折尾
地理[編集]
北九州市の西端にある市街地である。折尾駅の東側には堀川が流れており、その周辺には古い街並みが残っている。
一級河川である遠賀川を基軸とした流域河川生活圏域の中心都市であり、古くから栄えた。
町名としては大字折尾及び折尾1丁目から5丁目までのエリアであるが、折尾駅を中心に形成された『界隈』を指す呼称として用いられることが多い。 また、行政上は八幡西区役所折尾出張所管轄地域の総称として用いられる。
学園都市[編集]
駅の西側は学園大通りが南北に延びており、沿道には多くの学校が存在する。 北九州きっての学園都市として認知されており、周辺には大学、短期大学、高校、専門学校などが数多く立地し、隣接する若松区ひびきのには大学院や研究機関の集積する北九州学術研究都市も整備されている。北九州市内はもちろんのこと、周辺市町村からも多くの学生が通学しており、折尾駅構内や周辺地域では高校生や大学生を多く見かける。また県外から折尾付近の大学へ来ている学生も多く、それにともなって学生向けのアパートも多く見られる。
折尾地区の主な学校[編集]
大学[編集]
短期大学[編集]
専門学校[編集]
- 折尾洋裁専門学校
高等学校・中学校[編集]
- 福岡県立折尾高等学校
- 福岡県立東筑高等学校
- 自由ケ丘高等学校
- 折尾愛真中学校・高等学校
- 北九州市立浅川中学校
- 北九州市立折尾中学校
- 北九州市立則松中学校
- 北九州市立本城中学校
小学校[編集]
- 北九州市立赤坂小学校
- 北九州市立浅川小学校
- 北九州市立医生丘小学校
- 北九州市立折尾西小学校
- 北九州市立折尾東小学校
- 北九州市立則松小学校
- 北九州市立本城小学校
- 北九州市立光貞小学校
その他[編集]
主な施設[編集]
歴史[編集]

かつて折尾4丁目にあった折尾公園(1955年、後ろの塔は折尾警察署の旧庁舎)
自治体の変遷[編集]
- 1889年4月1日 - 町村制施行により、遠賀郡洞南村が発足。
- 1904年7月1日 - 折尾村に村名を改称。
- 1918年12月3日 - 折尾村が町制施行。折尾町となる。
- 1944年12月8日 - 折尾町が八幡市に編入される。
- 1963年2月10日 - 北九州市発足により、北九州市八幡区の一部となる。
- 1974年4月1日 - 八幡区が八幡東区と八幡西区に分区され、北九州市八幡西区となる。
交通[編集]
鉄道[編集]
東西に通るJR鹿児島本線と南北に通るJR筑豊本線が折尾駅で交差している。2022年3月11日までは黒崎駅から東水巻駅に向かう短絡線上にもホームが設けられていた(鷹見口)。また、かつては西鉄北九州線の折尾電停(終点)があったが、2000年に廃止された。
バス[編集]
道路[編集]
※国道199号は市街地西側で国道3号に合流。