吉富町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
よしとみまち
吉富町
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
築上郡
団体コード 40642-2
法人番号 2000020406422
面積 5.72 km²
総人口 6,550
推計人口、2017年5月1日)
人口密度 1,150人/km²
隣接自治体 豊前市築上郡上毛町
大分県中津市
町の木 モクセイ1982年5月19日制定)
町の花 サツキ(1982年5月19日制定)
吉富町役場
所在地 871-8585
福岡県築上郡吉富町大字広津226-1
北緯33度36分9.5秒東経131度10分33.5秒
Yoshitomi town hall.JPG
外部リンク 吉富町公式サイト

吉富町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

吉富町(よしとみまち)は、福岡県の東部、築上郡に属する町である。

町内には「田辺三菱製薬株式会社 吉富事業所」(旧:吉富製薬 → 旧:ウェルファイド → 旧:三菱ウェルファーマ)の連結子会社である「田辺三菱製薬工場株式会社 吉富工場」(2005年4月1日に三菱ウェルファーマ株式会社の足利工場・吉富工場を分社)があり、旧:吉富製薬→旧:ウェルファイド→旧:三菱ウェルファーマの企業城下町として発展した町である。

地理[編集]

福岡県の最東端にあり、東は一級河川山国川をはさみ大分県中津市と接し、南は上毛町、西は豊前市と接する。面積は5.68平方キロメートルで、九州(沖縄県を含まない)の自治体としては最も面積が狭く、全国でも12番目に面積が狭い。東西2キロメートル南北3キロメートルほどしかなく、市街地は吉富駅周辺に密集しており、人口密度は比較的高い。

生活[編集]

吉富町は中津市まで数分の距離であり、江戸時代に同じ中津藩領として歴史を共有してきたことから、生活面や文化面等で非常に深い関係があり、市外局番(0979)、郵便番号871-××××は中津市と同一である。また、郵便も大分県中津市の中津郵便局から越県して配達に来る。

経済的に中津都市圏に属し、2005年国勢調査では全通勤通学者のうち約30%が中津市に通勤・通学している。「田辺三菱製薬工場株式会社」などの工場も所在するため、中津市からの流入人口も少なくない。生活面での結び付きも親密であり、中津市など大分県北部の公立・私立高校を受験する中学生も多く、中津市の高校への通学者は多い。これは隣接する豊前市、上毛町でも同様である。

市外局番[編集]

  • 町内全域「0979」(中津MA)
  • 東海道・山陽新幹線の車内公衆電話1989年まで(通話にオペレータを通していた)は沿線都府県内のみが通話対象地域とされていたが、吉富町(当時の大平村唐原地区も)は沿線の福岡県内でありながら、管轄電話局が「大分県」中津局であったため、通話不能であった。

郵便番号[編集]

地名[編集]

  • 今吉
  • 小犬丸
  • 小祝
  • 幸子
  • 鈴熊
  • 土屋
  • 直江
  • 楡生
  • 広津
  • 別府

隣接する自治体[編集]

  • 豊前市
  • 築上郡上毛町
  • 大分県 : 中津市

歴史[編集]

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、上毛郡幸子村・別府村・楡生村・今吉村・鈴熊村・土屋村・直江村・広津村の区域をもって東吉富村が発足。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が築上郡に変更。
  • 1896年(明治29年)5月1日 - 高浜村と合併し、改めて東吉富村が発足。
  • 1942年昭和17年)5月19日 - 東吉富村が町制施行して吉富町となる。

市町村合併[編集]

  • 当初は新吉富村、大平村と合併協議を進め、新町名「大富町」と決定していたが、新庁舎の位置を巡って3町村が対立した上、同時期に大平村で不祥事が発覚した。その影響で協議が紛糾する事態となり協議会が解散した(新吉富村と大平村は2005年10月11日に合併し上毛町となった)。
  • 吉富町は豊前市と合併協議を行っていたが、2007年8月に合併協議は白紙となった。町内には、生活面や文化面で中津市との関係が密接になっているため、将来的には中津市との越境合併を望む声が強い。そのため将来的には上毛町と同じ様に中津市との越境合併を視野に入れており、今冨寿一郎町長も将来的には豊前市、上毛町を含めた越境合併が最善だと考えている。

豊前市との合併協議[編集]

  • 2007年2月26日、福岡県知事から、合併特例法に基づき豊前市との法定合併協議会設置を全国で初めて勧告された。これにより豊前市との合併協議が進展することとなったが、上記にあるように中津市との合併意見や単独町制を望む意見も根強く、豊前市との合併は住民の意見を無視しているとの批判も大きかった。しかし、豊前市議会と吉富町議会は法定合併協議会設置案を賛成多数で可決し、4月1日に合併協議会は設立された。
  • 2007年4月22日、豊前市との合併に反対する今冨寿一郎が合併容認派の中家一(前町長)を破り、町長に当選。同日施行された町議会議員選挙でも合併反対派が躍進する結果となった。今回の町長選・町議会議員選挙は知事の勧告を住民が拒否する形になり、全国的にも影響は小さくないと見られる。
  • 2007年8月11日、今冨寿一郎町長は豊前市との合併協議を凍結する意向を固めたため、合併協議は事実上の白紙となった。豊前市の釜井健介市長は今冨氏を批判したが、今後も豊築地域での合併を目指すと見られている。

行政[編集]

町長[編集]

町議会[編集]

  • 定数:10人
  • 任期:2019年4月30日

警察[編集]

選挙区[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography40642.svg
吉富町と全国の年齢別人口分布(2005年) 吉富町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 吉富町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
吉富町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 7,317人
1975年 7,635人
1980年 7,749人
1985年 7,549人
1990年 7,364人
1995年 7,223人
2000年 7,188人
2005年 7,053人
2010年 6,792人
2015年 6,627人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

産業[編集]

  • 田辺三菱製薬工場株式会社(田辺三菱製薬の連結子会社、旧:吉富製薬 → 旧:ウェルファイド → 旧:三菱ウェルファーマ)

漁業[編集]

  • 吉富漁港

特産品[編集]

  • 海苔 - 「豊前のり」と呼ばれる。
  • カキ - 「豊前海一粒カキ」と呼ばれる。

交通[編集]

吉富駅

空港は北九州空港北九州市苅田町)が最寄り。

鉄道[編集]

バス[編集]

地元タクシー会社による以下のコミュニティバス・乗合タクシーを運行している。

以前は西鉄バスグループが当町と豊前市行橋市・中津市の間を結ぶ路線や、中津市と新吉富村大平村(現:上毛町)を結ぶ路線を運行していたが、2004年4月1日に廃止された。代替として同日より上記のコミュニティバス・乗合タクシーを運行している。

道路[編集]

一般国道は通っていない。

高速道路[編集]

主要都市までの距離[編集]

  • 中津市 1km
  • 豊前市 5km
  • 北九州市 50km

吉富町出身の有名人[編集]

外部リンク[編集]