黒崎祇園山笠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
この項目に含まれる文字は、オペレーティングシステムブラウザなどの環境により表示が異なります。
黒崎祇園山笠(飾り山笠)

黒崎祇園山笠(くろさきぎおんやまがさ)とは、毎年7月の3~4週目の中で4日間、福岡県北九州市八幡西区岡田宮春日神社一宮神社に奉納される、400年以上の歴史を持つ祇園祭である。その動きの激しさから「喧嘩山笠」の異名を持つ。福岡県の無形民俗文化財に指定されている。

歴史[編集]

前史

正史

開催期間[編集]

夜の黒崎祇園山笠
熊西山笠(左)と東町山笠(右)
  • 7月17日~20日(笹山運行は7月5日頃~各山により異なる)
    • 17日 - 山笠競演会(黒崎駅前ふれあい通り)
    • 18日 - 一宮・岡田宮御神幸及び各町内巡行、太鼓競演会(黒崎ひびしんホール)、八幡西区役所表敬訪問(曲里の松並木公園)
    • 19日 - 春日宮御神幸及び各町内巡行
    • 20日 - 解散式(黒崎駅前ふれあい通り)

なお、年によって日程が前後する場合がある。

山笠[編集]

運行される山笠は黒崎祇園山笠保存会に所属する山寺、熊西、熊手一番、熊手二番、熊手参番、藤田東、藤田西、東町の8基。曳き山笠で、お汐井取りを終えた後に笹山笠から直方系の人形山笠に姿を変え、夜にはこれに電飾を施した山笠が運行される。祭り前には各山笠がそれぞれの氏神神社に牽参し、祭りの成功と安全を祈願する。

  • 藤田地区(氏神:春日神社)
    • 藤田東山笠
    • 東町山笠
    • 藤田西山笠(2011年より黒崎祇園山笠保存会とは別に山笠を運行していたが、2015年から保存会に復帰)
  • 熊手地区(氏神:岡田神社)
    • 熊手一番山笠
    • 熊手二番山笠
    • 熊手三番山笠

なお、2012年10月、1948年頃に途絶えていた「田町舟町山笠」が64年ぶりに復活した[1]

2013年7月19日の前夜祭には、北九州市の市制50周年を記念して、子ども笹山笠が参加した。

囃子[編集]

囃子和太鼓(大太鼓、小太鼓)、ほら貝で構成される。祭礼に勇ましさをつけるため、関ヶ原の戦い黒田藩の使った陣太鼓の調子が取り入れられ、これに鉦やほら貝を組み込んだものと伝えられている。
黒崎祇園山笠の勇壮さは、この囃子に由来しているという言われている。
大太鼓・小太鼓・の三拍子そろった打ち方の「序破急」は「据山」「練山」及び「追い山」の三態を指揮するもので、舁き手が弥が上にも意気込むリズムであり、他に比類のない名調子である。

会場[編集]

JR鹿児島本線黒崎駅周辺

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 地域の山笠“64年ぶり復活”2012年10月9日 RKBニュース

関連項目[編集]

外部リンク[編集]