シーナ&ザ・ロケッツ

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SHEENA & THE ROKKETS
出身地 日本の旗 日本 福岡県
ジャンル ロック
ロックンロール
ブルースロック
活動期間 1978年 - 現在
レーベル エルボンレコード
1978年
アルファレコード
1979年 - 1983年
ビクター / Invitation, SPEEDSTAR RECORDS
1984年 - 現在)
事務所 RokketDuction
共同作業者 エルビス・コステロ, ラモーンズ, イエロー・マジック・オーケストラ, ウィルコ・ジョンソン, ディー・ディー・ラモーン, オノ・ヨーコ, アルバート・キング, デヴィッド・T・ウォーカー, ルーサー・アリソン, ロイ・ゲインズ, サンハウス,YMO,細野晴臣,高橋幸宏,坂本龍一 ,ザ・ロケッツ, ブルーズ・ザ・ブッチャー, ザ・ロッカーズ, ザ・モッズ, ザ・ルースターズ, ブランキー・ジェット・シティー, ミッシェル・ガン・エレファント, ギター・ウルフ, 東京スカパラダイスオーケストラ
公式サイト http://rokkets.com/
メンバー シーナボーカルタンバリン
鮎川誠ギターボーカル 作曲 A&R_アレンジ&レパートリー)
奈良敏博ベース
川嶋一秀ドラムス
from PUNK ROCK BLUES to Almost All The Japanese Rock'n Roll Band

シーナ&ロケッツSHEENA & THE ROKKETS)は、日本ギターロックバンドである。

シナロケと略されることもある[1]。また、2013年より現在はシーナ&ロケッツと表記している。過去にはシーナ&ザ・ロケッツシーナ&ロケットなどと表記されることもあった。

略歴[編集]

サンハウスのギタリスト鮎川誠が妻・シーナと共に福岡から上京し結成。1978年にシングル『涙のハイウェイ』でデビュー(当時の名義は「鮎川誠&シーナ・ロケット」「鮎川誠&ミラクルメン」)。

1979年にアルファレコードへ移籍。イエロー・マジック・オーケストラメンバーの協力を得て、アルバム『真空パック』を発表。シングル「ユー・メイ・ドリーム」が、JALの「マイ・ハート・キャンペーン」のCMに起用され、ブレイクを果たす。その後、アメリカのA&Mレコード、フランスのスカイドッグ・レコードなど海外でもアルバムを発売。

1984年ビクター・レコードへ移籍。またビクター内レーベルのSPEEDSTAR RECORDSには創設以来20年在籍している。

1988年にはニューヨークのCBGBでライブデビューを果たす。ジョン・レノンオノヨーコの専属写真家で知られるBOB GRUENの写真集には"日本の最高峰パンクバンド"として幾度も取り上げられる他、国内・海外の様々なアーティストとの交流も深い。海外のアーティストからのラブコールも多く、2013年1月のウィルコ・ジョンソンとの東京セッションをはじめ、エルビス・コステロボ・ディドリーなどのツアーメンバーであるホーン・セクション/The Uptown Hornsらとライヴで共演・アルバムを共作している。ジョンソン来日時には、1990年のジャパン・ツアー(全国6か所)、2000年2006年とシーナ&ロケッツと一緒に国内でライブを行う他、2009年、2013年と2度東京でセッション・ライブを開催している。1993年には「LONDON SESSION」というタイトルでウィルコ・ジョンソンバンドと誠とシーナとでロンドン・レコーディングにて2枚のアルバムを制作しているほか、ジョンソンとのプライベートでの交流も深いことがよく知られている。

1990年放送の学生援護会(現・パーソルキャリア)『サリダ』のテレビコマーシャルで「憲法第22条の歌」(職業選択の自由・アハハン)を歌ったことでも話題になった。

2012年に公開された映画『I'M FLASH!』は、豊田利晃監督が誠の作曲した「I'M FLASH」からインスパイアされて10年以上の構想を経て制作された。またI' M FLASH! BAND(Vocal:チバユウスケ、Drums:中村達也、Guitar:ヤマジカズヒデ、Bass:KenKen)による「I'M FLASH」の同曲カバーが映画のテーマソングとして使用されている。

