八幡西区

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やはたにしく
八幡西区
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
北九州市
団体コード 40109-9
面積 83.13km²
総人口 253,590
推計人口、2017年10月1日)
人口密度 3,050人/km²
隣接自治体
隣接行政区
北九州市若松区八幡東区小倉南区
中間市直方市
鞍手郡鞍手町遠賀郡芦屋町水巻町
八幡西区役所
所在地 806-8510
福岡県北九州市八幡西区黒崎三丁目15番3号
北緯33度51分59.2秒東経130度45分53.2秒座標: 北緯33度51分59.2秒 東経130度45分53.2秒
八幡西区役所があるコムシティ
外部リンク 北九州市八幡西区HP

八幡西区位置図

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花尾山から見た黒崎駅周辺

八幡西区(やはたにしく)は、福岡県北九州市を構成する7区の行政区の一つである。

区の概要[編集]

北九州市の行政区のうちで最も人口が多く、市の全人口の4分の1以上を占める。黒崎駅の南側周辺は北九州市西部の中心市街地、洞海湾沿岸部は北九州工業地帯の一部をなすが、市域西部から南部には郊外住宅地が広がる。

北九州市の副都心黒崎には、百貨店、大型商店、商店街などの商業施設、区役所、公的機関、図書館などの公的・公共施設が集積している。また、交通の結節点としてJR九州と筑豊電気鉄道の黒崎駅西鉄黒崎バスセンターが集積している。

西部の折尾地区には大学短期大学高等学校等が多数存在しており、この地域は県内でも「学生の街」として有名である。また北九州学術研究都市は区境を接する若松区ひびきのにあるが、折尾駅からのアクセスが容易である。

人口規模や面積などから、かつて分区について行政レベルでも検討されたことがあった。

歴史[編集]

ここでは、現在の八幡西区の領域に関係する地域の歴史のみ記載する。その他については北九州市八幡市 (福岡県)の項も参照。

行政区画の変遷[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制施行に伴う明治の大合併により以下の各村が誕生。なおこの時、現在の浅川地区は、浅川・払川・蜑住・有毛・乙丸・大鳥居・高須・小敷・塩屋の9村合併で遠賀郡江川村の一部となり、1908年(明治41年)には江川村が島郷村に併合された。
村名 当時の人口 合併対象 現在の行政区域
遠賀郡黒崎村
(くろさきむら)
3,886人 鳴水村(なるみずむら)・熊手村(くまでむら)
藤田村(ふじたむら)・前田村(まえだむら)
区役所本庁
遠賀郡洞南村
(くきなみむら)
3,386人 折尾村(おりおむら)・本城村(ほんじょうむら)・陣原村(じんのはるむら)
則松村(のりまつむら)・永犬丸村(えいのまるむら)
本庁、折尾出張所
遠賀郡上津役村
(こうじゃくむら)
2,631人 小嶺村(こみねむら)・上上津役村(かみこうじゃくむら)・下上津役村(しもこうじゃくむら)
引野村(ひきのむら)・市瀬村(いちのせむら)・穴生村(あのうむら)
本庁、上津役出張所
遠賀郡香月村
(かつきむら)
3,875人 楠橋村(くすばしむら)・香月村・馬場山村(ばばやまむら)・畑村(はたむら) 八幡南出張所
鞍手郡木屋瀬村
(こやのせむら)
3,239人 木屋瀬村・野面村(のぶむら)・笹田村(ささだむら)・金剛村(こんごうむら)
  • 1897年(明治30年)4月23日 - 遠賀郡黒崎村、町に昇格し黒崎町(くろさきまち)となる
  • 1898年(明治31年)9月2日 - 鞍手郡木屋瀬村、町に昇格し木屋瀬町(こやのせまち)となる
  • 1904年(明治37年)7月1日 - 遠賀郡洞南村、折尾村(おりおむら)に改称
  • 1918年(大正7年)12月3日 - 遠賀郡折尾村、町に昇格し折尾町(おりおまち)となる
  • 1926年(大正15年)11月2日 - 遠賀郡黒崎町、八幡市に編入される
  • 1931年(昭和6年)
    • 4月1日 - 遠賀郡香月村、町に昇格し香月町(かつきまち)となる
    • 8月1日 - 遠賀郡島郷村、若松市に編入される
  • 1937年(昭和12年)5月5日 - 遠賀郡上津役村、八幡市に編入される
  • 1944年(昭和19年)12月8日 - 遠賀郡折尾町、八幡市に編入される
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 遠賀郡香月町と鞍手郡木屋瀬町、八幡市に編入される。木屋瀬町は、隣の植木町と異なり、直方市への合流を選択しなかった
  • 1963年(昭和38年)2月10日 - 5市合併により北九州市発足。旧八幡市部分は八幡区、旧若松市は若松区になった。但し、政令指定都市となったのは同年4月1日であり、それまで区名は町名・大字の一部(接頭句)扱いであった。
  • 1974年(昭和49年)4月1日 - 北九州市の行政区再編の一環として、八幡区が桃園公園西側の道路を境に分区され、八幡西区八幡東区が誕生、区役所となる総合庁舎使用開始。同時に若松区から浅川および小敷の一部を移管、現在の区域が確定[1]

