二島祇園(7月中旬、二島一帯)
  • 竹並祇園(7月中旬の土曜日~日曜日、須賀神社)
  • 岩屋祇園(7月第3日曜日、岩屋漁港付近)
  • 若松みなと祭り(7月下旬、久岐の浜広場付近)
    • 五平太ばやし競演会(本町商店街一帯)
    • 火まつり行事(高塔山)
  • くきのうみ花火の祭典(7月下旬、洞海湾・若戸大橋周辺) 
  • 小石提灯山笠(7月下旬、小石・赤崎周辺)
  • 小石観音寺四万六千日(8月9日、小石観音寺)
  • 脇田祇園 (8月16日 - 17日、脇田漁港付近)
  • コスモス街道(10月、国道495号
  • 秋のバラフェア(11月、グリーンパーク)
  • 若松えびす神社秋季大祭(冬のおえべっさん、12月2日~4日、若松恵比須神社)

通信・メディア[編集]

郵便[編集]

  • 若松小石郵便局
  • 若松中川通郵便局
  • 若松桜町郵便局
  • 若松西園郵便局
  • 若松本町郵便局
  • 若松駅前郵便局
  • 若松古前郵便局
  • 若松藤木郵便局
  • 若松今光郵便局
  • 若松東二島郵便局
  • 若松脇田郵便局
  • 大鳥居郵便局
  • 若松高須郵便局
  • 蜑住簡易郵便局


電話[編集]

以下に示す市外・市内局番は総務省公開情報による。近年、通信自由化で従来のパターンが通用しなくなっている。

西日本電信電話

  • 福岡若松 - (093)75x (x=1-3)、771
  • 若松小島 - (093)741、742
  • 若松二島 - (093)701、761、791、792

以下、エリア分類不明。若松区内にも、以下のパターンに該当する電話番号の一部が存在する。

なお参考までに、西日本電信電話における一般的な割り当てルールは以下の通り。

  • 2xy - 中間市・遠賀郡
  • 3xy - 門司区
  • 5xy - 小倉北区
  • 7xy - 若松区
  • 8xy - 戸畑区

携帯電話は、NTTドコモauソフトバンクモバイルの3社については区内のほとんどの地域で利用可能となっているが、山間部で繋がらない地域がある。世代交代が進められていることもあり、3G(第三世代)以降のサービスに関して、エリア拡大のための基地局整備等が進められている。

新聞[編集]

放送[編集]

テレビの電波直接受信については、皿倉山八幡テレビ・FM放送所から出される電波を受けることを基本とするが、山陰に入り電波が届かない地域をカバーするために、区内3か所に中継局が設けられている。地上デジタルテレビジョン放送の中継送信も実施。

ラジオについてはFMは八幡送信所からの放送を、AMについては響灘埋め立て地に集約された響放送所からの電波を、それぞれ受信する。AMについては、送信所が区内にあることから市内他区に比べ比較的良好に受信できる。

テレビのチャンネル(デジタル)は以下の通り。

ID 放送局名 八幡 若松 北九州小石 小竹
1 KBC九州朝日放送 31
2 NHK北九州Eテレ 42
3 NHK北九州総合 40 34 40
4 RKB毎日放送 30
5 FBS福岡放送 32
7 TVQ九州放送 27 46
8 TNCテレビ西日本 29 44

わかっぱ[編集]

わかっぱは、若松区役所が生み出した“ゆるキャラ”で、区役所が著作権を有する。

若松区に古くから伝わる河童にまつわる伝説と、近年カゴメの進出によって盛んになっているトマト栽培を広くアピールすることを狙いとする。市内はもとより市外へのアピールも積極的に行われており、区内を舞台にしたドラマを制作したNHKの“ハレピョン”とともに、NHK関係の番組やイベントを通じ九州全域の知名度を高める活動を展開している。

若松区出身の有名人[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ 国内初の洋上風況観測タワー設置完了―北九州市沖 洋上風力発電の実現へ―
  2. ^ 内閣府キャリア変死 渡韓か、若松・響灘にゴムボート漂流 福岡県 - 西日本新聞
  3. ^ 現在運行されているのは、行先番号40番(香月営業所・小嶺車庫 - (黒崎・戸畑駅前経由)若松駅前)、行先番号70番(砂津 - 若松駅前・向洋中学校前)、北九州市交通局との共同運行である芦屋急行線(八幡西郵便局 - (学研都市・青葉台経由)芦屋(鶴松団地))の3路線のみで、また1日の運行本数もわずかである。
  4. ^ 北九州市内において、西鉄バス北九州の営業所が存在しない区は、当区と八幡東区の二区となっている。

外部リンク[編集]