2015年2月14日、ボーカルのシーナが子宮頸癌により61歳で死去[2]。今後の活動について鮎川はシーナの遺志を継いでいくことを明言し、以降も数々のイベントやロックフェスに出演している。

エピソード[編集]

  • 「シーナ&ザ・ロケッツ」というバンド名の由来は、シーナの本名「悦子」から「ロック+エツコ=ロケッツ」となり、ただのロケッツでは軽いということと、昔風に「○○&ロケッツ」にしたいという鮎川の発案からである。綴りが「ROCKETS」ではなく「ROKKETS」であることも鮎川流の「ロックのセンス」だという。
  • 地元である福岡を拠点にすることにこだわっていた鮎川が、幼い双子を残して上京し「シーナ&ザ・ロケッツ」を結成した理由は、シーナの父親の「一回、東京でスパッと勝負してこい。子供は任せて、思い切り、スパッと勝負してみんない!」という励ましがきっかけだったという。
  • 2008年、シーナは30年以上に渡る過酷なライブ・ツアーから喉を酷使したことにより、ポリープが声帯全部に広がり、ゼリー状に腫れ上がってしまうという喉の大病を患っていたが、2009年ライブ直後に呼吸困難となって、窒息死寸前という状態に陥り緊急手術を行った。幸運にも名医と出会ったことで奇跡的に喉の大病を克服したというエピソードを2009年の自伝的エッセイ著書『YOU MAY DREAM ロックで輝きつづけるシーナの流儀』ではじめて告白した。

メンバー[編集]

サンハウスのギタリスト。
デビュー前のオリジナル・ベーシスト。サンハウスでも活動中。1988年に復帰し、1989年の「ドリーム&リボルト」リリース後に脱退。2011年復帰。
元・サンハウス。1990年頃脱退[3]。2000年2月に復帰。

川島、奈良の脱退後、バンドはドラムとベースを固定しない時期があった。この間、『Ha! Ha! Ha! Hard Drug』ではジョニー吉長がドラムを、また『@HEART』では穴井仁吉(元ザ・ロッカーズ)がベースをそれぞれ担当。

元メンバー[編集]

  • 浅田孟 (1956年2月18日 - 、福岡県福岡市出身) ベース
元・サンハウス。1979年から1987年脱退のちARBに加入。2008年復帰、2011年5月脱退。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

シングル[編集]

  タイトル 発売日 規格 備考
Alfa Records
1st 涙のハイウェイ 1978年10月25日 7inch
2nd ユー・メイ・ドリーム 1979年12月5日 7inch
3rd ベイビー・メイビー 1980年10月21日 7inch
4th 浮かびのピーチガール 1980年11月21日 7inch
5th キス・ミー・クイック 1980年12月21日 7inch
6th ピンナップ・ベイビー・ブルース 1981年7月21日 7inch
7th スイート・インスピレーション 1984年9月21日 7inch
Victor
8th 今夜はたっぷり 1985年5月21日 7inch
9th ABC 1986年8月21日 7inch
10th どうしても逢いたい 1987年6月21日 7inch
11th HAPPY HOUSE 1988年7月21日 7inch
12th ANGEL EYES 1989年4月21日 7inch
8cmCD
13th PERMANENT HONEYMOON 1989年5月21日 7inch
8cmCD
SPEEDSTAR RECORDS (Victor Entertainment)
14th (ハ!ハ!ハ!) ハードドラッグ 1992年6月21日 8cmCD
15th ロックの好きなベイビー抱いて 1994年3月24日 8cmCD
16th インターネット・キッス 1997年8月6日 8cmCD
17th 太陽のバカンス 2014年7月23日 7inch タワーレコード限定発売

アルバム[編集]