産業・交通[編集]

学術・官公庁[編集]

区役所・出張所[編集]

2013年5月7日移転前の八幡西区役所

出張所は旧八幡市が併合した町村の役場を引き継いだものであるが、市政改革により再編されている。

出張所名 所在地
(本庁) 806-8510
(専用番号)
黒崎三丁目15番3号コムシティ4階〜6階
(専用番号を書けば記入不要)
折尾出張所 807-0824 光明一丁目9番22号
上津役出張所 806-0075 下上津役四丁目8番1号
八幡南出張所 807-1134 茶屋の原一丁目6番1号

過去に行われた出張所の再編[編集]

  • 黒崎出張所(旧黒崎町役場)→本庁へ統合
  • 香月出張所(旧香月町役場)・木屋瀬出張所(旧木屋瀬町役場)→両者を廃止・統合して「八幡南出張所」設置

町名(五十音順)[編集]

名所・観光スポット・祭り[編集]

史跡・寺社[編集]

  • 黒崎地区
  • 折尾地区
    • ひらた船︰県指定有形民俗文化財。江戸時代末から大正にかけて活躍した川船。県立折尾高等学校内。
  • 香月・楠橋・小嶺地区
    • 吉祥寺 ︰鎌倉時代に建立。本尊の阿弥陀如来像は市文化財に指定。樹齢約160年の野田藤は市の保存樹に指定。
    • 寿命の唐戸 ︰市指定有形文化財。江戸時代の治水施設。
    • 立場茶屋銀杏屋︰県有形文化財及び市指定史跡。 旧長崎街道の黒崎宿と木屋瀬宿の間の休憩所[3]

自然・公園[編集]

  • 城山緑地(黒崎城址) ︰3月下旬から4月上旬にかけて桜が見頃を迎える。
  • 金辺川の桜とチューリップ -︰4月上旬から中旬にかけて桜とチューリップが見頃を迎える。
  • 瀬板の森公園︰約4.4kmの遊歩道が整備され、散策や森林浴、四季折々の草花や野鳥観察を楽しめる。
  • 香月市民の森︰遊歩道や桜広場などが整備されている。
  • 畑貯水池︰ジョギングコースが整備され、散歩や森林浴を楽しめる。
  • 本城温泉 おとぎの杜︰アルカリ性単純温泉の天然温泉施設。

主な祭り[編集]

  • 城山緑地(黒崎城址) の桜祭り︰例年3月下旬に開催。
  • 吉祥寺藤まつり ︰例年4月下旬に開催。樹齢約160年の野田藤は市の保存樹に指定。
  • 黒崎祇園山笠︰県指定無形民俗文化財。7月第3~4週目の中で4日間開催される。
  • 木屋瀬盆踊り︰県指定無形民俗文化財。8月13~15日、木屋瀬地区にて開催される。
  • 野面の盆踊り︰市指定無形民俗文化財)。8月13日、14日に野面(のぶ)地区にて開催される。

※その他祭りやイベントについては、下記ホームページ(北九州市役所)も参照されたい。

交通[編集]

バス[編集]

鉄道[編集]

  • なお、駅はないが、山陽新幹線JR西日本)の路線が区南部を通っており、北九州トンネルの西端も区内にある。

道路[編集]

地域[編集]

健康[編集]

少子高齢化の進む北九州市の平均に比べ、年少者人口比は高く、高齢者人口比および平均年齢は低い。市内7区の中では、年少者人口比の高さ、および高齢者人口比と平均年齢の低さはいずれも2位である(1位は小倉南区)。国の平均と比べても同様だが、福岡県の平均と比べると年少者人口比以外はやや高い水準にある。

  • 平均年齢:45.0歳(市46.1歳 県44.5歳 国45.0歳)
    • 年少者人口比:14.0%(市12.9% 県13.6% 国13.2%)
    • 高齢者人口比:23.8%(市25.1% 県22.3% 国23.0%)
数値はいずれも2010年(平成22年)国勢調査統計に基づく[4][5]

主な医療機関[編集]

教育[編集]

大学・短期大学[編集]

高等学校[編集]

県立
私立

中学校[編集]

小学校[編集]

各種学校[編集]

特別支援学校[編集]

幼稚園[編集]

市立
私立

公共施設[編集]

文化施設・図書館[編集]

  • 黒崎ひびしんホール
  • 八幡西図書館
  • 八幡西生涯学習センター・大池こどもと母の図書館
  • 八幡西生涯学習センター折尾分館・折尾こどもと母の図書館
  • 八幡西こどもと母の図書館

市民センター(旧市民福祉センター・公民館)[編集]

スポーツ施設[編集]