  タイトル 発売日 規格 最高順位 備考
Elbon Records
1st Sheena & the Rokkets #1 1979年3月25日 LP
2nd 真空パック 1979年10月25日 LP
3rd Channel Good 1980年 LP
4th Pin-up baby blues 1981年 LP
Invitation (Victor)
5th New Hippies 1984年 LP 1997年8月6日:CDリリース
2009年12月16日:SHM-CDリリース
6th Main Songs 1985年 LP 1997年8月6日:CDリリース
2009年12月16日:SHM-CDリリース
7th Gathered 1986年2月21日 LP 1997年8月6日:CDリリース
2009年12月16日:SHM-CDリリース
8th Captain Guitar and Baby Rock 1986年12月16日 LP 1997年8月6日:CDリリース
2009年12月16日:SHM-CDリリース
9th #9 1987年9月21日 LP 1997年8月6日:CDリリース
2009年12月16日:SHM-CDリリース
10th Happy House 1988年7月21日 LP 1997年8月6日:CDリリース
2009年12月16日:SHM-CDリリース
11th Dream & Revolt 1989年8月21日 LP
CD
1997年8月6日:CD再発
2009年12月16日:SHM-CDリリース
SPEEDSTAR RECORDS (Victor)
12th (ha! ha! ha!) Hard Drug 1992年6月23日 CD 2009年12月16日:SHM-CDリリース
13th Rock on Baby 1994年4月21日 CD 2009年12月16日:SHM-CDリリース
14th @HEART 1997年8月6日 CD
LP
2009年12月16日:SHM-CDリリース
15th Rock The Rock 2000年8月9日 CD
LP
2009年12月16日:SHM-CDリリース
16th 爆音ミックス "Bak-On Mix - 19Lives" 2001年1月24日 CD 2009年12月16日:SHM-CDリリース
17th JAPANIK 2008年4月23日 CD 2009年12月16日:SHM-CDリリース
18th ROKKET RIDE 2014年7月23日 CD
CD+DVD
126位

ミニアルバム[編集]

  タイトル 発売日 規格 備考
Invitation (Victor)
1st Lemon Tea 12"single 1985年10月21日 12inch 2009年12月16日:CD盤リリース
SPEEDSTAR RECORDS (Victor)
2nd Family dancing 1991年2月21日 CD 2009年12月16日:SHM-CDリリース
2014年7月23日:SHM-CD再発
Alfa Records
3rd SHEENA & THE ROKKETS IN THE 90'S 1991年 CD

ベストアルバム[編集]

  1. SHEENA & THE ROKKETS Best Selection(1983年)
  2. Early days(1985年)
  3. GO GO(1987年)
  4. The Original Rock'n'Roll Hearts(1988年)
  5. Rock ia alright(1994年)
  6. Rock'n'roll heart 2(and roots)(1995年)
  7. SUPERBEST KOLLECTION(1996年)
  8. The Very Best(2000年)
  9. Dream BOX(2003年)
  10. The Greatest Sheena & The Rokkets(2003年)
  11. ELECTROKKETS / V.A. (2004年)
  12. Rokket Factory〜the worst and rarities of Sheena & Tne Rokkets in Alfa years〜(2006年8月23日)
  13. GOLDEN HITS THE ALFA YEARS (2007年7月25日)
  14. WHITE BOX SET ; INVITATION YEARS 1984-1989 (2009年12月16日)
  15. BLACK BOX SET ; SPEEDSTAR YEARS 1990-2009 (2009年12月16日)
  16. AYUKAWA SIZE (2014年7月23日)

DVD[編集]

  1. ライブ帝国 FUKUOKA ROCK INVASION(2003年)
  2. ROKKET PARANOIA(ROKKET SIZE・VIDEO VERSION)(2004年)
  3. LOVE LIVE(2004年)
  4. SPACE SHOWER ARCHIVE シーナ&ザ・ロケッツ LIVE 9207 (2007年2月23日)
  5. ROKKET RIDE ※初回限定版 (2014年7月23日)

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 2008年2月28日ナタリー -内田裕也、細野晴臣、高橋幸宏、チバがシナロケ30周年を祝福
  2. ^ シーナ&ロケッツのシーナさん死去”. デイリースポーツ (2015年2月14日). 2015年2月14日閲覧。
  3. ^ 鮎川誠・山川健一著『ローリングストーンズが大好きな僕たち』(八曜社

外部リンク[編集]