本城でラグビー試合
  • 本城陸上競技場・野球場・運動場
  • 的場池野球場・体育館・弓道場
  • 城山野球場・体育館・庭球場
  • 折尾スポーツセンター・屋内プール
  • 大池ソフトボール場・市民プール
  • 香月スポーツセンター・柔剣道場
  • 北九州穴生ドーム
  • 黒崎体育館
  • 城山緑地庭球場
  • 香月中央庭球場
  • 岡田ソフトボール場
  • 八幡西柔剣道場
  • 折尾市民プール
  • 沖田市民プール
  • 木屋瀬市民プール
  • 上津役市民プール
  • 畑キャンプセンター

福祉施設[編集]

児童福祉施設[編集]

保育所

高齢者福祉施設[編集]

養護老人ホーム
  • 聖ヨゼフの園
  • 香月老人ホーム
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 第二善興園
  • 倫尚園・在宅介護支援センター
  • 松信園
  • サングリーンホーム・在宅介護支援センター
  • サンライズ北九州
  • もみじ苑
  • 聖ヨゼフの園
  • 出会い茶屋原
ケアハウス
  • ケアハウスあいおい
  • (もみじ苑)
介護老人保健施設
  • サンフラワーズ北九州
  • ナーシングセンター八幡
  • 翡翠苑
  • サングレース
  • しんわ苑
  • ひまわり
  • 宗寿苑

障害者福祉施設[編集]

霊園・斎場[編集]

  • 北九州市立西部斎場
    西部地域を担当する火葬場。入口に城山霊園(墓場)がある東部斎場とは異なり、洞海湾の埋立地上にあり、周囲を木々に囲まれている。
  • 十三塚霊園・納骨堂
  • 浅川霊園
  • 本城霊園

経済[編集]

区内に本社を置く主な企業[編集]

区内に事業所を置く主な企業[編集]

工業[編集]

商業[編集]

ホテル[編集]

通信・メディア[編集]

郵便[編集]

郵便局

  • 八幡紅梅一郵便局
  • 八幡紅梅四郵便局
  • 八幡熊西郵便局
  • 八幡熊手郵便局
  • 八幡相生郵便局
  • 八幡穴生郵便局
  • 八幡鳴水郵便局
  • 八幡幸神郵便局
  • 八幡萩原郵便局
  • 八幡上津役郵便局
  • 八幡大原郵便局
  • 八幡沖田郵便局
  • 折尾中央団地郵便局
  • 折尾西本城郵便局
  • 折尾本城郵便局
  • 折尾丸尾町郵便局
  • 八幡則松郵便局
  • 八幡三ヶ森郵便局
  • 八幡永犬丸郵便局
  • 折尾日吉台郵便局
  • 折尾浅川郵便局
  • 香月郵便局
  • 八幡小嶺郵便局
  • 馬場山郵便局
  • 八幡茶屋の原団地郵便局
  • 木屋瀬郵便局


簡易郵便局

  • 塔野簡易郵便局
  • 楠橋黒川簡易郵便局

 

 


電話[編集]

以下に示す市外・市内局番は総務省公開情報による。近年、通信自由化で従来のパターンが通用しなくなっている。

西日本電信電話
  • 八幡黒崎…(093)621、622、631、632、64x (x=1-7)
  • 折尾3号…(093)60x (x=1-3)、69x (x=1-5)
  • 八幡上津役…(093)61x (x=1-9)

以下、エリア分類不明。八幡西区内にも、以下のパターンに該当する電話番号の一部が存在する。

なお参考までに、西日本電信電話における一般的な割り当てルールは以下の通り。

  • 2xy…中間市・遠賀郡
  • 3xy…門司区
  • 5xy…小倉北区
  • 7xy…若松区
  • 8xy…戸畑区

携帯電話については、NTTドコモau by KDDISoftBankとも区内ほとんどの地域で利用可能となっているが、市境に接する山間部などで繋がらない地域がある。世代交代が進められていることもあり、3G(第三世代)以降のサービスのみについてエリア拡大のため基地局整備等が進められている。

新聞[編集]

八幡西区内には、地元の西日本新聞社が熊西地区に「北九州西支局」を、千代ケ崎に「折尾支局」を、それぞれ設けている。他の新聞社は、小倉北区の拠点が直接取材。

放送[編集]

テレビの電波直接受信については、皿倉山八幡テレビ・FM放送所から出される電波を受けることを基本とするが、山陰に入り電波が届かない地域をカバーするために、鳴水中継局が設けられている。が、地上デジタルテレビジョン放送に於いては、八幡放送所からの電波で十分カバーできるとされたため、鳴水中継局はアナログ放送終了とともに廃止。

  • 黒崎地区など区中心部は、小倉北区よりも皿倉山に近いため、ビル陰とならない限りは電波が強力な状態にある。

ラジオについてはFMは八幡送信所からの放送を、AMについては響放送所からの電波を、それぞれ受信する。但し、AMについては、他市町と接する周辺地域では送信所からの距離がやや離れていることもあり、高周波の2局が、季節や時間帯によっては他局からの混信障害を受ける。

出身有名人[編集]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]